クトゥルフ系ライダーに転生した俺は掲示板のスレ民と愉快な仲間たちと世界を守る 作:響く黒雲
今回からコテハン付きの転生者が数人出てきます。掲示板ですから、一般転生者だけじゃないんですよ!
「みなさん、ボンヌ・レクチュール!ボクはタッセル。今、ボクは期待と不安で胸がいっぱいなんだ!」
不思議な世界にぽつんと建っている一軒の家。そこに住んでいる奇っ怪な紳士タッセルが何時もの調子で語りだす。
「それと言うのも、飛羽真たち若き剣士たちが禁断のワンダーライドブックを――――――」
―――――――ピンポーン……
ただ今回はどうも様子が可笑しいようで、普段なら崖の切り立ったこの家に現れるはずのない来訪者がやって来て、インターホンを鳴らした。
「―――――――んもう!誰だい?せっかくあらすじをみんなに話している最中に!」
邪魔をされたタッセルは突然の来訪者に怒り心頭、不機嫌になりながら家のドアを開けると……
「どちらさま?―――――ああ、貴方でしたか!」
先ほどの怒りは何処へやら、表情を喜色一面にしてにこやかに来訪者を出迎えた。
「ささ、どうぞ!今日はどうしてこちらに?」
「ほしのかれのものがたりをみたくてね」
「彼は貴方の指金でしたか」
「さしがねだなんてとんでもない。こどもたちがいじってこわしたのをなおしてまたうごけるようにしただけさ」
理解できない言語を話すこの来訪者の言葉をタッセルは理解しているらしく、普通に話すのと変わりなく談笑を続けていく。
「でも…大丈夫です?貴方は眠ってなければ不味いのでは?」
「もんだいないよ。ここにいるのはしねんだから」
「なるほど思念体……貴方なら夢想体と言うのが正しいかもしれませんが」
「それよりいいの?またせてるみたいだけど?」
「ああ!みなさん、失礼しました」
そうしてタッセルは談笑を止めて再びあらすじを語り始めた。
「どこまで話したかな………そう!飛羽真たち若き剣士が禁断のワンダーライドブックを持っていってしまったんだ!」
「へぇ、いまそんなかんじなんだ」
「ちょっとお静かに。その飛羽真たちを追って、復活した星の剣士、仮面ライダーバルザイことテリオ=カーターが彼らの元に走る!一体どうなるのでしょうか!こちらのお方と一緒に楽しみましょう!」
「よろしくねー」
語るべきは語ったとばかりに、タッセルと来訪者はにこやかに手を振った。
◆◆◆
「デザスト!」
飛羽真たち三人は、取り込まれた現実世界とワンダーワールドの境界を聖剣の力で越えると、すぐそこには大量のピラニアメギドとそれを引き連れたメギドの剣士、デザストがいた。
デザストは気だるそうに身体を傾け、飛羽真たちを確認すると態度を一転、楽しそうに飛羽真に話し出す。
『なんだ、ようやく来たのか火の剣士!それに水の剣士に雷の剣士。いいねぇ、楽しくなってきた』
「今度は何を企んでいる!」
賢人が問うと、途端に何かを思い出したかのようにめんどくさがってまた気だるげにあっさりと喋る。まるで興味がないように。
『あぁ~…… カリバーの奴が誰かを誘きだしたかったみたいだが……どうやらお前たちじゃないみたいだ』
「カリバーが?奴が関わっているのか」
「どちらにせよここでお前を倒します。この水勢剣流水に誓って!」
「あぁ。物語の結末は、俺たちが決める!」
三人はソードライバーを取り出し腰に着け、各々のワンダーライドブックを起動させた。
【【【聖剣ソードライバー!】】】
【ブレイブドラゴン!】
【ライオン戦記!】
【ランプド・アランジーナ!】
起動したワンダーライドブックをそれぞれ神獣、動物、物語のスロットに装填して聖剣を引き抜いた。
「「「変身!」」」
【烈火抜刀!】
【流水抜刀!】
【黄雷抜刀!】
引き抜いた聖剣で各々が演舞を舞い飛羽真は×の字に倫太郎は横一文字に賢人は斬り上げて炎、水、雷の斬撃を飛ばして仮面として纏った。
【ブレイブドラゴン!】
【ライオン戦記!】
【ランプド・アランジーナ!】
真紅の龍を右半身に纏った炎の剣士セイバー。蒼きライオンの鎧を纏った水の剣士ブレイズ。ランプの魔神を左半身に纏った雷の剣士エスパーダ。
三人の若き剣士たちが勇猛果敢な姿を現す。
『いいねぇ!世界が擦れる退廃的な匂いと剣士の血の匂い。最高だ』
「お前たちを倒して、人々を元の世界に戻す!」
そう宣言すると同時に飛羽真たち三人の剣士とデザストとピラニアメギドは動き出した。
「飛羽真君、ピラニアのメギドは!」
「俺と倫太郎で相手をする!」
「わかった。俺はデザストを!」
倫太郎と賢人はピラニアメギドに対処するために駆け出し、飛羽真はデザストに向かって真っ直ぐ戦いを挑む!
『俺の相手はお前か。炎の剣士』
「デザスト!カリバーは一体誰を探している!」
飛羽真は斬りかかりながら先程デザストが言っていたカリバーと言う剣士が誘きだしたかった人物について聞き出そうとするが、デザストは非常に刹那的な性格をしたメギドだ。
『そんなこと気にしている場合か?今は、俺との遊びを楽しもうぜ!』
「くっ!答えろ!」
一度戦いが始まればそう素直に喋るようなメギドではなく、単純に楽しもうとする。
『チッ!……はぁ。俺に勝てたら教えてやるよ!』
故に相手の目的すらもデザストにとっては戦いを楽しむ為のエッセンスでしかない。わざと挑発して飛羽真の力を更に高めようとするのだ。
「ハッ!」
「フッ!」
所変わって倫太郎と賢人は大量のピラニアメギドを撃ち落としていたが、数が数なだけに対処しきれないメギドが一体、二体と存在し、ゆっくり確実に疲弊していった。
「う………数が多いですね」
「一体一体は大したことないんだけどな」
「これだけの数のメギド、一体何処から……」
徐々に徐々に追い詰められていく二人だが、それでも街の人々を救う為に聖剣を振るい続ける。
「ハァッ!タァ!……しまっ、うわ!?」
「倫太郎!カハッ!?」
だがピラニアメギドたちの猛攻に遂に倫太郎が弾き出され、それに気を取られた賢人も弾かれる。
「倫太郎!賢人!」
『余所見をしている場合か?』
「グアッ!?」
それをデザストの剣を受けながら見ていた飛羽真だったが、その隙を突いてデザストが飛羽真を倫太郎たちの所へ斬り飛ばす。
「飛羽真!」
「飛羽真君!大丈夫ですか!?」
「なんとか……でも」
飛羽真たちの周囲にはピラニアメギド、目の前にはデザストと見事に囲まれてしまっていた。
「囲まれたか…」
「状況は最悪ですね」
『お前たちその程度か?もっとやれるだろ?全力で俺を楽しませてくれよ』
正に絶体絶命、加えてデザストからの屈辱的な挑発。仮にここに尾上か大秦寺が居れば冷静に状況を見極め行動しただろう。
だが、三人はまだ発展途上の剣士。
「……黒いワンダーライドブックを使おう」
「ですが飛羽真君!」
「力に呑まれれば終わりだぞ?」
故に最悪の選択を選んでしまった。
「今の状況を抜け出すにはコレしかない」
「……確かにな」
「使うしかない、ですか」
意を決した三人はテリオの黒いワンダーライドブックを取り出して飛羽真はレジェンド・オブ・クトゥルフを、倫太郎はハウンドドッグティンダロスを、賢人はストレイブラックキャットを起動させた。
【レジェンド・オブ・クトゥルフ!】
【ストレイブラックキャット!】
【ハウンドドッグティンダロス!】
それはテリオが起動した時とは余りにも違いすぎるおぞましいと言う以外に言葉がでない声でワンダーライドブックが読み上げられるが、危機的状況に陥っている飛羽真たちは気にせずライドブックを対応するスロットに装填する。
瞬間、闇を超える狂気のエナジーが三人を包み、聖剣を引き抜いた。
【烈火抜刀!】
【流水抜刀!】
【黄雷抜刀!】
【二冊の本を重ねし時、聖なる剣に力が宿る!】
【ワンダーライダー!】
【ドラゴン!クトゥルフ!】
【ライオン!ティンダロス!】
【アランジーナ!ブラックキャット!】
16年前猛威を振るった星の剣士バルザイの鎧の一部が、若き剣士たちの身に纏われてしまった……
◆◆◆
1:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
新しいスレ建てといたよ。
2:一般転生者 ID:jiKBvBVSZ
サンキュー
3:一般転生者 ID:IrSA2IqyP
移動中なのにすまんなイッチ
4:一般転生者 ID:KzFWxC26A
つかなんや?そのコテハン
5:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
ノーザンベースを出る時にソフィアさんに教えてもらった。俺は星の剣士バルザイっていうんだって
6:一般転生者 ID:LsbbOOt6P
バルザイ!?
7:一般転生者 ID:gPZWs7OQU
ライダーの名前には剣やそれに関わる名前が付けられるけど……そっかぁ。
8:一般転生者 ID:2oUElg0lA
仮面ライダーバルザイ……何かイイな!
9:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
ありがとう、俺も気に入ってる。
10:一般転生者 ID:L9AD4qgkt
知らん奴は幸せやな……
11:一般転生者 ID:434przVoE
え?
12:一般転生者 ID:o+EiY9NIJ
まさか、例によって厄ネタ?
13:一般転生者 ID:8timw66wX
せやで。バルザイの偃月刀っていってな?邪神様を召喚するための儀礼剣なんやで?
14:一般転生者 ID:FGVbw02eo
ひぇ……ち、ちなみに喚べる邪神様は……?
15:一般転生者 ID:lnRdT2xMo
コレ知っとる奴多いんちゃうか?ヨグ様やで
16:一般転生者 ID:2z5AOs//j
ギャアァァァァ!!!
17:一般転生者 ID:EQ8crPv75
俺でもシッテルゥ!!!
18:一般転生者 ID:PgW7mFu8M
………(白目)
19:一般転生者 ID:Mex4QlTQF
阿鼻叫喚じゃないか
20:一般転生者 ID:ihtRNEUBx
エセ関西ニキ……
21:関西転生者 ID:hnshin334
なんでや!?ワイのせいちゃうやろ!あと、エセやない!
22:一般転生者 ID:VYlp78Woy
地味にコテハン変えるな。
23:一般転生者 ID:xZwiAVUue
コテコテのふりしたエセ関西人だろ
24:一般転生者 ID:8NdFhwnAy
これからエセ関西ニキって呼ぶな?
25:関西転生者 ID:hnshin334
舐め腐りおってぇ…!
26:一般転生者 ID:rur0BY7lZ
そういやイッチ静かだな
27:一般転生者 ID:TUon9jlrx
移動中なんでしょ?
28:関西転生者 ID:hnshin334
せやな……イッチ?
29:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
ヤクネタヤダヤクネタヤダヤクネタヤダヤクネタヤダヤクネタヤダヤクネタヤダヤクネタヤダヤクネタヤダヤクネタヤダヤクネタヤダヤクネタヤダヤクネタヤダヤクネタヤダヤクネタヤダヤクネタヤダヤクネタヤダヤクネタヤダヤクネタヤダヤクネタヤダ
30:一般転生者 ID:g7aCM3tNH
ヒェッ……イ、イッチ!?
31:一般転生者 ID:xGATm4RiU
こ、こいつ……
32:一般転生者 ID:lDDCv1JJ2
SAN値がない……(厄ネタが)多すぎたんだ。
33:一般転生者 ID:OdUcMN8HT
何言ってんの?ID見ろよ。
34:一般転生者 ID:OCG5Bnboe
イッチ元からSAN値ないよ?
35:一般転生者 ID:KjJIOA/4E
え?(確認中) あ!ホントだ!
36:一般転生者 ID:2Crnmvw+k
マジがイッチ
37:一般転生者 ID:w2cYCNJlp
だから危機的状況でも冷静だったんすねぇ~
38:一般転生者 ID:WfgStq+cG
最初からなければ狂いようがないってか
39:一般転生者 ID:xxT1rl5Jx
考えたな神様
40:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
……SAN値って何?(ノ_・,)グスン
41:一般転生者 ID:7U3Be+St2
泣くなよイッチwww
42:一般転生者 ID:F4aDP0a8A
推定百歳越えの泣きっ面ってどうよ?
43:一般転生者 ID:Szo9EEByK
場合によっては……
44:一般転生者 ID:h+6iMW6/w
イッチ童顔だし……まぁ
45:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
>>43
>>44
妙な励ましかた止めロォ!
46:関西転生者 ID:hnshin334
すまんなイッチ。SAN値ちゅうんは、大体精神力を数値化したものやで。(;д; )ヽ(´ー` )ヨシヨシ
47:一般転生者 ID:aKHQEGalh
やさしい
48:一般転生者 ID:tmR8GOxa7
や さ し い せ か い
49:一般転生者 ID:zViX607gH
や さ い せ い か つ
50:一般転生者 ID:eimtNZafE
テンプレ再び
51:一般転生者 ID:kGpA0XPPJ
ちなみに0になると発狂して狂人だから、イッチもう狂人やで
52:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
………(´;ω;`)ブワッ
53:関西転生者 ID:hnshin334
ゴルルァ!イッチ泣かすといてこますぞ……!
54:一般転生者 ID:b2vqPjvCh
ご め ん な さ い (笑)
55:関西転生者 ID:hnshin334
……お前ラグナロクブレイカーな?
56:一般転生者 ID:UIcQY54Af
ヒェッ
57:一般転生者 ID:v6ApJ0PDz
エセ関西ニキ、兄貴じゃなくて姉貴かよwww
58:一般転生者 ID:7jnRlKn34
しかもリリなののはやてとかいい特典引いてるし。
59:一般転生者 ID:iQtAO2BBb
これからはオカンと呼ばせていただく
60:関西転生者 ID:hnshin334
ハァ…… もうええわ。話し先に進めよイッチ
61:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
ア"リ"カ"ト"ウ"オカン……(ノ_<。)ゴシゴシ
62:関西転生者 ID:hnshin334
いきなりかいな
63:一般転生者 ID:skXRcwy2Q
イッチwww
64:一般転生者 ID:bK4YRInud
流石狂人
65:一般転生者 ID:8/ItLRFe7
なんだかんだ一番順応高いのイッチなの草
66:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
ヨシッ!(現場猫)話整理すると飛羽真君たちが俺のライドブック持っていっちゃったんだ!
67:一般転生者 ID:R6GaYk/mp
切り替えが早すぎる!?
68:一般転生者 ID:oSfFBePds
何もよくない
69:一般転生者 ID:Pr9Wia+Ot
……ふざけるの止めようか
70:関西転生者 ID:hnshin334
せやな。ウチでもヤバいって分かるで?
71:一般転生者 ID:sBWriLnxu
関西ネキ何時の時代?
72:関西転生者 ID:hnshin334
これから六課立ち上げる所や
73:一般転生者 ID:j16G5Mw5T
じゃあstrikerか
74:一般転生者 ID:TdrV4JfCb
関西ネキの話はまた今度な。今はイッチだ
75:一般転生者 ID:f2OJ+xxEU
確か、イッチことテリオさん以外が使うとヤバいんだっけ?
76:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
肉体もだけど精神の方がダメージあるってソフィアさんが言ってた。それで剣士辞めた人もいるって
77:一般転生者 ID:Gai307Fan
ますますヤバいじゃん!?
78:一般転生者 ID:gPjUbDeuR
流石に主要メンバーが居なくなるのは不味い
79:一般転生者 ID:Q2JwV7DFh
実際どのぐらい影響あると思う?邪神様の力を度外視で
80:一般転生者 ID:Bhp+T9iV5
うーん……ある程度なら修正力が働くけど
81:一般転生者 ID:UOsjT/E/1
実際、害悪転生者のせいで物語が崩壊した世界もあるからな
82:一般転生者 ID:AKxIcZlT+
そういう場合どうしてるんだっけ?
83:一般転生者 ID:0Mn7vT438
その世界ごと転生させた神様が消してるな
84:一般転生者 ID:mC/T+HRsb
はぇー、詳しいね?
85:一般転生者 ID:lkmS37nIm
何度か立ち合ったからな
86:一般転生者 ID:uKDVwJAo0
ちなみに転生特典は?
87:一般マスター ID:Kbm358o2
キーブレード
88:一般転生者 ID:LGUFnTI05
キーブレードマスターの時点で一般な訳あるか
89:一般転生者 ID:lTEgyKoPA
コテハン矛盾してるぞwww
90:一般転生者 ID:8FuLH0kjT
で?マスターニキからしてどうよ?
91:一般マスター ID:Kbm358o2
主役が居なくなるのはアウトに決まってるだろ
92:一般転生者 ID:o83I90H9A
デスヨネー
93:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
主役……飛羽真君か
94:一般転生者 ID:4H6al5XHv
そうだよ。教えたよね?
95:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
あぁ、聞いてた
96:一般転生者 ID:Ljro8bU80
イッチ?
97:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
飛羽真君さ、イイやつなんだよ。まだちょっとしか話してないしそんな付き合いないけど
98:一般転生者 ID:49f1UYryh
もしかしてイッチ……マジ?
99:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
真剣だよ。浮かれてた自分を斬り殺したいぐらいだ。必ず助ける……この聖剣に誓って
100:一般転生者 ID:9ElgMiSfq
おおう…… よし、イッチがマジモードに入った所で対策取ろうか。
101:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
そうだな。それを考えるのと考えないのとでは結果が違う。
102:関西転生者 ID:hnshin334
やっぱ切り替え早いなイッチ
103:一般マスター ID:Kbm358o2
あぁ、掲示板越しでも分かるぐらいマジだ
104:一般転生者 ID:mUZThmX4K
これが常時SAN値0の狂人の行動か
105:一般転生者 ID:YP9LnptQA
前にも言ったようにライドブックって形に収まっているから邪神様の力はそこを逸脱したりはしない
106:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
ただし影響は出る、か
107:一般転生者 ID:gqFD4kFWE
うん。でも基本ソードライバーから外せば解除されるから
108:一般転生者 ID:z3SNgS4oo
問題は使っていた場合だよね。
109:一般マスター ID:Kbm358o2
あぁ、力に呑まれて狂気に堕ちていたら厄介だ
110:一般転生者 ID:4ublkgWY8
イッチ今変身できるライドブック無いしなぁ……
111:関西転生者 ID:hnshin334
イッチ魔法使えんやろ?使えればバインドやらで止められるんやけど
112:一般転生者 ID:J9RdfbGa3
……それだ。それだよ関西ネキ!
113:関西転生者 ID:hnshin334
えぇ!?ウチなんか言った!?
114:一般転生者 ID:rSUZvkLUf
魔法さ!イッチは聖剣、しかもソードライバーの奴を持ってるんだぜ!
115:一般転生者 ID:Ogp+widcc
……そういうことか
116:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
どういうこと?
117:一般転生者 ID:4vYCl3Jk5
イッチの聖剣はライドブックを読み込む事で変身しなくてもライドブックに応じた技が使えるんだ!
118:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
星辰剣狂星ってそんなこと出来たんだ……
119:一般転生者 ID:mRsmyGU0G
でもイッチライドブック無いやん
120:一般転生者 ID:usgFoOEPW
あっ、そっかぁ……
121:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
いや、持ってる
122:一般転生者 ID:lHCQ2dY4E
ファッ!?
123:関西転生者 ID:hnshin334
ウチ聞いとらんよ!?
124:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
大秦寺君が持たせてくれたんだ。コレ二つ
『画像』
125:一般転生者 ID:u1VJacunu
おお!
126:一般転生者 ID:JEEOw3PwL
流石鍛冶屋、有能
127:一般転生者 ID:Z8hyQK/F8
あの人無限に株を上げてくな。
128:一般マスター ID:Kbm358o2
二つの内一つは最適かもしれない
129:一般転生者 ID:WFWx6FtXH
逆にもう片方なんで?
130:関西転生者 ID:hnshin334
なんでやろなぁ……
131:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
これ使えばいける?
132:一般転生者 ID:f4pOXTOpv
分からんけど可能性はある
133:一般転生者 ID:vVQrr6uLQ
イッチ、発動には剣先とライドブックにある同じマークを重ねるんだよ?
134:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
分かった
135:一般転生者 ID:iSmQXADAJ
作戦確認!まずイッチのライドブックを取り返す。次に変身してメギドを倒す!以上!
136:一般転生者 ID:VDOaZx66p
解りやすいがもっと説明しろ
137:関西転生者 ID:hnshin334
指揮官向いてないで?アンタ
138:一般転生者 ID:QtAIXA5sZ
はやてである関西ネキが言うんだ、間違いない
139:一般転生者 ID:iSmQXADAJ
(´・ω・`)ソンナー
140:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
そろそろワンダーワールドの境界だから実況モードに入る。
141:一般転生者 ID:wDq83+dr+
健闘を祈る(*`・ω・)ゞビシッ
142:一般転生者 ID:ed/GpgzJY
(*`・ω・)ゞビシッ
143:一般転生者 ID:G3TB2oOxp
(*`・ω・)ゞビシッ
144:関西転生者 ID:hnshin334
(*`・ω・)ゞビシッ
145:一般マスター ID:Kbm358o2
(*`・ω・)ゞビシッ
146:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
( ̄▽ ̄)bイテキマース!
147:一般転生者 ID:JgjnDcKmD
イッチはさぁ……
148:一般転生者 ID:OYmip/M3C
どうして最後にふざけるか
149:関西転生者 ID:hnshin334
帰ってきたらお仕置きやな、イッチ
150:一般マスター ID:Kbm358o2
関西ネキ母性目覚めてない?
151:一般転生者 ID:W8ANk33J4
やっぱりオカンですねぇ!
152:一般転生者 ID:pljtb2FuD
八神はやてに憑依転生するだけあるなぁ
【実況モードに移行します】
◆◆◆
『ハハ、ハハハハハッ!なんだそれ?凄まじい程漂ってくるイカれた狂気の匂い!その玩具にそんな物があったなんてな!』
テリオのワンダーライドブックを使って黒い鎧を増加した剣士たちを見たデザストは狂喜する。楽しくて愉しくて仕方がないというようにウキウキと剣を遊ばせながら。
だが、当の飛羽真たちはその限りではない。
「ぐ……なんだよ、コレ!?」
飛羽真の左半身は肩が神殿を象っていて中には大きな瞳、その神殿から腕にかけて黒い触手が纏わりついて手甲を形成、腰マントはボロボロに風化したかのような外見の【仮面ライダーセイバー ドラゴンクトゥルフ】
「不味いですよ、早くケリを着けないと……!」
倫太郎は右半身の肩が痩せ細り口を開けた猟犬を象り、その腕や胴体には蝙蝠、チェシャ猫、人狼、人間など物語の中で確認出来たティンダロスの要素が詰め込まれ背中から伸びる角の様な管と喰い千切られた様にボロボロの腰マントが特徴の【仮面ライダーブレイズ ティンダロスライオン】
「気が狂ってしまいそうだ……」
賢人は胴体を構成する黒猫を象った鎧で中央の猫の瞳が炎の様に燃えて輝きを放ち、背中に靡く二つのマフラーは黒猫の手を模して鋭い爪も肉球も付いている。その前掛けは引っ掻いた様にボロボロになっている【仮面ライダーエスパーダ ブラックキャットアランジーナ】
黒いワンダーライドブックの狂気に呑み込まれないように正気を保つので精一杯の様子で、溢れる力に振り回されない様に歯を食いしばり、聖剣を握る手に力が籠る。
「ぐ、ぅおおおおおお!行、く、ぞォ!」
飛羽真は無理矢理左半身を突きだし身体を動かす、たったこれだけの動作ですら飛羽真の精神と肉体を確実に蝕んでいく。
―――――瞬間、神殿の瞳が赤く輝いて無数の触手がピラニアメギドを貫いた。
「うぇっ!?……なんて力だ……」
飛羽真にしてみればほんの少し身体を動かしただけなのだ。にも関わらず無数のピラニアメギドの多くを貫き倒してしまった事に驚く。
信じられない様に肩の神殿を覗くと、赤い瞳と目があった。
「グアアアアアッ!?な、なんで……!?」
その瞬間、再び瞳が輝き飛羽真の肉体を無数の触手が身体の構造を無視して縛り上げる。
「ち、力が……制御出来ない!?」
「飛羽真君!あ、うわあああ!?」
倫太郎は飛羽真を助けようとするが、右半身の猟犬の瞳が輝くと独りでに動き出し、ピラニアメギドへ勝手に向かっていく。
「ど、何処に行くんですかああああ!!!」
右半身に引っ張られるままにピラニアメギドに向かって行く倫太郎。当然普段の様な流麗な剣さばきが出来る訳も無く、バランスが取れないまま振り回されていく。
「倫太郎!?クソッ!」
満足に戦え無くなった二人を見て、賢人は自分が護らねばと躍起になり、漆黒の雷を振るってピラニアメギドを殲滅していく。
「これなら……!ハッ!」
黒い雷が次々に敵を殲滅していくが、賢人の目にある人物が映る。
「な、お前は……!」
そこにいたのは邪悪な闇のドラゴンを従える鉄仮面の騎士――――――
「カリバアァアァァアァァァ!!!」
賢人の黒い雷が空を斬る。その雷は何もない場所で炸裂した。
「賢人!?」
「何をしているんですか!?」
「うるさい!俺は……俺がカリバーを倒す!ウオオオオオッ!!!」
また賢人か雷の剣を振り抜き、雷を放つ。何もない場所で炸裂した。
「落ち着け賢人!カリバーはここには居ない!」
「父さんは何処だ!答えろ!!」
飛羽真が言うようにカリバーなる騎士はここには居ない。それは全て賢人が見ている幻覚なのだ。賢人の胸の黒猫が妖しく瞳を輝かせていた。
『ハハッ。確かに強力な力みたいだが、操るどころかもて余して愉快な事になってるな』
途中から自分に攻撃が向いて来ない事に退屈を覚えたデザストだったが、黒いワンダーライドブックの力に振り回される三人を見てニヤニヤゲラゲラと笑っていた。
『そろそろ飽きて来たな……ん?』
だがそれもここまでと立ち上がり、三人に引導を渡そうとした時、ワンダーワールドの境界が開き新たな剣士がやって来る。
『なぁんだ、まだ居るじゃないか?面白そうな剣士が』
そうしてデザストは、愉しげに来客を迎えた。
◆◆◆
153:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
『なぁんだ、まだ居るじゃないか。面白そうな剣士が』
「君に構ってる暇は無いんだ。そこを退いてくれないかな」
154:一般転生者 ID:vcWVNbexN
>>153
デザスト!?
155:一般転生者 ID:ryk49gmOx
うわー2回目で結構な強敵きたね
156:一般転生者 ID:Kc66MW8Fa
イッチもイッチでデザスト知らんから塩対応だし
157:一般転生者 ID:9qIbM6RLX
飛羽真君たちの安全が最優先だから多少はね?
158:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
『つれないこと言うなよ。お前の前の剣士たちは勝手に自滅し始めるし退屈なんだ』
「……なんだって」
『見てみろよ』
「……ッ!黒いワンダーライドブックを使ったのか!?」
159:一般転生者 ID:mpHqzEH2e
あちゃー、遅かったか
160:一般転生者 ID:PWlqt1T9b
なんで主役組ってこういう思い切りはいいの?
161:一般転生者 ID:ATMdjsNVY
主役だからでしょ
162:一般転生者 ID:eaHLPcbWF
というか他のライドブックどうした
163:一般転生者 ID:V20mIHMmh
使命感と勢いで来ちゃったんでしょ。彼らまだイッチと比べて若いし
164:一般転生者 ID:Kngr0zSdd
またイッチ泣くぞ……
165:関西転生者 ID:hnshin334
>>163
次イッチ泣かしたらミストルテインな?
166:一般転生者 ID:pekkOKvmr
許してクレメンスオカン
167:一般転生者 ID:VCYS2heSz
イッチの保護者が板に付いてきたなオカン
168:一般転生者 ID:+D2tgVSFW
狂人はそれぐらいじゃ怯まんてオカン
169:関西転生者 ID:hnshin334
>>166
>>167
>>168
い い ん や な?
170:一般転生者 ID:pt/FcvzUX
>>166
>>167
>>168
これが彼らの遺言だった……
171:一般マスター ID:Kbm358o2
その後の姿を見たものはいない
172:一般転生者 ID:s6oRUA48R
悲しいなぁ……
173:一般転生者 ID:f87EkrKa7
ショッギョムッジョ
174:一般転生者 ID:kywBDB2uU
インガオホー!
175:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
「今助けるから、待ってて!」
『その前に俺を倒してからだ!』
「くっ、邪魔だ!」
176:一般転生者 ID:ly25ByDnr
生身でデザストの剣受け切ってるんですが
177:一般マスター ID:Kbm358o2
肉体に染み付いているんだろうな
178:一般転生者 ID:DzAFnZFpw
>>175
デザストほどの強敵を邪魔で片付けるな
179:一般転生者 ID:xrHKQHrq8
つか実況見る限り、イッチのライドブック使ってるよな、あの三人
180:一般転生者 ID:Rygbr+5rS
あんな見た目になるんだ。
181:一般転生者 ID:HmiTLVEni
セイバーはなんか左半身から触手プレイ受けてるし、ブレイズは右半身に引っ張られてるし、エスパーダに至っては何あれ?
182:一般転生者 ID:tJOC3OaEw
叫びながら雷撒き散らしてるな
183:一般転生者 ID:m5KvQ5sJM
何があった……
184:一般転生者 ID:ll7hU2aSx
見るに多分、
セイバー → レジェンド・オブ・クトゥルフ
ブレイズ → ハウンドドッグティンダロス
エスパーダ → ストレイブラックキャット
だよね?
185:一般転生者 ID:g9CJqE3fk
黒い鎧が出てる部分がそうだしね
186:一般転生者 ID:9cGFqQfbB
倫太郎君完全にワンコに振り回される飼い主で草
187:関西転生者 ID:hnshin334
ワンコ言うてもティンダロス犬じゃないで?
188:一般転生者 ID:kpFWQMQzv
え?そうなの
189:関西転生者 ID:hnshin334
詳細は省くけど良くある勘違いやな。正確にはティンダロスっていう都市に住んどる生命体なんやけど、正しい姿が確認されてないんよな。
190:クトゥルー博士 ID:iaiaFuguTn
より深く踏み込むと最初にティンダロスと思われる生命体に出会った人が「ティンダロスの猟犬め」と言ったのが始まりとも言われその後、誤植や誤った挿絵等で四足歩行の狼の様な生物が描かれることが多くなりました。
191:一般転生者 ID:OWrTaOGet
博識ニキ!?
192:一般転生者 ID:IqkxGK1WZ
ついにコテハンを……!
193:クトゥルー博士 ID:iaiaFuguTn
はい。本腰入れて支援しようと思いましてこのようなコテハンに致しました。基本監視だけですが知識が必要な時にフラッと投稿するのでよろしくお願いいたします。
194:一般転生者 ID:7FF0YIBXj
文面でわかる。IQ高い人やん!
195:一般マスター ID:Kbm358o2
>>193
ちなみに転生特典は?
196:クトゥルー博士 ID:iaiaFuguTn
特典と言えるか解りませんが……イノベイターやってます。
197:一般転生者 ID:Ad/N2prNt
十分凄い特典やで
198:一般転生者 ID:4V8kwjH25
ガンダムOOかぁ。
199:クトゥルー博士 ID:iaiaFuguTn
先に言っておきますとELS襲来から25年経ってます
200:関西転生者 ID:hnshin334
もう劇場版は終わってるんや
201:一般マスター ID:Kbm358o2
その話は長そうだし、また今度な
202:クトゥルー博士 ID:iaiaFuguTn
えぇ、ティンダロスについてもう少し纏めときます
203:一般転生者 ID:/8rvt494z
博識ニキ改め博士ニキ、アリガトー!
204:一般転生者 ID:/ev4Co3NR
話だいぶ逸れたけどイッチどうなった?
205:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
「全く…三人共無茶をして!」
『すみませんテリオさん』
『お手を煩わせてしまって……』
206:一般転生者 ID:OEJvoGfVk
モウタスケテルー
207:関西転生者 ID:hnshin334
なんやて!?クソ!イッチの勇姿見逃したァ!
208:一般転生者 ID:acD6HP/sw
オカン落ち着け
209:一般マスター ID:Kbm358o2
ちょっと目を離した隙に……
210:一般転生者 ID:khY63Rsze
やっぱイッチ強すぎぃ!?
◆◆◆
「うわっ!?ハッ!」
『ハハハハッ!いいなお前。15年前には居なかった奴がここまでやるなんてな!』
「邪魔するな……てッ!」
このデザスト?と呼ばれているメギドにワンダーワールドに突入して早々目を付けられてしまったせいで酷い状況の飛羽真君たちを助けに行けやしない。
今だって変身出来ないまま聖剣と奴の剣が鍔迫あって力を抜いたら一気に押されそうだ。
「テリオ……さん……!」
「じっとしてるんだ飛羽真君!無理に動けば更に絞まるぞ!」
「そう、ですけど…賢人と、倫太郎が……!」
チラリと二人の方を見る、倫太郎君は腕に引っ張られてどんどん体力を奪われているみたいだし、賢人君に至っては誰かを探しながら狂った様に雷を撒き散らしていた。
………一番不味いのは賢人君か。
『そら!余所見していると、あっさり終わっちまうぞっ』
「ふらふらしてると思ったら、的確に隙を狙ってくるな君!こっちのピラニアも邪魔だし!」
そうしてデザストの剣を弾いて、飛び掛かってきた二体のピラニアメギドを聖剣の一太刀で塵に還す。
『いいぞ……もっと楽しませろ!』
「悪いけどここまでだ!」
勢いをまして突っ込んでくるデザストに真後ろにいたピラニアメギドを蹴り入れてぶつけた。
『うおっ!?―――重い、退け、邪魔だ!』
「君の相手はまた後だ!」
もう二、三体乗せて置いて俺は賢人君の所まで走り、追い付いた時彼はまだ雷を撒き散らしていた。
「どこだ!どこにいるカリバー!」
「賢人君……今止めるから!」
俺は星辰剣狂星の剣先にワンダーライドブックをかざした。
【かぐや姫!ふむふむ……】
これが、大秦寺君が俺に持たせてくれた二つのワンダーライドブックの一つ【月の姫かぐやん】だ。
「見つけたぞ……カリバァァァ!!!」
俺をカリバーなる人物と見間違えた―――いや、実際賢人君には俺の姿がカリバーに見えているんだろう……
彼は漆黒の雷を纏った聖剣で俺に斬りかかって来るが、その前に俺は月の力を付与した星辰剣狂星のトリガーを引いて賢人君の胸の黒猫の鎧を斬った。
【習得一閃!】
「ハアッ!」
「ガッ!?……ァ。」
斬った瞬間賢人君の動きが止まった!今なら邪魔をされずにワンダーライドブックを引き抜けそうだ。
俺はすかさず賢人君のソードライバーに填まっているストレイブラックキャットを引き抜いた。すると最早限界だったのか、そのまま賢人君の変身も解かれ正気を取り戻したかの様に俺を見た。
「…… テリオ、さん?」
「元に戻ったね賢人君」
「あの……どうやって?」
「これを使ったのさ」
賢人君も戸惑っているんだろう。俺は月の姫かぐやんを見せながら説明する。
「このライドブックには月の力が込められている。月の力は時に人を狂わせ、また呪いを解く鍵にもなる。俺のライドブックとは相性が良かったのさ」
「……もしかしてライドブックを全て試したのは!」
流石にそれは前のテリオさんの話だろとにこやかに笑い返すだけにしておいたが、まだ助けなければならない奴が二人いる。
「よし、もう一度やるから賢人君は倫太郎君の所へ」
「分かりました」
一気に助ける為に先程とは違い、広範囲に斬撃を繰り出して二人の狂気を一時的に解除する。時間が経てばまた狂気の浸蝕が始まるけどこれなら簡単だ。
俺は飛羽真君からレジェンド・オブ・クトゥルフを、賢人君は倫太郎君からハウンドドッグティンダロスを引き抜き変身が解かれやって来る。
「全く、三人共無茶をして!」
「すみません、テリオさん」
「お手を煩わせてしまって……」
無事だったから良かったものの……本当にそのまま帰って来られなかったらどうするつもりだったんだ。
「俺が戦わなくてもいいようにしてくれてるのは分かったよ……でももう少し信じて欲しかったかな」
「でも!戦ったらテリオさんは……」
三人共が申し訳なさそうな表情をされると流石に怒りにくいな…… それにお説教の時間も無さそうだし。
『随分味な真似をしてくれるじゃないか。』
ピラニアメギドの山から脱け出したデザストがゆらりゆらりとこちらにやって来る。
「悪かったね。でもここからは本気で相手をしてあげるよ!」
星辰剣狂星をソードライバーに戻し、取り返したストレイブラックキャットを起動させる。
【ストレイブラックキャット!】
【この黒く気高き野良猫が、闇夜を優雅に駆け巡る。】
ソードライバーの動物枠である真ん中のスロットにライドブックを差し込み星辰剣狂星を引き抜いて剣舞を舞う。
【狂星抜刀!】
「変身!」
剣舞を舞いながら聖剣で逆さ十字を刻み、斬撃が数体のピラニアメギドを爆散させながら返ってきて俺の仮面を形成した。
【ストレイブラックキャット!】
【気高く駆ける黒猫と、星辰剣狂星が交わる時、狂気の剣が闇夜を裂く!】
それと同時に黒猫の鎧も出現しており、最初に変身した時同様に
『それがお前の剣士としての姿か』
「あぁ。星の剣士バルザイだ」
俺はくるりと疲労で変身出来ない飛羽真君たちに向いてただ一言だけ告げた。
「見てて、俺の戦い」
そうしてデザストと再び剣を交える。今度は救出の事を考える必要が無いから全力でやれるからな、言った通り全力で行かせてもらうぞ!
◆◆◆
211:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
「ハアッ!」
『アハハハハ!最高だな星の剣士!狂気と正気が入り混じった不思議な匂い、気に入った!』
「臭いって言いたいのかァ!?」
212:一般転生者 ID:3LqmxkQNG
いやイッチが肉体的に強いのは知ってたけどさ
213:一般転生者 ID:zXmSSgd2O
ソードライバーでまだ一冊でしょ?それでデザストと互角は強すぎひん?
214:一般転生者 ID:KS3cAb72W
でもクトゥルフならこれぐらいやりそうってある種の信頼はあるよね
215:一般転生者 ID:QiWRIoEXN
まあな
216:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
『おっとぉ……ハハ、これはどうだ?』
「なんの!」
【ティンダロス!ふむふむ……】
【習得一閃!】
『グアアアッ!』
217:一般マスター ID:Kbm358o2
うわ、デザストのマフラー引きちぎりながら斬撃が追いかけて……当たった。
218:一般転生者 ID:VHnfuo4u4
ティンダロスで技使うと自動追尾能力の斬撃になるの……?
219:一般転生者 ID:IJqEYAZru
怖い……怖くない?
220:関西転生者 ID:hnshin334
しかもティンダロスらしく当たるまで消えとらん……放たれたら終わりやないか
221:一般転生者 ID:ocTNXfBMd
ヒェッ
222:一般マスター ID:Kbm358o2
似たようなことは出来るけどあそこまで執念深くはないぞ
223:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
「お前たちもそろそろ邪魔だな」
224:一般転生者 ID:Vs/8v8YTy
決めるみたいやで
225:一般転生者 ID:GG2eCRrIi
おっしゃいっちいけー(6歳)
226:一般転生者 ID:84/Yrh+iL
>>225
監察医かな?
227:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
【必殺読破!狂星抜刀!】
【ブラックキャット!一冊斬り!】
【スター!】
「スターライト・アルミーニス」
228:一般転生者 ID:kSA7yNCZv
イッチの必殺技やな
229:一般転生者 ID:rcKLfY3Ww
またラテン語だろうし、翻訳ニキに任せた
230:一般マスター ID:Kbm358o2
丸投げするな
231:関西転生者 ID:hnshin334
ちったぁ、自分で調べんかいな。
232:翻訳蒟蒻 ID:doradora0903
スターライトは言わずもがな星明かりですね。で、アルミーニスは細切れを意味します。
233:一般転生者 ID:+aPrIrj0q
>>232
ちょっww翻訳ニキww
234:一般転生者 ID:W/dL5i7WN
>>232
あんたコテハンそれでいいんか?
235:一般転生者 ID:kVtuuS74w
>>232
細切れ……イッチ殺意高い……高くない?
236:一般転生者 ID:ja6FSrtN0
うわ、その猫の手マフラー飾りじゃなかったのか
237:関西転生者 ID:hnshin334
猫の手マフラーと聖剣であんなにいたピラニアメギドが細切れになって全滅……イッチ機動六課にスカウトできんかなぁ
238:一般転生者 ID:zPBAzA6Sg
オカンイッチ気に入り過ぎやろwww
239:一般転生者 ID:ScXqO9bcV
間違いなく(敵も味方も)人が死ぬのでNG
240:一般転生者 ID:wNbSF7pGe
>>235
忘れたのか?普段あんなんでもイッチ狂人やぞ?
241:一般マスター ID:Kbm358o2
まあ、狂人ならあれぐらいやるよな…… なんだろう。ゼアノートの方がマシに思えてきた。
242:一般転生者 ID:z8Ie8XBMM
マスターニキ大丈夫?禿げてない?
243:一般マスター ID:Kbm358o2
(髪の話は)触れるなと言ったはずだ!
244:一般転生者 ID:LcGHaZF8t
言ったのは若ハゲ定期
◆◆◆
一冊斬りで残っていたピラニアメギドを細切れにして全滅させた俺は、残ったデザストに向き直る。
「どうする?お仲間は全滅したぞ?」
『冗談だろ。こんな愉しい戦いを今更止められるか!』
やはりデザストは刹那に快楽を見出だすタイプかぁ。こういう奴は一旦ハマると自分だけを信じて進むから言葉による説得は無理なんだよな。
「はぁ…ケリを着けるしかないか」
『そっちも今更だな』
するとデザストは剣で地面を引っ掻くかの様に振り抜くと、大きく構えてこちらを見据えた。
『カラミティ・ストライク』
ポツリと呟くと同時に、デザストは回転しながらドリルの様に突っ込んでくる。それはまるで斬撃の嵐だった。
「いやそれはちょっとズルくない、かああああ!!!」
俺は引き下がりながら斬撃の一つ一つを相殺していくが、如何せん数も多く速すぎる。猫の手マフラーも動員して捌いていくがどうしても間に合わず、そのまま貫き弾き飛ばされた。
「ガッ……クソ……ッ」
初めてまともに攻撃食らったけど、痛ぇなあ……これ俺が不死身じゃなければ死んでる威力では?
「あっ!テリオさん!」
………おいおい飛羽真君たち。そんな心配そうな顔をするなよ。ちゃんと見ててって言っただろ?
「大、丈夫…」
「ですがこのままでは!」
「ちゃんと見てろって。信じてよ」
戻っていない体力と気力で再び変身しようとする三人をなんとか諌めて、俺は立ち上がる。デザストはそんな俺を見てケラケラと笑った。
『ハハッ、これ食らってまだ動くのか?ホンットウに面白い奴だなお前』
「生憎身体は頑丈でね。でもヤバイのには変わらないから―――ギアを上げる」
そうして俺が取り出したのはパールホワイトのワンダーライドブック。大秦寺君が持たせてくれた二つの片割れ、それを開いて起動した。
【封神仮面演義!】
【とある世界で神羅万象が織りなす、奇想天外な戦いがあった……。】
星辰剣狂星を再びソードライバーに納め、ストレイブラックキャットを閉じ、物語のスロットに封神仮面演義を装填して星辰剣狂星を抜いた。
【狂星抜刀!】
【二冊の本を重ねし時、聖なる剣に力が宿る!】
【ワンダーライダー!】
ライドブックから飛び出した力が、俺の左半身に宿り鎧に変化していく。それは狐の尾の肩当てと紅い法衣の様で二の腕には燃える炎の輪が二つ、仮面の左側面は白く染まり羽根飾りが増えた。
【ブラックキャット!封神演義!】
【二つの属性を備えた刃が、研ぎ澄まされる!】
これが俺の初二冊変身。【仮面ライダーバルザイ ブラックキャット封神演義】だ。―――語呂が悪いな。
◆◆◆
245:一般転生者 ID:liix8wg23
おお!イッチが二冊使った!
246:一般転生者 ID:Iqs6rBwN9
今回何時もより真剣だったからな。本気出したのかも
247:一般マスター ID:Kbm358o2
それでもワンダーコンボじゃない辺り冷静なんだよな
248:一般転生者 ID:uYGb53Zu7
リスク管理が出来てる証拠じゃん
249:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
『まだ上がるのか!』
「何分初めてだからね。加減は無しだ!」
250:一般転生者 ID:YlvsbRoDA
イッチカッケェ……
251:一般転生者 ID:qgfFwBqgF
クトゥルフと方術って相性よかったんだな
252:関西転生者 ID:hnshin334
袖から札が出て攻撃してる……初めてなの?ホントに?
253:一般転生者 ID:9JLHMCs+a
オカンが素に戻る位イッチの戦闘センスが光るな
254:一般転生者 ID:aZk/RL2Lo
でも本当に時間を掛ける気は無いみたい
255:一般マスター ID:Kbm358o2
ああ、聖剣をベルトに納めた
256:一般転生者 ID:wbQaNBLkT
イッチの必殺技パート2だ!
257:一般転生者 ID:GViU5Kaaw
モモタロス!?
258:一般転生者 ID:Du/tDr6nW
デンライナーにお帰り下さい。
◆◆◆
封神仮面演義の鎧から飛び出すお札と腕の炎の輪っかを駆使して、デザストを一歩も近づけさせない。さっきの奴の技でこっちも限界が近いからな。
『チッ!鬱陶しいぞ!』
「そのまま…… そのまま……」
俺はデザストに止めを刺すための仕掛けを施しながら攻撃を続ける。頼むから気づくなよ……!
『この!』
「……今だ」
デザストを仕掛けの場所まで誘き寄せた俺は星辰剣狂星を再びソードライバーに納め、トリガーを二回引いた。
【必殺読破!狂星抜刀!】
【ブラックキャット!封神演義!二冊斬り!】
必殺の待機状態に入ったと同時に星辰剣狂星を引き抜いて札を五つ並べて、それを剣閃で結んでいく。
『ッ!?なんだ、これは……!』
デザストの地面にも予め設置した札から同じ軌跡が描かれていき、完全にデザストの動きを封じる。
五芒星を描き続けそれを円で囲うと方陣が完成。俺はその方陣を地面に突き立てた。
「スターライト・アルテマ!」
【ス・ス・スター!】
『何!?ガッ!グアアアアアッ!?!?』
するとデザストの方陣の内部から無数の流れ星が流れに逆らうようにデザストの身体を貫いていき、ついにデザストは爆発して消えた。
「これでエンドマークだ……!」
◆◆◆
259:一般転生者 ID:Iw/4/6qKw
アルテマってなに?
260:翻訳蒟蒻 ID:doradora0903
ラテン語で術ですね。
261:一般転生者 ID:YUWKuhE2s
あらシンプル
262:一般転生者 ID:WkN9I4liF
でもピッタリだな
263:一般マスター ID:Kbm358o2
星明かりの術……ロマンチックだね
264:一般転生者 ID:w632BM+lX
クトゥルフが関わってなければね
265:一般転生者 ID:VulnJM2Cw
止めろ、誰もが目を背けてる現実を突きつけるな
266:一般転生者 ID:3v3MsY4IS
バルザイが方陣描くとか遂に邪神様召喚すんの?
267:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
するわけ無いやろ
268:一般転生者 ID:N43iQPg2l
キャーイッチー!
269:一般転生者 ID:CgNufPsW6
キメ台詞が明らかに可哀想な人の奴なんだけど
270:一般転生者 ID:JpN2SKtBr
イッチウルトラさん好きなん?
271:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
>>269
前と同じ、口に出てた。
272:一般転生者 ID:Z36PKRLPp
じゃあテリオさんの口癖か
273:一般転生者 ID:Zg4N8j4RY
洒落てんね
274:翻訳蒟蒻 ID:doradora0903
>>271
イッチ大丈夫ですか?口数少ないですけど
275:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
ちょっとダメージ貰いすぎた
276:一般転生者 ID:TY/NpwsXn
ああ、モロに食らってたもんなカラミティ・ストライク
277:一般転生者 ID:Rlog4Hu3m
あの技カッコいいよね
278:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
わかる。いつか真似したい
279:一般転生者 ID:/LXt1JGqP
イッチのスペックなら出来そう
280:一般マスター ID:Kbm358o2
>>278
出来たら俺にも教えて
281:一般転生者 ID:5EYRjLT1n
そういやマスターニキも剣士やったな
282:関西転生者 ID:hnshin334
ホントに大丈夫かイッチ?無理してへん?怪我は?お腹空いとらん?
283:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
大丈夫だよ、オカン。ちゃんと生きてるから
284:一般転生者 ID:4KwJ+lnMq
>>282
オカン過保護過ぎやろwww
285:翻訳蒟蒻 ID:doradora0903
何が彼女の琴線に触れたんですかね?
286:一般転生者 ID:Ala+bENeR
まあでも実際よくデザストに勝ったよ。
287:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
もーしばらくあいつとはバトりたくない
288:一般転生者 ID:TQQffyZvQ
若干トラウマになってて草
289:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
あんな乾いた笑い方する奴がニコニコ斬りかかってくるんだぞ?一度で十分だよ
290:一般転生者 ID:U7iREULto
せやな
291:一般転生者 ID:bcBc0kjnV
それにしてもイッチのライドブック使った割には主人公たちあんま影響無さそうだな
292:一般マスター ID:Kbm358o2
今回は修正力が上手く働いたんだな
293:一般転生者 ID:3pjEJZVqZ
アイデアロールに成功したようなもんか
294:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
何事も無くてよかったね、ホント。
295:関西転生者 ID:hnshin334
見てるこっちもヒヤヒヤしたで
296:一般転生者 ID:cK45JZyFw
闇の書とどっちがヒヤヒヤした?
297:関西転生者 ID:hnshin334
闇の書一択
298:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
もうちょい葛藤してよオカン
299:一般転生者 ID:QM65Mu53x
自分の命と家族の命掛かってんだから当たり前だろ
300:一般マスター ID:Kbm358o2
そうだな。俺もイッチのと墓場で皆が闇に呑まれたのと比べたら自分の選ぶな
301:一般転生者 ID:m49ykpBHU
マスターニキもう3まで終わっとるんか
302:一般マスター ID:Kbm358o2
弟分の行方が判るまで待機中なんだよ
303:一般転生者 ID:Zbgz5YOML
ソラか
304:一般転生者 ID:/u8CJpA+0
はよ見つかるとええな
305:星の剣士 ID:Q106FU0SAN
なんか流れで飛羽真君たち鍛えることになった。どうしよう……(;´A`)
306:一般転生者 ID:FFGOSPErr
>>305
なんで?
307:一般転生者 ID:WRdMP+S9K
また厄介事背負ってる……
308:一般マスター ID:Kbm358o2
>>305
えぇ……?
309:関西転生者 ID:hnshin334
>>305
イッチ……(可哀想な人を見る目)
310:一般転生者 ID:SDrO+JtTl
オカンにまで見放されてて草
◆◆◆
現実世界がワンダーワールドから解放され、ノーザンベースに戻る帰路で飛羽真たちに三人の剣士はテリオに必死に頼み事をしていた。
「お願いします!俺を鍛えて下さい!」
「いやいや、いきなりどうしたの飛羽真君!?」
「俺、本が大好きで当然クトゥルフ神話も読み込んでいました。だから、使いこなせると思ったんですけど……思い上がってました!」
実際のところ、テリオの黒いワンダーライドブックは知っていようが知っていまいが関係なく狂気に堕ちる時は堕ちてしまう。それを飛羽真たちが恥じる必要は全く無いのだが……
「僕もお願いします。もう力に振り回されるのはこりごりですから」
「俺からもお願いします。テリオさんのワンダーライドブックの使い方、参考にしたいんです」
「えええ!?倫太郎君と賢人君もかい!?頭を上げてよ!?」
この通り彼らは生真面目で、一度決めた事は頑として変えようとはしない頑なさも持っている。こうなってしまえばテリオが了承するまで頭を下げ続けるだろう。
「う~ん……知っての通り俺は記憶が無いからあまり出来た事は言えないし、前よりも弱くなってるよ?」
「それでも!お願いします!」
こうなった時点でそもそもテリオに逃げ道など存在してはいなかったのだ。ため息を一つ吐くと、困った様に笑って鍛えることを決めたのだ。
「わかった。でもあまりアレコレ教えられないからね?俺も覚え直してる最中だからさ」
「「「ありがとうございます!」」」
「でも、やるからには徹底的にだ。せめて、俺のワンダーライドブックを一つは使えるようにするから。地獄を彷徨う覚悟はしておいてね?」
鍛えて貰える。その事に喜んだ三人だったが、テリオのその宣言に何故か寒気を覚え、それが杞憂であって欲しいと願う三人だった。
なおノーザンベースに帰ったあとその旨を伝えたら三人は尾上に何とも言えない表情で「あー……がんばれ」と言われ、大秦寺は引き攣った笑みを浮かべた後に鍛冶場に籠り、ソフィアには苦笑いされながら「辛いこともあるでしょうが、乗り越えれば更に強くなれますから」と励まされ、若き剣士たちは若干の不安を感じた。
◆◆◆
「……」
帰路を行く四人の背を、静かに眺める者がいた……
紫色の邪剣を携え、赤い視線を巡らせる鉄仮面の騎士。裏切りの剣士カリバーである。
「何故この状況で蘇ったのです……
裏切りの剣士は今もなお尊敬する師の一人を見据えて懐かしげに、されど悲しげに呟く。
「いずれにせよ、私の探求の障害になるのなら……たとえ剣士としての全てを与えてくれた師であろうとも――――」
そうして彼は邪剣、闇黒剣月闇を一振して空間を斬り裂き去っていく。
「――――問答無用で斬り捨てる。……その日が来ない事を祈りますよ、先生」
その言葉を聞くべき師は、既に一切の過去を失っているというのに…………
◆◆◆
「う~ん。カリバーとテリオの関係、気になるよねぇー?でも、今回はここまで!」
所変わってタッセルの家。来訪者と共に飛羽真たち聖剣に選ばれた剣士たちの物語を語る彼はすこぶる満足そうだった。
「星の剣士バルザイの力。あのデザストも寄せ付けない程の力を飛羽真たち若き剣士たちに使いこなす事が出来るのか?楽しみでしょうがないね!」
ひとしきり語った後、紅茶を口に含むと何かしらの作業をしている来訪者を見やった。
「ところで……先程から何をしてるんです?」
「かれのブックゲートをしゅうりしてるんだ」
「入れ込むのは構いませんけど、あまり介入しないでくださいね?唯でさえ貴方の存在は強すぎるんですから」
「わかってまーす」
あまり悪びれる様子のない来訪者に珍しく頭を痛ませながら、タッセルは締めの挨拶をするのだった。
「それではみなさん。また飛羽真たちの物語で、お会いしましょう!」
「ばいばーい」
まあ、タッセルさんと一緒にいる来訪者様はあそこにしかいませんので安心してね?
ここでちょっとコテハン転生者の紹介
関西転生者:リリカルなのはの八神はやてに転生したオカン。闇の書事件でハッピーエンドを掴む為掲示板を使用、以降他の転生者たちを助けている。現在機動六課を設立する為に奔走中。
一般マスター:キーブレードとFFRKの特技魔法の全てを転生特典とし転生、ソラたちの兄貴分となる。3でモバイルポータルが出来てから頻繁に掲示板に現れるようになった。
クトゥルー博士:ガンダムOOの世界に転生。スフィアというオリジナルチームのイノベイターで2ndシーズンからCBに合流、刹那たちと戦い抜く。搭乗機体はトランジェントガンダム。クトゥルフ知識は趣味。
翻訳蒟蒻:シンフォギアの世界に転生。特典は統一言語。そのせいで世界どころか並行世界からも狙われる……のだが、基本統一言語は無敵の命令言語なのでどうにかなってる。本人は人畜無害な言語学者。
こんな感じで本筋に関わりませんが、ちょこちょこ増えますのでよろしくお願いします。
次にイッチと絡む剣士は?
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ソードライバー組の誰か
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剣斬
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カリバー
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バスター
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スラッシュ