クトゥルフ系ライダーに転生した俺は掲示板のスレ民と愉快な仲間たちと世界を守る   作:響く黒雲

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あると思った光の聖剣がまさか聖剣そのものが仮面ライダーだったのは驚いた。どうやってイッチと絡めようかしら?(ФωФ)ニヤリ

例によって時系列は滅茶苦茶。最初は大体映画の後辺りで掲示板は最新話辺り。バハトの記憶に関してはテリオは映画で取り戻している設定

なおバハトについてはまだ背景が明らかになっていない部分があるのでこの作品のバハトはほとんどオリジナルです。そこのところをご了承ください。

※バハトの背景が明らかになった為、本編設定を変更しました。したがって、この話はバハトとテリオが同期だったらというifに変更しました。

それではどうぞ!


《IF》剣士列伝 an episode of 仮面ライダーバルザイ & ファルシオン

不思議な世界、ワンダーワールドの何処かに存在する小さな小屋、今日もそこで語り部が物語を語る。

 

「ボンヌ・レクチュール。ボクはタッセル。ボクは今、不安と期待で胸が一杯なんだよ!何故かって?世界を作ったスゴい本を巡る戦いが今も続いているからだよ!」

 

タッセルは今までの戦いを思い返す様に嬉々として語り出す。

 

「聖剣と本の力を使って世界の均衡を保つソードオブロゴスの剣士たちと本の力を悪用する敵と日夜戦っているんだ。今日は―――」

 

本題を語ろうとしたタッセルだったが、そこに再び来訪者が現れる。その来訪者の名はシスターナイア、這い寄る混沌の化身にしてテリオ=カーターの伴侶だった女性だ。

 

「おや?珍しいですね、ナイアさん。貴女がここに来るとは……あの方も?」

 

「我が父は来ていませんよ。何時も通り寝ています。それに、彼らの事を語るなら私が居ないと」

 

何処か得意気に話すナイアに得心がいったように頷いたタッセルは再び語り出す。

 

「それもそうですね。では皆さん、今回は趣向を変えてある二人の剣士の過去を覗いてみよう!」

 

タッセルが手持ちの飛び出す絵本を開くと、飛び出してきたのは二匹の黒猫と一匹の不死鳥が仲良く並んでいる絵だ。

 

「星の剣士、仮面ライダーバルザイと不死身の剣士、仮面ライダーファルシオン。この二人の物語、どんなものなんだろうねぇ」

 

 

◆◆◆

 

 

封印から目覚めた不死身の剣士、仮面ライダーファルシオンことバハトが引き起こした破滅の本の事件から少しして、ノーザンベースでテリオは暗い表情を浮かべていた。

 

「……ハァ」

 

飛羽真たちはそんなテリオを遠巻きに見ながら心配することしか出来ず戸惑っていた。

 

「テリオさん……相当参ってるね」

 

「バハトは親友だったんだろ?そりゃああもなるさ」

 

ノーザンベースに今いるのは飛羽真と倫太郎、そして尾上だった。バハトの所業は許されるものではないが、親友が敵に回るというのは当人にとってはかなりのダメージになるのだろう。

 

どう声を掛けるべきか分からなかったが、それでもこのままには出来ないと、勇気を出してテリオに話しかけた。

 

「テリオさん。気持ちは察しますが……」

 

「何時までもそうしてる訳にはいかないでしょう!ほら!元気出して!」

 

尾上たちの声にハッとしたように三人を見るテリオだったが、少し影のある表情を浮かべた後ポツリと語り出した。

 

「ありがと。昔から深く考え過ぎる奴ではあったけど……あそこまで思い詰めてたなんて……」

 

「テリオさんとバハトは何時から戦っていたんですか?」

 

「ほとんど同時期だよ。不死身になったのはアイツの方が早かったけど――懐かしいな、よく二人で戦ってたっけ」

 

そうしてテリオは、バハトとの過去を懐かしむ様に語り出す。まだテリオがサウザンベースに居て、バハトとコンビの様な扱いをされていた頃の話を………

 

 

◆◆◆

 

 

1:這い寄るシスター ID:spaceCQC666

 はい。と言うわけでテリオの過去を暴露します

 

2:邪神信者 ID:L5Mkcd17n

 マジかこの邪神

 

3:邪神信者 ID:6Qj3Lkuwt

 実質旦那だろ

 

4:邪神信者 ID:N12KqX8uV

 流石、やることが違う

 

5:這い寄るシスター ID:spaceCQC666

 なお、テリオの入室は認められていません。チクったら呪うのでお覚悟を。

 

6:邪神信者 ID:gmv0qsd28

 ヒッ

 

7:邪神信者 ID:uDVusA6vL

 ああ!逃げられない!?

 

8:クトゥルー博士 ID:iaiaFuguTn

 冒涜的なスレがあると聞いて

 

9:邪神信者 ID:ttxYMQ+IW

 >>8

 博士ニキ!

 

10:邪神信者 ID:tl308t0Yr

 これで勝つる!

 

11:邪神信者 ID:RbnnQ9D6H

 なにと戦う気なんですかねぇ

 

12:上位者狩人(幼年期) ID:keimou99

 上位者がスレを建てたと聞いて

 

13:邪神信者 ID:b+yiPaHZO

 >>12

 狩人ニキまで来ちゃあああ!!!

 

14:邪神信者 ID:K78U2X3DB

 フッ、勝ったな

 

15:邪神信者 ID:85lO/rpX1

 だから何と戦う気だ

 

16:這い寄るシスター ID:spaceCQC666

 いらっしゃいませ。何時も私のテリオがお世話になっています。

 

17:上位者狩人(幼年期) ID:keimou99

 こうしていると人妻っぽいのだがな

 

18:クトゥルー博士 ID:iaiaFuguTn

 いえいえ。こちらこそ何時もお世話になっています。

 

19:邪神信者 ID:Yd4ndbLmF

 狩人ニキと博士ニキの対応の差よ

 

20:邪神信者 ID:vjJDF+Pep

 片や警戒心Max、片や分かり合う気マンマン

 

21:邪神信者 ID:9ZvNzs/pH

 サスガダァ…

 

22:邪神信者 ID:AU0XoXH6n

 そしてちゃっかり所有権を主張する邪神ネキよ

 

23:這い寄るシスター ID:spaceCQC666

 所有権も何も、私はテリオのモノでテリオは私のモノですよ?

 

 『画像』

 

 

24:邪神信者 ID:Q8WRzdJeA

 >>23

 ファッ!?

 

25:邪神信者 ID:JgHPvQYpQ

 テリオさん既婚者だったのか

 

26:クトゥルー博士 ID:iaiaFuguTn

 アレ?この指輪って……

 

27:這い寄るシスター ID:spaceCQC666

 お気づきになりました?なんと!エイボンの指輪にエイボンの印をあしらった特別な結婚指輪なんですよ♡

 

28:クトゥルー博士 ID:iaiaFuguTn

 どうして自分避けの指輪を旦那と自分でしてるんですか?

 

29:邪神信者 ID:JJHKmsIqO

 妙な所でポンコツだな…

 

30:這い寄るシスター ID:spaceCQC666

 勿論テリオが私の狂気に呑まれず、かといって私以外の狂気に呑まれない様にするためじゃないですか。バカなの?

 

31:邪神信者 ID:BlPV0p7Ja

 シンプルな罵倒!?

 

32:邪神信者 ID:r+1Tx5IG9

 >>30

 ありがとうございます!

 

33:邪神信者 ID:mHNjlaR02

 変態がいますね

 

34:上位者狩人(幼年期) ID:keimou99

 上位者のスレだぞ。啓蒙が高すぎる者も居よう

 

35:邪神信者 ID:mFm6AVpoY

 狩人ニキ、啓蒙って言っておけばやり過ごせるって思ってる節ない?

 

36:一般邪神飼い主 ID:Fngno.1

 あのー、家の邪神がスレで迷惑掛けてません?

 

37:邪神信者 ID:+CnExHZRj

 >>36

 おやぁ?

 

38:邪神信者 ID:5l/OKNhGe

 >>36

 新しい人か?

 

39:邪神信者 ID:0hWtdfLmx

 一般が邪神をペットにするか

 

40:這い寄るシスター ID:spaceCQC666

 >>36

 人違いでは?

 

41:一般邪神飼い主 ID:Fngno.1

 はぁ、申し訳ないですけど種族は

 

42:這い寄るシスター ID:spaceCQC666

 ニャルラトホテプですけど

 

43:一般邪神飼い主 ID:Fngno.1

 やっぱりお前じゃないかニャル子!

 

44:邪神信者 ID:XZTkMr0fC

 ありゃ?

 

45:邪神信者 ID:xLdME7JQq

 これ真尋さんでは?

 

46:一般邪神飼い主 ID:Fngno.1

 え?なんで俺の名前知ってるんですか?

 

47:這い寄るシスター ID:spaceCQC666

 ふむ……ニャル子さんの縁を通して私のスレに迷いこんだみたいですね

 

48:邪神信者 ID:KLGCXd9Gc

 あー……

 

49:這い寄るシスター ID:spaceCQC666

 とりあえず本当に人違いなので

 

50:一般邪神飼い主 ID:Fngno.1

 え?嘘、じゃあこれは?

 

51:クトゥルー博士 ID:iaiaFuguTn

 >>50

 今からDMで説明しますから

 

52:邪神信者 ID:xdQcjDnS6

 博士ニキよろー

 

53:邪神信者 ID:uDV3lZYal

 やっぱり博士ニキは頼りになるなー!

 

54:這い寄るシスター ID:spaceCQC666

 >>51

 お願いします。

 それでは本題、テリオとバハトの過去を暴露しますよー

 

55:邪神信者 ID:dyIdBz4cn

 イェーイ!

 

56:邪神信者 ID:ge/n7iKhr

 ピャアアアアア!!!

 

57:這い寄るシスター ID:spaceCQC666

 アレは今から36万……

 

58:邪神信者 ID:9LXjnKGJ3

 エルシャダイやめろ

 

59:邪神信者 ID:CMbrYkKf3

 テリオさんは年喰ってても100才やろがい!

 

 

 

◆◆◆

 

 

現代から約70年前、冷戦と呼ばれる時代の真っ只中の世界においてもメギドたちは様々な暗躍を続けていた。戦争という明確な悲劇があるためか、非常に不安定な世界だったのだ。

 

そんな中でも、聖剣に選ばれた剣士たちは世を忍びながら世界の均衡を保たなくてはならないのだ。今宵も、闇に紛れるメギドを狩る為に二人の剣士と一人の補佐が派遣されていた。

 

「…………」

 

その一人が教会にて祈りを捧げる銀髪の修道女、ナイア=カーターだった。彼女が主に補佐をするのは星の剣士であり夫であったテリオ=カーターだが、四六時中共に居るわけではない。そんな彼女に近づく一人の剣士がいた。

 

「また、意味も無く祈ってんのか」

 

「……意味があるかは私が決めます。分かったらその腐った目を向けないで下さい、バハト」

 

髪を刈り上げ、鳥の羽根飾りを身に付けてキッチリとコートを纏った男。後に世界を破滅に追いやる不死身の剣士、バハトである。

 

「テリオ以外には相変わらず辛辣だな」

 

「当然です。私の全てはテリオのモノ、テリオの全ては私のモノですから」

 

「おっかないな。よくお前みたいなのを嫁にしたよ、アイツは」

 

この通りナイアはテリオ以外には目もくれない程に無関心だが、バハトとはテリオを通してそれなりの付き合い故か、軽口を叩き合う程には信頼があった。

 

「それで?世間話をしに来た訳では無いのでしょう?」

 

「ああ。もうすぐここに軍の連中がやって来る」

 

「戦闘ですか?」

 

「それもあるだろうが、狙いは俺たちかメギドだ」

 

この時代の情勢は非常に不安定だったが故に、一部の上層部の人間には剣士とメギドの事が知られていた。その力を欲した権力者たちが彼らを追っていたのだ。

 

「愚か、としか言えませんね」

 

「同感だ。何時まで人は争い続けるのか……」

 

ナイアはそんな醜い欲望を抱く権力者たちを嘲り、バハトは終わらない戦いに思い馳せる。そんな時、教会にもう一人の聖剣の剣士が現れる。

 

「……ああ。二人ともいたんだ」

 

その剣士の名はテリオ=カーター。星辰剣狂星に選ばれた星の剣士である男だ。心なしか現代のテリオよりも影が濃く、疲れきっているようだ。

 

「テリオ。ああ、無事でしたか」

 

「大袈裟だよナイア。二日しか経ってない」

 

「二日も、です」

 

「イチャつくのは後にしてくれ。で、テリオ。標的は?」

 

ナイアに微笑まれながら抱き着かれているテリオに呆れながらもバハトはテリオに情報収集の首尾を聞くが、テリオの顔は優れない。

 

「………いたにはいたんだけどね」

 

「なんだよ。勿体ぶるな」

 

「戦地のど真ん中だよ」

 

テリオからメギドの居場所を聞いた二人は異なるリアクションを見せる。ナイアはつまらなさそうに息を吐き、バハトは更に目を腐らせ絶句していた。

 

◆◆◆

 

 

60:邪神信者 ID:1/PCPBpJ6

 まあ、70年前ぐらいなら冷戦の途中か

 

61:邪神信者 ID:hEMDF9j9B

 情報戦が主だったけど戦闘が無かった訳じゃないのね

 

62:這い寄るシスター ID:spaceCQC666

 当然、記録には残っていない戦闘もありましたよ。私たちが向かったのもその一つですね

 

63:クトゥルー博士 ID:iaiaFuguTn

 戦争か……どの世界も変わりませんね

 

64:邪神信者 ID:qXziWJECb

 博士ニキはガンダム00だっけか

 

65:邪神信者 ID:MxC5DX65j

 そりゃ苦い顔するわな

 

66:クトゥルー博士 ID:iaiaFuguTn

 根絶出来ただけマシだったのかどうか…

 

67:這い寄るシスター ID:spaceCQC666

 マシなのでは?私的には引っ掻き回したいですが

 

68:邪神信者 ID:8kEDNcelD

 >>67

 うーんこの

 

69:邪神信者 ID:EErsOz3aI

 >>67

 止めてください!ヘルライジングホッパー…!

 

70:邪神信者 ID:C44R49Kqv

 >>69

 おは社長

 

71:邪神信者 ID:OeaictFsa

 >>69

 お、チビッ子にトラウマ植え付けた社長じゃん

 

72:邪神信者 ID:h47fxKQTv

 アレはマジでビビった

 

73:邪神信者 ID:trEVTCGet

 というかバハトの服装が気になる

 

74:邪神信者 ID:3tPWs4sbw

 違和感スゴいよな

 

75:邪神信者 ID:YTpQc8ri6

 上裸じゃない!?

 

76:這い寄るシスター ID:spaceCQC666

 私の前でさせるとでも?〇〇〇〇が〇〇で〇〇しますよ?

 

77:邪神信者 ID:5i0zwj2Sf

 ヒッ

 

78:邪神信者 ID:zEYxVc5l4

 許して

 

79:邪神信者 ID:vLtxC3M/Z

 アバババババ!?

 

80:一般邪神飼い主 ID:Fngno.1

 なんだかスゴい所に来ちゃったなぁ

 

81:邪神信者 ID:Tq4SLbHJc

 お、真尋さん

 

82:邪神信者 ID:CX4VtOlKl

 チッス!

 

83:一般邪神飼い主 ID:Fngno.1

 気分転換に良さそうなのでちょくちょく見に来ますね

 

84:邪神信者 ID:vVzF0yR7z

 この貫禄よ

 

85:邪神信者 ID:dfdjPEac+

 邪神様のスレでも動じてないな

 

86:邪神信者 ID:ujw9OBttC

 親が邪神ハンターだしな

 

87:上位者狩人(幼年期) ID:keimou99

 つまり真尋殿は狩人……貴公ヤーナムに来ないか?

 

88:邪神信者 ID:jJV1bxkHM

 邪神に強いとはいっても一般ゾ

 

89:邪神信者 ID:LGRJlT9m+

 止めとけ止めとけ

 

90:一般邪神飼い主 ID:Fngno.1

 え、嫌です……

 

91:邪神信者 ID:X4c+eMeax

 それでええんやで

 

92:上位者狩人(幼年期) ID:keimou99

 今なら余った月光の聖剣をやろう

 

93:邪神信者 ID:ofJvQnc1L

 オイ、今余ったって言ったぞ

 

94:邪神信者 ID:D+5sQvZOn

 ルドウイーク何体狩ったんですか!?

 

95:這い寄るシスター ID:spaceCQC666

 >>92

 勧誘は後でお願いします。次行きますよ

 

96:邪神信者 ID:MPyhT2yXY

 ヽ( ・∀・)ノハーイ

 

 

 

◆◆◆

 

 

テリオたちが向かったのは市街地から少しだけ離れた戦地で、そこでは既に撃ち合いが始まっていた。その様子にテリオとバハトは辟易しながら愚痴る。

 

「あ~あぁ……よくまあ人間同士でドンパチ殺し合えるな全く……」

 

「この光景は苦手だ……でも助けない訳にはいかないよ」

 

「お優しいなテリオ。その助けた奴に射たれなきゃいいがな」

 

「心配してくれるのかい?」

 

「………うっせぇ。新婚だろうが、お前は」

 

バハト的には皮肉を言ったつもりだったのだろうが、どう聞いてもその言葉はテリオを案じているものにしか聞こえず、それが分かっているテリオは笑いながらバハトに返す。バハトは、照れながら右頬を掻いていた。

 

「じゃれ合うのも結構。ですが、来ましたよ」

 

「「―――!」」

 

ナイアの一言で気持ちを切り替えた二人は、戦地を見やる。すると世界が反転し、戦地がワンダーワールドに取り込まれた。

 

「始めよう。世界を守る為に」

 

「うん。ナイアはこっちでバックアップをよろしくね」

 

「分かりました。お早くお願いしますね、テリオ」

 

「善処する」

 

ナイアが下がるのと同時に、テリオとバハトはそれぞれの聖剣を取り出し装着する。

 

 

【聖剣ソードライバー!】

 

【覇剣ブレードライバー…!】

 

 

そしてテリオは真っ黒な黒猫の表紙のワンダーライドブックを、バハトは黒と濃い橙色の不死鳥が描かれたワンダーライドブックを起動する。

 

 

【この黒き野良猫が、闇夜を優雅に駆け巡る…。】

 

【かつてから伝わる不死鳥の伝説が、今現実となる…。】

 

 

テリオはソードライバーの中央にある動物枠のスロットにライドブックを装填して聖剣を握る。だが、バハトのブレードライバーは少し違ってスロットが神獣枠しか存在せず、そこにライドブックを装填して聖剣を握った。

 

「「変身!」」

 

 

【狂星抜刀!】

 

【抜刀…!】

 

 

テリオは星辰剣狂星を引き抜き逆さ十字を刻み、バハトは漆黒の聖剣、無銘剣虚無を引き抜き刃を掴んで構えると、薙ぎ払う様に聖剣を振るった。

 

 

【ストレイブラックキャット!】

 

【エターナルフェニックス!】

 

【気高く駆ける黒猫と、星辰剣狂星が交わる時、狂気の剣が闇夜を裂く!】

 

【虚無…!漆黒の剣が、無に帰す…!】

 

 

テリオには逆さ十字の斬撃が仮面に、ライドブックから現れた黒猫が鎧となり、バハトは薙ぎ払った聖剣から出現した不死鳥が身を包むとそのまま鎧となって変身した。

 

星の剣士仮面ライダーバルザイと、不死身の剣士仮面ライダーファルシオンが並び立ったのだ。

 

「行くぞテリオ!」

 

「ああ!」

 

そのまま二人は世界の境界である本に飛び込み、ワンダーワールドに突入していった。

 

 

◆◆◆

 

 

97:邪神信者 ID:bKGw6cctd

 味方になるとここまで頼もしいのバハト

 

98:邪神信者 ID:RqeS2N9v/

 二人とも黒メインのライダーなのに敵感がなさすぎる

 

99:邪神信者 ID:NdH+pwwKr

 これ後ろから見てた邪神ネキが羨ましい

 

100:這い寄るシスター ID:spaceCQC666

 そうでしょう?もっと敬いなさい

 

101:邪神信者 ID:/C/q8Cmey

 嫌どす

 

102:邪神信者 ID:t6bM1UD+l

 真尋さん!やっちゃって!

 

103:一般邪神飼い主 ID:Fngno.1

 俺!?え、えと……せい! ( `д´)つ=→

 

104:這い寄るシスター ID:spaceCQC666

 =→(; ゚ ロ゚)イッタイ!!?アタマガー!?

 

105:邪神信者 ID:EcuKPCNK0

 えぇ…?

 

106:邪神信者 ID:C7Q2RP2UZ

 >>104

 うそやろ?

 

107:邪神信者 ID:oP6KpRwlf

 >>103

 真尋さんスゲー!

 

108:這い寄るシスター ID:spaceCQC666

 うぅ…やりますね、真尋さん…。私の届かない場所から攻撃するなんて…イタタ…

 

109:邪神信者 ID:asXydnymd

 結構なダメージ与えてて草

 

110:邪神信者 ID:5deLIB0I2

 これは有効手段

 

111:上位者狩人(幼年期) ID:keimou99

 やはり貴公ヤーナムに

 

112:邪神信者 ID:76OeDl3Nm

 >>111

 狩人ニキはいい加減諦めようね

 

113:邪神信者 ID:aUA4VxgIc

 真尋さん、構わないから狩人ニキにもやっちゃって!

 

114:一般邪神飼い主 ID:Fngno.1

 すみません!獣狩りは俺には向いてないです!

 >>111 (;>_<;)つ=→

 

115:上位者狩人(幼年期) ID:keimou99

 =→Σ⊂(゚Д゚ )アマイ (  ゚ー゚)つ=→

 

116:這い寄るシスター ID:spaceCQC666

 =→(; ゚ ロ゚)イッタイ!!?またですか!?

 

117:邪神信者 ID:kNBOGn7ku

 シレッと被害受けてるやん邪神ネキ

 

118:邪神信者 ID:jjzCKZKwz

 やっぱ狩人ニキヤベー

 

119:邪神信者 ID:+tNv+bXW8

 ルドウイーク複数狩りする奴やぞ。狂人だし経験値もバカにならんだろ

 

120:邪神信者 ID:zarOp5EQO

 狩人ニキも邪神ハンターみたいなもんやしな

 

121:這い寄るシスター ID:spaceCQC666

 さ、流石に邪神特効持ちの攻撃は効きますね……

 

122:邪神信者 ID:Nol/nFz+L

 ボロボロで草

 

123:上位者狩人(幼年期) ID:keimou99

 ふむ…ただのフォークでここまで上位者にダメージを与えるとは。やはり天才か

 

124:邪神信者 ID:Pkvs1N2Xq

 真尋さんロックオンされてて草

 

125:邪神信者 ID:700xkd2Gg

 狩人ニキ必死過ぎだろwww

 

126:這い寄るシスター ID:spaceCQC666

 これ以上は私も不味いので続きいきますね

 

127:邪神信者 ID:o5ww99zrQ

 こっちも必死で草

 

 

 

◆◆◆

 

ワンダーワールドに侵入した二人だったが、目にした光景は最悪の一言だった。敵味方関係なく撃ち合い続ける兵隊たちとメギドの雑兵が入り乱れて争いあっていた。

 

「最悪だな……どうするテリオ」

 

「当然、人を斬らないようにメギドを倒すしかないでしょ」

 

「つっても、絶対撃って来るぞ?」

 

「手早くメギドを倒して離脱する」

 

方針を決めたテリオは混沌極める戦場に走り出すが、納得のいっていないバハトはそれを慌てて追いかける。

 

「おい待て!テリオ!」

 

「ハアアアッ!ダァ!」

 

「全く……!オオオッ!」

 

メギドの雑兵だけを斬り捨て、アルターライドブックを持っている大本のメギドを探しながら、襲われている兵隊たちを次々と助けていくテリオとバハト。二人が聖剣を振るうたび、救われる人間が増えていく。

 

「さあ!安全な場所まで!」

 

「た、助かった……」

 

「……さっさと行け」

 

「感謝を!」

 

もう少しで、メギドが全滅しそうなその時だった。

 

『ソイツらが俺たちをこんな目に合わせたんだ!』

 

『いいヤツ面してるが、纏めて殺す気だ!』

 

「なんだと?」

 

どこからか根も葉もない叫びが木霊する。勿論そんなつもりはテリオにも、バハトにだってない。だがそんな正常な判断を下せる者はこの異常状態においては存在していなかった。

 

「た、確かに……」

 

「不思議な姿をしているし」

 

「そもそも!アイツら敵も助けているじゃないか!」

 

「どっちも助けるなんて可笑しいだろ!」

 

「この化け物だってお前らが原因だろ!」

 

疑心が疑心を呼び、人々に不安と危機感を与え正常な判断をどんどん奪っていく。既に彼らはメギドの術中に嵌まり始めていた。

 

「貴様ら……黙って聞いていれば、何処まで愚かなんだ!」

 

「駄目だバハト!」

 

ツカツカと兵隊たちに向かって怒りながら歩いていくバハトを止めようとテリオは抑えるが、バハトはそれを押し退けて進んでいく。

 

「止めるなテリオ!この無知な愚か者に……!」

 

瞬間、銃声が響き渡る。見ると一人の兵士が震えながら引き金を引いていた。その銃弾はバハトの聖剣に阻まれていたが、その銃弾を呼び水に一斉に銃口が向けられる。

 

「俺たちを嘗めるな!」

 

「そんなものに、我々は屈しない!撃てぇ!」

 

向けられた銃口から一斉に弾がバハトに向けて放たれる。バハトは冷静に迎え撃とうと聖剣を振りかぶって―――

 

「なっ!?」

 

「グァッ!」

 

――――もう一人の聖剣に阻まれ、銃弾は防いだ剣士の身体に撃ち込まれた。

 

「テリオ……お前!何やって!?」

 

「駄目だよ、バハト……」

 

「……えぇ?」

 

「ここで彼らを斬ったら、君は唯の怪物になる…!そんなことは、させない…!」

 

鎧があるといっても大量の銃弾をその身に受け切ったのだ、痛みは当然の様にある。だが、テリオが優先したのは過ちを犯そうとしたバハトであった。

 

バハトは不死身だ。いくら銃弾を受けても痛いだけで済むだろう。そうして兵士たちを斬り殺す。だが、それをしてしまえばバハトは完全な化け物だ。それではいけないとテリオは身を以てバハトを庇った。

 

「テリオ……くっ!」

 

 

【エターナルフェニックス!】

 

 

「ハアッ!」

 

ブレードライバーに填まっているエターナルフェニックスを押し込み、バハトは聖剣を振るう。聖剣から不死鳥が放たれ兵隊の武器だけを熱で溶かすと、そのまま不死鳥に乗ってテリオと共にその場を離れた。

 

『チェッ。なーんだ、同士討ちするかと思ったのに』

 

『気にするな。一人はやったんだ、上々だろう』

 

その様子を二匹の嘘つき狼は嫌らしく笑いながら見ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

街から離脱し、人もいない場所に着陸したバハトは変身が解けたテリオを担いで運んでいく。

 

「バカだな、お前も。不死身の俺を庇いやがって」

 

「へへ、親友だろ?」

 

「ふん……」

 

実際の所、バハトは嬉しかったのだ。不死身の剣士となってなおも変わらず友人として接するテリオの気質がバハトの心を腐らせずに済んでいた。

 

同時にバハトは思う。あそこで兵士を斬っていたらテリオの言う通り、完全な不死身の化け物になっていただろうと。

 

「すまん……」

 

「いいって。それより()()()()

 

「ああ、()()()。間抜けが」

 

あの場を逃げ出す瞬間、二人は確かに見ていた。嫌らしく笑う二匹の狼を。あの一騒動が仕組まれていたものであった事も見抜いていた。

 

「それじゃあ、行こうか」

 

「ああ。あのメギドどもに目にもの見せてやる」

 

こんな事態を引き起こしたメギドに対して、二人は静かに怒りに燃えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

所変わって、先程の街では兵隊たちがまた撃ち合っていた。それを先導するのは指揮官……ではなく、二匹のウルフメギドだった。

 

『裏切り者が出たぞー!粛清しろー!』

 

『逃げ出した奴がいるぞ!捕まえろ!』

 

ウルフメギドには嘘を信じさせる力がある。その能力によって兵隊たちはありもしない情報を真実と間違え、それ故に味方が味方に攻撃する、無差別に発砲を繰り返す地獄が生まれていた。

 

『ハハッ!兄ちゃん、コレコレ!』

 

『ああ。世界が我らの物に成りつつある』

 

ウルフメギドが言うようにワンダーワールドには燃えた紙のカスと灰の香りが混じり始めていた。世界が崩壊するまでもう時間がない。

 

「そんなに楽しみたいなら」

 

「特等席へご招待!」

 

『え?うわっ!?』

 

『なに!?』

 

そんな上機嫌になっているウルフメギドの兄弟を蹴り飛ばして戦場に落とす二人の男がいた。何時の時代も、メギドが起こす混乱を止めるのは聖剣に選ばれた剣士たちだ。

 

『貴様ら、私たちの仕業と分かっていたのか!』

 

「はぁ…聞いたか?テリオ」

 

「アレで隠してるつもりだったのか…」

 

『なんだよお前ら!生意気だなぁ!』

 

「知るかよ」

 

憤るウルフメギドを尻目に、バハトとテリオはワンダーライドブックを起動し、聖剣に装填した。

 

 

【この黒き野良猫が、闇夜を優雅に駆け巡る…。】

 

【かつてから伝わる不死鳥の伝説が、今現実となる…。】

 

 

「「変身!」」

 

 

【ストレイブラックキャット!】

 

【エターナルフェニックス!】

 

 

そして聖剣を同時に引き抜き、再び二人はバルザイとファルシオンに変身すると、バハトは無銘剣虚無を弟のウルフメギドに指して言った。

 

「あっちの生意気なクソガキは俺がやる」

 

「なら俺は、そっちの間抜けな兄貴を貰うよ」

 

テリオもまた星辰剣狂星をバハトの無銘剣虚無に重ねながら兄のウルフメギドに指し向けて笑う。無言で頷きあった二人は聖剣を擦り合わせながら、見据えた敵に向かって走った。

 

「ハッ!」

 

『ヌオオッ?!おのれ、人間ごときが!』

 

『兄ちゃん!』

 

「お前の相手は俺だ」

 

テリオがウルフメギド兄を引き離し、兄を追いかけるウルフメギド弟をバハトが阻んで二匹を分断する。

 

『貴様、さっきは間抜けだのとよくも虚仮にしたな!許さん!』

 

「許さないのはこっちのセリフなんだよ……人の不安に嘘で付け込んで、自分たちは高みの見物だと?ふざけるな!」

 

飛びかかってきたウルフメギド兄の爪を聖剣で受け止めながら怒りを露にするテリオ。その怒りに反応するように、黒猫の瞳が燃えるように紅く輝いていく。

 

「お前たちみたいな卑劣な奴に世界を渡すものか!」

 

『グッ、ガァ!こ、こいつ、どんどん力が、増して……!?』

 

怒りと共に激しさを増していく剣戟にウルフメギド兄は耐えきれなくなり爪を弾かれた。当然その隙を見逃すテリオではない。

 

「消え失せろ!」

 

『グアアアア!!!』

 

振り抜いた星辰剣狂星がウルフメギド兄の胴体を斬り裂いて撥ね飛ばす。その様子を見たウルフメギド弟が慌てて助けに入ろうとする。

 

『兄ちゃん!?今行くよ!』

 

「行かせるか!」

 

『う~…!邪魔だぁ!』

 

だがそんな甘えを許すバハトではなく、ウルフメギド弟の頭上を飛び越えて行く手を阻みながら再び引き離すためにウルフメギド弟を押し込んでいく。

 

『おりゃ!おりゃ!おりゃりゃりゃりゃ!』

 

「なんだそれ。子どものパンチの方が効くぞ」

 

『バカにすんな!』

 

駄々を捏ねる子どもの様に闇雲に腕と爪を振り回すウルフメギド弟を小馬鹿にしながらすいすいと避けていくバハト。ウルフメギド弟は元々子どもっぽい性格だったのか業を煮やしたように飛びかかってくる。

 

『このォッ!』

 

「それを待っていたんだ。フンッ!」

 

飛びかかってきたウルフメギド弟の動きを正確に見据えると、バハトは合わせるように無銘剣虚無を突き出した。

 

『ギャンッ!?痛ぁ~い……』

 

『大丈夫か、弟よ!』

 

バハトに突き飛ばされたウルフメギド弟は兄の元までゴロゴロと転がっていく。そこに余裕綽々とテリオとバハトが合流する。

 

「兄弟ごっこもそこまでだ」

 

「そろそろ終わりにしよう」

 

 

【必殺読破!】

 

【必殺黙読…!】

 

 

二人はドライバーに各々の聖剣を戻してトリガーを引いて、同時に聖剣を抜き放った。

 

 

【狂星抜刀!】

 

【抜刀…!】

 

 

「スターライト・アルミーニス!」

 

 

【ブラックキャット!一冊斬り!スター!】

 

 

真っ先にウルフメギドたちに駆け出したテリオは、二匹の間をすり抜けると同時に猫の手マフラーと星辰剣狂星で目にも止まらぬ速度で斬りつけて背後に回る。

 

「終焉の時だ――― ハァァ…ッ!フッ!ダアッ!」

 

【不死鳥…!無双斬り…!】

 

バハトは二匹がテリオの剣戟で怯んだ隙に無銘剣虚無に不死鳥の炎を纏わせて斬撃を二匹にぶつける。

 

「これでエンドマークだ!」

 

テリオはそのタイミングで再び二匹のウルフメギドの間をすり抜け、今度こそ八つ裂きにしてバハトの隣に戻る。その時バハトが放った斬撃とテリオがすれ違い、テリオの動きが止まると同時に当たり、不死鳥の炎に包まれて八つ裂きにされた二匹のウルフメギドは為すすべもなく爆散した。

 

『な、何故だァァァァ!!?俺の嘘は完璧な、グアアアア!!!』

 

『ギャアアアアア!!!』

 

それを見届け、現実世界がワンダーワールドから解放されると、テリオとバハトは無言で拳を打ち付け合った。

 

 

◆◆◆

 

 

128:邪神信者 ID:s8hlUdIZQ

 ……は?クソカッコいいんだが?

 

129:邪神信者 ID:GnuYoBMPL

 やっぱりバハトつえー

 

130:邪神信者 ID:xAIa05XMJ

 あのバハトと完璧な連携とれる辺り全盛期のテリオさんヤバイ(小並感)

 

131:這い寄るシスター ID:spaceCQC666

 そうでしょうそうでしょう!テリオはヤバイんです!カッコいいんです!(*≧∀≦*)ムフー!

 

132:邪神信者 ID:Pirld1zC9

 そんな家のペット可愛いみたいなノリで言われても

 

133:邪神信者 ID:eT8ZdlW5L

 ほんとこうしてるとただの良い嫁なんだけどなぁ

 

134:邪神信者 ID:59XM9eIIs

 極めて著名な邪神ゾ

 

135:邪神信者 ID:VMjSccMWx

 暗躍のほとんどが面白半分やぞ

 

136:邪神信者 ID:LjFZkeECk

 >>131

 あの後どうなったの?

 

137:邪神信者 ID:/ZRsFigih

 軍に攻撃されてたけど

 

138:這い寄るシスター ID:spaceCQC666

 ああ…思い出すだけで忌々しい!私のテリオに!私のテリオなのに!

 

139:邪神信者 ID:HxRP3eX4C

 ヒェッ

 

140:邪神信者 ID:3b5SVqkbI

 お、おち、おち、落ち着けぇ!?

 

141:這い寄るシスター ID:spaceCQC666

 そもそもテリオもテリオです!あんな塵ども斬り捨ててしまえば良かったのに!あの時ばかりはバハトを応援しましたよ!全く!

 

142:邪神信者 ID:ymEo7SBsI

 ヤバいよヤバいよ……

 

143:邪神信者 ID:jD/jThi8+

 あわ、あわわわわ!?

 

144:邪神信者 ID:jKCIcM0Yl

 ((ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ!!!ミンナシヌンダァ!!!アヒャヒャヒャヒャ!!!ッェーイ☆(発狂)

 

145:邪神信者 ID:0K1pnHX2z

 おい発狂しだした奴いるそ!?

 

146:上位者狩人(幼年期) ID:keimou99

 問題ない。夢から覚めれば直ぐだ。

 

147:邪神信者 ID:DTyknmPDt

 夢から覚めたらリセットできる狩人ニキと一緒にしないで

 

148:邪神信者 ID:lrJ8Hzp7k

 フロム勢はこれだから……

 

149:クトゥルー博士 ID:iaiaFuguTn

 でも流石に不味いですね……真尋さん!

 

150:一般邪神飼い主 ID:Fngno.1

 あ、はい!目を覚ませぇ!(`Д´)つ =→

 

151:這い寄るシスター ID:spaceCQC666

 =→(; ゚ ロ゚)フニャー!?

 

152:邪神信者 ID:tQkIN57Nf

 YES!

 

153:邪神信者 ID:+szhrFp1+

 >>150

 流石真尋さんだぜぇ!

 

154:上位者狩人(幼年期) ID:keimou99

 >>150

 良くやった。褒美をやろう(*゚∀゚)つ(青ざめた血)

 

155:邪神信者 ID:61hJ6NktH

 >>154

 褒美と見せかけて狩人に仕立て上げるの止めろ

 

156:邪神信者 ID:ryGQXjQmC

 >>154

 これだからヤーナム産ロクデナシは……

 

157:一般邪神飼い主 ID:Fngno.1

 >>154

 家のニャル子かシャンタッ君に飲ませますね

 

158:邪神信者 ID:N6HpBYbjg

 草

 

159:邪神信者 ID:LbOqMAJAr

 ニャル子さんの扱いがペットのシャンタッ君と同等かよwww

 

160:邪神信者 ID:g8G/Sd8O4

 原作でもそんな感じだし……

 

161:邪神信者 ID:O60e8+ZEx

 狩人ニキの姑息なトラップ普通に見破られてて草

 

162:邪神信者 ID:EFcGrNvvK

 つか飲ませて大丈夫?

 

163:邪神信者 ID:wgZ/BUjZ9

 上位者だからヘーキヘーキ!

 

164:這い寄るシスター ID:spaceCQC666

 イタタ……何処まで話しましたっけ?

 

165:邪神信者 ID:4gzHSEAk7

 お、戻ってきた

 

166:邪神信者 ID:ag2sQeS6C

 大丈夫大丈夫!もう終わったから

 

167:這い寄るシスター ID:spaceCQC666

 そうですか?では、今回はここまでにしておきましょう。気まぐれにスレ建ててみましたが案外楽しかったですね

 

168:邪神信者 ID:pFF6X9roO

 邪神ネキあざっす!

 

169:邪神信者 ID:tXr+98SNA

 またオナシャス!

 

170:邪神信者 ID:T3p0TsB6v

 ただしその場合コテハン組は強制参加な

 

171:一般邪神飼い主 ID:Fngno.1

 えー……まあ、考えときます

 

172:上位者狩人(幼年期) ID:keimou99

 まだ人型に戻れぬ故な、私は構わん

 

173:クトゥルー博士 ID:iaiaFuguTn

 そうですねぇ…あと20年程で刹那が帰ってきますから、それまではヒマですよ

 

174:邪神信者 ID:1i61bzGuV

 頼むぞ。俺たちの正気はコテハン組に掛かってる。いやホントマジで

 

175:這い寄るシスター ID:spaceCQC666

 では、私は次の悪巧みがあるのでこの辺で

 

176:邪神信者 ID:6a1x7jkj8

 悪巧みって言っちゃったよ……

 

177:邪神信者 ID:DSFpzYKck

 何するつもりなんだ

 

 

 

◆◆◆

 

 

ワンダーワールドから現実世界に戻ってきたテリオとバハトは戻るなり軍に見つからない様に迅速に現場を離れ、落ち着ける場所で戦場を見下ろしていた。

 

「軍は撤退か」

 

「あれだけボロボロにやられたんだ。これ以上やっても損害しか出ないって判断したんでしょ」

 

「その判断をあの場でしてほしかったが」

 

「あのメギドの能力があったんだ、仕方ないさ」

 

戦場から撤退していく軍隊を虚ろな目で眺めるバハトは一人呟くが、それも仕方ないと割り切るテリオ。二人の内面は非常に対照的だった。

 

バハトはぶっきらぼうなように見えて深くまで考えるタイプの人間だが、テリオは反対に穿った見方をするがある程度は寛容に受け入れ受け止める人間だ。そういう意味では、二人の人としての相性は良い。

 

「戻りました」

 

「お帰り、ナイア」

 

そんな二人の元にナイアが情報収集から戻ってくる。

 

「軍はメギドとの戦闘記録を持ち帰る為に撤退。私は兎も角、二人の顔は割れてしまいました。指名手配ですよバハト」

 

「なんで俺だけだよ」

 

「私がテリオを捕まえさせる訳ないでしょう」

 

「そーですか…」

 

非常に上機嫌に弄り倒すナイアに辟易しながらバハトはため息を吐く。そんないつもの光景を見ながらテリオは苦笑いするしかない。

 

「あはは……しばらくあの軍の国では仕事できないね」

 

「いい迷惑だ」

 

「その話はサウザンベースに戻ってからしましょう」

 

ナイアが手を振るうと、彼女の影から扉と枠組が出現した。その様子をバハトは不思議そうに眺める。

 

「相変わらずどうやってんだそれは」

 

「企業秘密です。貴方が知る必要はありませんよ」

 

ナイアはピシャリとはね除けると懐からブックゲートを取り出してページを開き、起動する。

 

 

【ブックゲート! オープンゲート】

 

 

すると影から現れた扉が独りでに開き、本棚が渦を巻くサウザンベースに続く不思議な回廊が完成。その中にナイアは進んで行った。

 

「ったく、可愛げのねぇ。あいつの何処が良いんだよテリオ」

 

「あれでも心配してる方さ。まあ、ナイアの良さは俺だけが知ってればいいから」

 

「お前もお前でまあまあヤベーよな」

 

苦笑いするバハトにクスリと笑いながらブックゲートの回廊に進んでいくテリオ。そんな彼をふとバハトが止めた。

 

「なあ、テリオ」

 

「……何?」

 

「もし、俺が早まった真似をしたら――」

 

「―――その時は止めるよ。親友としてね」

 

迷い無く言われた力強い言葉にバハトは言葉を詰まらせ、何も言えなくなる。そんな事にはならないと確信しているのか、それとも覚悟を決めているのかは分からないが。

 

「お腹空いたし、帰ってチキンでも食べようか?」

 

「……ハハッ、皮肉か?まあ、俺も腹減ったから何でもいいが――――ありがとよ、テリオ」

 

はたして二人の剣士の約束は果たされたのか、それは分からない。一つだけ確かなのはバハトは封印されて、時を越え再びテリオの前に現れた、その事実だけである…

 

 

◆◆◆

 




まだまだ出番あるみたいなのでこの話を出すべきか迷いましたが欲望には勝てなかったよ……

今回はイッチでは無く邪神ネキがスレ主でしたが、過去話する時は邪神ネキのスレで行きたいと思います。

それではコテハン紹介です。

上位者狩人(幼年期) 
突如新星の如く現れた天才を狩人にスカウトするべく姑息な手を使い、挙げ句青ざめた血まで持ち出した。この後人形ちゃんに無言の圧力で怒られた。

クトゥルー博士 
サキブレの前身のMSの量子ジャンプ実験のテストパイロットをやっていた時にふと、刹那の事を思い返す。20年後、メタル刹那になっているとは夢にも思うまい。

這い寄るシスター 
暇潰しでテリオの過去を暴露する。過去の彼女たちを見るかぎり相思相愛だった模様。彼女は行動に対して優先順位を付けており、それは以下の通り。

1魔王様
2テリオ、イッチ
3自分
4その他邪神
5自分の眷属
6テリオの味方(スレ民を含む)
7敵対神性
8自分を怒らせたモノ
9それ以外

意外にもテリオやイッチの方が優先順位は上である。それは彼女が転生者であるからか、愛故なのかは分からない。


新規コテハン転生者

一般邪神飼い主 
真尋さん、以上。それ以外の何者でもない。
強いていうならフォークが狙った獲物を逃さなくなった。掲示板における常識人枠兼ナイアのストッパー。
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