奴隷ちゃん可愛い。
それだけの短編集です。

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ベッドシーンで達する直前にやめると「そんなぁ……」っていうのが可愛すぎて繰り返してたらこっちが達するタイミングで強制終了するようになりました。
これってそろそろ画面からでてきますかね!


元奴隷ちゃんがかわいいだけ

 

 

 

 

 

 彼女を引き取ってからもうすぐ一年も経つ。

 最初こそ、信用もされず一挙動毎にびくびくと震える程だった彼女だが、今となってはおあずけ(・・・・)してみたところたった一週間ほどで我慢できなくなりベッドの中にまで迫りに来るほどの強引さを見せるようになった。

 それ以来、毎日欠かさず相手してあげる(・・・・・・・)ようにしているが、満足させるのには少々骨が折れる。

 隣ですやすやと満足そうに眠る彼女をみて、ふと思い立ったことがある。

 そういえば患者のうちの一人が、あえて満足する手前でことをやめることによって後々の行為で一層燃え上がると話していた。

 思い立ったが吉日、すぐに行動に移してみよう。

 

 

 

 

 

 翌日夜。

 

 「ご主人様、今日は……」

 

 シルヴィ、ベッドに行こう。

 

 「はい、今日もお願いします」

 

 というわけでベッドに連れてきたが、今日はいつもと違う。

 ゆっくり慎重に彼女を責め立て、達する直前で行為を切り上げる。

 

 「ええ、そんなぁ……」

 

 彼女の名残惜しそうな声をどうにか振り切り、寝巻きに着替えさせ眠りについた。

 私だって辛いのだ、決して最近行為をするのが疲れてきたとかではない。

 これも後々の布石、悪く思わないで欲しい。

 

 

 

 

 

 そのまた翌日の夜。

 

 「ご主人様、今日は……」

 

 シルヴィ、ベッドに行こう。

 

 「はい……♡」

 

 ちょっと待てお預け状態になるの早すぎないか。

 そう思いつつ、昨日と同じようにベッドに行き寸前でことをやめる。

 目をとろんと蕩けさせ、名残惜しそうな声を出す彼女を断腸の思いで振り切り、今日も眠りについた。 

 

 

 

 

 

 そうしてしばらくの間、達する寸前で行為をやめるのを繰り返していた。

 最初の一週間こそ、名残惜しそうな声を出し不満気にしていたのだが最近になって大人しく引き下がり始めた。

 もしや一人で慰めているのではとも思ったのだが、最近は特に一日で外出することもなくずっと一緒にいる。

 そろそろ最後までしてあげてもいいなと思いながら今日も行為を切り上げ、眠りについた。

 

 

 

 

 

 さらに一週間が経過した時、事件は起きた。

 

 シルヴィ、ベッドに行こう。

 

 「…………」

 

 どうかしたのか?

 

 「あ、なんでもないです。ヘッドですね? いきましょう」

 

 そう言って、リビングのドアをくぐっていった。

 なんかいつもと違うような……

しかし、あまり深く考えないことにした。

 そういえば、いつも彼女は私の後ろをついてきていたが、今回は彼女が私が何がいうでもなく自分で行動している。

 些細なことだがそこまでで自分を出している彼女は珍しく、また小さいとはいえ自分本位の行動を見せてくれるようになったことに少し感動を覚えながら後を追っていく。

 この時はまだ、自分がしでかした間違いに気づいていなかった。

 たとえこの時点で気づいていても何もできないだろうとはいえ、ある程度の心構えはできただろうに。

 

 

 

 

 

 今日も達する直前に行為を切り上げ、そろそろ頃合いかなと考えていると彼女にそっと手をつかまれた。

 

 「ご主人様……どうして、やめてしまわれるのですか」

 

 そう言う彼女に、さてどうしたものかと考えこむ。

 ここで言ってしまえば簡単に話は終わるが、このまま黙っていたほうがより燃え上がる(・・・・・)のではないだろうか。

 とりあえず頭をなでてごまかそうと手を伸ばすと、そっと伸ばした手を彼女につかまれた。

 

 「言ってくれないんですか」

 

 「それとも」

 

 「言えない理由があるのですか」

 

 そのまま私の方へ迫ってくる彼女。

 非力だが、その目に何とも言えない凄みを感じ、思わず押し倒された。

 

 「どうして言えないんですか」

 

 「私に言えない理由とは何ですか」

 

 そのまま私の上に馬乗りになる彼女。

 まてよ、何かがおかしい。

 よく彼女の顔を見てみると、明らかに行為とは別の要因で顔が上気している。

 それに荒い吐息からかすかに香るのは……

 答えに至ると同時に、私の口の中にそれが突っ込まれ、中身が胃の中へ直接流れてくる。

 

 「男の人はお酒で口を滑らすもの、と本で読みました」

 

 「これでお話しできますよね」

 

 そう言って梅酒を瓶から直接一気飲みをする彼女。

 こいつ秘蔵の梅酒を勝手に飲みやがった。

 奥にはすでに空になった瓶が転がっており、もうだいぶ出来上がっている状態であることがわかる。

 さすがにこのままではまずいと彼女から瓶を取り上げようとしたが、両腕が何かに引っかかって動かない。

 思わず目を向けると、腕がベルトでベッドガードに縛り付けてあった。

 よく見るとこの前買い与えたベルトパンクのベルトのようだ。

 とにかくまずはこの状況をどうにかしなければともがいていると、すっと彼女の指が私の口に当てられる。

 

 「どなたですか」

 

 「喫茶店の店員さんですか」

 

 「服屋のお姉さんも、スタイルがよくて」

 

 「そういえばよくお話しされてましたよね、オーレリアさんのこと」

 

 ちょっとまて、なんか変な誤解がないか。

 最近確かにオーレリアのことはよく話してはいたが、なぜ急に名前が出てくる。

 

 「これでも言ってくれませんか」

 

 いったい何のことだ、話が見えてこない。

 

 「それならば、あまり使いたくなかったのですが、最終手段でいきましょう_____ご主人様の身体に、直接聞いて差し上げます」

 

 ちょっと待て、そんなのどこで覚えた

 

 「ご主人様の本棚の上から二番目奥に隠されていた艶本です」

 

 私のせいかよちくしょう。

 

 そんなこと言っている間に、すでに私の服は剥ぎ取られ。

 彼女が空になった梅酒の瓶を捨て、新しい小瓶を取り出す。

 それを見ておもわず声を上げた。

 

 ちょっと待て、それ媚薬じゃないか。

 

 「そうですよ」

 

 「いつもはご主人様が私に作ってくださいましたが」

 

 「たまには私がご主人様につかって差し上げます」

 

 そう言いながら小瓶のふたを開ける彼女。

 何か逃げる手段はないか探してみるが、時すでに遅し。

 彼女に無理やり口に突っ込まれた媚薬を飲みこむと同時に、体の感覚が暴走する。

 

 まて、少し話し合おう。

 

 「そんなこと言ってごまかしているのを本で読みました」

 

 「さあ、正直になってください」

 

 そう言いながら、私の局部に手をかけてくる彼女。

 素直に話しておけばよかったと、やってくる快楽の波に備えながら私は一人後悔した。

 

 

 

 

 

 「……おはようございます、ご主人様」

 

 「昨日は申し訳ありませんでした。その……自分が抑えきれなくて」

 

 こちらこそ済まない、きちんと話しておけばいいだけだった。

 

 「……その、本当にほかの人とは」

 

 誓ってないよ、そもそもそんな解消は私にはないし。

 

 それに、ね。

 

 「それに、とは……」

 

 今はシルヴィがいるからね、ほかの女性のことなんて眼中にないよ。

 

 「ご主人様……だぁりん!」

 

 えっ。

 

 「本棚の一段目の裏に隠されている本に書いてありました。その……愛する男性の呼び方だと」

 

 まったくもう、可愛い奴め。

 

 「だぁりん!愛してます!」

 

 そう言いながら腰に抱き着いてくる彼女を受け止める。

 今日はゆっくり家で相手してやるかと考えていると、ふとシルヴィの手の位置が腰から下がっていく。

 

 「だぁりん……♡」

 

 こりゃあ、今日と明日は病院を閉めなくてはなと私は思った。

 

 




続かない。
誤字脱字は治ると信じて。

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