鬼滅×ダンまち
なんとなくネタを出したかった。

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ちょっとした小ネタ


雷の呼吸 ベル・クラネル

「善逸 お前は儂の誇りじゃ」

 

儂はその言葉と共に意識が消えた。

兄弟子とはいえ上弦、単独で撃破したのだ。あのハナタレが立派になった…

善逸、あとは頼んだぞ。

 

 

 

 

 

これが死後の世界か…

思ったよりも今と変わらないものだな。

 

「…すかっ!」

 

むっ、何か声が聞こえる。天の使いというやつだろうか。

天の使いとは少年のような声なのだな…。

 

「大丈夫ですか!? お爺さんっ!?」

「む?」

 

眼を開けると白い髪に赤い眼をした少年がいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「師範! 今日もよろしくお願いします!!!」

 

師範と出会って数年。僕、ベル・クラネルは師範と修行していた。

師範、くわじま じごろうという名前らしい。字は難しくてよく分からなかった。

師範に教えてもらった『全集中の呼吸』というものは凄い、まだ9歳だった頃は身体も出来てなかったからかただただ辛いだけだったけど14歳になった今では恐ろしい速度で走ることが出来るようになっていた。

11歳からは全集中“常中”というのも教わった、最初は肺が痛いし耳が痛いし心臓が耳から飛び出してきたんじゃないかって思うぐらい苦しかったけど最終的には寝ている時にも出来るようになっていた。

師範が言うにはだいぶ上達が早いと褒めてもらった。どうやら僕にも兄弟子が二人いるらしくその二人についても色々教えてもらった。

 

師範は別の世界から来たとのこと、ニホンと呼ばれる国で鬼と呼ばれる人を食う化け物を倒していたらしい。

その辺の話は長くなるから省略するけど涙がしばらく止まらなかった。

おじいちゃんが亡くなって5年、師範と出会っても5年。僕の親代わりもしてくれた師範。

明日、僕は師範の元を離れて冒険者になりにオラリオという街へと向かう、女の子と出会うために。

師範にそれを言うと笑いながら行って来いと言われた。どうやら柱と呼ばれる師範達がいた組織の上位の人達の中には嫁が三人もいた人がいたそうだ、凄いと思わず尊敬してしまったが師範に参考にするではないと怒られてしまった。

 

 

 

 

「ベルよ、これを受け取ってくれ」

 

翌朝、準備を終えた僕が師範と朝食を取っていると師範が一振りの刀と服を渡してくれた。

見た感じは極東の服に似ている上着だ。黄色に白い三角が書いてある羽織と呼ばれるものらしい。

そして刀。ぬ、抜いてみてもいいのだろうか…

 

「抜いて儂に見せてくれ」

 

僕が刀を抜いてみると師範はぽつりとつぶやく

 

「まさかこの世界にもこれがあるとは思わなかった。かなり無理を言ってしまったが作ってもらえてよかったと思っている」

 

刀を抜いて眺めていると刀の色がどんどん変わっていった。鋼色の刀身がどんどん黄色く染まり。さらに濃い雷のような紋様が浮かんで来た。その変化に驚いていたが師範はうむっと深くうなずいていた。

どうやら呼吸を身につけると刀身が変わる金属を使い刀を作り上げたらしい。

 

「日輪刀と呼ばれる鬼殺隊が所持する刀だ、本当は隊服も着せたかったが流石に間に合わなかった」

「いえ…本当にありがとうございます……では! 行ってまいります!」

「うむっ、頑張ってくるのじゃぞ!」

 

そして僕は住んでいた村を出た。

ずっと試したいことがあったので師範が言った馬車には乗らず、自分の足でオラリオへと向かってみた。

試してみたことは成功したが足の負担が凄い、冒険者になれば何か変わるのだろうか…

 

そのままオラリオに向かう途中道にゴブリンがいたので早速雷の呼吸をためしてみる。

 

「シィィィィィィィ……!」

 

雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃

 

超高速で走りゴブリンの首を切断する。師範の教えにより首を狙ってしまうようになってしまったのは悪い癖なのかもしれない。

刀を収め、再度オラリオへと足を進めた。次の街に着いたら馬車に乗ろう。流石に遠い…




本当はエンディングで煉獄さんも出そうと思ったけど
めっちゃ長くなりそうなのでこの辺で

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