絶対守護 ヒーロー嫌いのヒーローアカデミア 作:ひよっこ召喚士
基本的に対脳無チームしか出てきません。
書けたら他視点も書く予定です。
状況が状況だしな。
山稜、心操、轟を除いたメンバーで咄嗟に組んで戦うならどんな感じになるのかを考える所からなんですよね。まあ、爆豪は一人で突っ走るとして、16人なので分けるなら4人チームを4つでしょうか。良い組み合わせありますか?(人任せ)
(※この小説において口田・砂糖はいません)
まあ、上のは半分冗談なので気にしないでください。
まあ、とりあえず本編どうぞ。
一瞬で教師、プロヒーローを倒して見せた脳無の登場に今まで士気の下がっていたヴィラン側が一気に持ち直し、生徒を襲いだした。しかし、すぐに先生の代わりに指示を出したおかげで、A組の士気も持ち直し、問題なく対応が出来ている。
「それで何をすればいいんだ?」
「わざわざ指定したという事は作戦があると思って良いんだろ?」
対脳無として私が選んだ心操と轟の2人からの言葉に私は私の考察を話す事にした。しかし、それを敵が許してくれるわけがない。
「脳無、調子に乗った餓鬼どもを殺せ!!」
「転ばせるから凍らせて!!」
真正面から防ぐことはまず出来ない。となれば周囲を確認したうえで問題ない方向へと脳無を勢いそのままで転ばせる。相当な勢いで突っ込んだようだが大きいダメージは無い。それどころかかすり傷が治っていくのを確認した。
「轟」
「ああ、分かってる」
轟の氷の力は戦闘訓練でも見させてもらったが凄まじいの一言である。少しの間ではあるが動きを止めた脳無を封じる様に素早く発動する技術にも感嘆させられる。しかし、これだけで封じれたとは思っていない。
「なるべく氷を厚く、冷気を出し続けて、たぶんやめた途端。いえ、やめなくてもさっきのパワーを考えると飛び出してきてもおかしくない。私も冷気を留める手伝いはする」
「確信があるみたいだが、理由は」
「あいつ、あれだけの衝撃を受けて傷が全然ついていない。それに加えてその少しの傷もいつの間にか治ってた。そして、相澤先生が眼で捉えたのに速さと力は落ちていない。はっきり言って異常、普通の生物と同列に考えるのは楽観的でしょ」
私の言葉に納得してくれたようだが、それ以上に改めて敵のスペックを考えると悲観的になりそうだ。だが、凍らせ続ける事でどうにか時間を稼いでいるうちに先ほど言っていた敵に対しての考察を伝える。
「まずおさらいから、衝撃を軽減している、傷を回復する、パワーは個性由来ではない、そしてあいつは指示が無いと動かない。分かっているのはこれ位」
「それで、どうするんだ」
「指示を聞いてから動くって事はこちらの声も届く、だけど知能の低い人形みたいだから返事は期待できないけど」
「指示を理解できる頭があるなら暗示が出来るって事か」
「このままではじり貧だから、一度あいつを開放して、私の個性で動きを封じて、心操の声を届ける。その後、相手が止まったのを確認してもう一度氷に封じる」
「分かった。なら準備をしてくれ、それと氷を解く時ともう一度凍らせるときに合図を」
既に私たちを殺せと命じられている脳無は拘束の手を緩めた瞬間に飛び出す事だろう。暗示で指示を完遂したと思わせてから、次の指示の届かない氷に閉じ込める。これ以外に私は方法を思いつけなかった。だが、二人の協力があれば問題ないだろう。
合図を出して、轟に下がってもらう。私も冷気を閉じ込めていたプリズムを解除する。1,2、3,4……カウントが5秒目に入った瞬間、ひび割れるような音と氷の破片を伴って脳無が飛び出してきた。どうやら冷気で体を冷やされたからか動きが少し鈍い。
しかし、あれだけの動きを繰り返していればすぐに筋肉が熱を持ち、動きが元に戻ってしまうだろう。ならば、すぐに決めてしまうのが良い、首謀者2人は高みの見物を決め込んでいるようなので警戒しつつも、目の前に集中する。
「今日は物理エネルギーを使いすぎたけど、他にも貯めこんでるエネルギーはあるんだよ。とりあえず」
「痺れろ」
どうやら貯めこんだ電気エネルギーは脳無にも有効なようだ。どれだけ身体が丈夫に作られていようとも筋肉自体が麻痺してしまえばすぐには動けない。電撃により焼き切れてしまえば筋肉自体が再生してしまうのだろうが、心臓麻痺や痙攣を起こしはするだろうが、傷つくことは無いような威力に調整した。エネルギーの吸収、変換などを訓練で繰り返してきた私にはどれくらいのエネルギーでどんなことが出来るのかを正確に把握している。
「心操」
「任せとけ」
動きを止めているとはいえ、危険な事には変わりない。私は心操を守る様にプリズムを張って、支援する。脳無が完全に動きを停止したのを見て、焦りだしたのか首謀者2人が動き出そうとしているのが見えた。だが黒霧は爆豪が爆発で吹き飛ばし、行動を封じ込めている。それを見た私は、檻に死柄木を封じ込めた。死柄木の『崩壊』は私の力では防ぐことが出来ず、防ごうと思えば危険である。だが発動の条件が分かっていれば対策も容易である。五本の指で触られなければいけないのなら、ギリギリ指一本が触れるか触れないかという小さいプリズムを集めて檻にしてしまえばいい。
黒霧のワープで簡単に助けられてしまうだろうが、現在は黒霧も生徒の対応に追われている。これで問題は無いと、思った瞬間にプリズムから衝撃が伝わった。相殺が少し遅れたがエネルギーを消費して、受け止める。骨が軋むような衝撃に倒れそうになるが、表情に出すことなく、脳無の方に顔を向ける。
「山稜!!プリズムに色を付けろ。目の前に俺らが見えることが暗示の邪魔をしてる」
「ごめん。すぐに」
暗示と言うのは信じ込ませること、繰り返し行う事で深くかかって行くが、明らかに矛盾していることを信じさせるのは不可能なように、倒すべき対象が目の前にいるのに倒していると思い込ませるのは非常に難しくなる。分かり切ったことの様に思えるが、緊迫した現状で見逃してしまった小さなミスだ。全くかかっていない訳では無いが、今から暗示をかけ始める物だと考えた方が良いだろう。暗示をかけている間は衝撃を加える事は出来ないので、ただ耐え続けることしか出来ない。既に不意打ち気味に一発喰らっている状況でどれだけ耐えれるか……
2回目の衝撃がやって来た。一部の衝撃をそのまま衝撃の緩和させるために流用する。そして次の衝撃に備えるために吸収も行う。そして事前にプリズム自体の強度を上げるために可能な限り、プリズムを重ね掛けした。もちろん、暗示を仕掛ける心操の声の邪魔にならない様に気を付けたうえでだ。残っていた物理エネルギーと急いで変換しているエネルギーでどうにか、持ち堪えた。しかし、物理エネルギーは完全に底をついた。
3回目……骨が軋むのは当たり前で、体中の筋肉も悲鳴を上げている。立っていることが難しくなり、倒れこむような勢いで膝を着く。内側からの衝撃で内出血を起こし、体中に痣が浮かんでいるのが分かる。外から見て分かりにくいが、このまま放置すれば頭に血が回らずに気を失うかもしれない。様子がおかしい事に気付き、近づいてきた轟に身体を氷や冷気で包むように頼んだ。痛みで火照った身体にちょうど良く、眼も冴えわたる。
4…回……遂に……内臓も、ゴホっと噎せ返ると同時に血を吐いていた。轟の声が遠くに聞こえるが、それは大きくも聞こえる。ごめん……目、開けてられない……探知しているから、うん…プリズムには影響は出てない。ああ、息苦しい。次で落ちるかな?
……あ、ちょと、飛んで…たかな。pりzむはぶじか……ケ…ゴポ…アはは、アタマイタイ……血ガ、サン素が……足り……ああ、轟以外のこえ、先生も……はは…はははは
もうねてもいいかな?
どれくらいヤバいかというと
全身打撲、全身内出血(轟により止血中)、内臓、主に呼吸器がやられ、骨も殆どにひびが入っている。筋肉も切れてます。血管もボロボロかな。
うん、気絶できてよかったね。
体力、生命エネルギーを貯めてるけど、意識失ってるから個性は使えない。体力は残ってるわけもなく、リカバリーガールは頼れない。
【緊急入院】
個性に頼らなくても、技術レベル高そうだし、何とかなると思ってる。目が覚めたら、エネルギーを補給して、リカバリーガールに治してもらう事で、学校への復帰は遅れますが、体育祭には参加予定。
4回目の次の部分にもう一文、山稜のセリフがあります。演出を凝りたかったので消えたり現れたりしてます。見にくいんですが、見逃した人で時間がある人は少し待っててください。現れると思うので。
作者「えっ、オールマイト?知らない子ですね」
オールマイト「(´・ω・`)」