絶対守護 ヒーロー嫌いのヒーローアカデミア   作:ひよっこ召喚士

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小説を書いてる途中で何でか知らないが書いたものが一気に消えた。プレビューに表示されてる部分しか残らなくて半分以上書き直した。酷い事件だった。これが無ければ後、2時間は早く投稿出来ただろう。

心が挫けそうになりましたがプルスウルトラの精神で頑張りました。(絶対消える前の方が良かったけど、残ってないから諦めた。物凄く悔しい、こまめに保存が大事だと痛感しました)

という事で本編どうぞ。

名前の表記を普通に間違えました。
「そら」×→「みら」○
山稜鏡=プリズムのことで
「山稜」が名字となり。
「鏡」が「ミラー」で「みら」です。
打ち込むときに、ひとみ(瞳)、そら(空)の変換でやってるので、その際にまちがえて、そらで入れたのだと思います。今後は間違えないよう気を付けていきたいと思います。

感想でご指摘して頂きありがとうございました。


15 心操人使:オリジン

 あの日は夏休みが終わってから、そこまで時間が経っていなくてまだまだ暑い日だった。休み明けという事であちこちで話し声が聞こえてくるが、俺には一切関係の無い事で、それどころか俺が近くを通るだけでその声はピタリと止んでいた。ペチャクチャと煩いぐらいだったのが一瞬でヒソヒソと苛立つものに変わった。

 

「……チッ」

 

 苛立ちを隠す事もしないで、俺はその場を離れた。だが、学校と言う区切られた空間で人のいない場所など有って無い様な物で、逃げ出した先から更に逃げるを繰り返して結局はいつもの場所に行きついた。そこはよく俺が訪れる事から無人となった校舎裏の一角にある俺の定位置なのだが、その日はあいつが立っていた。

 

(……ここに人が居るのか) 

 

 俺の事を知らない奴か、俺の定位置だと知らない奴のどちらかだろうと思い、その場から離れようと思ったが、ふとそいつの姿が目に入ってきた。整った顔に透き通った結晶を思わせる綺麗な瞳、深みと光沢のある黒い長髪の少女と言えるぐらい背の小さい女。人を引き込む魅力があるが、その視線の先が何も存在しない空中であり、その瞳が虚ろであった。

 

 不思議な雰囲気に包まれているそいつはまるで微動だにせずに、その場に佇み続けていたのだが、ボーっとした表情のまま歩き出そうとすると、小さい体躯とは関係ないとばかりに鍛えられているのが分かる身体でありながら足取りもフラフラで、小さな段差に足を取られたのが見えた。

 

「危ない!!」

「ひゃっ!?」

 

 俺は咄嗟に手を伸ばしそいつの腕を掴んで転ばない様に支えてしまった。転びかけたことで意識がはっきりしたのか、先ほどまでとは違うしっかりとした意思で立って、こちらを見てきた。その瞳に色が入ると何でも見通しそうであり、何でも受け入れてくれそうな優しさを感じた。

 

「ごめん。ボーっとしてた。助けてくれてありがとう。えーっと……」

「……1年の心操(しんそう)だ」

「同じ1年の山稜(さんりょう)と言います。改めてありがとう、心操君」

 

 どうやら俺の事も俺の個性についても何一つ知らないようで、普通の人と接するように山稜は接してきた。それ故に俺も普通に返してしまった。名前を知られたのだから嫌でも俺については耳にするだろうし、次に会う事は無いだろうとその時は思っていた。

 

「居た居た心操君。これこの前のお礼に」 

 

 一週間も経っていないが俺の場所で何もせずに座っていると、再び訪れた山稜に袋に入った菓子らしき物を渡された。見た目から察することが出来たが手作りのようだ。

 

「……お前俺を知らないのか?」

「ん、心操君は有名人だったの?私は周りから避けられているから噂を含めて情報などは入って来ないんだ。個性を使えば別だけど公共の場で使えば犯罪だからね」

 

 個性云々よりも、学年に関わらず広まっている俺について知らないという事よりも、一番最初に俺が気になってしまったのは山稜の立ち位置だった。

 

「避けられてる?」

「心操君も見たと思うが私はすぐにボーっとしちゃうから。その時の姿が不気味だからと人が寄り付かなくなってね。まあ、関わり合いも煩わしいから丁度いいよ」

 

 それを聞いて、ある意味同類だと感じた俺はそいつのカテゴリーを変な奴から仲間へと変えていたのかもしれない。それぐらい、周りから避けられているという学校での立ち位置境遇に親近感を覚えてしまった。

 

「……心操」

「ん?」

「……心操でいい。同い年だろ」

「そう?なら私も山稜で良いよ」 

 

 それ以来、俺と山稜は何度も同じ場所で会うようになった。苗字とは言えお互いに呼び捨てで呼び合ううちに打ち解けていき、話し方もお互い素に近い物へと変化していった。勉強の話、家でのことなど他愛もない世間話ばかりであったが、退屈だとは思わなかった。だが、山稜の耳に最悪な形で俺の噂が入ってきた。

 

「心操が女を洗脳して好きにしているって噂が聞こえてきたんだけど」

 

 洗脳と言う個性について知れ渡っているのと、俺がそれを平気で使う奴だという噂は知っていたが、そんな噂は初めて聞いたし、最近になって流行り出したのだとしたらその女と言うのは山稜の事だろうと確信した。 

 

「すまん」 

 

 気づいたら俺は口から絞り出すように謝罪の言葉を出していた。このままこいつと関わって居たら俺の所為でこれまで以上にこいつも人から避けられたり、噂を聞いて馬鹿な事をする奴が出てくるかもしれない。それ以前にどうすれば良いのか分からなくなり、その場を離れようとしたのだが山稜の個性で止められた。

 

「いきなり謝られても何も分からないし、謝られる謂れが無いよ。それにいきなり去ろうとするから驚いて個性使っちゃったじゃないか。全く、落ち着いて説明してよ……友達でしょ?」

 

 その言葉に救われたような感覚と更に心が締め付けられるような感覚があった。たぶん、風評被害の弊害を受けた山稜への罪悪感だったのだろう。俺はポツリと個性の説明と根も葉もない噂が流れている事、今回の噂の女と言うのが山稜の事を指しているであろうことを伝えた。

 

「そう言う事、私が一緒にいるから迷惑かけちゃったかな」

「違う!?俺が、俺の個性がこんなだから」

 

 自分の個性がヴィラン向きだと言われることは昔からだし、自分でもそうだと思ってしまう。今では人との関わりは自分から避けていたというのに、長く関わってしまった自分の失敗だと伝える。

 

「じゃあ、何で私を助けてくれたの?」

「……ヒーローを目指してるのに目の前の奴助けない訳にはいかないだろ」

 

 散々笑われて、馬鹿にされて、否定されてきた夢、もう誰にも話す事は無いと思っていた夢を言ってしまった。隠したくなかったというより、嘘をつきたくなかったんだと思う。

 

「ふふふ、ヒーロー目指してるんだ」

「……悪いか」

 

 山稜も小さく笑い声をあげた。馬鹿にするような物では無かったが、ついイラッとしてしまって八つ当たり気味に言葉を返してしまった。そうすると慌てたように山稜は訂正してきた。 

 

「ううん、私も目指してたから」

 

 山稜の言葉は何故だか知らないが過去形であった。鍛えられている身体や素早い個性の発動などから見てヒーロー志望だと思っていたのだが、今は違うのだろうかと不思議に思った。そのことについて聞くと、どこか悲しそうな表情を浮かべた後に少しずつ話し始めた。

 

 その時は詳しくは言わなかったが昔あったことのあるヒーローが憧れとは到底かけ離れた存在だったこと、その時に言われた言葉がショックすぎて倒れて入院したこと、退院後も踏ん切りがつけられずに部屋に籠ったり、学校に行くようになってもボーっとしてばかりになったことを話してくれた。

 

「私はさ、ちょっとしたことで当にヒーローに成りたいのか分からなくなっちゃったからさ。私よりも色々と言われてるのに心操はヒーローを目指してるって断言出来て凄いね」

 

 そう言い切ると付け足すように「諦めきれずに今も訓練だけはやってるんだ」と自虐を含めて笑うように言った。まるで自分の境遇が軽いかのように言うが倒れて入院するほどショックな事をヒーローから言われるなんて、はっきり言って普通ではない。夢を他人に汚され、人を信じられなくなっても、外へ出ようとする山稜の方が強いと思った。

 

 話しに驚いていると、山稜の様子がいきなりおかしくなった。先ほどまでは乾いた笑みを浮かべていたその顔が少し青くなり、身体が震えて自然と頭が下を向いた。足が震えて今にも倒れそうになっている山稜に慌てて駆け寄った。

 

「大丈夫か?!おい!!……いや『返事をしろ山稜!!』」

 

 反応が返ってこず、眼がどんどん虚ろになって行く山稜に危機感を覚えた俺は山稜の意識を戻すために個性を使用して叫んだ。急に叫んだ俺に驚いた山稜は反射的に「ご、ごめん」と返・事・を・返・し・た・。返事をしたのならこっちのもんだ。

 

「『大丈夫だ。落ち着け、深呼吸をしろ』」

 

 俺の言葉に従い深呼吸をする山稜の表情は少しずつ良くなり、目に色が戻った。段々と震えも止まって行き、完全に止まった頃には問題なく立てるようになっていたが、大事を取って座らせたままにする。

 

「ありがとう、おかげで助かった」

 

 無断で『洗脳』などと言う個性をだまし討ちの様に使ったのだ。緊急事態であったとはいえ文句の一つや二つは言われてもしょうがないと思っていた所にお礼を言われて俺は目を点にした。

 

「結構危なかったから、個性まで使ってくれて」

「個性を使ったのにそれだけで良いのか?」

「え?あまり良い思い出の無い個性を私の為に迷わず使ってくれて、心操は『ヒーロー』に向いてるよ」

 

 初めて言われた言葉に動揺を隠すことが出来ず、溢れそうになる感情を押しとどめる事で精いっぱいだった。だが、何か言わなくてはと思い、先ほど聞いた話に対する思いを告げた。

 

「落ち着いたのに話を戻すべきでは無いだろうが、山稜の事情はちょっとした事じゃないし、今も修行を続けてるのは凄い事だと思う自分の事を卑下しなくても良い。それとヒーローって言っても人それぞれだろ?自分がやりたい事をやればいいんじゃないか?」

 

 少なくとも先ほどの山稜の言葉を聞いて、どんなヒーローが居ても良いじゃないかと思えた。山稜に俺は救われたんだ。そんな山稜を少しでも支えたいと思ったんだ。

 

「そうか。やりたいことか。私さ、親には憧れてた。でもヒーローはもう嫌いになってるんだ。事件を仕事としか思わないヒーローもそう、ヒーローに、いや誰かに助けられるのが当たり前と思ってる人たちもそう、この社会って奴が信用出来ないんだ、人の視線や言葉が気になっちゃうんだよ。それでも捨てきれなかったんだよ」

 

 俺は山稜のバラバラの想いをどうにか文にしようとしていると言った印象を受ける訴えを黙って聞いた。相槌だけは打っていたが、山稜の言葉を邪魔することなく、山稜の縋るような目を見つめ続けた。潤んだような瞳と掠れた声は勇気の証だ。

 

「安心して弱音を吐けたからか自分が何したいのか考えられたよ」

 

「ヒーローは嫌いだけどさ、親は好きなんだ。否定的な言葉が怖いなら否定できない位の結果を見せてやる。助けを求めるのが当たり前な社会は嫌いだ。だけど求められてるんなら助けて、いや全てを救ってやる。ヒーロー嫌いなヒーロー、面白いと思わないか?」

 

 先ほどまでとは打って変わって夢を語る子供の様な明るい表情で力強く告げてくる山稜。その瞳はしっかりとした光を受けて七色に光っている様を幻視した。自信の表れか女性らしい口調から少し変化していたが、それに対する指摘よりも「面白いと思わないか?」という山稜の問いに対してクツクツと笑いながら返す。

 

「斬新すぎて笑えるよ」

 

 そう俺が言うと山稜も笑い出した。その場の雰囲気に飲まれ俺も普段からは考えられないくらい笑った。お互いの姿を見てさらに笑った。一通り笑いつくしたところで山稜から提案をされた。

 

「一緒に修行してくれないか、心操、優しいし、頼りになるし、目的は違うが目標は一緒だから。ダメかな?」

 

 少し前に泣いていたため涙目で、笑いすぎで顔を赤くして、自分よりかなり背が小さいので顔を上げているとはいえ、かなり上目遣いになり、微笑みながら伝えてくる山稜。事情や仲間意識を除いても俺には断る事はたぶんできなかっただろう。……まあ断る気など一切なかったのだが。

 

「ああ、これからもよろしく頼む」

 

 この時から始まった山稜との『ヒーロー』を目指す者同士としての関係。お互いにアドバイスしながら身体能力の強化、個性の練習や応用などの練習を行い始めた。山稜の両親の協力もあり、身体能力、個性、共に順調に伸ばしていくことが出来た。……訓練とは関係ないが、二人きりかお互いの両親の前などでは名前で呼び合うようになった。外でうっかり呼ばない様に大抵は名字で呼んでいるが、大事な話をするときだけでなく。咄嗟に呼び掛ける時なども名前が出てくるので、かなり慣れてしまっている。

 

 雄英に入る少し前の二人で訓練している時には、自分の思い描く『ヒーロー』の姿がはっきりしていた。気恥ずかしい思いを押し殺して、すぐ近くにいる奴に宣言した。

 

「俺は何と言われようがなんて思われようが助けたい人を助けられるようになる」

人使(ひとし)らしい、優しさだな。それと周りを気にしない所は似てるな」

「その中助けたい人にはお前も入ってる。夢の為に無理する前に俺を頼ってくれ瞳空(みら)

 

 山稜が居なければ今の俺は居ない。多少重いと思われてもしょうがないと思えるくらいに山稜の事を想っていた。山稜も似たような事を俺に告げたことがあったが、それ以上に支えたいという俺の宣言だ。

 

「なら、お互いに助け合うとしようか。私が人使を人使が私を守れば良い」

「ああ、そりゃ最高だ」

 

 瞼を閉じればあの時の光景はいつでも思い浮かべられる。それぐらい強く刻まれた約束だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「『起きてくれよ。瞳空』」

 

 こぼれた言葉は弱々しく、静かな病室の宙へと溶けて消えた。勝手に泣き出しそうに自分の目を止めることが出来ず、雫が落ちる。

 

 

 

 

「…ぁ……心………操?」

 

 返ってくるとは思っていなかった返事が病室に微かに響いた。その声を俺の耳は確かに拾った。驚きながらもそちらを向くと、薄っすらではあるがこちらを見つめて、不思議そうな表情の山稜がそこにいた。

 

「なに…泣いて……んの?」

「馬鹿野郎。1週間も寝てたんだぞ」

「はは……そう、そりゃ……ながい…な」

「今、医者呼ぶぞ。少し待ってろ」

 

 ナースコールを押してやってきた看護師に山稜が起きたことを伝えると、急いで医者が駆けつけてきた。今の診断結果を伝え、体に違和感が無いかを聞き、体中がボロボロだからくれぐれも安静にするようにと伝えていった。

 

「安静にか、動けないからそうするしかないな」

「動けたら、安静にしないのか?」

「じっと、してるのは、退屈だ。あれからどうなった」

「まったく、ヴィランは首謀者2人が逃げ出した。先生やクラスの奴らは無事だ」

「そうか。良かった」

 

 そう言って笑う山稜は心の底から良かったと考えているようだ。自分の被害を顧みない行動の仕方はあまり許容したくない。

 

「いやさ、私の判断が間違ってる所為で最後危険になっちゃったから。その分だよ」

「あれは、あんな怪物が用意されてるなんて誰も考えなかっただろ」

「あれは予想外だったけどさ。それ以上に大丈夫だと高を括ってたんだよ。その考え方がさ、自分の目指すべき目標と比べると駄目だなって感じてさ。ついつい焦っちゃったのかもね」

「もう少し自分を大切にしろ」

「肝に銘じとくよ」

 

 そんなことを話してると、リカバリーガールがやってきた。いつもの診察の時間より早いと思っていると目を覚ましたという連絡を受けて、予定も無かったので先に来てくれたそうだ。

 

「元気そうで何よりだよ。体中ボロボロだというのに」

「生命エネルギーは比較的貯めやすいので、意識さえあれば回復に回せます」

「まあ、体力があるなら問題なく治療が出来るよ。ほれ、チユー」

「うひゃあ」

 

 リカバリーガールの治療を受けたおかげで怪我は完全になくなった。折れに折れた骨も断裂した筋肉も元通りとはいかないが、問題は無いレベルである。後は寝ていた分のリハビリをしていくだけだ。

 

「個性の相性が良いから一気に治せたけど、普通はこんな大怪我は直ぐには治せないんだ。無茶を繰り返すような真似はするんじゃないよ」

「了解しました」

「治したばかりなんだ。安静にしときなよ」

 

 そう言うとリカバリーガールは還って行った。俺は病室の入り口まで見送り、頭を下げてきた。その間は1分あるか無いかぐらいだというのに、戻ってみると点滴を刺したまま飛んだり跳ねたりしている山稜の姿が見れた。

 

「『山稜?』」

「は、はい」

「『大人しく、横になってろ!!』」

 

 流石にそれは許すことが出来ないので怒鳴りつけると共に個性を使用して寝る様に促す、解除しようと思えば山稜なら解除できるだろうが流石に不味い事をしたと思ってるのか大人しく寝ている。

 

「学校ではどうだった?みんなの様子は?」

「お前以外は先生もクラスの奴らも問題なく登校してたよ」

「あ、1週間寝てたけどその間も授業ってあった?!」

「1週間休みがあって、ちょうど今日から再開だったから無い」

「それならよかった。1人で補修とかは嫌だからね」

「だろうな。クラスの連中もお前の事を心配してたから。()()()()()()とっとと来い」

「地味に矛盾の言葉をありがとう」

「はは、っと少し前からクラスの連絡が来てるみたいだな。まだ伝えてないからそっちとは別件だと思うが」

「おっ、何かあるのかな?」

「はは、面白い事になってるからみて見ろ」

 

 そう言って俺は山稜の方に自分の携帯の画面を見せた。

 

 

 

[緑谷:みんなで特訓しない?体育祭の為だけじゃなくて、ヒーローに成る(誰かを守る)ために]

[爆豪:クソデクが、一番個性で体をぶっ壊してる手前が調子に乗ってんじゃねえぞ!!]

[爆豪:言いだした手前が訓練場の許可責任とってぶんどってこい]

[切島:緑谷一人に押し付けるなよw素直じゃねえな爆豪ww]

[爆豪:殺すぞクソ髪]

[切島:特訓良いんじゃね?俺も強くなりたいと思ってたし、って爆豪怖えよ……]

[上鳴:よっしゃ、やってやろうぜ!そして切島、ざまぁww]

「耳郎:煽ってると飛び火するよ。それでいつやる予定?」

[芦戸:みんなで特訓て面白そう!!]

[常闇:好敵手と切磋琢磨する。これぞ強者への道]

[葉隠:うん、うん絶対楽しいよ]

[瀬呂:へへ、良いねぇ。ヒーロー科っぽいんじゃね]

[麗日:色々とやれること試してみたいね]

[飯田:素晴らしい提案だ緑谷君、準備などは委員長として手伝わせて欲しい]

[八百万:特訓ですか、家に遅くなると伝えないといけませんね。手続きなどは私もお手伝いいたしますね。順番で行いましょう]

[尾白:相手が居ると助かるから、特訓の誘いは嬉しいよ]

[峰田:俺もやるぞ、やってやる]

[青山:汗水流すのはスマートじゃないけど、弱いままなのはかっこ悪いね☆]

「蛙水:ケロ、楽しみしてるわ。耳郎ちゃん以外だれも日程を確認しないのね」

[轟:思う所があるので特訓には参加させてもらう]

[障子:どこまでやれるか。試す事は良い事だ。俺も参加させてもらう]

[緑谷:みんな、ありがとう]

[飯田:良い提案をしてくれたのだからお礼を言うのはこちらだ]

[切島:そうだぜ。緑谷のおかげで楽しくなりそうだ]

[麗日:うんうん、流石だよ]

[八百万:それで日程はどうしましょうか?]

[上鳴:基本的に放課後だろ]

[耳郎:人数居ないと借りれないんじゃない?]

[瀬呂:予定ある日もあるけど毎日誰かしら居るだろ?]

[葉隠:確かに、それなら少ない日は中止で、毎日で良いのかな?]

[飯田:強制では無いのだから、それで問題ないだろう]

[尾白:その方が有難いね]

[常闇:ならば決まりだろう]

[峰田:時間も残れる奴の時間か?]

[蛙水:けろ、最低限の人数が残って無いと駄目だからそこはその日の人次第でしょう]

[芦戸:それに、個性使うなら先生にも監督して貰わないとダメじゃない?]

[障子:それらを含めて一度確認を取るべきだろうな]

 

 

 

「はは、特訓だって、リハビリにちょうど良いかな?」

「はあ、最低でも明日一杯までは入院しとけ、お前の両親にも連絡入れるから」

「げっ……分かったよ」

「それで、俺らからも連絡入れるか?」

「そりゃ勿論」

 

 

[心操:俺も参加させてもらう。個性相手の立ち回りを強化したい]

[山稜:リハビリがてら参加するから。よろしく!]

[緑谷:山稜さん。起きたの!?]

[麗日:良かった。無事で良かった]

[切島:山稜のおかげで助かったからな、ありがとな]

[上鳴:というか、やばい奴任せっきりにしちまったからな]

[飯田:山稜君、回復おめでとう。君の復帰をみんな待ち望んでたよ]

[芦戸:ねえ、話したい事あるから会えるの楽しみにしてるよ]

[蛙水:無理はしないでね。山稜ちゃん]

[爆豪:チビ女、怪我人だろうが容赦しねえぞ。首席だか知らねえが今回の件で弱点もある程度予想は付く、勝たせてもらうぞ]

[切島:容赦しろ!?怪我人だぞ。馬鹿野郎]

[上鳴:爆豪、それは流石に止めるぞ]

[障子:回復具合次第だろうが、リハビリがてらと山稜本人が言っているんだ。無理をさせてやるなよ]

[八百万:意識が回復してないので遠慮していましたがお見舞いに伺ってもよろしいでしょうか?]

[耳郎:そういえば、お見舞いしてるの心操だけだね]

[峰田:そうだな。見まいに行こうぜ。なっ]

[常闇:隠しきれぬ雑念が溢れているな]

[青山:いっそ清々しいね☆]

[瀬呂:お前は見舞いの品だけ誰かに渡せ]

[轟:参加する気みたいだが体は大丈夫なのか?]

[尾白:そう言えば全身ボロボロだよね?]

[葉隠:リカバリーガールでもそこまで直ぐには治せないんじゃ]

[芦戸:山稜さんも回復できなかったっけ?]

[緑谷:個性把握テストの後で心操くんを回復してたね]

[耳郎:あれ、怪我にも効くの?]

 

 

 俺と山稜が送ってから更に話し合いが加速していった。その様子を見ているだけで賑やかで、少し煩いぐらいの教室を思い浮かべることが出来る。まるでクラスの全員とワイワイ話している様な気分を味わえたので自然と笑顔になる。

 

「ふふ、頑張って行こうか」

「そうだな」

 

 1のAの全員が揃った。これでようやく学校が再開したという空気になった。辛く苦しかったが貴重な体験であるヴィランとの戦いを糧に一致団結していけばこのクラスは何処までもいける気がしてくる。ふと、山稜の方を見ると向こうもこちらを見ており、顔を見合わせてお互いに笑いあった。




学校に来ては居ませんが一応これで過去話、目覚め、クラスへの復帰を書き切りました。パチパチパチパチ(セルフ拍手……虚しい)

まあ、後はもう一日入院するので山稜の両親とクラスメイトのお見舞い、担任や警察との会話などを入れましょう。

後は、特訓の話を書いたら、一気に雄英体育祭に突入のつもりでしたが、USJ襲撃のメインの所は書ききったから、次に入る前に少しこの作品はスローペースにして、他の作品を先に書こうかな。前回の投稿では特訓の話まで書き切るって言ったけど。特訓の描写は体育祭の途中に入れていく方が良い気がしてきた。


という事で山稜のお見舞いを書いたら体育祭の形式や勝敗、戦い方なども考えていく必要があるので、どっちにしろ直ぐには書けないですし。


クラスのメンバーに違いがあるし、障害物競走はそのままで、騎馬戦は別の競技に置き換えようと考えてます。心操の個性がバレてるのと本来居た人たちが普通科枠で入ってくるなども考えるとそのままだと進めにくいので。

最後はやっぱりトーナメント形式の方が良いよね。でも変更した競技次第では最後の種目に残るのがA組だけになってもおかしくないし、その場合、トーナメントだと物足りないもしくは力を見せきれないと考えられそう。ねずみや寝袋ならその場で変更しそうだし。(雄英の教師陣の考え方的に)


(誰と誰の戦いが見たいとか、こんな競技どうかな?みたいなのあったら全然感想で書いてください。採用するかは分かりませんが、参考にさせて頂きます。何ならレクリエーションの方に組み込んだりもできますし)


山稜の意気込みや決意なども含まれてますが、山稜のオリジンはまた別にあります。大半は同じですが、更に過去の出来事や山稜から見た心操などの描写に違いをつける予定です。


それとアンケートは締め切ります。
投票してくれた方々に多大なる感謝を。
若干無双が結構圧倒的でしたね。
その方がテンポよく進められるし、新しく敵を考える必要が無いので作者的には楽なので助かりますね(正直者)


という訳で少し次の投稿は送れると思います。
理由を簡単にまとめると

理由1 別の小説の作成
理由2 体育祭の設定作り

(細かい設定や変更を作ろうと思うと結構掛かると思います。先ほども書きましたが意見や感想、どしどしください。私の頭は基本的にポンコツですので)


小話の方は早めに書きたいですが、山稜の両親の設定の見直し、クラスメイトとの掛け合い、先生や警察との話し合いなどの人間関係部分はしっかり作りたいので。


まあ、こんな感じでしょうか。
USJ襲撃で完結してる作品とかもありますが、最低でも雄英体育祭まではいきたいよなと考えております


という訳でいつも通り長い長い後書きになってしまいましたが、また次の投稿で会えるまで、いつもの挨拶でさようなら。
読んでくれている方々に多大なる感謝を。

今後の展開はどっちが良い?

  • 敵も強くしてバランスを取る方が良い
  • 若干無双の方が良い
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