SIDE:修
月日が経つのは意外と早く、迅さんが言った通りその日はあっという間にやってきた。1月8日、ボーダー隊員の正式入隊日、千佳は少し緊張の色が見えるが、遊真は余裕そうな表情だ。むしろ、僕が緊張している節もある。
「なんだか緊張してきた……」
「なんでだよ。オサムはもう入隊してるじゃん」
心配がないと言えればいいけど、これまでの事を思えばそうもいかないだろ。どうなるか少し考えるだけでもじんわりと汗が浮かぶぐらいだ。深呼吸をして緊張をほぐして、自分を落ち着かせる。
「よし……確認するぞ。C級隊員の遊真と千佳はB級を目指す」
「おれたちがB級に上がったら3人で隊を組んでA級を目指す」
「A級になったら遠征部隊の選抜試験を受けて……」
「近界民の世界にさらわれた兄さんと友達を探しに行く!」
「……よし!今日がその第一歩だ……!」
忍田本部長の激励の言葉が集まった新人隊員に告げられてから、説明役として嵐山隊が出てきた。千佳は狙撃手なのでそちらに1人で向かって行った。何も無いと良いが、僕と遊真はそのまま残り、攻撃手と銃手の組に参加する。
「改めて攻撃手組と銃手組を担当する嵐山隊の嵐山准だ。まずは入隊おめでとう」
担当するのは嵐山隊長本人で、説明の流れで自然に『入隊おめでとう』と視線を送りながら言ってくれた。僕は頭を下げ、遊真も手を振って返した。その後に正隊員になるまでの過程の説明を行い、その一つである訓練の体験に移るための移動中に木虎に話しかけられた。
「なんであなたがここにいるの?B級になったんでしょ?」
「転属の手続きと遊真の付き添いだよ」
「おっ、キトラひさしぶり、おれボーダーに入ったからよろしくな」
なんとも渋い顔をしていたが、喧嘩などトラブルに発展する事は無く訓練場に着いた。そのまま成り行きで木虎と訓練の様子を見ているが時間切れだった自分と比べてどうしても暗くなってしまう。
遊真なら問題は無いだろうが、むしろ簡単すぎるのが問題と言えるかもしれないな。予想通り、遊真が軽く出した記録、1秒切りと言う事実に周囲が湧き、注目を集めていた。騒ぎの中に入る訳にもいかず見守っていると師匠である烏丸先輩の声が聞こえてきた。
「修」
「あ」
「か……か、か、か、烏丸先輩!」
「おう、木虎久しぶりだな。悪い、バイトが長引いた。どんな感じだ」
遊真が目立っていること以外は問題は無いと伝えると、目立つのはしょうがないだろうとのことだ。その後は木虎と烏丸先輩がしばらく話していたが、なにやら木虎からの視線が鋭い物に変わった気がする。少し恐怖しながらその場で遊真の様子を見続けていると、見知らぬ人が現れた。
「風間さん、来てたんですか」
「訓練室をひとつ貸せ嵐山。迅の後輩とやらの実力を確かめたい」
「ほう」
どうやらあの人はA級3位、風間隊の隊長と言うボーダートップクラスの実力者らしい。いきなりの言葉に嵐山さんが止めようとしたが、話は思わぬ方向に向かった。
「俺が確かめたいのは……おまえだ、三雲修」
「……え!?」
どうやらあの人の狙いは僕だったらしい。突然の申し出に困惑するが、言動から考えるに迅さんが何処かで関わっているのだろう。A級隊員なんて僕が戦えるような相手では無い。そもそも、正隊員になれたのも迅さんと遊真のおこぼれだ。
だけどA級の人たちとも戦わなければ選抜部隊に選ばれるなんて夢のまた夢だ。経験を積むどころの話では無いだろう。時間の無駄かもしれないが、知ってるのと知らないのでは全然違う。恥をかくのは承知の上で話に乗るべきだろう。
「受けます。やらせてください模擬戦」
僕の言葉に嵐山さん、烏丸先輩、遊真の3人が驚きを見せる。時枝先輩の機転で他のC級隊員たちがいなくなった。恥をかく覚悟はしていたが、ありがたいと頭を下げる。
「今のお前
「わかってます」
「無理はするなよ」
この状況自体が無理に近とも思ったが、烏丸先輩に返事を返して訓練室に入った。風間先輩と向かい合って、観察を始める。両手にスコーピオンを出現させてる。スコーピオンという事はスピードタイプの攻撃手だろう。修行をつけて貰ってるとはいえ精鋭クラスの人の動きについていけるとは思えない。僕は盾モードでレイガストを自分と風間先輩を遮るように展開した。
「様子見か?棒立ちでは狙ってくれと言ってる様な物だぞ」
「カメレオン……くっ!?」
「なるほど、レイガストの盾モードで自身を完全に囲うか、確かにそれなら何処から攻撃されても対処する時間ができるし、スコーピオンの耐久力では斬りつけても効果は薄いが、一点を狙えば破壊も不可能ではない」
「スラスターON」
僕は盾として広げたまま距離を取るためにスラスターを後ろ目掛けて発動した。何度も斬りつけられていた場所は既に破壊される直前だった。攻撃をするべく、盾モードを解除してアステロイドを放った。ある程度散らしていたので風間先輩はカメレオンを起動せずにスコーピオンで防ぎながら近づき、レイガストを広げようとした僕を潜り抜けて斬りつけた。
『伝達系切断、三雲ダウン』
「なるほどな。B級上がりたてとは思えないが、それでも中位クラスか……立て、三雲。まだ小手調べだぞ、もっと手札を見せろ、迅の後輩」
「……!?」
風間さんは三雲修に用は無い、迅の後輩である三雲修だからこの場に立っている。その理由までは分からないが、それでもこのままで終われない。考えろ、考えるんだ……それが僕の武器だ。
銃手になりたいと言った時に烏丸先輩が言ってくれた言葉、『お前は弱いけど馬鹿じゃない、発想と工夫を反映できる射手の方が合ってると思う』『銃手・射手は考えながら戦うポジションだ、自分が持ってるもの、相手が持ってるもの、お互いの狙い、戦場の条件、仲間の位置、あらゆる要素を使って相手をコントロールするんだ』
相手の持ち物はスコーピオンとカメレオン、それとシールドも持ってるだろう。こっちはレイガスト、スラスター、アステロイド、シールドの4つだ。互いの狙いは相手を倒す事、戦場は訓練室、遮るものがなく平坦でトリオンの制限が無い。仲間はおらず自分一人だ。
「考えろ、それが武器だ」
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「なに、何であんなに動けてるのあいつ!?」
「瞬殺は無いとは思ったが、意外と粘れてるな」
「修は訓練とは別に、指導も受けてたからな。その成果です」
「ああ、悠菜さんかどうりでここ最近の動きが良くなってたわけだ……俺は何も聞いてないが、まあバイトで顔を見せれない分はしょうがないのか」
最初で予想外の粘りを見せた後、風間がその動きを封じる様に動くがそれに何とか食らいついている。勝ててはいないが最低限の戦闘が成り立っていたのだ。そのことに個々に反応を示していた。
「とりまる先輩に言われた考えて戦うと言うのを意識したうえでとにかく反復練習してたけど、今の修はぶっちゃけどうなの?」
「まあ、始めと比べてかなり向上してるが、A級を目指すにはまだ足りないだろう。B級で戦う分には問題ないな。具体的にどんな指導を受けてたんだあいつは」
「そうですな。まず修から悠姉に声をかけてたよ」
烏丸からアドバイスを貰い、訓練メニューをこなしつつも修は自分に不安を抱いていた。それ故に烏丸がおらず、他の二人はそれぞれの訓練に勤しんでるとなれば自然と悠菜に話を持って行く事になった。
「不安だから、京介君の訓練メニューの他にやるべきことはないかってことかな?」
「はい、そうです……」
「そうだねぇ…確かにただの攻撃手よりはいい選択かもね。不安は動きを邪魔するから取っ払うのには賛成するよ。不安を無くすにはそれを上回る自信を持てばいい」
「自信ですか?」
「そう、今回であれば、自分はこれだけやってきたんだと言う訓練の量かな。それとこれだけ自分は出来るんだと言った成功体験でも良いかもね。淡々とメニューをこなしてるだけじゃ、実感がわきにくいから不安になってるようだし、手伝うのは構わないよ」
「お願いします!!」
「よし、まず考えると言うのならその下地である知識を蓄えるのは大前提として、実際に体験するのが一番だね。最低でもボーダーのトリガーを効果と応用まで覚える所からかな。その次に色々なトリガーを私が使うから模擬戦をしていこう。事前にトリガーを教えて対策を練る訓練と相手の武器を見て瞬時に作戦を練る訓練だね。その次に余裕があれば私の個人所有のトリガーでも練習してみようか」
訓練のメニューをこなしてはボーダーに存在するトリガーを学び、それを自分で使ってみたり、自分が挑んでみたり、個々のトリガーの長所と短所を把握していった。
「ま、そんな感じで修の特訓は進んでったよ。相手のトリガーの対策、その対策の対策までは修はある程度覚えてる。しおりちゃんに状況設定を頼んだり、過去の戦いのログをみたりと体験も十分、だけど動きは体に覚えさせてると言うより、頭で覚えてる節があるから少し遅いけどね」
「それは良いだろう。変な癖がつくよりも、じっくりと考えて動く方が修には合ってるだろ……っと、動きがありそうだぞ」
向けられた視線の先では落ち着いた表情を作り、風間と向き合ってる修の姿があった。
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SIDE:修
実際の戦闘の経験では確実に負けてる以上、下手な手を打てば次は警戒されてしまう。だから最初からここまで大きく変化を見せずに風間先輩の動きを覚える様にしていた。方法はいくつか考えている、だけど自分一人で出来る手段となると僕の力だけでは難しい。だけど、負けるわけにはいかない。
「風間さん、いきます!!」
「……こい、三雲!!」
まずはアステロイドを部屋を満たす勢いで撃ちだす、それもスローの散弾だ。この状態でカメレオンを使えば風間先輩も無事ではすまない。となればスコーピオンで防ぎながら近づく選択をとるはずだ。次の攻撃だと思わせるためにアステロイドを展開して置くが、これはブラフ。
「スラスターON!!」
「!?」
盾モードのまま風間先輩を押し出すようにスラスターを起動、間合いに入らない為に僕は途中で手を放し、風間先輩だけを壁際に運んでもらう。そしてレイガストを解除して再び手元に作り出すと、アステロイドで牽制しながら今度は剣としてレイガストを投げつけた。
「シールド」
風間先輩はレイガストをスコーピオンで弾き、アステロイドをシールドを集中させて防がれる。だがその横から飛んできたアステロイドが当たり、トリオン体が損傷した。
「置き弾か!?」
そう、最初のシールドチャージの際にアステロイドも一緒に運んでもらったのだ。既に射出した弾は消える事が無いので出来た微妙な時間差攻撃だ。風間先輩が置き弾にやられた瞬間に近づくとスラスターを起動し、その体を斬りつけた。
『伝達系切断…風間ダウン!!』
「してやられたな……」
「いえ、訓練室だから出来た作戦です」
「互いに条件は同じだ。その勝利は素直に受け取っておけ」
10回やってどうにか1勝を掴み取る……たった1勝だが自分の成長を訓練以上に実感できた。その相手である風間さんからの言葉で喜びが増し、賞賛の言葉を言いに来た遊真と手を合わせた。
「うちの弟子が世話になりました」
「烏丸……そうか……おまえの弟子か、あれはお前が教えた戦法か?」
「いえ、俺は基礎だけで、あとはあいつの努力とアイデアですよ。まあ、俺以外にも教えを乞うてたみたいですけどね。どうでした?うちの三雲は」
嵐山さんからも褒められていると気になる話が聞こえてきたのでそちらに視線を送る。風間さんからみて、A級の隊長からみて自分はどうなのか、その評価に耳を傾けた。
「弱くはない、だが正直強いとは言えんな。トリオンや身体能力は迅が押すほどの素質は感じない……だが、自分の弱みをよく理解していて、それうゆえの発想と相手を読む頭があり、努力も怠っていない。知恵と工夫を使う戦い方は俺は嫌いじゃない。邪魔したな、三雲」
そう言い残すと風間先輩は去って行った。遊真が自分から絡みにいったが風間先輩はそれをスルーした。遊真はそれを受けて楽しそうに笑っていた。それにしても、どっと疲れたな。少し落ち着こうと思ったら嵐山さんから千佳の方で問題があったと連絡があったので駆けつける事になった。
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SIDE:千佳
修くんと遊真くんと別れて佐鳥さんと言う嵐山隊の狙撃手の人について行って訓練場に来た。やっぱ本部の方が大きい分、訓練場もとても広かった。
「キミたちにはここでまず訓練の流れと狙撃用トリガーの種類をしってもらう。えーと今回の狙撃手志望は1、2、3……全部で7人か」
「あ、あの……すみません8人です」
「うおっと!女の子を見逃すとは!マジでゴメン!8人ね!」
背が小さいせいで私の姿が隠れて見えていなかったみたいだ。少し恥ずかしいけど声を上げたら少し大げさなくらいに反応して謝って貰えた。その後で他の正隊員の方も来て、訓練が始まった。だけど、普段の訓練と違う所があって気になってしまった。
「あの……」
「ん?どうした?」
「撃ったあと……走らなくて良いんですか?」
「えーと、今は走らなくていいんだよ」
「そうなんですか、すみません……」
どうやら走らなくていいみたいだ。そうだよね訓練の流れを確認するだけなんだからそんなことしてたら時間が掛かり過ぎちゃうよね。周りの新人さんからも不思議そうに見られちゃって恥ずかしい。
「んじゃ、次は狙撃用トリガーの紹介ね。狙撃用トリガーは全部で3つある。みんなが今使ってる『イーグレット』は射程距離を重視した万能タイプ、これ一本でだいたいOK、軽量級の『ライトニング』は威力は低いけど弾速が早くて当てやすいチクチク型、重量級の『アイビス』は対大型近界民用の威力を高めたドッカン型、でも弾速は下がってるから当てにくい。まあ、百聞は一見にしかず、女の子2人に試し撃ちしてもらおっか」
私ともう一人の訓練生に子がそれぞれ一個ずつ撃つことになった。私はアイビスを渡されて大型近界民の的に狙いを定めた。
「よーし、構えて3……2……1……
次の瞬間ズドンと訓練場一体に響き渡る物凄い音と共に大型近界民の的を貫いて、基地の壁も壊して砲撃が突き抜けて行った。私は顔を青くさせながらそっと後ろに振り返った。
「その……ご……ごめんなさい……」
その後、私を含めて全員が落ち着くまで少し時間が掛かった。状況を理解し直した私は深く謝罪するためにその場で体を地面につける、いわゆる土下座の形で謝罪した。
「ほんとうにごめんなさい。壊した壁は一生かけてでも弁償しますので……」
「なっ、え!?こちらこそ!」
私が頭を下げると何故か佐鳥さんも慌てた様子で土下座を返した。その状態が少し続くと近くで様子を見守っていた東さんと言う方が声をかけてきた。
「頭あげなよ。大丈夫訓練中の事故だ。責任は現場監督の佐鳥が取る」
「ひええ!?東さん!?」
「きみは本部の隊員じゃないな。トリオンの測定記録がない。その方のエンブレムは……」
「……玉狛支部の雨取千佳です……あの……わたしのせいで玉狛の先輩が怒られたりとかは」
「しないしない、責任は全て佐鳥にある」
「ですよね!やっぱり!」
東さんの言葉を聞いて、先輩に迷惑が掛からない事に安心した。でもやっぱり自分が壊したのに責任を佐鳥さんだけに押し付ける様な事はしたくない。きちんと謝らないと……そう思っていたら訓練場に声が響いた。
「なんだこれは!一体どうなっとる!?なぜ穴が開いとるんだ!?誰がやった!?」
「……!」
しおりさんに教えて貰ったけどあの人は本部の偉い人だったはず……震えながら名乗り出ようとしたら私の前に佐鳥さんが出てくれた。
「鬼怒田開発室長訓練中にちょっとした事故が起きました。責任は全て現場監督のボクにあります」
「その通りだ!!」
「痛っ……くない!」
「防衛隊員が基地を壊してどうする!?」
「あれぇ、これが正解じゃ無いの?」
鬼怒田さんと言う人にチョップされて、思い切り掴まれて揺すられている佐鳥さんを見て、おろおろして少し困惑したが、すぐに私も名乗り出た。
「すみません!わたしがカベを壊しました!」
「何……?東くん本当かね!?」
「それは事実です。彼女がアイビスで開けました。玉狛支部の雨取隊員です」
「なんだと……!?玉狛の……!?」
次の瞬間には私も怒られるもんだと思っていたが先ほどまで佐鳥さんに向けられていた様な表情ではなく、とても優しい表情を鬼怒田さんは向け、私の頭を優しくなでてくれた。
「そうか、そうか。千佳ちゃんと言うのか、凄いトリオンの才能だねえ。ご両親に感謝しなきゃいかんよ。壁の事は気にせんでいい、あの壁もトリオンで出来てるから簡単に直せる」
「?、?、は、はい」
よく分からず困惑していたが、大きな問題にならないようで良かった。そう思っていると訓練室の入り口に修くんと遊真くんの姿が見えた。
「あっ、修くん、遊真くん」
「む……?三雲……?そうか玉狛に転属しおったのか、おいこらメガネ!ちゃんとこの子の面倒を見んか!」
「……!?はい、すみません」
鬼怒田さんは修くんにそう告げると壁を直すために戻って行った。私はそのまま様子を遠巻きに見守っていた訓練生に囲まれてしまう。色々と大変だったけどなんとか入隊初日を無事に終わらして帰ることが出来て良かった。
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大量のトリオン兵の残骸に腰かけて電話を掛けているのは玉狛の隊員が一人、自称エリートの迅だった。
「よしよし、みんな無事入隊したか」
通信機器を片手に後輩の情報を確認している。
「派手に目立っただろ。おれの後輩だからな。今頃きっとウワサになってるぞ。いや、メガネくんについては読めなかったな。悠菜姉さんの遊びだと思うけど、まあいい傾向だよ」
事実、迅の予想通りで
【戦闘訓練で1秒を切った新人】
【アイビスで本部に穴をあけた少女】
【B級上がって風間先輩を倒したメガネ】
これらの噂は本部中に広まっていた。
「……けどあの3人が注目されるのはまだまだこれからだ」
そう言うと迅はニヤリと笑って見せた。
会話とか描写をだいぶ端折った感はある。
でも、変化の無い所を丸写しにするだけなのもどうかと思ったので、読みづらく感じたら私の纏め方の技量不足です。
修を少し強化しました。
千佳は変化なし、遊真も変化なしかな。
正式入隊からの流れだと、後は緑川、会議、忍田さんの提案(B級昇格)、その後は直ぐに大規模進行になってたけど、間に原作に無い話を入れていく予定。