「いやードラゴン○ール超面白いな〜」
「身勝手の極意カッコよすぎ!」
「こう……シュッ!スパッ!ドーン!なーんてな!」
「あははははは!」
「は──」
グシャッッッ!!!
「はっ!?」
目を覚ますとそこは知らない天井だった……いやマジで。ここはどこだ?これは誰の部屋だ?なんで俺寝てるんだ?俺はこんなに子どもっぽい部屋には住んでいない、ていうか俺は大学生だし。
「とりあ…え?」
俺こんなに声高かったっけ?こんなに視界ってクリアだったっけ?俺今どうなってるんだ?
「か、鏡…!」
ベットの向かい側の机に鏡が置いてあるので自分の状態を確認しに向かう。どういうわけか視線が低い、凄い嫌な予感がする……いつの日かに映画で見たような、アレになってしまったのでは!?
おそるおそる鏡を覗き込む。頼む、嘘であってくれ、俺の名前は田中
「あ、ああ…顔おおが…!?」
俺は田中晶、どこにでもいる普通の大学生だった………はずなのに、なんで、なんで
「顔がああああああ!!??てかイケメエエエエエエン!????」
「
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さて、状況を整理しよう。俺の名前は田中晶…もとい
なんで?どうしてこうなってるの?
朝起きたら美人なお母さんいるし屈強なお父さんがいるし、なんかあっという間に登校準備させられて気づいたらなんかクソでかい学園の前にいるし。なにが「あとはやれるな?」だよ、なにを?俺にどうしろと?君本当に俺の親?もっとちゃんと面倒みろよ!
「よし、それじゃあ自己紹介をしてもらおうか」
担任の先生に言われるままに自己紹介をする。
授業で魔法を使いました、まだクラスの子ではヴィヴィオという子や他の数人くらいしか先生に褒められるほどできてませんでした。俺は何故かできました。これは夢なのでしょうか?空を飛んだり、物体を変形させたり、魔力をフワフワさせたり、もうなにがなんだか分かりません。頭がおかしくなりそうです。
ヴィヴィオという子が格闘技をしてる。みんな見惚れているが、自分と同じくらいの子が大人と漫画のように打ち合いをしてる画は俺からしたら恐怖しか感じない。でも、あんな風に打ち合うのちょっと男として憧れるな〜。
ちょっと体験するくらいいいかな?流石に同じことができるとは思ってないけど、ちょっとだけ、ちょっとだけ……。
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今日はこのナカジマジムに転校生のシュウくんが来てくれました!なんとストライクアーツを体験したいのだそうです!
「シュウくん今日はよろしくね!」
「え、うん」
「お、体験か?いいね、好きに遊んでいくといいよ」
ノーヴェ先生からも許可が出ました。いきなりスパーリングは危ないしまずはグローブをはめてサンドバッグを打ってもらおうかな。
「シュウくん、まずはこれを思いっきり殴ってみて!」
「よし!」
シュウくんはグローブをはめて意気揚々とサンドバッグの方へ歩いていきます。ふふ、懐かしいな。私もストライクアーツを始めたばっかりの時はあんな感じだったな〜。
「拳が痛くなったらすぐに言うんだぞ」
「はい!」
そういえばシュウくんって何かスポーツしてたのかな?魔法も普通に使えてたし、もしかすると親が魔導師だったりするのかな?
「……え?」
私の目にはシュウくんの拳が見えませんでした。姿が一瞬輝いたかと思うとサンドバッグはあっという間に破壊されてしまいました。す、凄い。サンドバッグってあんな風になるんだ…。
「凄いよシュウくん!どうやったの!?」
リオが目を輝かせながらシュウくんに詰め寄ります。リオと同じことはしていませんが、思ってることはリオと同じです。あんなに早い拳、ストライクアーツの世界大会でも見たことありません。
「ご」
ご?
「ごめんなさーーーい!!!!」
……シュウくん、帰っちゃった。
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なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで???????
ちょっとグローブ構えただけじゃん!普通に殴ろうとしただけじゃん!なのにどうしてあんな動きをしたの!?
一瞬、ホントに一瞬だった。俺がサンドバッグを殴ろうとしたら何か強いチカラに引っ張られるような感覚を感じたと思ったらサンドバッグがグシャグシャになっていた。
「もう学校いけないよ…」
転校初日で器物破損……。そんなヤバいやつを学校が放っておくはずないだろう。しかも同じクラスの子いたし。はは、なんでこんなことになってるんだろうな………。俺なんかやったのかな?
辺りはすっかり暗くなっていた。どうやら随分と長い間黄昏ていたらしい。そろそろ家に帰ろう、親(仮)が心配しているはずだ。
「私の名前はハイディ・E・S・イングヴァルト。覇王を名乗らせてもらっています」
「ごめんなさい、厨二病は他所でやってくれません?」
とりあえず書けたのでスッキリしました。続くかは分かりません。