転生したら米国二冠ウマ娘だったけどコーチの依頼が無くて極東に行ったら名コーチになって教え子に囲まれてます(仮) 作:罠ビー
後半に踊り子弁パートがありますが多分フィーリングで読めるはず。お前ダンスインザダーク好きだろと言われるとハイとしか言えない。ユニちゃんも好みなので引きました。はよマーベラス実装しろ
1994年3月25日
4月からA組に進級するフジ達の卒業式⋯⋯というわけではないがお別れ会的な事を行った。この時点でトレーナーが決まっているのは半分くらいである。残りの生徒はこれから担当となるトレーナーを探すために学内レースや合同練習への参加をメインに行っていくことになる。決まっていない生徒はあまり心中は穏やかではないかもしれない。それでも一つの区切りとして会を楽しんでほしかったが⋯⋯難しいか。ひとえに私の力不足だろう。精進をしないとな。
フジが東条トレーナー、ジェニュインとプライムが刑部トレーナー。ツヨシが黒沼トレーナー、パートナーが滝トレーナーの担当に決まっている。まだトレーナーが決まってない子もぼちぼち決まってくるとは思うが夏前までに決まらないと少し厳しいのでそうなった場合は少し口添えをする必要があるかもしれない。
1994年4月10日
クラシックシーズンの開幕を告げる桜花賞はオグリキャップの妹でオグリキャップと同じようにローカルからトゥインクルに移籍してきたオグリローマンが勝利した。非常に珍しいローカルの出自のウマ娘によるクラシック勝利はまた新たなローカルからの挑戦者の呼び水になるかもしれない。
ローカルと中央の実力の差はやはりそれなりにある。アメリカでもカリフォルニアやケンタッキーとルイジアナとかは差があったのは事実だ。しかしドリームシリーズやNRLクラスではそういう所やクレーミング*1、マイナーリーグといったところからも一発逆転でスターが生まれる。ステイツ的に言うとレーシングドリームがあることがレースの世界の魅力だろう。
1994年4月15日
今年度に新しく私が担当になった子で気になる子をピックアップしようと思う。まず気になったのはアドマイヤベガだ。トニービンの所にいるベガの親戚であり新入生らしからぬストイックさを持った子である。ストイックなのは悪いことではないが真面目⋯⋯というよりかはその在り方に危うさを秘めているように感じられる。他にはトゥザヴィクトリーやスティンガー、名家薔薇一族のロサード*2、フサイチエアデール*3といったフィリークラスの才媛が多い気がする。フィリークラスの4人娘は最高学年になった自称四天王達のように仲がいい、姦しいといった様子である一方でアドマイヤベガはこの数日見た感じでは完全に浮いてしまっていることは気がかりだ。まったく社交性がないということはないが一昨年のスズカを思わせる様相である。少し気をかけてみるが、私が構ってやればいいというわけでもないだろう。
1994年4月17日
三冠路線の開幕戦は前評判通りに朝日杯の勝者、ビワハヤヒデの妹でBTの秘蔵っ子のナリタブライアンが一枠一番、一番人気を背負いながら圧勝ともとれる内容で勝利した。ここまで朝日杯から共同通信杯、スプリングステークスとあまり休みを置かないでの出走になったが第3コーナーからまくりをかけて残り200mの時には完全に抜け出して2着に3馬身半をつける圧勝と言っても良い内容だった。タイムも中山2000mのレコードをクラシック級で0.5秒も更新するといった内容であり、皐月賞のパフォーマンスとしては文句なしの、歴代でも屈指の内容であったと思われる。
追記:BTの奴は予想通り自慢してきやがった。オレのナリが№1だと上機嫌で言っていた。ナリタブライアンに対してBTはかなり入れ込んでいるがそれもまあ仕方ない。おそらく才能はBT本人をしのぐだろう。自分の教え子が自分より才能があった時、どう思ったのか気にはなるがあまりに下世話な話なのでここに収めるにとどめる。
1994年4月20日
うちで面倒を見る事になった留学生のタイキシャトルはどうやらクラスに打ち解けているようで安心した。私が最も肌に合っているというわけではないが日本にいるサイアーだとおそらく私が一番近いだろう。アメリカ出身ということで私がサポートをしているが言語の壁があることが不安事項ではある。しかし持ち前の明るさと人懐っこさでたとえ言語の壁があろうと貫通しそうなペースで打ち解けた。
特に同学年はやはり意識するのか一人でいる事を比較的好んでいるようなスズカと小さくてやんちゃなリョテイにとにかく構いたがる。うーんこれがアメリカンスキンシップか……。構われるスズカも孤立しがちとはいえコミュニケーションが取れない訳でもないし、リョテイの方も若干鬱陶しそうな反応は見せているが本心から嫌っている様子はない。生徒たちの関係性の起爆剤というか台風の目になりそうな事を期待したい。
1994年4月24日
阪神レース場で行われる今年の春の天皇賞は妹の活躍に比類するように、最強姉妹と言われる昨年の菊花賞覇者、ビワハヤヒデが圧倒的な一番人気を背負っていた。昨年の盾の覇者であるライスシャワーやウイニングチケットも回避することになったのも人気を集めた理由であろうと思われる。
レースは9番人気ルーヴルアクトがスローペースで逃げる展開にビワハヤヒデは若干掛かるそぶりを見せるが冷静に2番手で追走し、存分に貯めた足で2番人気ナリタタイシンの追撃を涼しい顔でしのぎきりG1.2勝目の栄冠を手に入れた。
刑部トレーナーはビワハヤヒデの素質を大変買っている事はインタビューから推し測れる。そして彼女自身も皐月賞を勝利した妹を強く意識しており秋はこの二人の戦いがポイントになるだろうと思われる。
1994年4月26日
最上級生になったダーク達だが今までと変わらず自称四天王を中心にしているが最上級生の自覚があるのかバブルはあまり変わらないがイシノは他の後輩達をまとめたり相談に乗ったりするような事が増えた。意外なことにダークもその独特なキャラを崩すことはないがこのクラスを引っ張っていこうという様子が見える。フジやジェニュインといった今までクラスを纏めていた先輩がいなくなって思うところがあったのだろうか。新たな環境による心境の変化だろうか。良い事だが根を詰めすぎるのはよくないので折を見て甘えさせてあげよう。
追記:ダークがアドマイヤベガと打ち解けている?姿があった。若干アドマイヤベガがしょうがなく……といった様子もあるが意外とアドマイヤベガの顔も和らいでいる。独特の世界観が濃いが悪い奴じゃないしなダーク。
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「ヘイ、リョテイ」
【引っ付くなダイナマイトボディ!!壁で身代わり】
「うそでしょタイキシャトルさん!?私達まだそういう関係じゃ。バブル先輩、リョテイを捕まえといてください」
「ふむ、リョテイ君。身体的コンプレックスを揶揄うのはいただけない。僕はスズカ君につかせてもらおう」
以前から共鳴している者達は問題無いだろう。するとそうでは無い者達と新たな契りを結んだ方が良いだろう。
「称賛の守護星よ、何故に我々と共鳴しない?」
「称賛の守護星……私の事かしら?共鳴?……馴れ合いは必要無いもの。私はあの娘の為に走らなければいけないから」
「馴れ合い……共鳴は新世界へ至る為に重要。祖も守護星の事は観測しているし同胞として我々にも頼って欲しい」
「えっと……放っておいてください先輩。先生にも先輩方にも迷惑をかけるつもりはありません」
中々に星震が揃わない。我が然りとしなければ、むぅ。祖や稀石の期待に答えないと。我が好敵手達も年が明けてからしっかりしてきてるのに。
「……先輩、ウォーミングアップを一緒にしましょう。先輩の走りを学ばせてください」
「むぅ、中々に見る目があるな守護星よ。ならばこの暗き闇の踊り子の走りをとくと見よ!!」
ふむ、我も然りと導く者になれておるな。
踊り子さん語録講座
静寂な真なる闇の祖→サンデーサイレンス
霊峰の稀石→フジキセキ
大樹の杼→タイキシャトル
称賛の守護星→アドマイヤベガ
タイキシャトル
父デビルズバックの○外。ヘイロー系である為サンデーさんが編入後担当。アメリカンサイズの大型犬で97世代の追加戦士。
アドマイヤベガ
アヤベさん。rttt面白かった。元々は憎全みたいな初期キャラ案だったけどだいぶ丸くなっている。それでもシリアス枠。なので踊り子さんになんとかしてもらおう。多分人生オペラ野郎よりかはマシ。それに後輩の方が多分問題児多いし。