また、メディアでもコロナ感染の報道が増えてきましたね。皆さんは元気に過ごせてますでしょうか。
僕は今日も元気に家の中でこれ書いてると時間が過ぎていくんで、楽しんでかけてます。
春水が手に持つ刀に懐かしさを感じていると、声がかけられた。
「成功・・・でいいのかな?」
「そういうことだろうね。」
「八百万、どうして刀が出たか分かるか?」
「いや、何も感じないね。ただ、放出しやすい形がこれだったってだけかな。」
相澤からの質問に春水はそう答えた。自身からしたら馴染みのモノであるため説明は簡単であるが、向こうからしたら尸魂界のことを知らないため説明が難しくなる。それより、話しても理解してもらえるか怪しい。吸収したものが2枚の紙であるから、放出する場合も紙に準ずる何かなら説明もしやすかったのだが、こうも形の違う物が出てきたのも説明が難しくなる一因でもあった。
「そうか、まぁいい。その刀は消すこともできるか?」
春水は刀を消えるようにイメージしてみると刀は光となって消えた。吸収とは違い、体の中に何かが溜まる感じもなかった。
「消すことはできたけど、吸収とは違うみたいだね。紙を吸収したときみたいに溜まる感じはなかったよ。」
「放出したものは再度吸収できないという訳か。・・・校長。」
「そうだね、個性の大きな変化。きっかけは間違いなく個性事故によるものだろうね。とりあえず、個性登録の変更をしてもらう必要がある。まぁ、それは後からでもできるから、ここからは復学手続きに入ろうかな。あぁ、相澤先生もそのままで。」
根津は校長机から書類を持ってきて、春水の前に広げた。そこには、復学手続きの書類とともに、通知証と書かれた茶封筒があった。
「これが、復学手続きの書類だよ。親御さんに読んでもらって、ここにサインお願いするよ。そして、こっちの封筒だけど、中身が中身だからもう説明させてもらうね。一言で言うと『留年通知』だね。君は個性事故とは言え、半年以上学校に通わなかったことになるからね。どうしても周りとの学力の差は出てしまう。もし、留年するのは嫌だというなら退学願いに変更することも可能だし、普通科への転科も可能だよ。・・・どうしたい?」
根津校長からの説明を受けた春水は少し考えた。春水としては、ヒーロー科でなくとも構わないし、何なら学校自体そこまで行かなきゃならないとは考えている。しかし、それは京楽春水の考えであって、八百万春水の考えではない。八百万としては、果てしない倍率を超えて入学した高校を辞めるという選択肢はないだろうし、したくないはずだ。京楽は、ある意味殺してしまった前の体の持ち主に対しての義理、また元とはいえ死神として死んでしまった者を未練なく昇天できるよう考えた結果、
「留年の方向でお願いしようかな。」
「それじゃ、この書類にもサインをよろしくするよ。今は1月だから来年度の4月から新入生とよろしくね。担任なんだけど、個性の変化もあって何があるか分からないから相澤先生にお願いするよ。」
「まぁ、そうなるだろうと思ってましたよ。八百万、来年もよろしく頼む。」
「こちらこそ、よろしくお願いするよ。」
「それじゃぁ、これで必要な物は渡し終わったしもう帰ってもらっても大丈夫なんだよ!あ、4月までなんだけど、色々個性の訓練もしたいだろうから実習室を使ってもいいことにするよ。ただ、また事故があったら危ないから相澤先生の見れるときだけになるからそこだけはごめんね。」
「いや、僕としては個性の練習ができるだけありがたいです。ただ、相澤先生の負担はよろしいのですか?」
「それはお前が気にすることじゃない。こっちとしてもお前の個性についてよく知っておく必要があるから問題ない。」
「そういう訳なのさ。」
「分かったよ。それじゃぁお言葉に甘えさせてもらおうかな。」
その後、春水は根津校長と相澤先生に挨拶をして学校を後にした。春水がいなくなった校長室ではいまだ二人が話していた。
「どう思った?」
「雰囲気が大きく違いましたね。向上心よりも好奇心、特に個性を使った時にそれが色濃く出ていました。むしろ向上心は消えて落ち着きがある。何かしらの到達点に至らないとあの落ち着きは持てないかと。」
「そうだね、それに個性に新しい要素が加わるなんて前例がない。映像と個性を一度使っただけであそこまで考えられている。意識消失の間に何が彼の中で起きたのか」
「校長。」
「いけないいけない。生徒を疑うことはいけないよね。うん、たとえ何があっても彼は八百万春水君。わが校の生徒だ。僕たちが誤った方向に進まないよう導いてあげるだけさ。それと今年の1年生の組み分けなんだけど実は推薦に―――」
ついでとばかりに、根津は相澤に来年度の1年生について話を進めていくのであった。
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家に到着した春水は夕食の時に家族に学校であったことを説明した。留年についてはそこまで聞かれることはなくむしろ個性が使えたことに喜んでくれていた。百は兄と一緒に学ぶことできるかもしれないという点でも喜んでいたが。
それから数日後、役場に個性変更届相澤先生監視の下、雄英高校で個性を使った体の動かし方を学ぼうと思ったが死神時代の名残から刀の扱い方はできていたためどちらかといえばフィジカル面を鍛えることの方が多くなったり、百の雄英高校推薦入試の合格通知がきたり、制服の採寸に一緒に行ったりすることもあったが、何事もなく4月、雄英高校入学式の日を迎えた。
サブタイトルから入学かと思った皆さん、ごめんなさい。入学は次からです。でもようやくヒロアカ組を出せると思うと少しうれしい気持ちが。
ここからは戦闘パートなんかも出てきて書くのに時間がかかるようになるかもしれません。