大学生になった瞬間、平穏は崩れ去りました   作:99.9%果汁

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 こんばんは、果汁です。皆元気ですか?風邪引いてませんか?お果汁さんは心配です。


 あと、前回の投稿でお気に入りが100件超えたり、感想やら誤字報告やら評価やらいただけて僕は嬉しさのあまり野菜ジュースがぶ飲みしすぎてお腹壊しかけました。ありがとうございます。


 ちなみに、まだお気に入りとかしてないよって方はワンクリックで出来るので詐欺に遭う気持ちでワンクリックしていただけると僕はまた何かしらのジュースをがぶ飲みします。お願いします。


 ps.皆詐欺には気をつけてね。by果汁


皆の秋はどんな秋
無意識の鼻歌を聞かれると恥ずかしくてツラい


「ねぇねぇ、君が桜岡さんですか?」

 

「えっと、まぁ……そうです」

 

「じゃあじゃあ!これも君って事だよね!」

 

 

 

 はい、どうもー。僕です(誰だよ)

 現在、僕はあるところに来てます。どこだと思います?

 

 

 

 …………そう!!大学です!!僕が通ってる大学に今来てます!!

 

 

 

 え?夏休み?そんなもんとっくに終わりましたが?えぇ、そうです。とうとう大学が始まったんですよ(血涙)

 いやー、正直なところまた授業選ぶの面倒くさいです。でも、単位取んないと卒業どころか留年もあり得るのでしっかり授業は受けてますよー。

 

 ってそんな事は意味はどうでもいいんですよ!てか、今は昼休みだし!僕が居る場所は食堂だし!普通にボッチ飯極めてただけだし!…………待って、泣きそう(情緒不安定)

 

 てか、今僕に声を掛けてきたこの男……いや、少年か?僕どころか宇田川ちゃんくらい小さい気がするけど?全く小学生が何で大学に来てるんだ。ショタ好きのお姉さんが居たら襲われるところですよ。ほらほら、お姉さんに食べられちゃう前にお家に帰りなさい。

 

 てか、さっきから僕に何見せてきてるんですか?YouTubeの画面なんてなんで開いてんですか?なんで僕の正体がバレてるんですか?え?プライバシーは?僕の正体って言うかチャンネルってガールズバンドって言われてるCircleによく来る5バンドの色んな意味でやべー子達しか知らないはずなんですが?

 

 あ、待ってもう一人知ってたわ。Circleの首領ことまりなさんがいたわ。彼と5バンドの接点が思いつかないし、多分まりなさんが元凶だろ。どうせ、面倒を持ってくるのはまりなさんって決まってるから。マジで今度はどんな面倒事なんだろうなー。アハハー(泣)

 

 って、嘆いてる暇はないか。それより、ほんとなんで知ってるの?

 

 

 

「たまたま見ていたテレビで声とか服装でなんとなく君かな~って」

 

「」

 

 

 

 な、なるほどー。うん、教授と言い、君と言い探偵か刑事にでも慣れるんじゃないかな?第一、声はまだしも服装ってこれ誰でも着てる安物ですよ?悪いけど、奇抜な服とか着たことすら無いタイプの人間なのになんでそれだけで確信持つのかな?教授も教授であの番組がオンエアされた後に何で僕のところに連絡来たのか最初は意味分からなすぎて怖かったからね?一応身バレ防止にお面は着けてたのにだからね?それでもバレるって怖いでしょ。お面の意味よ。

 

 しかも理由聞いたら君と同じようなこと言ってて普通にストーカーか何かかと思ったからね?僕、本当に怖いのだけれど?しかも、ちゃっかり僕がYouTubeに動画載せてるってバレたし、あの番組で登録者数増えたしでもう良いのか悪いのかすら分かんなくなったよ。コメントにも「パスパレと共演裏山」とか「主、そこ変われ」とか「住所特定したわ」とかもう怖すぎ。ネット怖すぎ。あと、住所特定した奴は通報した上でブロックしといたわ。

 

 それと、勝手に元凶にしたまりなさんごめんなさい。今日のバイトでプリン買っていきますね。

 

 

 

「そ、それで僕になんの様ですかね?」

 

「僕と契約してバンド組んでよ」

 

 

 

 

 

 おい、辞めろ。某魔法少女アニメに出てくる犬なのか猫なのかよく分からん四足歩行動物の地球外生命体の真似をするんじゃない。それと契約もしないし、魔法少jゲフンゲフン……じゃなくバンドも組みません。てか、なんで僕をバンドに?普通そういうのは大学のサークル内で組めば良いのに。

 

 あ、どうも。未だにサークルに入ることもせず一人寂しくボッチ飯を極めつつある桜岡結羽とは僕のことです。

 

 

 

「いやー、一応軽音サークルにも入ったんだけどね?なんというか一緒にやりたいって思える人が居なくてさー」

 

「はぁ……それで僕に?」

 

「うん!動画見たんだけど君ベース上手だし、やってる曲も僕好みなんだよね!だから良かったら!!」

 

「すみません。お誘いは嬉しいけどバイトとか色々と忙しいのでお断りしま―――」

 

「あ、断ったらこのチャンネルの主この大学の学生ですってバラすから」

 

「喜んで参加させていただきます!!いやー、光栄だなー!!」

 

「うんうん、参加してくれて僕も嬉しいよ!」

 

 

 

 …………なんというか、うん。デジャブだよね。女子高生に弱みを掴まれた次は見た目小学生の大学生か……。何でこうなるかなー。僕前世で悪いことでもしたのかなー。業でも背負ってきたのかな。前世の呪いでも受け継いで生まれてきたんか?

 

 

 

「ちなみに、バンドメンバーはベースの君以外はもう決まってるからこの後時間があるなら顔合わせしようよ!あと、僕はギター担当の黒川伊澄(くろかわいずみ)です。桜岡君よろしくね」

 

「あ、はい。桜岡結羽です。よろしく黒川君」

 

「あはは、伊澄でいいよ。僕もこれからは結羽って呼ぶし」

 

「…………分かったよ伊澄」

 

 

 

 

 

 

 とまぁ、大学の後期が始まって早々バンドに加入することになりました。この後も伊澄君とともにバンドメンバーと食堂で会うことになり、しっかりコミュ障発揮してきました。隣で見てる伊澄君はずっと笑いを堪えてるのに必死なのか一言も助けをくれなくて僕のメンタルは完全に折れ、後期早々引きこもりたくなりました。あ、でも今日バイトだから引きこもれないや。

 

 言い訳するけど普通にコミュ障発揮してもおかしくないメンツなんだよね。だって、この伊澄君が集めたとか言うバンドメンバー。正直なところガールズバンド5組と同じくらい個性的過ぎなんだもん。伊澄君同様ギターの柊木将斗(ひいらぎしょうと)は金髪ロングでチャラそう。ドラムの瀬戸響(せとひびき)は黒の角刈りに近い短髪で体格はもうレスラーか何かの運動部にいそうな癖に無口過ぎて何も喋ってくれない。まぁ、まだね。ここまではまだどこにでもいそうな人なのよ。問題はシンセの子なのよ。子って言って良いのかもはや分からないけどシンセの宮野惠(みやのけい)は銀髪を後ろで縛ってる上にゴリゴリにピアス開けてて、さらに服の上からでも分かるくらいタトゥーって言うのかな?それめっちゃ彫ってるし、なんというか一番怖いです。

 

 そんなのもう怖いし、キョドってもおかしくないよね☆(めっちゃ帰りたい)

 てか、メンバーの個性が濃すぎて伊澄君の体格が凄い澄むよね。まぁ、もっと言うと僕の方がめっちゃ霞むんだけどね。なんの取り柄も特徴も無いどこにでもいる一般男子大学生なんでね。

 

 

 

「そういえば一つ言い忘れてたんだけど、今度の学園祭に出演する予定だから準備とかよろしくね」

 

「…………学園祭?」

 

「そう、10月の頭にある大学の学園祭。野外ステージに有志で出るつもりだから!」

 

「…………聞いてないんだが?」

 

「今言ったからね!」

 

「」

 

 

 

 …………うん、この少年こと伊澄君は見た目こそ幼く、冗談抜きに小学生みたいだが中身はもうまりなさんに負けない位腹黒でした。というか、もう楽しんでるよね?僕の表情やら動きで完全に遊んでるよね。分かるよ?だって、新しいおもちゃ買って貰った子供みたいに無邪気な笑顔浮かべてるもん。どっかの金髪お嬢様並みにその行動力は凄いと思うよ。

 

 まぁね、もう逃げ道も無いし、逃げたところでまた身バレというかもう弱み掴まれたんで逃げませんよ。えぇ、逃げませんとも。ただ、本当に言わせてくれ。僕が一体何をしたんだ!!!!

 

 

 

「あと、もう一つ。悪いんだけどボーカルは結羽が担当ね」

 

「…………え?」

 

「だから、ボーカルは結羽が担当ね」

 

「」

 

 

 

 嘘でしょ?コミュ障の僕に人前で歌えと?え?新手の虐めですか?先に言わせて貰いますけど、高校の時一度だけ何故か連れてかれたカラオケで歌ったけど一緒にいた同級生達全員に泣かれた経験があるんですけど?それでも歌わせますか?もうそれ以降人前で歌うの辞めたよね。まぁ、誘われることも無いんだけどね!!

 

 

 

「いやーこう言っちゃなんだけど、僕は声帯が弱いせいであまり声が張れないだよねー」

 

「じゃあ柊木君は?」

 

「彼は二つのことを同時には出来ないから」

 

「じゃ、じゃあ瀬戸君は……」

 

「まず言葉を発せられるのかも分からないし」

 

「…………み、宮野君は」

 

「彼はあがり症だから、ね?だから、頑張って!!」

 

「」

 

 

 

 ハッハッハ。この少年笑わせてくれる。なんでボーカルの前にベースを集めるんだよぉ!!先にボーカル出来る奴を集めろよ!!てか、なんだよ宮野君の理由は!!その見た目であがり症ってどういうことやねん!!

 

 

 

「それに結羽は自分で思ってるより音痴とかじゃないと思うけどね」

 

「慰めになってない上にいつ僕の歌声を聞いたんだよ」

 

「え?それはさっき食堂で一人でご飯食べてるときに鼻歌歌ってたから」

 

「…………まじ?」

 

「まじまじ」

 

「……………………いっそ殺せ。今すぐ僕を殺せ」

 

 

 

 いや、はっず。食堂で鼻歌歌ってたとかはっず。しかも、無意識にだから余計に恥ずかしさが勝つし、聞かれたく奴に聞かれてたとかもうやだぁ……。涙出てきた。もう、駄目だ。生きてるだけで弱みとか黒歴史掴まれてるとかどんな生き恥だよ。もう誰でも良い。今すぐ僕にトドメを刺してくれ!!

 

 

 

「ま、まぁそんな訳で別に音痴じゃないから安心して歌うと良いよ」

 

 

 

 慰めになってないけど、もうなんでもいいや。歌うのは決定してるようだし。断ることも出来ないようだしね。諦めてベースとボーカル頑張りますよ。どうせ、今回だけのバンドだろうしね(フラグ)

 

 

 

「じ、じゃあ、次も授業あるからまた詳しい話とか合わせ日とかはLINEで連絡するねー」

 

 

 

 伊澄君はそう言うなりそそくさと食堂から出て行った。それに続くように柊木君、瀬戸君、宮野君も授業があるようで食堂を後にして行った。あ、次の授業僕もあるじゃん。そろそろ行かないとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ」

 

「」

 

「えっと、隣座る?」

 

「…………うん」

 

 

 

 はい、もう分かるよね。彼らと同じ授業取っていたらしく教室に行ったら見事全員とエンカウントしました。てか、君たちほんと仲良いな。皆で固まって座るとかどっかの幼なじみ集団かよ。




 大学生編というかただの結羽君の大学での学園祭の話なんですよね。もちろん高校組の学園祭の話も書くから先に結羽君のお話で許して。





 ほんとに書くから気長に待ってて。
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