大学生になった瞬間、平穏は崩れ去りました 作:99.9%果汁
漸く更新が出来た所存でございます。
……え?なんで更新しなかったのかって?
普通に時間が無かったからです。ほんとすんません。書けなかった訳じゃないです。8割方書けない感じもありましたが、決して書けなかった訳じゃ無いです。本当です。
まぁ、そんな感じで良かったら読んでってくださいな(ハナホジー)
本当にすんませんでしたぁぁああああ!!
みなさーんこんにちはー。
最近、学園祭で個性豊かな方々と演奏してから顔を覚えられて軽音サークルに入部しないかって毎日の様に声を掛けられてる様になってしまい完全に平穏という物が遠のいてしまった事に絶望を感じ始めてる桜岡結羽でーす☆
ちなみに今は羽丘女子学園という女子校に来ていまーす☆
…………いや、ほんと何でこうなったんだっけ?
「あはは、結羽。顔が死んでるけど大丈夫かい?」
「これが大丈夫に見えるなら是非眼科に行くことをオススメするよ。てかさ、君がいるなら僕必要ないよね?伊澄君や」
「いやいや、流石に女子校に一人で行けというのは僕でも抵抗あるんだよー?」
あの、伊澄君?ケラケラと笑いながらそう言うけどそれは誰だって一緒だと僕は思うよ。まぁ、だからといって僕を連れてくのはどうかと思うけどね。てか、なんで僕を誘ったんだよ。
他にいたじゃないか。柊木君に瀬戸君、宮野君がいるにも何でよりにもよって僕なんだよ。
まぁ、理由は事前に聞いてたから文句は口に出さないけどね。え?なんで三人が来なかったのかって?
えーと、確か柊木君は彼女とデートで瀬戸君は実家の手伝い、宮野君は「女子校とか絶対に無理!」って逆に泣きつかれたらしい。まだ、柊木君と瀬戸君は分かるよ。まだね?
でもさ、宮野君に至ってはなんであの見た目であがり症な上、初々しさまで出すんだよって思ったよね。
え?僕は断らなかったんかって?もちろん断りましたとも。でも、この
ちなみに逃げようとはしました。でも、無理でした。
てか、普通に無理だと悟ったよね。
だって、いつの間にか首輪着けられていたんですもん。しかも、ご丁寧に錠前まで着けられてね。大学から羽丘着くまでずっとこの腹黒にリール着けられてました。なんのプレイかな?(白目)
なんの罰ゲームかなって思ったし、何より周りの目がツラかったです。てか、未だに羽丘の女子高生達に見られてますよ。
見た目小学生の男子大学生に首輪着けられて連れ回されてる男子大学生ってもういっそ殺してくれ。あと、そこの女子お願いだから写真なのか動画なのか分からないけどとにかくカメラを向けるのやめてください。お願いします。何このプレイ。何この羞恥プレイ。
「とりあえずさ、これ外してくれない?めっちゃ視線集まってるんだけど」
「駄目だよ。だって外したら逃げるじゃん」
「当たり前の事言わせて貰うけど逃げますよ?こんなことされたら。それも伊澄君だって嫌でしょ。こんな感じで人目を浴びるのは」
「まぁ、多少は嫌だけど目立つのは結羽だしねー」
「そうそう、それに似合ってるしねー」
「結局僕が標的かよ!てか、完全に嫌がらせだよね!二人とも僕のこと嫌いだよね!」
…………ん?二人?あれ?僕の隣にいたのは確か伊澄君だけじゃ……。
視線をギギギっと油の切れた機械みたいに声のした方へと向けて声の主を確認する。
「なんでいるんですか日菜さん」
「えー、なんでって羽丘はあたしが通ってる学校だよー?」
そうだった。そりゃ通ってる学校なんだからいてもおかしくないよな。なんなら僕達を呼んだのもこの人だった。そうか僕がこんな目にあってるのはこの人が元凶か(今更)
「とりあえずこのままじゃ先生呼ばれるし中入ろうか?」
「入る前にこれは外してくれると嬉しいんですけど」
「ほら結羽君こっちだよー!!」
「あ、僕の意見完全無視なんですね」
この後、しっかり事務の人に通報されそうになったのは言うまでも無いよね?全く何が悲しくて変質者に間違われなきゃならんのだ(白目)
「んで?結局僕達は何のために呼ばれたの?」
「あれ?説明してなかったっけ?」
「何の説明も無しに女子校に首輪繋がれて連れて行かれる事が恐怖でしかなくてそれどころじゃ無かった」
「首輪繋げるって全く誰だい?そんな酷い事をしたのは」
「うん、紛うことなき君だよ。あと、いい加減首輪外して?」
「まぁ、それは一先ず置いといて本題に入ろうか」
「一先ず置かないで?」
「ちなみに今日僕達がこの羽丘に来た理由はこの学園の生徒会長である氷川さんと打ち合わせのためだよ」
「あ、無視なんですね。んで、なんの打ち合わせなんです?」
「羽丘と花咲川の合同文化祭の催しの話だよ!」
…………?いや、だからどういう意味です?てか、その合同文化祭が僕達に何の関係が?
「えぇ……。結羽ここまで言って分からないの?脳みそ入ってないの?」
「うん、喧嘩売られたって事だけは理解した。羽沢さん代わりに説明お願いします」
「あはは……。実はですね、一週間後の羽丘と花咲川の合同文化祭でサプライズゲストを呼ぼうってなったんです。でも、いきなりの提案だったせいか……」
「あッ……(察し)」
「出てくれる人がいなかったんだよね~」
「流石に一週間後にって言うのはきついからね~」
「まぁ、結羽君達が出てくれるってことで話は付いたから問題ないんだけどね~」
「うん。……うん?呼ばれた理由は理解したけど何で僕達が出る前提で話し進んでるの?」
「え?だって、あたしたちも結羽君たちの大学のステージで出たじゃん」
「確かに出ましたね」
「あれ、本来は事務所的にはNGなんだよね~」
「へぇ、そうなんですねー」
「……」
「……」
「えっ」
「えっ?」
「結羽……」
「え?なに?伊澄君」
「なんで事務所NGのパスパレが出られたと思ってんのさ……」
…………ふむ。ふむ?確かに何で出られたんだ?汚い話だとお金でも積んだとか?主にあの教授が。いや、それだ。絶対それだ。
「ほんとに分かんないんだ……」
「うーん……?」
「パスパレが出る時に交渉してやっとの思いで出てもらえたって話したじゃん?」
そういえばそんな話をステージに出る前に聞いた記憶が……。交渉って何を材料に交渉したんだろってあの時は思ったけど、普通に人前出た瞬間に集中する視線と人前で歌うっていう緊張から全て記憶から飛んでたわ。……あれ?なんか嫌な予感が……。
「まぁ、交渉って言うのもあれなんだけどね。ほら、氷川さんって羽丘の生徒会長らしいじゃん?それにうちの大学の学園祭の後に文化祭やるって言うじゃん?じゃあ、何か手伝えることあったらうちの結羽がお手伝いしにいきますっていったら氷川さんたち快く了承してくれてねー。いやー、良かった良かった」
「ほんと結羽君が手を貸してくれるなんて良かったよー」
「いや、僕からしたら何一ついいことないんだけど?何なら僕のこと売ってるよね?これ人身売買だよね?」
「まぁ、結羽には悪いことしたなって思うからさ?僕達も何か出来ることありませんかって聞いたらね。ちょうど氷川さんもサプライズゲスト探してたらしくてじゃあ、僕達で良ければーみたいな感じで話しが纏まったんで今日はその話し合いということだよ」
「」
「あ、あの桜岡さん……?大丈夫、ですか?」
「……大丈夫だ、問題ない」
「ヒナーっ紗夜達連れてきたけどーって桜岡君?なんか頭抱えてるけど大丈夫?」
「…………大丈夫だ、問題ない」
「何があったんですか……」
氷川さん何があったって?貴方の妹さんとそこにいる見た目小学生にまんまと嵌められましたわ(白目)
知らないうちに勝手に手伝いとして奉公に出されるわ、またライブすることになってるわで一体僕に何の恨みが合ってこの小学生はこんなに試練を与えるのでしょうか。
しかも、僕の意見どころか相談すら無いとか何なんでしょうね。しかも、今回に限っては予感も大当たりだし何でしょうね。
とりあえず、もう頑張るしかないんだろうなぁ……。あぁ、僕の平穏……。
「あ、そうだ桜岡君」
「はい、なんでしょう今井さん」
「友希那がまた練習に付き合ってくれって」
「あ、はい。もうなんでもござれでございます」
「じゃあ、明日とか空いてる?」
「明日は午前中はバイトなんで午後からで良ければいいですよー」
「それじゃあ僕達のバンドは日曜にでも合わせようか」
「いや、合わせようかの前にまずもって曲決まってないよね?なんならその話すらまだグループの中で出てなかったよね?」
「え?結羽以外皆知ってるし、曲の練習もしてるよ?」
「」
「さ、桜岡さん!?」
「は、灰になった……」
白金さん、ここまでされちゃあ灰にもなりたくなりますよ。だって、僕以外皆女子校の文化祭に参加するってだけでなく、曲まで決まっていてその上練習もしてるんですよ?もう、報連相の「ほ」の字も無いよね。
てか、よくよく考えると一週間で何曲か弾けるようになってさらに歌えるようになれって事だよね。それなんてクソゲー?もとい難易度プロフェッショナルのサバイバルホラーなゲームをナイフ一本でクリアするような無理ゲーよ?
某ガールズバンドの音ゲーで言うなら六兆年の物語のエキスパートとスペシャルを連続で初見フルコンボするもんよ。
あ、待ってフルコンボって聞くと凄い嫌な記憶が蘇ってきそうだから今すぐ忘れよう。そうしよう。決して太鼓の音ゲーでフルコン取ったときに赤い顔の太鼓のキャラクターが嬉しそうに言ってる言葉なんて僕は知らない。コンビニで通報ボタン連打した後に楽しそうにフルコンボだドンって言ったことなんて知らないんだ。
「桜岡君桜岡君」
「はい、なんでしょう?今井さん」
「フルコンボだドン☆」
「」
「桜岡さん!?」
「おぉ、結羽が一瞬で固まった」
「だ、大丈夫なんでしょうか……っ」
「どうしてでしょう。今井さんの言葉に凄い覚えが……」
「あははっ結羽君はほんと面白いなー」
羽沢さんと白金さんはあたふたと慌てて、氷川さんは何かを思い出そうと額に指を当て、日菜さんと今井さん、そして伊澄君が笑う中、意識を半強制的にシャットダウンさせた僕は意識を再起動させた後、さらに地獄を思わされるかのような
今井さんの言い方は可愛かったけど、なんで今言った?って感じなんでちょっとだけ根に持とうと思いました。
あと、皆覚えてるか分からないけどこの時僕はまだ首輪をつけられてます(白目)
頼むから外してくれ。
よければお気に入りとか感想とか評価とかお願いします!!