大学生になった瞬間、平穏は崩れ去りました   作:99.9%果汁

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今更ながら思うことは何故文化祭関連の事を二回もやっているのかって言うことよね。前回の投稿からちょうど二週間くらいあきました。いや、本当にすみません。頑張ってはいるんです。




あと選曲だったりなんだったり時間掛かりすぎなんよ。ということで合同文化祭一日目です!


時にはノリと勢いが必要

 土曜日。いつもなら午前か午後またはフルタイムでバイトに行っている曜日だ。そう……いつもなら、ね?

 

 

 

「いやーとうとう当日になっちゃたねー」

 

 

 

 いつもと変わらずケラケラと笑いながら僕の隣に立つ見た目は子供、中身は悪魔の伊澄君がそう言葉を零す。

 そうです。羽丘に首輪付けられて連行されてから一週間が経ち、再び僕は羽丘に来てます。

 まぁ、来てますって言うけど実際は強制的に連れてこられたんだけどね。しかも、ご丁寧にまた首輪付けられました。

 さらには『ユウ』って書かれたネームタグも付けられてます。いつから僕は彼のペットになったのでしょうか誰か教えて。

 

 

 

 しかし……濃かった。もう何がとは言わないけどこの一週間濃かった。

 Roseliaの練習みたり、バイトしたり、日菜さんに引っ張られ羽丘で手伝いという名の重労働をさせられたり、一週間以内に3曲弾けて歌えるようにしないといけなかったりで本当に頑張ったと思う。しかも、手伝いに関しては花咲川も何故か手伝う事になってて羽丘と花咲川を一体何往復したのかもう覚えてないです。

 とにかく過労死してもおかしくない位だった。ほんと自分で自分を褒めてやりたいくらいだ。

 ……ほんと誰でもいいから褒めて?自分で言うのもなんだけど僕ほんと頑張ったと思うんだ。

 あと、こうなった元凶の伊澄君はマジ許さん。文化祭終わったら鼻に使い込んだピック突っ込んでやる。入らなくても無理矢理ねじ込んでやる。

 

 だって考えてもみてください。女子校の文化祭でサプライズゲストとしてでるよって伊澄君から言われたときまだ何をやるのかもいつやるのかも知らなかったからね?

 

 なんならそれ言われた日の夜にライブでやる曲教えられたからね?

 しかも、悲しいことに3曲とも知ってはいてもカバーしたりすることの無かった曲だったからね?なんならまともに聞いたのも今回が初めてでした。0からのスタートだったからね?

 それを二日で弾けて歌えるようするのはまずもって無理な話だったのでとりあえず昨日までバンド練習してましたよ。まぁ、おかげで全て出来る様になったけどな!

 

 まっそんな大変な日常も今日明日が最後ということでとにかく恥を晒さないように過ごしていきたいなと朝までは思ってたんです。そう、朝までは思ってたんです。

 さっきも言ったようにすでに僕の首には『ユウ』と書かれたネームタグぶら下げられた首輪が着けられてます。恥どころか名前まで晒してるってもうね、これ着けられて連行されたときには悟ったよね。

 僕に恥を晒さないって言うのは無理だったんだって(白目)

 

 しかも、今日明日は一般の人達も来てるからめっちゃ目立つっていうね。安定の写真撮影もされてるしで恥の上塗りでしか無いよね。あははー(涙目)

 さっきから小さい子「あのお兄さんなんで首輪着けられてるのー」って純粋な目でお母さんに質問しててお母さんからしっかり睨まれました。心の中でごめんなさいしたよね。でも、聞いてください。これ僕がやりたくてやってるわけじゃないんだ。隣にいる腹黒小学生に着けられてるんだ。

 あと、そこの子はこんな大人になっちゃ駄目だよ。人間の恥製造機のお兄さんとのお約束だよ。

 

 

「あははっ結羽は今日も注目されてるねー。羨ましいよ」

 

「羨ましいなら変わろうか?」

 

「残念だけど僕がやると絵面的にアウトだから遠慮しとくよ」

 

「僕の場合でも絵面的にアウトだよ!」

 

「いやいや、結羽の場合はそれがデフォだし」

 

「ねぇ、いつから首輪着けてるのがデフォになったの?」

 

「さぁ、日菜が待ってるから行こうか」

 

「あっ無視してく方向なんですね」

 

 

 うん、知ってた。知ってたよ。

 ところで皆さんお気づきだろうか。そう伊澄君の日菜さんに対する呼び方である。最初は名字にさん付けだった癖に今では名前で呼び、さらには敬称もないのである。

 いやー初めて会ったときからコミュ力高いとは思ってたけど凄いよねー。僕には到底出来ませんわ。

 陰キャコミュ障のボッチな僕にはハードル高すぎて無理ですわー。

 ちなみに嫉妬とかそう言うのではないよ。決して違うから勘違いしないでね。

 

 まぁ、伊澄君が日菜さんの事をそう呼ぶ事になった理由としては後から来たひかw……ん゛ん゛っ!紗夜さんが来たからなんだけどね。というか、普通に2人とも名字が一緒だから名前で呼んでって日菜さんに言われたかららしいんだよね。

 

 なんで「らしい」かって?

 そんなのいm…リサさんにトドメという名の不意を突かれたからですが?知らないうちに気絶してたからですが?

 意識戻したときには話が終わってた時は僕の来た意味はなんだったのだろうかと普段使わない頭をフル回転させましたよ。ほんと僕何しに行ったんだって感じだよね。

 ただただ首輪着けられて校門前でカメラ向けられ、事務の人には通報されかけ、リサさんにはトドメを差されただけでしたからね。おかげで僕の黒歴史が日菜さんと伊澄君に知られるという最悪の事態に陥って引き籠もってやろうかと思ったよね。

 

 

 

「思ったんだけどさ。今日って別に僕達出演しないよね?なんで来たの?なんで連れてこられたの?」

 

 

 

 そうなんです。実は今日は別に僕達がライブに出る予定はないんです。というのも合同でやるって事でライブは2日間に分けるらしいですよ。

 1日目が花咲川で2日目が羽丘。

 確か花咲川ではポピパ、ハロハピ、パスパレがライブするんだっけかな。うん、見事に偏ってるよね。てか、パスパレに関してはよく出演許可もらえたよね。事務所NGって言ってたから今回も出られないじゃないのって思ってたけど中々に寛容なんですね。

 ちなみに僕達は2日目の明日。羽丘でライブする予定だったから今日は特に何も無いということで家でこの一週間で溜まったアニメを消化しながらベースの練習でもしようかなって思ってたんですよ。

 

 まっこんな風に連れ出されたのでもう抗えないんですけどね。拳で抵抗しようにも流石にここじゃ絵面的にアウトだと思った上にしたところで僕がピ○ポ君される未来しか見えないのがなんとも悲しいよね。

 

 

 

「連れてきた理由?特に無いけど?」

 

「は?」

 

「あ、強いて言うなら面白そうなことが起きそうな気がしたから!」

 

「」

 

 

 

 めっちゃいい笑顔でそう言い放つ伊澄君に確かな殺意を持ちました。どうしよう。初めて会ったときから思ってたけどこの子弦巻さんよりが質が悪い。あの子の場合純粋に言ってくるから怒る事出来ないけど伊澄君の場合、はっきりと悪意が見えてるから質が悪い。

 

 誰か助けて。

 

 

 

「あれ?結羽君に伊澄さんじゃん」

 

「リサに友希那じゃないか。おはよう」

 

「おはよう、伊澄。……ところで何で結羽は首輪なんて着けてるのかしら?」

 

「それは僕も聞きたいです」

 

 

 

 大体なんでどこかに連れていかれるたびに首輪着けられるのか理解が出来ないですよね。いい加減外して欲しい所存ですよ。ほんとに。

 

 

 

「ここにいるってことは2人はこれから花咲川に移動するの?」

 

「そうそう。あこが燐子に会いに行くって言うし、それなら今日はクラスの出し物でシフト入ってないアタシ達も一緒に行こうかなって感じだよ」 

 

「リサ姉!友希那さーん!お待たせしました!…って、あれ?結羽兄に伊澄さん?」

 

「やっほー、あこ」

 

「あこちゃんは今日も元気だね」

 

「結羽兄に伊澄さん……もしかして2人もこれから花咲川に行くんですか?」

 

「あこ、残念な事に僕はこれから日菜と明日のライブについて打ち合わせがあるから行けないんだ」

 

「あっそうなんですね……」

 

「その代わりこっちの結羽が暇してるみたいだから皆が良ければ連れて行ってあげてよ」

 

「は!?」

 

「分かりました!結羽兄、リサ姉、友希那さん早く行きましょう!」

 

「あはは、オッケー」

 

「そうね、ここで時間を潰すよりはいいわ」

 

「行ってらっしゃーい」

 

 

 

 なんか流れで今度は花咲川に行くことになったんですが……。え?結局僕が羽丘に行った意味ってなんだったの?あと、伊澄君めっちゃいい笑顔で送り出してるところ悪いんだけど流石に首輪は外してよ。女子高生3人と歩くにしたって首輪は目立つし、最悪変な目で見られるから!なんなら現在進行形で変な目で見られてるんだけどね!(涙目)

 

 その後、リサさんの一言でしっかり外して貰いました。ありがてぇ……。ほんとありがてぇ……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……羽丘よりこっちの方がやばい感じするのはなんでだろう」

 

「何を言っているの?結羽」

 

 

 

 うん、そのツッコミは正しいと思うよ友希那さん。でもね、今回に限っては僕の言ってることが正しいと思うんだ。だって考えても見てよ。羽丘には日菜さん位じゃん色んな意味でやばい人って。でも花咲川には思いついたら即実行の弦巻さんと香澄さんがいるんやで。しかも、しっかりとその2人の思考に乗っかってくる人も加えたら4人以上はやばいのいるよねって話。

 あ、ちなみに乗っかってくる人って言うのは弦巻さんの方でコロッケ大好き北沢さんで香澄さんの方は天然ウサギ狂の花園さんだからね。ついでに言っておくと普段は常識人として弦巻さんと北沢さんのストッパーの役割をしてる美咲も大体僕の事見つけると押しつけてくるからこの中に入ります。

 

 ほんとハロハピの良心って松原さんだけや。……あれ、なんか泣けてきた。この後に待ち受けているであろう僕の未来に泣けてきた。今日はどんな事に巻き込まれるんだろうなぁ(白目)

 

 

 

「湊さんに今井さん宇田川さんまで。それに結羽さんも」

 

「やっほー紗夜」

 

「結羽さんこんにちは!」

 

「はい、こんにちは香澄さん。それに紗夜さんもお疲れ様です」

 

 

 

 まぁ、そんな訳でこの先に待ち受けてるであろう未来に表情を暗くさせながら花咲川に入ったら受付を担当してる紗夜さんと香澄さんに会いました。てか、せっかくの文化祭に表情暗くしてる奴って僕くらいだよね。何があったんだって周りからしたら思うよね。まぁ、これからあるんだろうけど。

 

 ちなみに受付はさっと終わりまして、花咲川に入ったのはいいんだけどね。一先ずあこちゃんの要望通り、燐子さんのとこに行くとしてその後はどうしましょうかね。受付で貰ったパンフレットに目を通すと中々にカオスな名前がちらほらとあるんだけど……。

 

 名前からして大体は分かりやすいものばっかりなのにたまに意味が全く分からないものが含まれてるのはなんなんでしょうね。まずもって何よこれ。武士道コロッケ茶屋って。名前からして関わってるのはやばい奴の一人北沢さんと武士道的なこととして若宮さんなのは想像が付くけどさ。

 結局なんなの?なに?演劇なの?それともコロッケ屋なの?茶屋なの?もうすでにカオス。クラスの出し物としてよく許したな。

 

 まぁ、それだけじゃなくそれ以外にも色々と疑問が残る出し物多過ぎなんだけどね。星になろうよとかハッピーなお化けカフェとか色んな意味で疑問しか残りません。多分この中だったら星になろうよが一番まともな感じするのは気のせい?一応ジャンル的にはプラネタリウムらしいし。ただ、出し物の名前はどうにかしようよ。星になろうよってもう誰のクラスか見当はつきましたよ。

 

 なんならハッピーなお化けカフェも見当はついてます。どうせ弦巻さんなんでしょ。

 

 ちなみにこの後、しっかり宣伝に出ていたお化けの格好をした弦巻さんに見つかりましてしっかり連行されました。いやー、あの時の燐子さんの表情は忘れないと思います。めっちゃビビってたもん。そりゃビビるよね。僕もビビったもん。

 だって、気がついたら彼女のクラスでパン食べながら珈琲飲んでたんだよ?あっパンは美味しかったです。どうやら山吹さんとこのパンらしく美味しさに納得が行きました。ただ、その後も何故か連れ回されて最終的に美咲に助けられました。というか自分から巻き込まれに来たから無理矢理押しつけて逃げてやりました。

 多分明日……いや、早ければ今日の夜にでもしばかれると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ほえぇ……準備の時にも結構見たけどやっぱり良い機材使ってるよねー」

 

 

 

 ちなみに今はポピパがライブの準備をしてるのを美咲と弦巻さんに半ば強制的に連れてかれた舞台裏で見てます。うん、皆の言いたいことは分かる。なんで舞台裏?って思ってるだろう。僕も最初はそう思った。しっかり連れてきた2人にも理由を聞きました。怖がらずに質問できる僕偉い。

 

 まぁ、理由としては主に弦巻さんの思いつきで僕もハロハピのライブに飛び入りすることが決定しました。……いや、ほんと思いつきには勘弁。何歌うのかも知らないし、なんなら何で僕がボーカルなのか分からない。せめてベースにしてくれって感じだよね。

 

 あ、美咲はさっき自分だけに押しつけて逃げようとしたからその腹いせだそうです。僕が悪かったから弦巻さんを説得してください。女子高生に混じって男子大学生が飛び入りで熱唱とか恥ずかしくて死ねる。これが俗にいう恥ずか死って奴なんですね。(違う)

 

 そんな訳で2日間ライブ参加することになりました。スケジュールを作り直してくれた燐子さんにはもう頭が上がらんでございます。いや、ほんとごめんね。あとでなんか奢ってあげよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『こんにちは!Poppin'partyです!今日は楽しんでください!』

 

 

 

 真っ赤なギター事ランダムスターを持ちながら香澄さんはマイク越しに笑顔で言うと、この前の学園祭とは全く違う高めの歓声が鳴り響く。うーん、明日僕はまともにライブが出来るのか不安になってきた。歓声の主がほぼ女子って怖いな。ノリはめっちゃ良いのよね。

 

 

 

『それじゃあ早速1曲目行きます!God knows!』

 

 

 

 山吹さんのカウントから皆の演奏が始まる。いやー、文化祭って言ったらこれだよね。香澄さん良いセンスしてますわー。僕もこれ初めて聞いた時は鳥肌立ちましたよ。やっぱ自分の知ってる曲が流れるとテンションは上がるよねぇ。しかも、マイナーな奴じゃないから皆も乗りやすいしとにかく最高ですね。

 

 しかしまぁ、ポピパのライブもCircleで何度か見てきたけどやっぱりこのバンドは青春さがあって良いよね。ロゼリアはクールな曲とかしっとりとした曲が多いし、AfterglowはTheロックって感じでかっこいいし、パスパレはアイドルっぽいポップな曲調があるからまぁ、何が言いたいかと言うと最高だね。

 

 

 

『次は千本桜!』

 

 

 

 僕がボカロ好きになった原点であり頂点ですよ。ベースを始めるきっかけはDon't say lazyだったけど、ボカロの中じゃ一番最初に練習したよね。

 

 

 

『最後の曲行きます!まだまだ私以外にもいるので最後まで楽しんでください!』

 

 

 

 

『最高!』

 

 

 

 初めて聞いた曲なのになんでこう胸が打たれるんですかね。歌詞聞く限り応援ソングにも聞こえるし、自分たちを鼓舞する曲にも聞こえるよね。これはアレですね。病んだときに聞きたい曲ですわ。なんなら聞くわ。元気になれる曲もまたポピパらしくて僕は好きです。

 また、今度ポピパのライブにも行きたいと思いました。

 

 しかし、ほんと楽しそうにライブするよなぁ。いや、ライブは楽しいんだけどね。それでもポピパは心の奥底から楽しんでる感じがまた魅力の一つだよね。こっちも楽しくなっちゃいますもん。ここだけはRoseliaやAfterglowとはまた違って良いよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『皆さんこんにちは!Pastel*palettesです!合同文化祭楽しんでますか!』

 

 

 

 丸山さんがマイクを観客席に向けるとポピパのおかげで暖まった観客達から圧すらも含まれてそうな歓声が返ってくる。凄いよね。ほぼ女子しかいないはずなのにこの圧力よ。僕一人で立つってなったら泣いて逃げてると思うわ。まじ丸山さんリスペクト。あと、今日は噛まなくて良かったですね。

 

 

 

 

『まだまだ文化祭は続くので皆で楽しんで沢山の思い出を作ろうね!1曲目!DEEP BLUE TOWNへおいでよ!』

 

 

 

 丸山さんの言葉と同時に白鷺さん、日菜さん、若宮さん、大和さんが歌い始める。あれやばいな。めっちゃ可愛い。しかも、丸山さん本家の踊り完コピじゃないですか。あれ踊りながら歌えるとか流石アイドル。あと、ザプーンのところめっちゃんこ可愛いんです。

 

 

 

『みんなー次の曲行くよー!奏!』

 

 

 

 奏かぁ……。これまたしっとりめな奴で来ましたね。この曲普段は観ないあるアニメの実写映画で知ったんだよねぇ。いやー泣いたなぁ。原作の頃が結構好きだったからどんなものなのかなって感じで観に行ったんだけどしっかり泣きました。ちなみに全力少年もめっちゃ好きです。

 

 

 

『あっという間に最後の曲になっちゃいましたが、まだまだ明日も続きますので最後の最後まで楽しんでいきましょう!』

 

 

 

 丸山さんの言葉により一層大きい歓声と拍手が返ってくる。僕も思わず拍手しちゃいました。まだ終わってないのにね。

 

 

 

『最後までしっかりついてきてね!Fantastic future!』

 

 

 

 この曲も良いですよね。これもアニメの曲なんだけど初めて聞いた時はなんだこれって感じだったんですけど、気がついたらリピート再生でずっと聞いてるくらい中毒性ありました。ちなみにオープニング映像は個人的にめっちゃ刺さりました。これ同志いないかな。

 

 もう最高でした。ぴょんぴょんしてました。隣で美咲に変な目で見られてた気がしたけど気にすることなく心がぴょんぴょんしてました。

 

 

 

 しかし、一バンドの演奏時間は短く、早いものでもう二組が終わりとうとう最後のバンドが現れる。まぁ、今回はハロハピfeat.桜岡結羽なんですけどね。あ、めっちゃ今更ですけどどうも桜岡結羽です。頑張ります。と言っても1曲だけなんだけどね。

 

 

 

「結羽見てちょーだい!皆凄く笑顔よ!」

 

「そうですねぇ。みんな楽しそうで良かったじゃないですか」

 

「あたしも早くライブがしたいわ!」

 

「いや、もう弦巻さん達のライブ始まりますよ。ほらミッシェルが手招きしてるし」

 

「ほんとね!じゃあ結羽」

 

「へ?」

 

「行くわよ!」

 

「いや、僕最後だけ……って、えぇ!!!」

 

 

 

 何が起きたか簡潔かつ片言で説明しよう。弦巻さん、テン上げ、僕、腕掴まれる、ステージに連れてかれる←イマココ

 

 いや、なんでこうなるねん。松原さんとミッシェル最初から出てきた僕を見てめっちゃ驚いてますよ。観客席めっちゃざわついてますよ。さっきまで瀬田さんファンの女の子達がキャーキャー言ってたのに今じゃ僕のこと見て誰?って呟いてる人しかいませんよ。こんな形で注目なんて浴びたない!

 

 

 

『みんなー!今日はもう一人あたしたちと皆を笑顔にする人を紹介するわ!結羽よ!』

 

『わー!ゆーくんだ!一緒にライブ出来るなんてはぐみ嬉しいよ!』

 

『まさか私達までサプライズをされるとはやはり結羽さんは生粋のエンターテイナーだね。あぁ、儚い……』

 

『さ、桜岡さん…大丈夫ですか?』

 

『結羽n…こほん、ユウさんこうなったこころは止められないんで頑張ってください』

 

『あはは……ですよねぇ(涙目)』

 

『結羽!早速1曲目!みんなも行くわよ!』

 

『えっ…ちょ、まっ』

 

『エイリアンエイリアン!』

 

 

 

 観客席に軽く挨拶をした後、弦巻さんの言葉で演奏が始まり、弦巻さんは踊り始めた。僕はどうすればええんや……。とりあえずダンスなんて出来ないので僕は両手を挙げ、本家の映像通り自分のパートが来るまで踊っときます。やり始めたとは言えめっちゃ恥ずかしい。なんか凄い視線を浴びるし、腰というかなんか全身痛なってきた。

 

 チラリとドラムの方を見たら松原さんはなんとも言えない顔で苦笑いしてるし、ミッシェルに至っては表情が読めないのでただただ何を思われるのか怖くてやばいです。こんな緊張感のあるライブある?てか、今更ながらなんでこの踊りを選んだのか後悔しかないです。せめてベースがあれば!

 

 

 

『まだまだ行くわよ!』

 

『まだまだ行けるかな子猫ちゃん達』

 

『はーい、次はミッシェルも歌うからよろしくねー!ほらユウさん行きますよー』

 

『『『『上海ハニー!』』』』

 

 

 

 まさかの3人ボーカルならず4人ボーカルで始まった上海ハニー。実際のところ僕この曲すら知らないんです。でも、ありがたいことにパート分けで歌う部分少なかったから良かったよね。まさか知らない曲歌わされるとは思ってなかったから絶対空気壊すじゃんって思ってたのに全然歌えてます。歌えてるよね?(知らねぇよ)

 選曲してくれたミッシェルありがとう!心の中で感謝しときますね!

 

 あと、気のせいかな?ミッシェルの歌声めっちゃ聞き覚えあるんだけど。誰だっけ?

 

 

 

『ラスト!いーあるふぁんくらぶ!』

 

 

 

 最後の曲が始まる。これも僕が昔から知ってる曲だ。懐かしいなぁ。あの歌い手3人組で歌ってる奴が一番好きだったなぁ。まぁ、1人引退しちゃったんだけどね。何よりこれも乗りやすいから歌ってて楽しいのよ。

 観客席の方を見るといつの間にか僕も受け入れられてるのか皆楽しそうに腕振ったりその場で飛び跳ねたりとおのおのが楽しそうにライブを楽しんでる。皆も楽しそうにしてるし良かった。

 そろそろ曲も終盤か。早かったな。明日は僕達のライブだ。この熱を明日まで持って行けたらな良いのになぁって思いを持ちながら曲は終わった。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 ちなみにライブが終わった後、普通に帰ろうとしたら校門前で何故か女子高生に囲まれました。最初はハロハピのライブに半ば強引にだけど参加させられた事による僕に対する不平不満を言われるのかと覚悟してたんですけど、何故かめっちゃ連絡先聞かれました。絶対教えなかったし、しっかり逃げたよね。というか逃がして貰ったよね。

 主にミッシェルと瀬田さんのおかげで。瀬田さん……あなたとミッシェルの方がよっぽどエンターテイナーだよ。ありがとう。あなた達の犠牲は忘れないよ。




とりあえず一日目が終わり、珍しくこれをカバーしてくれたら個人的に嬉しいなって奴をパスパレに入れてみました。ハロハピと迷ったけど選ばれたのはパスパレでした。

てか、普通に本家聴いててこれはどっちかが歌いそうだなって思いました。

あと、最近区切り用の棒線の入れ方を知ったので早速活用。ありがてぇ!!
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