大学生になった瞬間、平穏は崩れ去りました   作:99.9%果汁

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どうも99.9%果汁です。多分お久しぶりです。

これは多分Twitterでも言ってない気がするんですけど、4月から就職のせいかその準備に追われてツラいです。決して更新するのが遅いっていう言い訳とかそう言うのではないんですがつまりそういうことです(どういうこと?)

あと、普通に何話か書いても大体内容がゴミ過ぎて没になりました(およそ二話分)




ということでちょっと大学生らしい会話にしてみました。


彼女出来ても魔法使いの人は魔法使いのまま

「そういえば結羽って彼女作らないの?」

 

「……いや、いきなりなんの話?」

 

「だって、あんなに可愛い女の子達侍らしてるのに誰一人として手出してないんでしょ?」

 

「色々とツッコミたいところはあるんだけどちょっと待とうか」

 

 

 

 どうも、今日も今日とて嫌な予感とすでに帰りたい欲が頭の中を走り回ってます。桜岡結羽です。

 最近、この挨拶もパターン化してきている気がするのは僕だけであろうか。そろそろ新しいパターンでも作るか。まぁ、まずもって誰に挨拶してんだって事なんだけどね。

 

 ちなみにたった今僕に質問してきた人物は腹黒小学生でお馴染みの黒川伊澄君です。ついでにいうと今は大学の食堂で最近名前も発表されたSound Blossoms(サウンドブロッサムズ)のメンツでご飯食べてます。

 ボッチ飯回避だね!ってそうじゃないんだ……。うん、そうじゃない。

 

 

 

「前からというか学園祭の時から思ってたんだけど、結羽って美咲と仲いいじゃん?」

 

「仲いいじゃん?って言われても従妹だからじゃない?としか言えないんだけど」

 

「結羽的にはそうなのかも知れないけど明らかに距離近くない?」

 

「そうかな?確かに昔に比べ多少は近い気もするけど、昔からあんな感じで色々振り回されたからなぁ」

 

 

 

 いや、別に思い出すつもりもなかったんだけどね?ちょっと思い出したら出るわ出るわ。流石に初めて会ったときはあまり思えてないんだけどさ、それでも最初から仲が良かったわけじゃないんだよね。

 お互いに人見知りというか僕が兄弟いなかったからいきなり年下の女の子と遊んでこいって言われてもどう接していいか分からずじまいだったからか一人でゲームしたりとか適当に暇を潰してたし、美咲も叔母さんにくっついてたんだよね。

 でも、あれは覚えてる。美咲と仲良くなったって言うかちゃんと話す様になった原因って言い方はおかしいけど、きっかけは覚えてるんだよね。確かあれは美咲が小学生に上がったときかな?

 

 夏休みに僕の家族と美咲の家族でプールに行ったんだよね。その時はまだお互いに自分の家族にくっついて動いてる感じだったんだけど、昼時に美咲が売店の食べ物に惹かれて、いつの間にか家族と離れて、美咲一人はぐれちゃったことがあったんだよね。あの時の叔父さん達の焦りと言ったらもう僕も見てて怖くなりましたよ。

 まぁ、結局すぐに見つかったというか大号泣してる美咲を僕が見つけて、あやしてる内に父さんが見つけてくれたんだけどね。なんというか今思えばあれは忘れたくても忘れられないですわ。それくらい記憶に残る出来事だったからね。

 

 でも、それからかな。美咲と話す様になって一緒に外で遊んだり、僕の趣味のゲームをしたり、美咲の趣味というか叔母さんと一緒に作ったお菓子を毒味という名の試食をしたりとまぁ、とにかく夏休みだとか冬休みだとか長期の連休があれば毎回という程会って遊んでた記憶があるね。しかも、その頃は僕も美咲の家の近くに住んでたから休みの日関係なく遊んでた気がします。

 まぁ、学区が違ったから小学校は違うし、僕が中学の時には父さんの仕事の都合で隣の県に引っ越しちゃったしねー。

 引っ越してからお互いに部活だなんだと忙しくなってからは疎遠になってたけど、今年久しぶりに会ってからというもののあいつの態度は変わらないというか図々しくなったというかまぁ、そういうことですよ。

 だから、仲が良いって言われてもこれが普通じゃないのって感じなんだよね。結局、従妹ってのもあるしね。

 

 

 

「って、なんで伊澄君達は頭抱えてるのかな?」

 

「いや、なんというかいきなり語り出した上にあまり面白みがないことに絶句してた」

 

「語り出したのは悪いと思うけど、人の人生に面白みを求めないでくれる?……え?ちょっと待って。もしかして口に出てた?」

 

「もう、しっかりと」

 

「結羽って前からそういうところあるよな」

 

「確かに結羽君は語り口調というか独り言多いよね~」

 

「」

 

 

 

 ちなみに、この発言は上から僕、伊澄君、僕、伊澄君、柊木君に宮野君です。何気に発言する形では初めましてだよね。おめでとう、柊木君、宮野君。

 実際のところ僕が彼らの見た目に泣きそうになったり、怖がったりでまともに言葉を交わすまでに時間が掛かったってだけなんだけどね。ネット上だと平気なのにリアルになるとてんで話せなくなるからね。こういうところが陰キャらしいというか僕らしいと言うか。うん、自分で言ってて申し訳なくなると同時に情けなくなってきた。ほんと彼らには申し訳ないです。(唐突な自虐思考)

 あ、今は目を合わせることは出来なくても言葉を交わすくらいには成長したから許して。

 

 3人に指摘され、自虐思考に陥ってるとテーブルの上に置いてあったスマホに通知が来た。通知を確認すると送り主は隣に座る瀬戸君だった。通知を押して、内容を確認するとそこには一言だけ表示されていた。

 

 

 

『わしもそう思う』

 

 

 

 ……いやいや、なんで一人称が『わし』なのか突っ込みたいけど、隣に座ってるんだからせめて喋ってよ。瀬戸君はそれでいいのか。

 てか、本当に一人称が『わし』ってなんだよ。え?なに?前世は葛飾で警官やってた人だったりするの?もうそれくらいしか思いつかないんだけど?見た目とか体格も身長以外は同じだし。絶対そうだろ。僕はそう確信するね。

 あと、メタ的なこと言うけど第一声が最初でいいのか?まぁ、第一声というより文章だけどさ。

 

 

 

「まぁ、美咲との関係は一度置いといてね?それでも結羽の周りには女の子が多いじゃん?しかも、全員美人で可愛い」

 

「……まぁ、確かに伊澄君の言うとおり、なのかな?でも、先に言わせて貰うけど侍らしてはないからね?」

 

「侍らす侍らしてないは置いといても気になる人とかいないわけ?」

 

「うーん……考えたこともなかったわ。第一僕がそういった思いを持った時点で普通にアウトじゃない?」

 

「え?なんで?」

 

「だって、相手は一応高校生だよ?そんなのアウトでしょ。事と次第によっちゃ僕お縄に付くことになるよ?」

 

「いやいや、流石にそれはないでしょ。考えてもみなよ。相手は高校生って言うけど結羽だって大学生だろ。通ってる場所が違うだけで学生だって事は変わらない上に年齢も一つ二つ程度しか離れてないのに何がアウトなのさ。まぁ、流石に中学生とか小学生狙ってますって言われたら躊躇なく通報してやるけどさ。別に相手が高校生ってだけで別に気にするようなことはないでしょ」

 

 

 

 柊木君と宮野君、瀬戸君も伊澄君の言葉に同意なのか何度も首肯を繰り返す。

 

 

 

「うーん、そういうものなのかなぁ」

 

「そういうものだよ。だって、そこにいる将斗なんて見た目こんななのに高校生になったばかりの彼女がいるんだよ」

 

「え……通報しとく?」

 

「いや、すんなよ。てか、俺の見た目はともかく俺たちの場合は幼馴染みって言う関係でもあるから」

 

「あぁ、なるほど。いや、それでもよく相手の親御さんが許してくれたよね。僕が親目線だったら泣いて別れを乞うもん」

 

「見た目で判断するところが悠羽らしいよな」

 

「てか、それこそ結羽君と美咲ちゃんはどうなのよ。従妹とはいえそういった感情はないの?」

 

「んー…ない、かな。正直言って妹みたいな感じだし。それに美咲だって僕の事をそういう目で見てないでしょ。だって、あいつ僕より現実主義者よ?普通にあいつの性格考えてもあり得ないでしょ」

 

 

 

 そう答えた瞬間、また伊澄君達は頭を抱え今度はため息までも零す。

 えぇ…、なんでよ。普通に考えてもあり得ないでしょ。だって、あいつだよ?絶対そういう感情を僕に持たないでしょ。

 

 

 

「結羽ってさ、本当に刺されたりしなくて良かったね」

 

「え?なに?僕刺されるの?理由も分からず刺されるの?普通に怖いんだけど」

 

「うん、悠羽は一度刺されたほうがいいな」

 

「だからなんで!?僕なんかしたの!?」

 

「まぁ、結羽が刺される刺されないはいいとしてね。実際のところ結羽って彼女欲しいとか思わないの?」

 

「見事に最初に戻ったね。んー、でも彼女かぁ……別に欲しくないってわけではないけど、今は居なくても問題ないって感じかな」

 

「なんというか結羽はそんな感じだよね」

 

「なにが?」

 

「いや、ガツガツしてないというか草食というか」

 

「まぁ、結羽らしいっちゃ結羽らしいわ」

 

 

 

 なんか皆納得してる様な表情浮かべて僕らしいとか言ってるけど、僕的には納得どころか結局なんなの?って感じだからね?

 でも、彼女かぁ……。実際、美咲とって言わなくても僕に彼女って言うのが想像できなくて無理なんだけど。さっき伊澄君が言ってたけど美咲以外の子って言われてもなぁ……。うん、普通に考えてないわ。

 なんなら知り合いの誰かと付き合ってる想像しようとしてもなんというかしっくりこないというかなんというか。もう考えてるだけで頭痛くなってきた。

 あと、普通に自分がキモくなってきたからこういう妄想はもうやめよう。

 

 まぁ、今は想像出来なくてもいずれ僕にも好きな人は出来る訳で別に今は無理して作ろうとか思ってもないし現状維持で行きたいと思いますね。決して強がりではないからね。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

「ねぇ、結羽兄。この前ある人から聞いたんだけど魔法使い目指してるって本気?」

 

「……ちなみにそのある人って誰か聞いても?」

 

「伊澄さん」

 

「ちょっくらあの腹黒小学生を討伐してくるわ」

 

「…魔法使い目指すのはいいけど臭そうだから魔法使いになったら近寄らないでね?」

 

「目指してないから!あと、地味に臭そうって言うのやめて!普通に傷つく!」

 

「ホ○ワーツ入ったら梟で連絡してね」

 

「だから入学予定も無いから!」




うん、オチが……、オチが……、ゴミ過ぎるんじゃ…。



誰でもいいから果汁を救ってください(切実)
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