大学生になった瞬間、平穏は崩れ去りました   作:99.9%果汁

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どうも皆さん。果汁です。覚えてますか?未だなんの果汁なのか分かってないくせに99.9%果汁ですとかのたまってる果汁です。

四月に入り一ヶ月が経ちそうです。そして、なんとですね!四月の更新は今回のみの一回だけ!いやー社会人つらいっすわ。やめたいっすわ。書く暇すらなくて泣きそうです。仕事中、ネタを考えても書けない状況がツラすぎて泣きそうです。

ちなみに待ってくれていた皆さん。お待たせして本当に申し訳無いです。


突然の呼び出しにはしっかり用件を聞いとけ

 僕の名前は桜岡結羽。どこにでもいる男子大学生だ。ちなみに学年は一年で年齢は19だ。

 趣味はアニメ鑑賞、音楽鑑賞、ゲームとかかな?まぁ、要するに陰キャなんです。

 あと、何の因果なのかとあるライブハウスでバイトしてます。

 

 ……なんでいきなりこんな紹介をしたか気になるだろう。僕もいきなりこんなことされたらどうした?ってなるもん。まっ、簡単に理由を説明しますとですね。

 今の紹介にもある通り、僕は基本的に常識を持ったどこにでもいる大学生なんです。そう、どこにでもいる大学生なんです。まともな常識を持った、ね…。

 

 だから、いきなり自分が会いたいとか言って自分の家にその相手を誘拐してこさせる権力を持ってたりとか暑いから涼しいところに行きたいって聞いて雪国行けるほどの行動力も持ってないんです。いや、持ってたとしても常識的に連れてこないし、行かないんだけどね?

 

 まぁ、今回もそんな感じの出来事だと言うことです(白目)

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

「ねぇ、美咲。何がどうなったらこうなるの?」

 

「あたしに聞かないで」

 

「この家、前にお前達の勉強見に行った時はあんなのなかったよね?」

 

「……知らない」

 

「今絶対間があったよね?絶対何か知ってるよね?」

 

 

 

 どうも皆さん。僕です。さっき自己紹介したから二度目は無いです。

 ところで皆さんに一つ質問です。

 朝、いきなり「今から家来て」って連絡来て、行ってみたらその人の家の敷地内に遊園地が出来てたって出来事ありませんか?しかも、あの甲高い声したネズミのキャラクターがいるランドくらい大きいんですけどありませんか?

 え?無い?HAHAHA…普通に考えたらそうですよね。あるわけ無いですよね。じゃあ、僕の目の前にあるのも多分ハリボテか何かですよね。さっきからジェットコースター的なやつとか観覧車的なやつとか動いてる気がするけどプロジェクター的なやつで映像流してるアレですよね?

 今思ったけど「的なやつ」多いな……。

 

 もし、あれが本物だったら2、3日程度で完成してるって事だよね?だって、記憶的にも工事とかしてる気配なんて無かったしまさか夜通しとか?それはそれでお疲れさまです。ただ、やり過ぎです。ちょっとは無理ですとか否定しようよ……。

 ……しかし完成度たっけぇな、おい。

 

 

 

「あら、結羽じゃない!やっと来たのね!待ってたわ!」

 

「あはは…待ってたとかそういう次元の話じゃないんだ。一度頭の中整理したいからちょっと待ってくれませんかね?弦巻さん」

 

「はぐみ達ももう遊んでるわ!私達も行きましょ」

 

「話聞いて?」

 

「じゃあ、早速行くわよ!」

 

「うん、分かってた」

 

「行ってらっしゃい結羽兄」

 

「おっと、なに自分は見守ってますよ的なポジションに行こうとしてんだ?当たり前だけど逃がさねぇよ?」

 

「美咲も一緒に行くわよ!」

 

「デスヨネー」

 

 

 

 一人だけ逃げるとかあり得ないから。てか、美咲に関しては絶対に逃がさないから。死ぬときは一緒ぞ?死ぬつもりないけど。(フラグ)

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 ガタンゴトンとレールの上を走る音が耳から入り、恐怖心を煽る。そうです。美咲を半ば強制的に引っ張ったら逆にジェットなコースターに乗せられました。しかも、乗る前からあれだけには近づきませんようにって祈りを捧げてたのに一番初めに乗せられました。美咲許すまじ。しかも、なんの恨みか一番前に美咲と座ってます。凄いよね。一番前に座ってるから上がっていくのもレールの先も見えるんだよ。もう地獄への道のりだよね!

 ……どうしよう僕まだ遺書書いてないんだけど僕生きて帰れるかな。あ、もう落ちそうですね。皆さん今までありがとう。僕はこれで逝きます……。

 

 

 

「…ねぇ、これ落ちるよね。もう落ちるよね!」

 

「結羽兄、うるさい。興奮しないで」

 

「興奮してないけど煩いのはごめん!でも、僕にだって無理なもんは無理なんだぁあああ!!!」

 

「あはは、すっごく楽しいわ!」

 

「わー!はやーい!!」

 

「ふ、ふえぇ……っ!!!」

 

「……儚い」

 

「いやぁぁああああ!!!!」

 

「……うるさ」

 

 

 

 あああああああ!!!!!!!右!左!また右!さらに3回転!早すぎだよ!!しかも、なんで3回転もするんだよ!!目回るし頭ぐわんぐわんよ!

 

 

 

「はぁ……はぁ……やっと、終わ…た?」

 

『こころ様のご希望によりもう一周行きます』

 

「ふぁ!?」

 

「あはは、行くわよー!」

 

「わーい!」

 

「も、もういやぁあああ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「結羽兄、薫さん大丈夫?」

 

「……シテ……コロシテ」

 

「ふっ……はかな、い……」

 

「儚い?吐かない?ねぇ、どっち?」

 

「楽しかったわね!」

 

「こころん!次なに乗る!」

 

「い、一応お水買ってきました!」

 

 

 

 松原さんありがとう。こんなときでも優しいのは貴方だけです。貴方は天使です。本当に、ありがとう……(昇天)

 

 

「いやいや、勝手に逝かないでくれる?」

 

「……あの、君はもう少し僕に優しくしてもいいと思うんだ」

 

「薫さーん、大丈夫ー?」

 

「おい、無視すんな」

 

「あ、あぁ……美咲ありがとう。……ところで結羽さんがこっちを睨み付けてるんだが…」

 

「それなら気にしなくて大丈夫です。あれがデフォなんで」

 

「勝手に目つき悪いのデフォにするのやめてくれない?」

 

「あ、あはは……」

 

 

 

 松原さんの苦笑を横目に見つつ、先ほどまで乗っていたジェットコースターを睨み付ける。

 うん、やっぱりおかしいよね?あのレールの量というか長さというか分岐されてるよね?いくつかに。一応というかほぼ強制で4周した記憶あるけど全てコースが違ったよね?

 2回目とか縦の回転だけじゃなくソフトクリームが巻かれるかのような横回転が5回あったからね?上り詰めようとしてたからね?

 乗る前から少しレール多くない?とは思ってたけどさ。ジェットコースターだけで時間というか色々とかけ過ぎじゃないですかね?そう思うの僕だけ?

 しかも、3回目なんて某ネズミが経営する遊園地にある宇宙を模したジェットコースターみたいにいきなり宇宙空間が出来上がったりとか4回目には乗り物の形すら変わってたし一体どうなってるんですか?

 

 僕の知ってるジェットコースターを返してください。あんなのジェットコースターと呼べるけど呼びたくない。冗談抜きに弦巻家恐るべし。この調子でほかの施設とか作ってたら絶対いつか死人が出る。

 

 

 

「ほら結羽!まだまだ行くわよ!」

 

「あはは、休ませるという選択肢はないのね」

 

「結羽兄、後は頑張れ」

 

「いや、だからお前は逃がさねぇから」

 

 

 

 ほんっと美咲は目を離したら僕に全て押しつけるから厄介だ。

 ……しかし、ジェットコースターに乗る前も思ったけど、ナチュナルに手繋いでるのよね。僕たち。僕は逃がさないという口実があるから手を離す気は無いんだけど美咲はどうなんだろうね。僕なんかと手を繋いでいいのかな?一応バンドメンバーでもあるけど弦巻さんとか北沢さんとかは同級生な訳だし?恥ずかしいとかあるのかなぁ的な感じのことはないのかなって思っただけです。

 決して、美咲と手を繋いでいたいとか思ったわけではないでのあしからず。……いや、本当にそういう下心的な奴はないですからね?

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

「「「いっただっきまーす!!」」」

 

「…お昼で高級フレンチ食べる人生僕は知らない」

 

「いいから早く食べなよ」

 

「ねぇ、なんでお前はそんなに馴染んでるの?一応お前も僕と同じ一般市民だよね?」

 

「慣れってやつ?」

 

「どうしよう、今一番そういう答えは聞きたくなかった」

 

「で、でもおいしいですよっ。これとか…」

 

「松原さんまでもそっち側に……くっ!無念だ……っ!」

 

「ふ、ふぇええ……さ、桜岡さん……っ」

 

「あ、花音さん。気にしなくていいですよ」

 

 

 

 隣で優雅に高級フレンチを口にする従妹は辛辣でした。てか、よく見るとお前もナイフとフォーク持つ手震えてるじゃないか。なぁーにが慣れだ。まったく慣れてないじゃないか。まぁ、美咲でも流石に慣れで行けるわけないか。

 さて、僕も食べよう。

 

 ……ナイフとフォークってどっちがどっちだっけ?た、確か右手がフォークで左手がナイフだったよな。うん、大丈夫だ。さすがにこれができなきゃ笑われる。さ、さぁ食べよう!

 

 

 

「あ、悠羽兄。ナイフとフォークの持つ手逆だよ」

 

「」

 

 

 

 

 

 

 …………来世はフランスで生まれたいです。

 

 

 

 

 

 

「美味しかったわね!!」

 

「はぐみお腹いっぱいだよ!!」

 

「確かにあそこの料理は全て洗練されていてとても儚い味だった」

 

「いやいや、儚い味ってなんですか…」

 

「で、でも、本当に美味しかったよね」

 

「まぁ、確かに美味しかったですけど…って結羽兄、大丈夫?顔色悪いけど」

 

「はは…食べた気がしなかったよ……」

 

 

 

 うん、本当に生きた心地がしなかった。料理だけでなくその料理を乗せる器でさえ、絶対高価な物だって分かったら傷一つでも付けられないって思っちゃってもう食欲とか完全に失せましたわ。まぁ、食べないと食べないで皆心配するから頑張って食べたんですけどね。

 もう、しっかり料理は最高の味でした。ただ、僕的には遊園地とかのテーマパークに来たらその場所でしか売ってない味を食べたり、屋台とかの方が良かったです。テーマパークで高級フレンチとか普通に考えて石油王とかでも無い限りあり得ないから。

 まぁ、今居る場所どこぞの遊園地でもテーマパークでも石油王宅でもなく、ただの人の家なんですけどね。

 

 てか、改めて思ったけどここ人の家の敷地なんだよね。人の家というか弦巻さんの家なんだけどね。なんか色々と驚愕過ぎて忘れてたわ。色々な意味で覚悟決めること多くて忘れてましたわ。

 

 

 

 

「ねぇ、結羽!」

 

「はい、なんですか弦巻さん?」

 

「結羽は次どこ行きたいとかあるかしら!」

 

「え、僕ですか。んー、そうですね」

 

 

 

 お昼食べるまでは皆の行きたいところについてったけど、改めてなに乗りたいか聞かれると悩むな。確かまだ、行ってない場所は……ん?何々?『恐怖のコロッケ屋敷』、『儚い王子とふえぇな城』、『ミッシェルバスターズ』。

 

 ……色々とツッコミたい所しかないわ。とにかく今言いたいのは名前からしてどれも乗りたくないし、行きたくないんだけど。てか、なんだよ二番目の『儚い王子とふえぇな城』って。まず、ふえぇな城ってなに?ふえぇしてんのかおい。

 あと、ミッシェルバスターズは色々と問題しかないんだが?大丈夫なのかこれ。いや、アウトだろ。絶対アウトだ。

 

 てか、残りの選択肢がこれしかないことに驚きを隠せない。いや、それ以前にこの家いくつアトラクションあるわけ?もう今日だけでかなり乗ったというか回りましたよ?ジェットコースターにミッシェルが大量に設置されたメリーゴーランド的なやつに、コーヒーカップ、ゴーカートもあったね。あと、フリーフォールにバンジーまでやりました。僕の精神はズタボロです。最後のバンジーに関しては冗談抜きに酷かった。なんだよあれ。高さ300メートルってなんでだよ。

 

 案内板に『世界一と言われていたマ○オタワーの233メートルよりもさらに高い300メートルです。どうぞ本当(・・)の世界一を楽しんでください』って書かれててどうして高さですら世界超えていく上に煽っていくんだよ。煽るなよって思ったよね。今回ばかりは流石の美咲も苦笑いしてましたよ。まぁ、弦巻さんと北沢さんは「世界一だって~」って感じでいつも通りの正常運転でしたけどね。もうアレが正常でいいのか分からないけど、そう思う時点で僕も毒され始めてることを実感します。誰かヘルプミー。

 あと隠し方に悪意を感じるから気をつけてください。決して赤い帽子被った配管工のおじさんではないからね?

 

 ちなみにバンジーは3回飛ぶことになりました。なんで3回飛んだのかっていうと最初は全員単体で飛んでたんですけど、いつものように弦巻さんが「もう1回やりたいわ!」って言い出し、それに北沢さんも賛同する感じだったんですよ。まぁ、それだけみれば僕は二人だけで飛びに行くのかなって思うじゃないですか。でも実際は違いました。現実は僕に厳しかったです。神なんていなかったんです。

 何があったかというと突然弦巻さんに手引っ張られて「じゃあ結羽も行くわよ!」って感じで弦巻さんと一緒に1回北沢さんと一緒に1回って感じで3回飛ぶことになりました。そろそろ断るユウキを持とうと思いました。いや、彼女達相手には無理か(白目)

 

 

 

「結羽兄、結局なに行くか決まった?」

 

「そうだな。じゃあ食後だし、比較的緩そうなこれ行こうか」

 

「『儚い王子とふえぇな城』?」

 

「決まったわね!じゃあ行きましょ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「結羽兄、大丈夫?」

 

「……全く大丈夫じゃない」

 

 

 

 ……結論から言おう。儚い王子とふえぇな城、全くと言っていいほど緩くなかった。なんなら激しかった。ジェットコースターとはまた違う激しさを誇ってました。あれは食後に乗っていいものじゃない。

 もう今日こういうのばっか。でも、中身はしっかり面白かったから文句言えないんですよね。内容が酷かったら文句の一つでも言えたのに……。ちくしょう……。

 

 

 

「楽しかったわね!次も行きましょ!」

 

「毎回思うけど本当に君たち人間?さっきあんだけ食べてたのにすぐ動けるとか凄いね。三半規管とかどうなってんの?若いっていいなぁ」

 

「いや、結羽兄言っとくけどあたしたちと二つしか離れてないからね?」

 

 

 

 若いっていいね。僕なんてもうこんな感じだから無理よ。出来ることなら今すぐ布団にくるまって寝たいもん。まぁ、無理でしょうしなんなら彼女達的にアトラクション全て乗るまで帰らなさそうだもん。てか、帰してもらえないもん。美咲居るから。

 

 

 

「結羽!行くわよ!」

 

「あはは…休憩も無いのね……」

 

「どんまい結羽兄」

 

 

 

 あと少し頑張ってきます。そして、家帰ったら速攻で引き籠もります。探さないでください。




バンジーしたい……
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