大学生になった瞬間、平穏は崩れ去りました 作:99.9%果汁
猫耳、犬耳、ウサギ耳、まぁ要するにケモ耳と呼ばれる物を皆はご存じだろうか?まぁ、大体ケモ耳を着けてる人が見れるのはオタクの聖地と言われるア○バやイベントなどだろうけどね。最近だとカチューシャタイプだけじゃ無く、コスプレ用にカチューシャの棒部分って言うのかな?あれが見えないようにするためにクリップで着ける奴もあるみたいじゃん?もうコスプレに対する本気度がその違いで分かるよね。あと、パーカーのフード部分にちょこんと付いてるやるとかもあるらしいけど、あれはケモ耳にはならんよな。あれはあれで可愛いけどね!あと、ちょっと調べたんだけどカチューシャタイプってだけで沢山あるみたいだね。何だっけ?脳波で耳が動くカチューシャもあるらしいよ。技術は進化するとは言え末恐ろしい時代だね!
ところで皆はケモ耳の中では何の耳が好きです?僕?僕はねぇ、やっぱ王道とも言える猫耳と犬耳かな。いや、他にも狐耳とか熊耳、ウサギ耳とかもあるけどさやっぱ王道が一番だよね。あ、ついでに言っとくと猫か犬かで言ったら僕は猫派です。犬も大好きだけどね!だから、猫派だからって叩いてくるんじゃねぇぞ!猫や犬に対する愛情を語る奴は許すけど。
でも、正直なところケモ耳ってア○バとかイベントとか同士がいっぱい居る上にお互いにあぁ、この人はこれが好きなんだねとかそういう理解があるからそこ出来るところあるじゃん?まぁ、ケモ耳だけに絞らずにね。どんな物でもそう言う環境があるからこそ受け入れられるし求めちゃうところあるじゃん?…………え?無い?いや、あるだろ!
まぁ、何が言いたいかと言うとそういうイベントとかでは全然気にならないけど、普段から頭から耳生やしてる奴ってそれだけでただのやばい奴だよねって話。あ、もうなんでこの話したか分かるよね?分かっちゃうよね。
はい、今僕の目の前には頭に猫耳を生やした女子高生がいます。何故か凄く瞳をキラキラ輝かせてね。え?これ猫耳だよね?凄くリアリティ高いけど着け耳だよね?あれが地毛でやってるならうん……女子の髪って凄いなぁ。変幻自在なんだね!あれ?この瞳の感じどっかのお嬢様を思い出すなぁ。雰囲気だけでも結構ただのやばい奴なんだろうなとは思うけど……。
うん、もうすでに嫌な予感。気のせいかな?気のせいだと願いたい。誰か助けて。
「こんにちは!結羽さん!私戸山香澄って言います!」
「お、おぉ……どうもこんにち、は?戸山さん」
「香澄で良いですよ!」
「うん、分かったよ戸山さん」
「香澄で!良いですよ!!」
「」
何この子。初対面でこの図々しさと積極的な態度。そうか、これがコミュ力の力か。僕には持ち合わせていない物だ。今井さんのコミュ力にもびっくりしたけど、これはこれで凄いな。しかも、何故か名前で呼ばせてこようとするし……。え、今の時代って異性の名前を呼ぶだけで犯罪になるんじゃ無かったの?(いつの時代だよ)
いや、同じ学校とか学年やクラスが一緒ならまだ分かるけど、僕一応大学生だよ?大丈夫なの?捕まらない?通報されない?あと戸山さん、悪いんだけどそろそろ手を放して?僕一応これでも仕事中なんだ。まぁ、Circleに来てるって事はこの子もなんかのバンドなのかもしれないけど……うん、手綺麗だね。あ、これはアウトだわ。この発言アウトだわ。おい、そこの
あと、毎回の様に言うけど何で僕の名前知ってるの?どうせまりなさんだろうけどね。
「おーい!かーすみー!!」
あ、なんかまた増えた。今度は金髪ツインテの何がとは言わないが走るたびに揺れる大きい物をお持ちの女子が増えました。うん、どっかのピンク頭のスイーツ大好き女子もお嬢様系の黒髪ロングさんもなかなかに大きい物を持ってたけどこれは中々……。あ、ごめんなさい!まりなさん。冗談だから。僕は何も見てないから!スマホに『110』って打つのやめてください!ほんと、ごめんなさい!
いや、でも本当男の子って大きい物と揺れる物には目が行っちゃうよね。僕もアニメ見ててもそうなるもん。まぁ、小さいのも嫌いじゃ無いけどね!ほら、昔は貧乳はステータスだ!希少価値だ!って泉こ○たちゃんも言ってたし?小さいことを気にしてる人は自分には希少価値があるって思って無い胸張ってれば良いんだよ!あ、ごめん。ほんとごめんなさい!ゴミを見る目で見つめないでくださいまりなさん!本当ごめんなさい!技の準備しないでください!
「あ!有咲!」
「……ったく、勝手に行くなって!」
「えへへ~ごめんごめん」
うん、この二人。初めて見たけど何というか雰囲気がてぇてぇです。ただ、この金髪ツインテ女子から並ならぬ巻き込まれ系の不穏な空気を感じるのは何でだろうか。気のせいかな?気のせいだよね。あ、苦労してるんですね。どんな苦労かは分からないけどお疲れ様です。心の中で金髪ツインテ女子に合掌していると、その金髪ツインテ女子も何かを察したのか無言で頭を下げてきた。うん、絶対同類だよね。なんかもう一人?いや、もう一匹か。ちょっと前に同じような空気を感じた事はあったけど、あの時は状況が状況だからなぁ。うん、あの時のピンク色のクマにも合掌しとこう。
そういえば巻き込まれる系だともう一人従妹にいたなぁ。あいつ元気にしてるかな。まぁ、あいつの場合普段は人に巻き込まれる系のくせに僕と居るときだけは何故か巻き込んでくるって言う謎のオールラウンダーだしてくるけどね。
「はっ!」
「ミッシェル?どうかしたのかしら!」
「え?あー……いや何でも無いよー」
何だろうよく分からないけど何故か労られた気がした。うん、でも正直なところ労って貰うより変わって欲しいと思ってるんだよね。あー、ミッシェル重い。あと、馬鹿にされた気もしたから今度あったら殴りに行くか。まだ、本体では会ってないし。
「あはは、有咲も苦労してるねぇ……って、あっ!桜岡さんじゃん!お久しぶり!」
「…………?」
「あれ?覚えてない?え?嘘だよね?あたしちゃんと名乗ったよね前に!」
どこに居るか分からないピンクのクマに合掌してたらなんかいつの間にまた増えてました。黒髪ショートの女子と黒髪ロングの女子そして、どっかで見たことのある茶髪ポニーテール女子。なんか茶髪ポニー女子が焦ってるけどお、覚えてますよ。……うん、山吹さんだよね。大丈夫ですよ。ちゃんと覚えてましたよ。ちょっと思い出すのに時間掛かったけどちゃんと覚えてましたよ。えぇ、もちろんですとも。
「確か山吹さんだよね。パン屋の」
「なんだ、ちゃんと覚えてるじゃん。あー焦ったー」
「ごめんごめん」
「まぁ、覚えてなかったらうちのパンの値段、桜岡さんだけ倍にしてたけどね」
あの、それはめっちゃ笑顔で言うことじゃないと思うんだ。ほら、そこにいる金髪ツインテの女子は顔が引きつってるけど黒髪ショートの子は何というか地獄にでも落とされたかの様な絶望的な表情を浮かべているし。……いや気持ちは分かるけどね?そこまでか?……いやそこまで行くな。うん。
……まぁ、僕の場合そうされたとしても買いには行くと思うけどね。だって、普通にそれくらい払っても良いくらい美味しいし。あ、待って、それ言ったら絶対「いや、あれは冗談だったんだけど」とか苦笑いされながらも倍払われそうだから止めよ。流石にそれされたらつらくなるわ。
「それで?今日はどんなご用で?」
「……用?」
あの……僕がそう聞くたんびに頭の上に「?」が浮かび上がるような表情をするの止めません?しかも、彼女達もかなり可愛い部類に入るからその仕草だけでも可愛いんだよね。うん、本当に特に用はないんだね。まぁ、Roseliaの時やAfterglowの時みたいに何かに巻き込まれたわけじゃないから良いけどね。うん。
とりあえず、今日は彼女達Poppin'partyがスタジオを予約していたみたいなのでスタジオの鍵を渡すとともに彼女達とは別れた。まぁ、その後、また
ケモ耳……良いよね。