石垣鎮守府には艦娘が戦闘で被弾したとき修復するための<入渠>施設が存在する。しかしそれとは別に温泉施設もあり、そこは一つのコミュニケーションの場もなっている。しっかりと男女で分かれているのだが少し粗相をしてしまう娘もいるのも事実...
そしてそれは今日も...
「うーーーん。やっぱりこっちは広くていいよねー♪」
「向こうはいっぱいだもんね♪」
「だからってこっち入ってきていいってことじゃないぞー」
睦月型駆逐艦一番艦の<睦月>。元気いっぱいでノリがよく無邪気でちょっと悪戯っぽい。口調も会話の所々に猫を意識したようなエキセントリックなことを言う。そのときは大体悪戯するときかお菓子をねだるときである
睦月型駆逐艦七番艦の<文月>。ゆるふわ系で全体的にポケポケとして掴みどころがない。口調も間延びしたものが多い。結構砕けたところもありなかなかに幼なげ。艦娘の中でも相当な甘え上手であり、しかもそれは自然体で行っているため提督も秘書も我が子のように可愛がってしまう
「いいじゃないの秘書さん♡」
「そうそう、別に迷惑ってわけじゃないでしょ?♡」
睦月型駆逐艦二番艦の<如月>。しっとりとしたお淑やかさの中に相手を性的に挑発するような蠱惑的な態度をチラつかせる。そんな情熱的ながらその実落ち着き払った大人びた性格もある。平常時からストレートに愛の告白やら愛の行動をぶちかます秘書LOVE勢。ベッドに潜り込む、お風呂に突撃するなど罪は重なっているが止める気配は微塵もない
睦月型駆逐艦五番艦の<皐月>。少し少年っぽくボーイッシュで元気いっぱいなボクっ娘。しかし上の姉達の顔を立て妹達の面倒を見る完璧な艦娘。その無邪気な明るさから大胆な行動を取ることもあるが大抵後になって恥ずかしくなってベッドで包まっている秘書LOVE勢
「司令官はうーちゃん達がいて恥ずかしがってるぴょん?」
「本当?司令官可愛い♪」
睦月型駆逐艦四番艦の<卯月>。明るく常におちゃらけたハイテンションな元気っ娘。語尾に「ぴょん」や一人称も「うーちゃん」だったりと何かとウサギのイメージがある。そのハイテンションはほとんど悪戯に向いている。暇が嫌いで動いてないとダメで遊んでくれないと駄々をこね出す程。提督や秘書を後ろからくすぐったりするが二人ともくすぐりには耐性があり効果がない
睦月型駆逐艦六番艦の<水無月>。裏表がなくカラッとしたハイテンションな艦娘。笑癖があるのか常に笑っている。ガキ大将気質ではあるが面倒見がよく器量もいい。意外と書類業務や家事全般もそつなくこなせるなどかなり優秀。ただし軽薄で不真面目なところもありたまにサボろうとすることもあるので姉の皐月からよく注意されている
「お前達、静かに入れないのか」
「まったくだ。風呂くらいゆっくりさせて欲しい」
睦月型駆逐艦八番艦の<長月>。大和魂あふれる豪胆な性格で敵艦隊への切り込みも恐れずやってのける切り込み艦娘である。自分の実力に自信を持っているが慢心せず訓練を怠らない。意外と細かいことも好きで裁縫が特技
睦月型駆逐艦九番艦の<菊月>。寡黙な軍人、クールな面が強く出ている。素っ気ない態度が目立つのだがわかりづらいだけで割と素直。普段の戦士としての振る舞いは武勲に憧れてのことで根は素直でイイ子と認識されている。そんな菊月も提督と秘書のナデナデには弱くクールな表情を保てなくなってしまう
「うぃー。寝そう」
「ふぅ。気持ちいい」
睦月型駆逐艦十一番艦の<望月>。いつも気怠そうにしており行動もゆっくりな艦娘。休みの日は誰かが起こさなければずっとベッドでゴロゴロしている。しかし最近は晴れた日に芝生の上で寝るのが癖になっている様子
睦月型駆逐艦三番艦の<弥生>。物静かで真面目で不器用。あまり感情を表に出さない性格であり怒ってもそうでなくても不機嫌そうな仏頂面のためか表情からではわかってもらえず、よく勘違いされる。それであってかコミュニケーションは苦手。しかし提督と秘書のことはかなり信頼しており、特に秘書には自ら視野に入るように小さなアピールをしている秘書LOVE勢
「気持ちいいですね秘書さん♡」
そして睦月型の中でも一番の秘書LOVE勢なのがこの睦月型駆逐艦十番艦の<三日月>だ。今も如月と皐月を差し置いて秘書の足の上を独占していた
三日月は礼儀正しく真面目な努力家。戦いを戦いと割り切っておりみんなを護るために努力を惜しまない真摯でシビアな面を持っている。しかし自信過小なところがあり自分の戦果を他の人がいたおかげと言い放ってしまう。普段は大人しいものの秘書の前になると一変、好き好き大好きが表に出てしまい押せ押せな性格になってしまう
ちなみに全員指定の水着を着用している。秘書を犯罪者にしないよう一応モラルは守っている
「せっかくの至福の一時だったんだが」
「秘書さんとの至福の一時を一緒に過ごせて私は幸せです♡」
「三日月ちゃんいいこと言うわね。私もよ秘書さん♡」
「ボクも♡」
「はぁ」
周りを如月、皐月、三日月に囲まれ身動きが取れない秘書は仕方なくこのままゆっくりすることを選んだ
「ピコン!今なら秘書さんに悪戯し放題ぴょん?♪」
「それはいいにゃし♪」
「黙って入っていろ」
「うーちゃんも」
「ご、ごめんぴょん...」
「?別に怒ってない」
「Zzz...」
「望月。ここで寝てしまっては溺れてしまうぞ」
「艦娘が溺れるとは笑えないな」
菊月の言うことはもっともである
「秘書さん、肩でも揉もうか?」
「いいのか?」
「うん!いつもお世話になってるから!」
「そんなことないいぞ?こっちの方こそ文月にはいつも世話になっている」
「本当!?」
「あぁ。いつもありがとな文月」
「ふみぃ〜♪どういたしまして!」
文月は満足気に秘書の肩を揉み始める
「じゃあ秘書さんは私のこと揉んで。全身隈なくね♪」
「それは俺が憲兵に捕まってしまうな」
「ふふっ、男がそんなこと恐れてはダメよ」
「しかし俺はもう少しここで仕事したいんだ。捕まってしまったらここにいられなくなるからな」
「それはダメだね。うん!絶対ダメだよ秘書さん!」
「では皐月よ。そうならないために君の姉である如月を止めてくれ」
「了解!ほら如月姉さん、背中流してあげるから行くよ!」
「あらあら」
「うーちゃん、むっちゃん、洗いっこしよっ!」
「いいよー」
「うーちゃんもいいぴょん」
皐月は秘書を助けるべく如月の腕を引っ張って湯から出た。それと同時に弥生がスルスルっと隣に移動した
「弥生姉さん来ちゃったらもっちーが」
「大丈夫。水無月が洗い場に連れてった」
「ふぅ〜」
「ふみぃ?秘書さんどうかした?」
「おーすまんな。文月の肩揉みがことの他気持ち良くてな」
「そう?なら文月もっと頑張る!」
「おう、よろしく〜」
「先生の上は落ち着きます」
「先生の隣も落ち着く」
「睦月達には悪いが弥生と三日月は大人しいからゆっくりできるな」
「秘書さん♡」
「...♡」
「わぁー弥生ちゃんも三日月ちゃんもキラキラー」
この後も秘書と睦月型は温泉を楽しんだ