戦姫燈炎SYMPHOGEAR!   作:生粋の名無し

14 / 42
ヤバい…気力がどんどんなくなってきてる…一期ぐらいは完走したいっ


標的(ターゲット)11 昏き深淵より舞い戻る青き翼

 響は朝から風鳴邸の庭でサンドバックを叩いていた。

 

「そうじゃない!稲妻をくらい、雷を握り潰すように打つべし!」

「言ってること全然わかりません!でもやってみます!」

 

 そう言って響はサンドバックの方を向き、構え直し気合いをいれる。

 

-ドクンッ-

 

 そして彼女がおもいっきり殴ると、サンドバックを支えていた木の枝が折れ、庭にあった池まで吹き飛んだ。

 

「んなー!?太い枝ごとぶっ飛んだぁ!?」

「あ、おはようツナ!いつものランニング中?」

 

 ちょうどその場面を、響が特訓を始めたときいて心配になり、朝のランニングがてら立ち寄っていたツナが目撃し驚く。

 そんなツナに響が話しかける。ツナはいつもと変わらない響を見ると安心したのか、すぐにランニングに戻る。

 

「こちらも、スイッチをいれるとするか!」

 

 ツナが走り去っていくと、弦十郎はミットを装着し構えた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一方その頃、まるでお城のような、立派な建物の中で一人の女性が電話越しで会話─言語から、おそらく相手はアメリカ人だろう─していた。その女性は会話をしながら、ネフシュタンの鎧を纏っていた少女が持っていた杖─会話の中で、『ソロモンの杖』と呼ばれた聖遺物を発動させノイズを召喚すると、すぐにノイズを消す。そして会話を続けながら机の上に足をのせつつ椅子に座った。

 会話が終わり、電話を切ると、女性は立ち上がる。

 

「野卑で下劣、生まれた国の品格そのままで辟易する…」

 

 そう言いながら女性は、謎の装置にはりつけられている少女─恐らく、ネフシュタンの鎧を纏っていた少女だろう─に近づく。

 

「そんな男に、ソロモンの杖が既に起動していることを教える道理はないわよね─クリス?」

 

 そう言って女性が少女の顔に手を当てると、その少女─雪音クリスが目を覚ます。

 

「苦しい?かわいそうなクリス…あなたがグズグズ戸惑うからよ。誘い出されたあの子をここまで連れてくればいいだけだったのに…手間取ったどころか、からてで戻ってくるなんて…」

「…これで、いいんだよな…?」

「なに?」

「私の望みを叶えるには、お前にしたがっていればいいんだよな…?」

「そうよ…だから、あなたは私のすべてを受け入れなさい」

 

 女性はクリスがはりつけられている装置を起動させるレバーの近くに行く。

 

「でないと嫌いになっちゃうわよ?」

 

 そう言って、女性はレバーを下げる。すると装置からクリスの身体に電流が流され始めた。

 

「可愛いわよクリス─私だけがあなたを『愛して』あげられる」

 

 苦しむクリスの顔をみながら、そう呟く女性。少しすると女性がレバーを上げて停止させる。

 女性は息を整えているクリスに近づき、彼女の頬に手を添える。

 

「覚えておいてねクリス…痛みだけが人の心を繋いで『絆』と結ぶ─世界の真実ということを…」

 

 クリスにそう呟く女性。

 

「さ、一緒に食事にしましょうね…」

 

 その女性の言葉を聞き、クリスは微笑んだ。そして…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再び電流が流される

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「朝からハードすぎますよぉ…」

「頼んだぞ、明日のチャンピオン!」

 

 響が二課のソファに寝そべるように倒れこむ。そんな彼女に友理あおいがスポーツドリンクを渡してくる。響はそれを受けとり、勢いよく飲む。

 

「あの、自分でやると決めたくせに申し訳ないんですけど、なにもうら若き女子高生に頼まなくても、ノイズと戦える武器って、他にないんですか?外国とか?」

 

 ツナがいたら「自分でいうか?」とつっこみそうなことを言いつつ、弦十郎達に聞くと─公式にはなく、日本でもシンフォギアは最重要機密事項として完全非公開だと話す。それを聞いた響は今までの行動を思いだし戸惑うが、友理が情報封鎖はしっかりしていることを伝える。

 

「だけど、時々無理を通すから、今や、我々のことをよく思っていない閣僚や省庁だらけだ」

 

 そう言って、オペレーターの藤尭朔也は特機部二はそういう人達から揶揄されたものであると話す。

 

「情報の秘匿は、政府上層部の指示だって言うのにね…やりきれない」

「いずれシンフォギアを、有利な外交カードにしようと目論んでいるんだろ」

 

 そして、シンフォギアは日本以外の国からすれば喉から手が出るほどほしい存在であることを伝える。

 

「結局やっぱり、色々とややこしいってことですよね…」

 

 混乱しているのか、日本語として少しおかしな発言をする響。

 

「あれ、師匠。そういえば了子さんは…?」

「永田町さ」

「永田町?」

 

 響の質問にそう答え、政府のお偉いさんに呼び出され、本部の安全性と防衛システムについて関係閣僚に説明しに行っていることを伝える。

 

「ホント、何もかもがややこしいんですね…」

「ルールをややこしくするのはいつも、責任をとらずに立ち回りたい連中なんだが…その点、広木防衛大臣は…」

 

 そう言いながら弦十郎が時計を確認すると、了子の戻りが遅いことに気づく。その了子だが、噂されたからか大きなくしゃみをしつつ、帰りの道を急いでいた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 翼の意識は暗い海の中を模した精神世界を漂っていた。そんな彼女を抱き締めていた少女は、いつの間にか消えていた。

 

(私、生きてる…?─違う、死に損なっただけ…)

「真面目が過ぎるぞ、翼」

 

 心の中でそう思っていると、再び後ろから誰かが抱きつく。その人物は、翼がよく知る女性─天羽奏だった。

 

「あまりガチガチだと、そのうちポッキリいっちゃいそうだ…」

「…一人になって私は、いっそうの研鑽を重ねてきた。数えきれないほどのノイズを倒し、死線を越え、そこに意味など求めず、ただひたすら戦い続けてきた─そして、気づいたんだ…私の命にも、意味や価値がないってことに…」

 

 そう言って黙る翼。気づくと、背景は二年前の事件が起こった場所に変わっていた。

 

「戦いの裏側とか、その向こうには─また違ったものがあるんじゃないかな?あたしはそう考えてきたし、そいつをみてきた…」

「それはなに?」

 

 そう質問する翼に、奏は

 

「自分で見つけるものじゃないかな」

 

 そう言いきった。

 

「奏は私に意地悪だ─だけど、私に意地悪な奏は、今はそばにいないんだよね…」

「そいつは結構なことじゃないか」

「私は嫌だ!奏にそばにいてほしいんだよ!」

「─あたしがそばにいるか遠くにいるかは、翼が決めることさ」

 

 奏は翼に諭すようにそうささやく。翼の目の前には、空にさんさんと輝く太陽があった。

 

「私が…?」

「そうです。大切な人の魂がそばにいるかどうかを決めるのは、自分自身です。近くにいると感じるのならば、それは、本当にそばにいるということですから」

 

 翼が首をかしげていると、奏の背後に先ほどの少女が再び現れる。

 

「君は…」

「あなたが一人じゃないと思えば、彼女の魂も自然とあなたのもとに向かいますよ」

 

 少女は翼に近づく。

 

「それに、あなたは一人じゃない─だから、自分の命に意味や価値がないだなんて、言わないで下さい」

 

 そう言って、少女が微笑む。少女の笑顔を見た翼は、同性ということにもかかわらず見惚れてしまう。

 

「さあ、あなたのことを心配している人達が、現実(あっち)で待ってますよ。早くその人達に、元気な笑顔を見せてあげてください」

 

 少女がそういうと、翼を光が包み込んでいく。

 

「奏!あなたがそういうのであれば、私は─」

 

 そう言った直後、彼女の意識は光に包まれ、現実へと引き戻されていく…

 

 

 

 

 

 

「さて、翼は現実(むこう)に戻ったことだし─今度はあたしの話し相手にでもなってくれるのかい、嬢ちゃん?」

「ふふっ!それもいいですね」

 

 翼がいなくなったことを確認した奏は少女にそう話しかけ、少女はそれもいいかもしれないという。

 

「ありがたいねぇ!ずっとこんな何もない空間で一人きりなのはもううんざりしていてな…そういえば自己紹介をしてなかったな。あたしの名前は天羽奏ってんだ!嬢ちゃんの名前は?」

「よろしくお願いします、奏さん!私の名前は─」

 

 何もない空間に、二人の声が響く─

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「た~いへんながらくお待たせしました!」

「了子くん!」

 

 了子が本部に帰ってくると、すでに響とツナも集合し、その場の全員が慌てていた。

 

「なによ、そんなに寂しくさせちゃった?」

「広木防衛大臣が殺害された!」

 

 茶化してくる了子に弦十郎は複数の革命グループによって広木防衛大臣が殺害されたことを伝え、響は了子に連絡がとれず心配していたという。

 

「壊れてるみたいね…」

 

 了子は携帯を取り出して確認し、壊れていると言う。そして政府から受領した機密資料は無事であることを告げ、任務遂行こそ、広木防衛大臣の弔いであると告げる。そんななかツナは、そんな了子の言動を怪しんでいた…

 

 

 

 

 

 

 その後緊急会議が行われ、ここ最近頻発しているノイズ発生の事例から、敵の狙いは特機部二の最深部、『アビス』で厳重保管されている完全聖遺物『デュランダル』であると政府が結論付け、それを移送することを了子が説明する。

 

「移送するったって何処にですか?ここ以上の防衛システムなんて…」

 

 その質問に、弦十郎が移送先は永田町最深部にある特別電算室、通称『記憶の遺跡』であることを伝える。

 

「どのみち、俺たちが木っ端役民である以上、お上の意向には逆らえんさ」

 

 そして、デュランダルの移送日時は明朝5時であることが伝えられる。そしてモニターにはデュランダルを回収している機械が移る。

 

「あそこが『アビス』ですか…」

「東京スカイタワー三本分、地下1,800mにあるのよ」

 

 それを聞いた響は口をポカーンと開け、ツナはその深さに目を見開く。

 

「それじゃ、予定時間まで休んでいなさい。あなた達のお仕事はそれからよ」

「「はい!」」

 

 それを聞いて、ツナと響はそれぞれの帰る場所に戻っていった─

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして次の日の早朝。

 

「防衛大臣殺害犯を検挙する名目で、検問を配備!『記憶の遺跡』まで、一気に駆け抜ける!」

「名付けて、天下の往来独り占め作戦!」

 

 そう言って作戦が開始される。輸送車の周りを四台の車が囲み、上空からはヘリコプターが飛んで後を追う。

 了子と響とツナはデュランダルを輸送する車に乗り、弦十郎はヘリコプターにのっている。ちなみにツナはすぐに戦えるようにすでに大空のリング・手袋・コンタクトディスプレイ・ヘッドフォンをすでに装着済みだ。

 あのあと、ツナは響から翼が危険な状態を脱したことを伝えられ安心していた。そして、彼女に不安を与えないためにも、今回の作戦を成功させようと意気込んでいた。

 そして輸送車が橋の上を通っていると、橋の一部が崩壊する。了子達が乗った輸送車はなんとか回避するが、護衛車の一台が避けきれず橋に激突し爆発する。

 

「クッ!」

 

 誰かが傷つくことを嫌うツナは、その光景をみて歯を噛みしめる。

 

『敵襲だ!まだ目視で確認できていないがノイズだろう!』

「この展開、想定していたより早いかも!」

 

 そう言いながら輸送車がマンホールの上を通りすぎると、いきなり水が吹き出し後ろにいた護衛車の一台が吹き飛ばされる。

 

「クソ!」

『まて、綱吉くん!君が了子くん達から離れたら、もしもの時があったときに対処できん!』

 

 ツナは吹き飛ばされた車を助けに行こうとするが、弦十郎にそう言われ止められる。ツナは再び歯を噛みしめる。

 

『下水道だ!ノイズは下水道から攻撃してきている!』

 

 弦十郎がそう報告した直後、前を走っていた護衛車が吹き飛ばされ、了子達の車に向かって飛んでくる。了子はそれを回避し、飛んできた車は地面にぶつかり爆発する。

 

「弦十郎クン?ちょっとヤバいんじゃない?この先の薬品工場で、爆発でもおきたりしたら、デュランダルは…」

『分かっている!さっきから護衛車を的確に狙い撃ちしてくるのは、ノイズがデュランダルを損壊させないよう制御されていると見える!』

 

 それを聞いた了子は舌打ちをする。そして弦十郎は、相手の狙いがデュランダルなら、あえて薬品工場に滑り込み、攻めてを封じる作戦を提案する。

 

「勝算は!?」

『思い付きを数字で数えるものかよ!』

 

 輸送車達は薬品工場に向かう。するとマンホールからノイズが飛び出し、最後の護衛車に飛びかかるが、車に乗っていた人達は車が激突する前に飛び降り逃げていく。

 

「狙いどおりですね!」

 

 響が、輸送車にノイズ達が襲いかかってこないことを確認しそう言った直後、車のバランスが崩れ転倒してしまう。

 

「南無三!」

 

 

 

 

 

 

 すぐにツナ達が車から脱出すると、周囲をノイズが囲んでいた。

 響はすぐに車からデュランダルが入ったケースを取り出す。

 

「了子さん…これ、重い…」

「だったら、いっそここにおいてあたし達は逃げましょ?」

 

 了子がそんなことを言い出す。

 

「なに言ってるんですか了子さん!」

「そんなのだめです!」

「そりゃそうよね…」

 

 二人にそう言われ苦笑いする了子。するとノイズが形を変えて襲ってくる。すぐにその場から離れようとするが、ノイズの攻撃で車が爆発し、吹き飛ばされる。

 

「無事か響!」

「うん、なんとか…」

 

 ツナが響の無事を確認していると、再びノイズが襲いかかってくる。

 だが、その攻撃を了子がシールドのようなものを展開して防ぐ。

 

(なんだ、あの力…)

「了子、さん?」

「しょうがないわね…あなた達のやりたいことを、やりたいようにやりなさい」

 

 了子はノイズの攻撃を防ぎながらそう言う。それを聞いた響は立ち上がり、覚悟を決める。

 

「私、歌います!」

 

《Balwisyall Nescell gungnir tron…》

 

 響はシンフォギアを纏い、ツナは死ぬ気丸をのみハイパーモードになる。

 

「絶対に…離さない この繋いだ手は」

 

 ツナは空を飛んで奥にいるノイズ達の方に向かっていき、響は歌いながら拳を構え、ノイズの攻撃をかわすも、ブーツのヒールが配管に引っ掛かり転びかける。

 

(ヒールが邪魔だ!)

 

 すると響はシンフォギアのヒールを砕き、体術や八極拳でノイズ達を倒していく。

 

「こいつ、戦えるようになっているのか…っ」

 

 遠くから響を見ていたクリスがそう呟く。

 するとデュランダルが入ったケースが反応し、自動でロックが解除される。

 

「この反応…まさか!」

 

 了子はノイズを倒している響の方を見る。

 

「解放全快! イっちゃえHeartのゼンブで」

 

 響がノイズを倒していると、後方から鞭の攻撃が来るがジャンプで回避する。

 

「今日こそはものにしてやる!」

 

 そう言ってクリスは響の顔に蹴りをいれる。

 

(まだシンフォギアを使いこなせていない…!どうすればアームドギアをっ…)

 

 響が地面に叩きつけられた直後、ケースを壊してデュランダルが飛び出し、空中で制止する。

 

「覚醒…起動!?」

 

 デュランダルが淡く光始める。

 

「こいつがデュランダルか!」

 

 クリスはデュランダルに手を伸ばす。だがそれを響がタックルで止める。

 

「渡すものかぁ!」

 

 そう言って響がデュランダルを手にした。するとデュランダルはさらに輝き始める。そして響の様子に変化が起こり始める。

 デュランダルから光の柱が出現し、錆が消え、折れていた刃も修復される。そしてそれを構える響の顔は、以前地下鉄で怒りで暴走していた頃と同じ表情になっていた。

 

「こいつ、なにをしやがった!?」

 

 そう言ってクリスは了子の方を向く。了子はデュランダルに見惚れていた。

 

「っ!そんな力を見せびらかすなぁ!」

 

 クリスはそう叫び『ソロモンの杖』を使いノイズを呼び出すと、響が振り返る。彼女の顔をみたクリスが怯む。

 クリスはすぐに飛び上がり、響は振り向き様にデュランダルを振る。するとデュランダルから発せられた光は、ノイズだけでなく薬品工場の施設すら破壊する。

 

(お前を連れ帰って、私は…っ)

 

 クリスが光に包まれる…直前

 

「ナッツ!形態変化(カンビオフォルマ) 防御形態(モードディフェーザー)!『Ⅰ世のマント(マンテッロ・ディ・ボンゴレ・プリーモ)』!」

 

 ツナが『Ⅰ世のマント』でクリスを庇う。その直後、大爆発が起こる。その時、気絶していた響は、了子によって爆発から守られていた。

 爆風が収まりはじめると、クリスは自分を庇ったツナの方を向く。

 

「何で助けたりなんかした!あたしはあんたの敵なんだぞ!?」

「…俺はただ、響に人殺しなんてさせたくなかっただけさ…それに、もう目の前で誰かが傷つくのは嫌なんだ…」

 

 ハイパーモードを解きながら、ツナはクリスの方を向き、弱々しく微笑む。クリスはそんなツナをみて顔を歪めたあと、すぐに飛んで逃げていった。ツナは逃げるクリスを少し眺めたあと、すぐにその場に倒れこんだ。どうやら先ほどの攻撃を防ぐ際に気力を消費しすぎたようだ…

 

(なに、今の力…私、全部吹き飛べって、身体が勝手に…)

 

 響が目を覚ますと、周囲の建物は崩壊していた。

 

「これが『デュランダル』─あなたの歌声で起動した、完全聖遺物よ」

 

 了子が髪を整えながら話しかけてくる。

 

「あの、私!それに─了子さんの、あれ…」

「いいじゃないの、そんなこと。二人とも助かったんだし…ね!」

 

 了子がそう言って響に笑いかける。すると了子の携帯に、デュランダルの移送計画を一時中断するという連絡が入る。響は電話をしている了子の背中を不思議そうに眺めていた…




やっぱ他の作品と絡めようとすると難易度上がるな…あとこの作品、いちを不定期の更新ではあるのでもしかしたらだいぶ間が空くかもしれませんし、いつの間にか未完になるかもしれません。どうにか一期ぐらいは完走したいですけど…
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。