戦姫燈炎SYMPHOGEAR!   作:生粋の名無し

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お待たせしましたが、なんとか書けました。
それと、リボーン本編全部読み終わりましたが、バミューダ強すぎるし死ぬ気の到達点状態のツナも強すぎるけど、改めてチェッカーフェイスやベーと思いました…


標的(ターゲット)15 防人の歌と気持ち

─これは、少し昔の記憶─

 

「~♪」

 

 とある施設で、翼は鼻唄を歌いながらバイクの点検をしていた。

 

「「~♪」っ奏!?」

 

 すると耳元で自分が歌っている鼻唄と同じ歌が聞こえ、横を振り向くと奏が、しゃがんで後ろから顔を近付けていた。翼が奏に気付くと、奏は立ち上がる。

 

「ご機嫌ですなぁ!」

「今日は非番だから、バイクで少し遠出に…」

「特別に免許貰ったばかりだもんな。それにしても、任務以外で翼が歌を歌っているなんて始めてだ」

「奏っ!」

「そういうの、なんだかいいよな!」

 

 そう言って奏は翼に軽くデコピンをする。

 

「また鼻唄聞かせてくれよなー」

「奏っ」

 

 奏が立ち去ろうとすると、翼が止めるように彼女の名前を呼ぶ。

 

「…鼻唄は、誰かに聞かせるもんじゃないから!」

「分かってるって。じゃ、行ってきな!」

 

 奏はそう言って、翼に背を向け手を振りながら倉庫から立ち去っていった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…」

 

 翼が目を開くと、彼女の目にはゆっくり回転する機械の光が映りこんだ。

 彼女は今、二課医療施設にてメディカルチェックを受けていたのだ。少しすると、検査が終わり装置から出される。

 

「お疲れ様、チェック終了です。ダメージは完全に回復です」

 

 医師の言葉を聞いた翼は手を強く握りしめる。

 

「─ただいま、奏」

 

 翼は小さく呟き、上を見上げた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「学校の真下にこんなシェルターや地下基地が…」

 

 ツナ・響・未来の三人は現在、特機部二の廊下を歩いていた。

 未来は初めて特機部二の中に入ったので少し驚きながら周りを見回す。ちなみに、初めて()()エレベーターに乗ったときに未来もツナ達と同じようなリアクションをし、ツナと響が苦笑いしていたのは別の話である…

 未来が辺りを見回していると

 

「あ!翼さーん!」

 

 響が翼を見つけ、彼女の元に走っていき、ツナと未来が響のあとを追いかける。

 

「沢田と立花か!そちらはたしか、協力者の…」

「こんにちは、小日向未来です!」

「えっへん!私の一番の親友です!」

「何で響が得意気にしてんだ…そしてオレの親友でもあります」

 

 翼が未来のことに気付くと、未来は自己紹介をし、響は胸を張って、ツナはそんな響にツッコミつつも、自分達の親友であると伝える。

 

「立花はこういう性格ゆえ、いろいろ面倒をかけると思うし、沢田は優秀ではあるが、戦闘中以外でよくドジをするから、どうか支えてやってほしい」

「いえ、響は残念な子ですし、ツナはダメダメな子なので、ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします」

「うぇ、何?どういうこと!?」

「響さん達を介して、お三方は意気投合していると言うことですよ」

「はぐらかされた気がする…」

 

 響は緒川の説明を聞いて顔を膨らませ、未来はそんな彼女を見て少し笑い、翼もそれにつられて笑う。ちなみにツナはと言うと

 

「アハハ…(図星だし自分でも理解してはいるけど、やっぱり知り合いに言われるとだいぶ傷つくなぁ…)」

 

 苦笑いしながら、心の中で少し泣いていた。

 

「でも未来と一緒にここにいるのは、なんかこそばゆいですよ」

「小日向を外部協力者として、二課に移植登録させたのは、司令が手を回してくれた結果だ。それでも、不都合を強いるかもしれないが…」

「説明は聞きました。自分でも理解しているつもりです。不都合だなんてそんな…」

「あ、そういえば師匠は…」

「あぁ、私達も探しているのだが…」

(あの人のことだから、映画を借りにTATSUYA{TSU○AYAもどき}にでも行ってるんじゃないかな?)

 

 響は自分の師匠である風鳴弦十郎がその場にいないことに気付き周りを見渡し、翼達も彼を探していることを伝える。そしてツナは超直感で彼の行き先を見事に当てる。

 

「あーら、いいわねぇ!ガールズトーク?」

 

 すると後ろの方から了子がやってきて、その場の全員が彼女の方を向く。

 

「どこからつっこむべきか迷いますが、とりあえず僕と綱吉くんを無視しないでください」

「了子さんもそういうの興味あるんですか!?」

「モチのロン!私の恋ばな百物語を聞いたら、夜眠れなくなるわよ?」

 

 恋ばなに疎いツナは、了子の言葉を聞いて顔を赤くし、唾を飲み込む。

 

「まるで怪談みたいですね…」

「了子さんの恋ばな!?きっとうっとりメロメロおしゃれで大人な銀座の恋の物語ぃ~!」

 

 未来はいつも通り少し辛辣な感想を述べ、響は了子の話に勢いよく食いつく。翼はそんな響に頭を悩ませていると

 

「恋ばなといえば、沢田はこの特機部二に来たとき、『オレは京子ちゃん一筋』とか言っていたな」

 

 思い出したようにそう話した。その直後、

 

 

 

 

 

 

その場の空気が冷え始める…

 

 

 

 

 

 

 ツナは最初、自分のことが話の話題に上がると思っていなかったので少し慌てたが、すぐに寒気を感じ、錆びた機械のようにゆっくりと響と未来の方を向くと、二人から黒い靄のようなものが見えた。

 

「そういえばツナ、そんなこと言ってたね…」

「ねぇツナ?京子ちゃんっていったい誰なのかな?」

「ヒィィ!?(だから何で響が怒ってるの!?ていうかなぜか未来も怒ってるし!)」

 

 二人の圧にツナがビビりまくっていると

 

『京子っていうのは、そこのダメツナの想い人でツナが通ってた学校のマドンナ的存在の女子だぞ』

 

 ツナの鞄の中から声が聞こえ、彼がすぐに鞄からヘッドフォンを取り出すと、横の投影機によってリボーンが写し出される。

 

「「「「「リボーン!」」君!」さん!」ちゃん!」

「えっと…子供?」

 

 彼の事を知っているツナと響、翼、そして特機部二の二人は驚くが、この場で唯一彼の事を知らない未来は困惑を露にする。

 

『初めて見る顔だな。ちゃおっス!オレの名前はリボーン!そこにいるダメツナの家庭教師で、最強の殺し屋だ』

「家庭教師で、殺し屋…?えっと、よろしく…?あ、私の名前は『小日向未来だろ?』え?」

『姿は見えなかったが、話は聞こえてたからな』

「お前また盗み聞きしてたのかよ!『それにしても…』おい、オレの話を─」

『こないだは立花、翼、セレナだけかと思ったが、まさか四人目の愛人を作ってたとはな。さすがはボンゴレの次期ボスだ』

「んなー!お前、まだ二人のことをオレの愛人だと思ってたのかよ!それにセレナまで…三人とはそんな関係じゃないし、そもそもオレはマフィアなんて継がないって─あ」

「マフィア?」

 

 そこまで言ってやっと、ツナはその場に未来がいることに気づいた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まさか、ツナがマフィアのボスだったなんて…」

 

 ツナとリボーンの説明を聞き、ツナがマフィアのボス候補であることに驚く未来。

 

「いや、オレまだボスじゃないしまず継がないけど…それにしても、オレが別世界の人間だって知っても、未来はあまり驚かないんだな」

「だって、話を聞く限り私と初めて出会ったときには、もうこの世界のツナと入れ替わってたんでしょ?なら、私が知ってるツナと入れ替わった訳じゃないから別に違う世界のツナだろうが関係ない…私が知ってるツナは、今ここにいるツナだけだから」

 

 未来は問いかけてきたツナにそう答え、優しく微笑む。

 

「そんなことよりも!リボーン君!ツナの想い人の京子ちゃんてどんな子なの!?」

「詳しく教えて!」

 

 だが、京子の事について問いかける響の話を聞いて、二人してリボーンに顔を近付ける。

 

『京子は今さっきいったようにダメツナの想い人で学校のマドンナ的存在で、中学だけでなく高校でも学校中の男子の憧れだ。だが、ほんわかとした雰囲気でなかなかに天然ボケな面があって、人と感覚がずれた所があってな…そのせいか、大抵のことには動じず、中学の頃だけでも数えきれないほどの男子に告白されたが、その全てを断っていて、ツナも過去に二度、京子に告白したが失敗に終わったぞ』

「それはお前があんなやり方で告白させようとするから…『なんか言ったかダメツナ?』ヒィ!」

 

 ツナが不満を述べると、リボーンが彼に睨みをきかせる。

 

「その、京子ちゃんが映ってる写真とかないの!?」

『それならいくつかあるぞ』

 

 リボーンはそう言って、懐から一枚の写真を取り出す。それに響と未来だけでなく、翼や緒川、了子までもが食いつくように見る。

 

「「か、可愛い…!」」

「確かに、可愛らしい子ですね」

「マドンナって呼ばれるのも理解できるわ」

「とても心優しそうな少女だな」

 

 リボーンが取り出した写真は、中学二年の時の写真だった。それを見た各々は、それぞれが思った感想を述べる。

 

『ちなみに、京子の兄である笹川了平は、ツナの中学の時のボクシング部部長で、ツナの晴の守護者でもあるんだ。小日向以外のやつなら、一度は見たことがあるはずだぞ』

 

 それを聞いたツナと未来以外の全員が考え込む。

 

「あ!その人ってもしかして、ツナが『お兄さん』て呼んでた人!?」

『正解だ立花。了平はいつも極限─死ぬ気であることから、《常時死ぬ気男》とも呼ばれているぞ』

 

 響の答えが見事的中し、了平について軽い説明をする。

 

「確かに、ツナが好きになっちゃうのも分かるよ…私も、男だったらこの子に惚れちゃってるかもしれないくらいに可愛いし」

「うん、私も響と同感…こんな可愛い子相手に、私達に勝ち目なんてないよ…」

 

 響と未来はあまりにも高すぎる壁に絶望し顔に影を落とす。そして翼も、何故かは分からないがどこか落ち込んでいるような雰囲気を感じる。二人の想いに気付いていないツナは、なぜ二人が落ち込んでいるのか理解できず、そんな彼を見たリボーンは呆れてため息をこぼす。

 

「え、えっと…そういえば、了子さんの恋ばなって、どんなのなんですか!?」

 

 ツナはその場の空気を変えるために話題を戻そうとする。

 

「え?えっと─そうね、遠い昔の話になるわね…こう見えて呆れちゃうくらい一途なんだから」

 

 ツナの考えに気付いた了子は、ツナに合わせてくる。

 すると効果覿面だったようで、落ち込んでいた三人だったが、了子の話を聞くとすぐに顔色を変え、了子の話に食いつく。

 

「意外でした。櫻井女史は恋というより、研究一筋であると…」

「『命短し恋せよ乙女』と言うじゃない?それに女の子の恋するパワーてすごいんだから!」

「女の子ですか…」

 

 緒川が了子の話を聞いて素直な感想を述べると、いつの間にか移動した了子から、顔に裏拳を叩き込まれ倒れこむ。

 

『ダメだぞ緒川、ちゃんと女性の気持ちを汲んでやらねぇと。そんなんじゃ、女にモテねぇぞ?』

「ご教授ありがとうございます、リボーンさん…」

「私が聖遺物の研究を始めたのも、そもそも─」

「「うんうん、それで!?」」

 

 響と未来が了子の話に食いつく。

 

「ま、まぁ…私も忙しいから?ここで油を売っていられないわ!」

「自分から割り込んで来たくせに…」

 

 緒川の顔に蹴りが入れられる。

 

「緒川さん!?」

『全く、さっき言ったはずだぞ?女性の気持ちを汲めってな』

「とにもかくにも!出来る女の条件は、どれだけいい恋しているかにつきるわけなのよ!ガールズ達も、いつか実るように頑張りなさいね?」

 

 了子の言葉を聞いた響と未来、そして何故か翼の三人は顔を赤くする。そしてなぜ三人が顔を赤くしているのかまったく理解出来ていないツナ。

 了子はそんな三人の顔を見て微笑み、仕事に向かっていった。

 

「聞きそびれちゃったね…」

「んー、ガードは高いか…でもいつか、了子さんのロマンスを聞き出してみせる!」

 

 響のポジティブっプリに、ツナは苦笑いしつつも、あることを考えていた。

 

(やっぱり、あの人が犯人だと思いたくない…でも、さっきの話…途中で止まったけど、あの人が話した内容は全部嘘じゃない気がする。受け取り方によっては、ノイズへの復讐にもとれるけど、もしそうじゃなかった場合は…)

 

 一人考え込むなか、彼の家庭教師はじっと、その姿を見つめていた。

 その頃弦十郎は、降りしきる雨の中、先ほどツナが考えた通りDVD屋で映画を借り、とある家に向かっていた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「司令、まだ戻ってきませんね…」

「えぇ…メディカルチェックの結果を報告しなければならないのに…」

 

 了子が立ち去って一時たち、未だに帰ってこない弦十郎を心配する。

 

「次のスケジュールが迫って来ましたね」

「もうお仕事いれてるんですか!?」

「すこしずつよ。今はまだ、慣らし運転のつもり」

「じゃあ、以前のような過密スケジュールじゃないんですよね?」

 

 響の問いかけに少し怯む翼。

 

「だったら翼さん!デーt『ツナとデートでもしてみたらどうだ?』」

「「「え!?」」」

「デート?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「クリスさん、お昼ごはんできましたよ!」

「おう、すぐ行く!」

 

 クリスはツナの部屋から借りていたゲーム機を片付け、下のダイニングに向かう。クリスがツナの家の居候になって一日しかたっていないが、彼女の体に沢田家での生活が染み付いてきた。

 ちなみにクリスが沢田家の居候の身になったその日、ふらわーでちゃっかりクリスの背中を見た際、いたるところにアザがあったことを覚えていたツナは家につくと、すぐにヴェルデ製医療キットを使い治療し、クリスの身体に残っていたアザは、全て完全になくなっている。

 

「それにしても、ツナのやつは休日だってのに本部に行くことになるなんて、つくづくついてねぇなアイツ」

「仕方ないですよ。響さんだけに未来さんに特機部二を案内するなんて、私でも心配ですから」

 

 クリスはセレナに箸の使い方を注意されつつ、ごはんを食べながらそう話す。そして彼女自身は気付いていないが、いつの間にかツナを呼び捨てにしていた。

 セレナがクリスに苦笑いしながら答えると、玄関のチャイムがなる。セレナは食事を中断し、玄関を開けて相手を確認する。

 

「えっと、どちら様でしょうか?」

「綱吉くんの上司、みたいなものさ」

「おーい、どうしたセレナ」

 

 クリスはドアを開けに向かい戻ってこないセレナを心配し玄関に向かう。

 

「なっ!?お前は!」

「応援は連れてきていない。俺一人だ」

 

 クリスはセレナの前に立つ大男─風鳴弦十郎の姿を見るとすぐに警戒体制に入る。そんな彼女に弦十郎は誰も連れてきていないことを伝える。

 

「君の保護を命じられたのは、もう俺一人になってしまったからな…」

 

 セレナは弦十郎を招き入れ、彼とクリスを連れてリビングに向かう。

 

「あの、お茶どうぞ…」

「すまないな、ありがたい」

「どうしてここが…まさかツナが!?」

「元公安の御用牙でね…別に、彼に直接聞いたわけではないから、そうカッカしなさんな」

 

 弦十郎はセレナから渡された茶を飲みつつそう説明する。

 

「差し入れとして買ってきたのだが、どうやら心配は無用だったようだな」

 

 彼はダイニングの机の上に残っている食事をみて、手元の袋を揺らしながらそう話す。

 

「バイオリン奏者『雪音雅律』と、その妻、声楽家の『ソネット・M・ユキネ』が、難民救済のNGO活動中に、戦火に巻き込まれて死亡したのが八年前…残った一人娘も行方不明となった。その後、国連軍のバルベルデ介入によって事態は急転する。現地の組織に囚われていた娘は、発見され保護、日本に移送されることになった」

「よく調べているじゃねぇか。そういう詮索ヘドが出るっ」

「当時の俺たちは、適合者を探すために、音楽界のサラブレッドに注目していてね。天涯孤独となった少女の身元引き受け先として、手を挙げたのさ」

 

 そこまで話してやっと、二人がセレナのことに気付く。

 

「別に話を続けていただいていいですよ?」

「だが、部外者に話すのは…」

「一応、シンフォギアに関しては、部外者ではありませんけどね」

「何?」

「今はまだ、私の秘密を話すことはできません。ですが、いつか必ず、響さんや未来さん、そして特機部二の皆さんにお話しします」

「…私達の事も知っている、ということか…」

 

 弦十郎はセレナの話を聞いて一瞬ためらうも、すぐに話を続ける。

 

「ところが、少女は帰国直後に消息不明。俺たちも慌てたよ…二課からも相当数の捜査員が駆り出されたが、この件に関わったものの多くが死亡。あるいは、行方不明という最悪の結末で幕を引くことになった」

「何がしたいオッサン!」

「俺がやりたいのは、君を救い出すことだ」

 

 彼の言葉を聞いたクリスは少し怯む。

 

「引き受けた仕事をやりとげるのは、大人の務めだからな」

「ハッ!大人の務めと来たか!余計なこと以外は、いつもなにもしてくれない大人が偉そうに!」

 

 クリスは怒りのあまり机を叩く。

 

「─()()()()()、クリスさんを救いたいんですか?」

 

 すると、セレナが弦十郎に問いかける。

 

「いや…仕事を抜きにしても、彼女の事を救いたいと思っている。子供を守るのが、大人としての使命…子供たちにしてやれる、精一杯の優しさだと思っているからな」

「そうですか─なら、私()に任せてください!」

 

 弦十郎の答えを聞いたセレナはクリスに抱きつく。

 

「ちょ、おまっ!」

「今はまだ、クリスさんは弦十郎さん達『大人』のことを信用できないと思うけど、私とツナさんで、大人にも信用できる人がいるって思えるようにして、絶対にクリスさんの心を開かせますから!」

 

 セレナはそう言いきり、抱きつかれた挙げ句いきなり変なことを言い出したセレナにクリスは混乱しまくる。

 そんな二人をみた弦十郎は、声を高らかにして笑う。

 

「なんだか、君と綱吉くんなら、本当に彼女の心を開くことが出来る気がするな…不甲斐ないが、よろしく頼む!」

 

 そう伝えると、弦十郎は玄関に向かい始める。

 

「あの、袋忘れてますよ!」

「なーに、それはいきなりお邪魔した迷惑料として受け取っておいてくれ!」

 

 そう言って靴を履いた直後

 

「ただいまー…て、え?弦十郎さん!?何で家なんかに!?」

 

 ちょうど帰宅したツナとばったり鉢合わせする。

 

「少しばかり用があってな。その用事も終わったことだし、俺は家に帰って借りてきた映画でも観るとする!」

 

 そういうと、弦十郎はDVDの入った袋を大事そうに抱えながら家を出ていった。

 

「やっぱりDVD屋に行ってたんだ…にしても、家に用って…」

「お帰りなさいツナさん。未来さんの方はどうなりましたか?」

 

 セレナが話題を変えるようにツナに話しかける。

 

「あぁ、ただいま…一応、未来に特機部二を案内することは出来たよ。…出来たけど…」

「どうしたんだ?いつもにまして暗い顔して」

 

 どうにか立ち直ったクリスがツナに問いかける。

 

「─オレ明日、翼さんとデートすることになった…」

「「…は?」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

─翌日─

 

「彼は何をしてるのよ!」

 

 とある公園で、翼は時計を確認する。

 

「ハァ、ハァ…すみません翼さん…」

「遅いわよ!」

 

 すると噂をすればなんとやら、ツナが息を荒くしながら駆け寄ってきた。そんな彼に翼は遅れていることについて怒る。

 

「すみません…向かってる途中で、うっかり野良犬の尻尾を踏んじゃって、逃げ回ってました…」

「─あー…えっと、それは災難だったわね…」

 

 だが、彼からなぜ遅れたのか聞くと怒りよりも同情の気持ちが勝る。

 

「えっと、それじゃぁ…遅くなっちゃいましたけど、デート、しますか…?」

「そ、そうね…時間が勿体ないわ、急ぎましょ!」

 

 そう言って翼は早歩きで進んでいく。

 

(すごい楽しみにしてた人みたいだなぁ…)

 

 そんな事を考えながら彼女のあとを追いつつ、昨日の事を思い出す…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「デート?」

『さっき櫻井が言ってたろ?女の恋するパワーはすごいってな。それなら、一番効果的なのはデートだと考えたんだ。女同士でデートするのも悪くはないだろうが、デートってのは本来、男女が日時とプランを決めて一緒に行動するのが定石だ。だったら、同じ仲間で年の近いツナが適任じゃないかと思ってな』

「ちょっと待てよリボーン!何でそんな話になるんだ!そ、それに…オレ、デートとかまともにしたことなんて『そうだ、ちょっと立花と小日向に話したいことがある。少し席を外してくれねぇか?』だから話を聞けって!」

 

 リボーンはツナの訴えを無視し、響と未来を連れて(二人にヘッドフォンをもってもらって)少し離れる。

 そして一時して戻ってくると

 

「ツナ!明日翼さんとデートしてきたら?」

 

 響がツナに勢いよく近付くと、そう言ってくる。

 

「きっと翼さんも嬉しいと思うな!ですよね、翼さん!」

「あ、あぁ…デートなんてしたことないから、楽しみではあるな」

「なら決まりですね!」

「ちょっと二人とも!リボーンに何を教え込まれたんだ!?」

「別に?少ーしだけ、お話ししただけだよ?」

「「ね!」」

 

 あまりにも怪しすぎる二人をみて、リボーンに問い詰めようと思ったが、いつの間にか通信が切られていた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(あのあと、セレナにその事を伝えたらヘッドフォンを持っていって、少しして響達と同じようなテンションで戻ってきたけど…リボーンのやつ、セレナに変なこといってないよな?)

「沢田!ぼさっとしていると置いていくぞ!」

 

 ツナが考えていると、遠くから翼の声が聞こえ、走って彼女の元に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうやら、私達には気付いていないみたいだね」

 

 ツナが翼の元に走っていったあと、ついさっきまで彼がいた場所の近くの茂みから、響、未来、セレナの三人が姿を表す。

 

『よし、それじゃあダメツナの女性耐性強化プロジェクトを行うぞ』

「「「ラジャー!」」」

『ていっても、ツナのデート模様を隠れて見てるだけだがな』

 

 リボーンは、セレナが持っているヘッドフォンを通じて響達とツナ達の様子を見つつ、昨日の話を思い出す…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『お前ら二人とも、ツナに恋してるだろ?』

「「えっ!?」」

 

 ツナ達からある程度離れたところで、リボーンはいきなり響達の核心をついてくる。その言葉を聞いた未来は一瞬にして顔を赤くし、響は頬を染めつつも困惑した表情を浮かべる。

 

『といっても、それに気付いてるのは小日向だけで、立花は気付いてないようだがな』

「な、何でそんなこと…」

『今さっき京子の話をしたときの反応だけで、大体のやつが気付くだろ。ま、それに気付かないダメダメなやつもいたがな』

 

 図星をつかれた二人は、効果音でも聞こえそうな反応をする。

 

『おそらく、セレナもツナの事を好いてるだろうし、翼も立花と同じような状態だろうな』

「セレナだけじゃなくて、翼さんまで!?」

『俺としてはどんどんそういう奴らが増えてもいいと思ってるぞ?マフィアのボスなら愛人がいて当然だからな』

「でも、ツナはマフィアにはならないって…」

『確かにそう言い続けてはいるが、アイツ自身は気付いてないようだが、今まで何度もボンゴレを継ぐ意思と受け取れるようなことを言っていたから、心の奥底に覚悟は出来てるはずだ』

 

 リボーンは二人の顔を見上げる。

 

『それに、ツナをボンゴレのボスにするために俺に依頼したボンゴレⅨ世(ノーノ)のティモッテオは、ツナが─ジョットと同じ意思を持つツナなら、マフィアになって初代の思想を忘れてしまったボンゴレを、本来のあるべき姿に戻してくれると信じて─ツナがボスに最も適してないと理解している上で、アイツをボンゴレ十代目候補に推薦したんだ』

 

 リボーンの話を聞いた二人は、争いが嫌いなツナをボスに推薦したティモッテオの心情を想像し黙りこむ。

 

『さて、本題にはいるぞ』

 

 だが、リボーンの声を聞いてハッとする。

 

『俺がツナと翼をデートさせたい理由だが、さっき話したことだけじゃなく、ツナのため…お前らのためでもあってな』

 

 リボーンはそう言って腰に手をあてる。

 

『ツナは俺が家庭教師(かてきょー)しに来るまで、同年代の女子とはまったく話せていなかったほどシャイでな。今では何人かと話せるようにはなってはいるが、それでもまだ耐性がついていない。このままじゃ、お前らがどれだけ頑張ってもアイツは気付かないだろう。だから翼とデートさせて耐性をつけさせようと思ってな…協力してくれねぇか?』

 

 リボーンは二人に頼み込む。

 

『もちろん、協力してくれるなら、ツナとのデートの機会を作ってやらなくもないが…』

 

 その言葉を聞いた二人は、喜んで協力を受けた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(あのあと、セレナにも同じようなことを伝えたら快く引き受けてくれたお陰で、こうして見れるわけだが…ダメツナが、シンフォギア(こっち)の世界で何人の女を堕とすのか、興味があるな)

 

 響達がツナ達を追いかけるなか、リボーンはそんなことを考えていた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ツナと翼のデートは、四人に尾行されながらも何事もなく行われていく。

 ショッピングモールで家具を眺めたり、映画館で涙を流し、ソフトクリームを買って食べ歩き、服屋では店員にカップルと間違われ二人して顔を赤くしていた。

 途中、翼のファンに気付かれ追いかけられるも、ツナの超直感がいい仕事をし、難なく振り切ることが出来た。

 そしてゲームセンターにて、翼がUFOキャッチャーのぬいぐるみを見つめていることに気付いたツナは、現在挑戦中だった。

 

「期待はしているが、あまり無茶はするなよ?」

 

 翼はツナとツナの懐を心配するがそれは無用だったようで、超直感によってクレーンとぬいぐるみの位置を完全に把握し、一発でとってみせた。

 

「ありがとう沢田!…それにしても、お前の超直感とやらは本当にすごいな」

「アハハ…オレの超直感って、リボーンが来てマフィアのいざこざに巻き込まれるまでおじいちゃん…ボンゴレⅨ世のティモッテオさんに封印されてたんです。何でも、子供の頃のオレの超直感はとても強力だったらしくて」

 

 そんな話をしながらもデートは難なく進み、カラオケ街と書かれた看板がある店の前に来たところで

 

「─ねぇ、もうそろそろ出てきたら?」

 

 ツナが後ろを振り返り、声をかける。そして尾行していた三人が姿を現す。翼は三人の尾行に気付いてなかったようで驚きを露にし、ツナはセレナがヘッドフォンを持っているのをみて頭を悩ませる。

 

「えっと、いつから気付いてたのかな?」

「オレが翼さんとの待ち合わせ場所についたときくらいかな?」

『どうやら超直感はちゃんと働いているようだな』

 

 響の質問にツナが答えると、リボーンがそう話す。

 

「ったく…三人になに吹き込んだんだよリボーン…」

 

 ツナはリボーンが元凶であると気付きため息をこぼす。

 

「ねぇ、響達も一緒に歌わない?カラオケって大勢でやる方が楽しいからさ」

 

 ツナがそう言うと、響達は喜んでカラオケに参加した…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「イヤー楽しかったなぁ!」

 

 カラオケで歌った五人はとある階段を上がっていた。

 

「まさか翼さんがあんな渋い曲を歌うなんて…でも、歌ってるときの翼さん、かっこよかったなぁ!」

「セレナも、マリアさんの曲を歌ってるとき、とても生き生きしてたよね!」

 

 カラオケでの事を話す響と未来。ちなみにツナも頑張って歌ったが結果は27点と、ある意味奇跡のような数字を叩き出していた。

 

「二人とも、どうしてそんなに元気なんだ?」

「翼さんがへばりすぎなんですよ!」

「今日は慣れないことばかりだったから」

 

 そんな二人に遅れて、翼がきつそうに階段を上っている。そしてその横に翼を心配するツナとセレナが彼女のペースに合わせて上る。

 

「大丈夫ですか?」

「心配するな…『防人』であるこの身は、常に戦場にあったからな」

 

 翼がそう呟きながら階段を上りきると、とある公園にたどり着いた。

 

「本当に今日は、知らない世界ばかりを見てきた気分だ…」

「そんなことありません!」

 

 すると響は翼を連れて近くの手すりまで連れていく。最初は困惑していた翼だったが、そこから見える光景に目を奪われる。

 

「あそこがツナと翼さんが待ち合わせした公園です!みんなで一緒に遊んだところも、遊んでないところもぜーんぶ、翼さんの知ってる世界です!」

「まぁ、響達と一緒に遊んだのはカラオケだけなんだけどね」

「ちょっとぉ!いい雰囲気だったんだから崩さないでよ!」

 

 ツナが響に謝る。

 

「昨日に翼さんが戦ってくれたから、今日にみんなが暮らせている世界です!だから、知らないなんて言わないで下さい!」

 

 響の言葉を聞いた翼は、再び目の前に広がる光景を眺める。

 

(戦いの裏側とか、その向こう側には─また違ったものがあるんじゃないかな?あたしはそう考えてきたし、そいつを見てきた…)

「そうか…これが奏が見てきた世界なんだな…」

 

 翼はそう呟き、微笑んだ…が

 

『ツナの女性耐性強化プロジェクトは失敗に終わったが、翼の気分転換にはなれたようだな』

「そうだね…っておい、女性耐性強化プロジェクトてなんだよ!まさかそれでオレと翼さんをデートさせたのかよ!」

『まぁいいじゃねえか。お前も女子とデートできて嬉しかったろ?』

「ウグッ!…まぁ、翼さんみたいなきれいな人とデートできたんだから、そりゃ嬉しいに決まってるだろ」

『ハァ、なんでそんな小恥ずかしいことはいえるのに、告白の一つもまともに出来ねぇんだ』

「余計なお世話だ!」

 

 二人のやり取りをみた翼達は、笑いを押さえきれずに声を出して笑った…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「え!復帰ステージ!?」

「アーティストフェスが放課後に開催されるのだが、そこに急遽ねじ込んでもらったんだ」

「なるほど!」

 

 次の日、リディアン音楽院にて響と未来は翼からライブのチケットを受け取っていた。

 

「倒れて中止になったライブの代わりというわけだな。沢田達の分のチケットも、すでに渡してある」

 

 響がチケットの裏をみると、開催場所は二年前の事件が起こったライブ会場だった。

 そのライブ会場だが、ノイズ襲撃事件のあと、修復と同時に改修も行われ、全く新しい見た目となっている。

 

「翼さん、ここって…」

「立花や沢田にとっても、辛い思い入れのある会場だな…」

「…ありがとうございます翼さん!」

 

 翼は、まさか感謝されるとは思わず響の顔をみる。

 

「いくら辛くても、過去は絶対に乗り越えていけます!そうですよね、翼さん!」

「─そうありたいと、私も思っている」

 

 翼の瞳には、確固たる決意が見えた…

 

 

 

 

 

 

 そして放課後、響は会場に向かい走っていた。

 

「せっかく、チケット貰ったのに、開演に遅れそう!」

 

 すると電話が鳴り出す。響がスマホを取り出すと、相手は弦十郎からだった。

 

「はい、響です!」

『ノイズの出現パターンを検知した!翼にもこれから連絡を「師匠」どうした?』

「現場には、私一人でお願いします。…今日の翼さんは、自分の戦いに望んでほしいんです。あの会場で、最後まで歌いきってほしいんです。お願いします!」

『─やれるのか?』

「はい!」

『そうか…ならいいだろう。ただし、君一人でいかせるわけにはいかない!綱吉くんにも連絡をいれておく』

 

 そう言って弦十郎は電話を切った。

 

 

 

 

 

 

それから少しして、翼のライブが始まった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ツナの携帯がなり、電話に出る。

 

「なんだ」

『その声色、ハイパーモードか!ということは…』

「あぁ、察しの通り現在ノイズと交戦中だ。クリスも一緒に来ている」

 

 ツナが弦十郎と話していると、クリスが放ったミサイルが要塞のような大型のノイズに当たるが、びくともしない。すると要塞型ノイズの口から砲弾のようなものが撃たれ、クリスは回避しようとするも爆風によって吹き飛ばされる。

 

「クリス!」

 

 それをみたツナは通話を切り、クリスのもとに飛ぶ。すると再び要塞型ノイズが砲撃をしてくる。ツナはそれを防ごうとナッツを呼び出そうとしたその時、響が飛び蹴りで弾を粉砕する。

 そして響はものすごい速さでノイズの群れに突っ込んでいくと、一瞬にしてノイズが炭になり消えていく。

 そして響が人型とカエル型を一掃し止まった直後、響に向かって要塞型ノイズが砲撃してくる。だが、それは弾丸と炎によって防がれる。

 

「無事か!」

「貸し借りはなしだ!」

 

 ツナは響の元に現れ、クリスはそう叫び、残りのノイズ達を蜂の巣にしていく。ツナと響もノイズの懐に入り込み確実に倒していく。

 要塞型ノイズが響に砲撃をしてくるが、それをかわし腕のハンマーパーツをめいっぱい引き絞り地面を殴り付ける。するとその衝撃が要塞型ノイズの足元まで向かい、ノイズの足が炭化する。そして響はさらにハンマーパーツを先程よりも強く引き絞る。

 要塞型ノイズ以外はクリスとツナによって倒されていく。

 響は立ち上がると、すごい速さで要塞型ノイズに近より殴り付ける。そして限界まで引き絞られたハンマーパーツが打ち込まれ殴られた反対側が吹き飛び、徐々に消滅していく。響は消滅するノイズを少し眺めたあと、翼がライブを行っている会場の方を眺めていた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ありがとうみんな!今日はおもいっきり歌を歌えて、気持ちよかった!」

 

 歌を歌い終わり、熱気が冷めない中、翼は会場の人たちに手を振りながらそう話す。

 

「こんな思いは久しぶり…忘れていた…でも思い出した!私は、こんなにも歌が好きだったんだ!聞いてくれるみんなの前で歌うのが、大好きなんだ!」

 

 先程まで熱気で溢れかえっていた会場内は、翼の声しか響かないほど静まり返っていた。

 

「もう知ってるかもしれないけど、海の向こうで歌ってみないかって、オファーが来ている。自分がなんのために歌うのか、ずっと迷ってたんだけど…今の私は、もっとたくさんの人に歌を聞いてもらいたいと思っている。言葉は通じなくても、歌で伝えられることがあるならば…世界中の人たちに、私の歌を聞いてもらいたい!」

 

 その直後、会場内が拍手と熱気に包まれる。

 

「私の歌が、誰かの助けになると信じて、みんなに向けて歌い続けてきた…だけどこれからは、みんなの中に、自分も加えて歌っていきたい!だって私は、こんなにも歌が好きなのだから!…たった一つのわがままだから、きいてほしい…許してほしい…っ」

「許すさ。当たり前だろ?」

 

 翼の耳に奏の声が聞こえた直後、会場を応援や励ましの声が埋め尽くした。

 

「…ありがとうっ!」

 

 その光景をみた翼は、涙を流しながらも、会場の人たちに感謝を述べ、夜空を眺めた…




うっは!13000文字いっちゃったよ…ヤヴァイっ!
今回のデートの際にツナが来ていた服は、2016年の天野明展の看板に描かれていた服を考えながら文章を書いてました。
それと、いちを絶唱しないシンフォギアも書こうとは思ってますが、なにぶん実際に見ないとわからないので二期執筆途中に書くと思います。
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