何時も通り、男は―灰は目覚めた。
目の前にあるは暗闇。それに欠片も動揺することなく、目の前に手を突きだす。そして重い蓋を押しのけて棺桶から立ち上がる。
最早灰はその一連の動作を無意識下に行う。実際何度繰り返したかは数え切れない。
そうして何時ものように現状を確認する。鎧は問題なし。道具類も大事無い。武器に傷みも無し。
確認を終えて辺りを見渡すと、灰はある強烈な違和感を覚えた。
…ここは、これ程色に満ちていたか?
灰の記憶にある
そして上を見上げた灰は、あるものを見つけ瞠目した。
太陽が、暗月の神に奪われたはずの太陽が、輝いている
灰は混乱した。立て続けにイレギュラーが発生したから無理もないだろう。とりあえず周囲の安全を確認しようと盾を取り出した時、ふと
不死の呪いは根絶され、新たに不死人が現れることはなくなりました。今でこそ世界は闇に包まれていますが、いずれまた新たな火が生じ、世界は明るくなるでしょう。
…ですが、貴方の呪いはどうなるのでしょう。
貴方の体から
このまま1人不死として、永遠を生き続ける。誰よりも苦しみ、誰よりも戦ってきた貴方への報いがこれだなんて、あまりにも残酷ではないですか。
どうか、貴方に救いを。せめて後の世に、貴方の幸せがあらんことを。
灰は全て理解した。ここは己の知る世界の遥か未来であると。
そして彼女の祈りが、己を風化から護ってくれていたのだと。
灰は、彼女への深い感謝を抱きながらその火防女の眼帯を身につけ…。
左手の呪術の火を滾らせた。
「こんばんは。鎧姿のおにーさん」
底なしの木箱より
「あまりここいらでは見ない容貌だけど…キミは一体何者かな?」
そこには、白い衣服に身を包んだ、男のようにも女のようにも見える、幼い顔立ちの者が浮かんでいた。
ある男と共に
防具として扱うにはあまりに薄く、脆いそれは
しかし彼女の一途な祈りにより、高い防御力を持つ
まさかここまで伸びるとは思っておりませんでした。ラウガメアです。
UAは1200を超え、お気に入り登録者数は60。
更には評価バーに色まで着きました。2度見しました。
本当にありがとうございます。
さて、いきなり私の身の上話になるのですが。
感想返信の方ではもうお伝えしたのですが、実は私、受験生なんです。
そしてこの作品を書いた経緯は「模試の成績が伸びないということからの現実逃避」だったので完全に見切り発車なんです。
何が言いたいのかと言いますと、投稿頻度は非常に遅いかつ不安定になると思われます。
そこの所をご了承願います。
幕間(フロムネタもりもり)について
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