「その挨拶をやめる気はないのですか姉さん。あっ、どうも皆さん。妹の深雪です。」
「ついに迷宮だってよ深雪!ワクワクするわね!」
「でもなんだか一波乱起きそうな予感しますよ私。」
「そういうときの勘ってよく当たるのよねぇ。そう言う能力でも持ってるの?」
「そんなわけありません!姉さんを危険にさらすような能力はいりません!」
「ちょっと深雪落ち着いて。言ってることがおかしくなってるわよ。でもまぁどっかの誰かさんに落とされるかもしれないわね。という訳で・・・・・・・・」
「「さてさてどうなる奈落編第五話!」」
真由美が資材倉庫で新たなアーティファクトと作っている最中、深雪は予想外の客人を迎えていた。
「はい、今出まーす・・・・・・・・どうしました?香織。」
そう、部屋に訪ねて来たのはなんと香織だった。
「いや、真由美はいるかなって思ってね。」
「姉さんならもう少しで帰ってくると思います。ここで待ちますか?」
「うん。そして、出来ればハジメ君も呼んできてほしいの。頼める?」
「ハジメ君をですか。わかりました、ちょうど隣の部屋なので呼んできますね。」
「えっ、いいの?というかとなりだったの?」
「はい。姉さんがすっごく喜んでましたよ。」
「そうなんだ・・・・・・・・」
深雪は部屋を出る。ハジメを呼びに行ったのだ。そしてそれと入れ違いになるような形で真由美が戻ってきた。
「あら香織。こんな時間にどうしたの?お姉さんとお話したくなっちゃった?」
真由美はいつものノリでそう言った。だが香織は顔を伏せて、首を縦に振った。
「えっ図星?やだやだ私いつものノリで言っちゃった。あの‥‥ごめんね?」
「いいのいいの、気にしないで・・・・・・・・それで、何してたの?」
香織は真由美が手に持っていたアーティファクト【シグルドスラッシュ】を指さしていた。
「あーいやこれは・・・・・・・・興味本位で?」
「なんで疑問形なのよ。」
「あははー・・・・・・・・気にしないで、ね?」
「だめよ。それに、さっきのこと反省してるんでしょ?なら話してちょうだい。」
「やっぱり気にしてたー!」
それを聞いて香織が笑った。それを見て真由美もつられて笑った。その後ろでドアが開く音が聞こえた。そこに入ってきたのは
「楽しそうだね2人とも。」
「えぇ、笑い声が廊下まで響いてましたよ。」
ハジメと深雪だった。
「えっと、どうしてここに?」
「深雪さんに呼ばれたんだよ、なんでも僕を呼んでる人がいるから深雪さんの部屋まで来てくれって。」
「香織さんが姉さんとハジメさんに話があるからと。」
「ふーん・・・・・・・・じゃあその用件を聞こうじゃないの。いったいどうしたの?」
真由美は振り返り香織の方を向いた。
「うん、じゃあ話すね。さっきまで部屋で寝てたんだけどね。その時に夢を見たの。」
香織の話は、簡単にするとこういうことだ。クラスメイトとどこかのダンジョンに潜った時に、罠にはまってさっきまでいた場所とは別の場所に行ったらしい。
そこで強い敵と戦って、何とか倒した。しかしその敵が最後のあがきと言わんばかりに香織に攻撃を仕掛け、それをかばったのがハジメと真由美だったのだ。
「それでそのあと私たちはどうなったの?」
「そのまま死んじゃったの。」
「そんな・・・・・・」
真由美は何とも言えない表情をし、深雪はショックからか顔を手で覆った。ハジメは顔を伏せる。ここが現実世界、いや日本だったら
そんなことがあるわけがないと笑い話になる。しかし、転移というまさに夢物語が自分の身に起こっている真由美達には、香織のその夢が
現実になる可能性を否定できなかった。
「それでね、三人はいなかったからわからなかったと思うんだけど。明日【オルクス大迷宮】ってところに行くんだって。それでね、わたしが
お願いしたいのは、二人に明日の大迷宮探索に行ってほしくないの。メルドさんは私が何とか説得するから。お願い!」
香織は目に涙を浮かべながら頭を下げた。それを見てハジメが何かを言おうとした。しかし先に口を開いたのは真由美だった。
ハジメは口をつぐむ。真由美の目が、瞳がまるで檜山との一件の時のような眼をしていたからだ。
「ごめんね香織。私にはそれはできない。」
「どうしてっ⁉」
「私とハジメがこのまま前線を離脱してしまったら、もしクラスの誰かが死んだとき、責められるのは私たちなの。何でいなかったんだってね。」
真由美の言ってることはもっともだ。いくらチートスペックを持つ彼らだって、初めての戦闘で死んでしまう可能性は少なくない。
それぐらい戦いというのは非情なのだ。人の命など簡単になくなってしまう。そして人の心というのも心底複雑である。もし目の前で
信頼している人が死んで、そこにいなかった人がいると、人はその人のことを責め始める。頭ではわかっていても心で納得できないのだ。
危惧しているのはそこだ。ただでさえ人を殺すことに慣れていないクラスメイトの誰かが死んで、もしその場に、クラスメイトからいい印象を受けていないハジメがいなかった場合
檜山あたりがクラスメイトをそそのかして、最悪ハジメは殺されてしまうかもしれない。そしてそこに真由美がいれば彼女はこの国中を敵に回すことになる、殺人に手を貸した逆賊として。
それぐらい今のクラスメイトの発言力というのは高い。こいつは逆賊だといってしまえば国王をはじめ国中の人々はそれを簡単に信じてしまうだろう。だからこそ真由美は香織の願いを断った。
その代償を考えて。
「それは、私が何とか・・・・・・・・」
「できると思う?何とかならともかく、あなたに。」
「それは・・・・・・・・」
「それに、あなたが私たちを擁護すればあなたまで逆賊と言われかねない。だからその願いは聞き入れられない。」
「そんな・・・・・・」
香織はうなだれてしまった。それを深雪が支えている。真由美はハジメに近寄り、耳元でこう呟く。
「あとはあなたに任せるわ。今の香織に私が何を言っても無駄だもの。香織を励ましてあげて。」
「うん・・・・・・・・わかった。」
真由美はそのまま部屋を出ていく。その場にいたのでは香織は落ち着かないだろう。そう判断したからだ。真由美はそのままお城の庭へと向かう。
すると見たことある人影がいた。メルド団長であった。
「あら団長、こんばんわ。」
「おぉ、真由美か。こんな時間にどうした?」
「ちょっと友人と喧嘩してしまいまして。それより団長。」
真由美は真剣な表情になったそれを見てメルドも表情を変える。
「明日、大迷宮に行くというのは本当ですか?」
「その時お前たちはいなかったな。あぁ、その通りだ。」
「団長、私はあなたに問いたい。」
真由美はそこで一度言葉を切りこう言った。
「あなたはいつ、私たちに人を殺すということをさせるのですか?」
メルドはその質問に驚いていた。その言葉を、年端も行かない少女から聞いたことが驚きだったからだ。
「・・・・・・・・何故、それを問うた?」
「私は以前、人を殺したことがありました。それも二人。」
またもやメルドは驚いた。人殺しをしたことにである。
「なぁ真由美。お前はいったい何をしてきた?いや、強いられてきたんだ?」
「べつに、ただ生きるために、です。そしてそれをしてきたからこそわかります。今の彼らには人殺しなんてできない。
平和な世界に生きていた彼らにできるわけがない。それはいずれ最大の弱点になる。」
「お前は・・・・・・・・」
すると真由美はいきなり首を左右に振りだした。
「あれ?ここは・・・・・・・・さっきまで部屋にいたのに。」
「おい真由美。」
「あれ?メルド団長?何でここにいるんです?というか私は何を・・・・・・・・」
「いや特に何かあったわけではない。たまたまお前が見えたから、声をかけた。」
「そうですか。では私はこれで。」
「おう。明日のためにしっかり寝ておけ。」
「そう言えば香織から聞きました。明日は大迷宮探索でしたね。わかりました。おやすみなさい。」
真由美は何かをぶつぶつ言いながら部屋へと戻っていった。メルドはその姿に疑問を持った。
(さっきのあれは何だったんだ?まるであいつの中にもう一人のあいつがいるような・・・・・・・・)
メルドはそう考えて、それはないなと首を振ってその考えを払った。しかし、彼が思ったことは正しかった。それがわかるのはあとの話である。
その頃真由美は部屋に戻っていた。今の真由美には部屋を出てあそこに行った時の記憶がないのだ。それどころか香織の話を聞いた直後からの記憶がないのだ。
部屋に戻るとそこには深雪がいた。
「姉さん。おかえりなさいませ。」
「う、うんただいま。それで香織は?」
「ハジメに連れられてハジメの部屋に行きました。」
「そう・・・・・・・・」
真由美はそのままベッドに体を預け、寝てしまった。
翌日、真由美たち勇者一行は【オルクス大迷宮】前に立っていた。そして今、その場所の光景に驚いている最中だった。
そこには様々な店が乱立しており、そこには冒険者がうじゃうじゃいた。そして大迷宮の入り口には何かを記録している女性が立っていた。聞いてみれば、入った人数を記録して、何人死んだのか確かめているのだという。
「さて諸君、初の戦闘だ。今まで鍛えたものを十分生かせるように頑張ってくれ。健闘を祈る!」
メルドは今回護衛の剣士数名を連れて、光輝たちの前に立つ。所謂先導役をしている。
クラスメイトの方を見ると、各々が別の表情をしている。楽しそうにしている人もいれば怖がっている人もいた。
その中でも不穏な表情をしている人物がいた。そう、檜山である。彼は昨日、香織を連れて自分の部屋に入るハジメの姿をたまたま見かけた。そして愚かにもそれを憎いと思っていた。
(あいつなんかより、俺の方がもっとふさわしいんだ!)
そして檜山はその考えのまま迷宮へと足を踏み入れた。それはのちにクラス全員を巻き込んで危険な目に合わせることになるのだが、この時の檜山にそんなことが想像できようもなかった。
しばらく迷宮の中を進んでいく真由美達。
すると魔物が襲ってきた。
「よし、光輝達が前に出ろ。他は下がれ! 交代で前に出てもらうからな、準備しておけ! あれはラットマンという魔物だ。すばしっこいが、たいした敵じゃない。冷静に行け!」
その言葉通り、ラットマンと呼ばれた魔物が結構な速度で飛びかかってきた。
灰色の体毛に赤黒い目が不気味に光る。ラットマンという名称に相応しく外見はねずみっぽいが……二足歩行で上半身がムキムキだった。八つに割れた腹筋と膨れあがった胸筋の部分だけ毛がない。まるで見せびらかすように。
正面に立つ光輝達――特に前衛である雫の頬が引き攣っている。やはり、気持ち悪いらしい。
間合いに入ったラットマンを光輝、雫、龍太郎の三人で迎撃する。その間に、香織と特に親しい女子二人、メガネっ娘の中村恵里とロリ元気っ子の谷口鈴が詠唱を開始。魔法を発動する準備に入る。訓練通りの堅実なフォーメーションだ。
光輝は純白に輝くバスタードソードを視認も難しい程の速度で振るって数体をまとめて葬っている。
彼の持つその剣はハイリヒ王国が管理するアーティファクトの一つで、お約束に漏れず名称は〝聖剣〟である。光属性の性質が付与されており、光源に入る敵を弱体化させると同時に自身の身体能力を自動で強化してくれるという“聖なる”というには実に嫌らしい性能を誇っている。
龍太郎は、空手部らしく天職が〝拳士〟であることから籠手と脛当てを付けている。これもアーティファクトで衝撃波を出すことができ、また決して壊れないのだという。龍太郎はどっしりと構え、見事な拳撃と脚撃で敵を後ろに通さない。無手でありながら、その姿は盾役の重戦士のようだ。
雫は、サムライガールらしく〝剣士〟の天職持ちで刀とシャムシールの中間のような剣を抜刀術の要領で抜き放ち、一瞬で敵を切り裂いていく。その動きは洗練されていて、騎士団員をして感嘆させるほどである。
真由美達が光輝達の戦いぶりに見蕩れていると、詠唱が響き渡った。
「「「暗き炎渦巻いて、敵の尽く焼き払わん、灰となりて大地へ帰れ――〝螺炎〟」」」
三人同時に発動した螺旋状に渦巻く炎がラットマン達を吸い上げるように巻き込み燃やし尽くしていく。「キィイイッ」という断末魔の悲鳴を上げながらパラパラと降り注ぐ灰へと変わり果て絶命する。
気がつけば、広間のラットマンは全滅していた。他の生徒の出番はなしである。どうやら、光輝達召喚組の戦力では一階層の敵は弱すぎるらしい。
「ああ~、うん、よくやったぞ! 次はお前等にもやってもらうからな、気を緩めるなよ!」
生徒の優秀さに苦笑いしながら気を抜かないよう注意するメルド団長。しかし、初めての迷宮の魔物討伐にテンションが上がるのは止められない。頬が緩む生徒達に「しょうがねぇな」とメルド団長は肩を竦めた。
「それとな……今回は訓練だからいいが、魔石の回収も念頭に置いておけよ。明らかにオーバーキルだからな?」
メルド団長の言葉に香織達魔法支援組は、やりすぎを自覚して思わず頬を赤らめるのだった。
そこからは特に問題もなく交代しながら戦闘を繰り返し、順調に階層を下げて行った。
道中の魔物と呼ばれる敵も難なく撃破し、歩みを進めていく。そして一流の冒険者か否かを分けると言われている二十階層にたどり着いた。
現在の迷宮最高到達階層は六十五階層らしいのだが、それは百年以上前の冒険者がなした偉業であり、今では超一流で四十階層越え、二十階層を越えれば十分に一流扱いだという。
真由美達は戦闘経験こそ少ないものの、全員がチート持ちなので割かしあっさりと降りることができた。
もっとも、迷宮で一番恐いのはトラップである。場合によっては致死性のトラップも数多くあるのだ。
この点、トラップ対策として〝フェアスコープ〟というものがある。これは魔力の流れを感知してトラップを発見することができるという優れものだ。迷宮のトラップはほとんどが魔法を用いたものであるから八割以上はフェアスコープで発見できる。
ただし、索敵範囲がかなり狭いのでスムーズに進もうと思えば使用者の経験による索敵範囲の選別が必要だ。
従って、真由美達が素早く階層を下げられたのは、ひとえに騎士団員達の誘導があったからだと言える。メルド団長からも、トラップの確認をしていない場所へは絶対に勝手に行ってはいけないと強く言われているのだ。
「よし、お前達。ここから先は一種類の魔物だけでなく複数種類の魔物が混在したり連携を組んで襲ってくる。今までが楽勝だったからと言ってくれぐれも油断するなよ! 今日はこの二十階層で訓練して終了だ! 気合入れろ!」
メルド団長のかけ声がよく響く。すると真由美はその手のアーティファクト【シグルドスラッシュ】を壁に向けて、引き金を引く。するとその武器の銃口付近から魔法陣が現れ、白い氷の礫のようなものが連続で発射される。それが壁に当たるとその壁は嫌な悲鳴を
あげながら倒れていく。その後真由美は逆サイドの壁に疑似瞬間移動の技能を使って移動し、壁を切り裂く。そちらも悲鳴を上げながら倒れる。それをよく見ると壁ではなく壁に擬態した魔物だった。
「ほぉー、よくロックマウントの擬態を見破ったな。みんなも気をつけろ。こんな魔物がうじゃうじゃいるからな。」
どうやらロックマウントというらしい。それに気づいたのは偶然ではない。真由美は先の戦闘の前にレベルが上がっており、その際、技能:性質診断という、見たものの構成元素などを見られるという技能を手に入れ、試しに
使ってみると、壁のはずなのに生物のような構成をしていたので撃ってみたら擬態だったという訳だった。すると香織がキレイとつぶやいた。その目線を追うと、きれいな鉱石があった。
「ほぉ~、あれはグランツ鉱石だな。大きさも中々だ。珍しい」
グランツ鉱石とは、言わば宝石の原石みたいなものだ。特に何か効能があるわけではないが、その涼やかで煌びやかな輝きが貴族のご婦人ご令嬢方に大人気であり
加工して指輪・イヤリング・ペンダントなどにして贈ると大変喜ばれるらしい。求婚の際に選ばれる宝石としてもトップ三に入るとか。
「素敵……」
香織が、メルドの簡単な説明を聞いて頬を染めながら更にうっとりとする。そして、誰にも気づかれない程度にチラリとハジメに視線を向けた。もっとも、雫ともう一人だけは気がついていたが……
「だったら俺らで回収しようぜ!」
そう言って唐突に動き出したのは檜山だった。グランツ鉱石に向けてヒョイヒョイと崩れた壁を登っていく。真由美はその鉱石に無意識のうちに”性質診断”を使った。するとその鉱石の後ろに何かあった。
それはまるでその鉱石を抜くと発動するトラップのよう・・・・
「だめ!それを抜いたら!」
その忠告は果てしなく遅かった。檜山達はその鉱石を引き抜いており、それに合わせて魔法陣が現れ、真由美達をさらった。
部屋の中に光が満ち、真由美達の視界を白一色に染めると同時に一瞬の浮遊感に包まれる。
真由美達は空気が変わったのを感じた。次いで、ドスンという音と共に地面に叩きつけられた。
尻の痛みに呻き声を上げながら、真由美は周囲を見渡す。クラスメイトのほとんどは真由美と同じように尻餅をついていたが、メルド団長や騎士団員達、光輝達など一部の前衛職の生徒は既に立ち上がって周囲の警戒をしている。
どうやら、先の魔法陣は転移させるものだったらしい。現代の魔法使いには不可能な事を平然とやってのけるのだから神代の魔法は規格外だ。
真由美達が転移した場所は、巨大な石造りの橋の上だった。ざっと百メートルはありそうだ。天井も高く二十メートルはあるだろう。橋の下は川などなく、全く何も見えない深淵の如き闇が広がっていた。まさに落ちれば奈落の底といった様子だ。
橋の横幅は十メートルくらいありそうだが、手すりどころか縁石すらなく、足を滑らせれば掴むものもなく真っ逆さまだ。真由美達はその巨大な橋の中間にいた。橋の両サイドにはそれぞれ、奥へと続く通路と上階への階段が見える。
それを確認したメルド団長が、険しい表情をしながら指示を飛ばした。
「お前達、直ぐに立ち上がって、あの階段の場所まで行け。急げ!」
雷の如く轟いた号令に、わたわたと動き出す生徒達。
しかし、迷宮のトラップがこの程度で済むわけもなく、撤退は叶わなかった。階段側の橋の入口に現れた魔法陣から大量の魔物が出現したからだ。更に、通路側にも魔法陣は出現し、そちらからは一体の巨大な魔物が……
その時、現れた巨大な魔物を呆然と見つめるメルド団長の呻く様な呟きがやけに明瞭に響いた。
まさか……ベヒモス……なのか……
次回ついにベヒモスとの戦いですね。さてどうなるのかな?ということで次回もお楽しみに。
このお話は原作をこちらの都合に合わせて改変しています。それをご了承ください。
檜山はこのまま死んだほうがいい?それとも魔人族の一味になって襲い掛かってくる展開がいい?(奈落編終了まで)
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このまま死すべし慈悲はない
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復活させるよ?イイネ?