鬼滅の料理人   作:ゆっくりカワウソ

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 どうにか9月中に投下できました( ˘ω˘ )
…地上波で無限列車を見ましたが…、色彩もアクションも最高でした!漫画編とは違う躍動感に歓喜しながら見ていました!
…私はあまり映画で泣いたりしないのでこの作品も泣きはしませんでしたが、煉獄さんが母上との下りは来るものがありました( ´ ▽ ` )

 さて今回は宴回^o^
かなりセンチメンタルなところが多くなってしまいましたが、ご拝読いただければ幸いです( ˘ω˘ )


第十一飯 鬼殺隊大宴会!ー食って歌って飲みまくれ!竹取納涼祭!

 宴、それは日本人にとってめでたいときとかに集まる一種のパーティのようなものである。歌って、踊って、騒いで、飲んで、食う、これらの要素が混じり合い、カオスではあるがとても楽しいものであると私、灘結月は思っている。…なぜこんな口調なのかと思う方々もいるだろう。…そう、今がそのカオスなのである

 

「お館様のいいとこ見ってみたい!!♪」✕たくさん

「おっ、私かい?しょうがないなぁ、産屋敷いっきまーす!!!」

「いっちゃってー!!!!」✕たくさん

 

「へいへい!ぎゆたん飲んでなくない?!」←宇髄

「WOWWOW!」←不死川、煉獄、伊黒、その他大勢

「おれは酔っへなはどいひゃい(泥酔)、磯野…そこの水をもりゃうじょ。」

「…冨岡さん、それ…焼酎ですよ?」

「…凪。」

「いや、凪で酔いが収まるわけって…寝てる…だと!?」

「ずっこんばっこんずっこんばっこん、凪っ凪っ!!」✕たくさん

 

「そうしてこうなった?!」

 

 

 

 

 時は遡ること約2ヶ月前、産屋敷邸にて。

「結月、…宴がしたい。」

「…はい?」

「常日頃思ってたんだ。やはり組織の長であるが故に皆の気持ちや幸せ重んじなければならないと思うんだ。」

「お館様、本音は?」

「みんなとどんちゃん騒ぎがしたい…。」

「…。あまね様?これはどういうことでしょうか?」

「…申し訳ございません、結月殿。…しかし、貴方も原因なのですよ?」

「へっ?」

「実はですね…、毎週お医者様に耀哉様の体を見ていただいているのですが…言われるのが「以前と違い健康体です」と…。貴方の料理のおかげです。…そのためか願望が…その…。」

「なるほど…、体の調子が良くてやりたいことができた…と?」

「はい。…恐らく。」

「良いだろう?…私が…初めて無惨を倒す以外でみんなとしたいことなんだ…頼むよ。」

「…良いでしょう。ただし時間は必要です。…時期は盆の8月13日から14日までにしましょう。それでよければー。」

「やるっ!お金のことは心配しないで!」

「即答ですね。わかりました、紬のみんなには話を通しておきますので隊士や藤の家紋の家、協力者の方々にお知らせをお願いします。」

「任せてくれ!」

「ありがとうございます、結月殿。後のことはお任せください。」

こんなにキャラが崩壊したお館様、二次創作でしか見たことがないよ。……ある意味この世界もそんな感じなんだろうけどね(笑)。

 

 「すみません、俺は参加できないです。」

食堂で皆に伝えたときに弥太郎氏そう言われた。

「えっ、なんか任務でも…」

「まぁ、そんな感じです。内容は極秘の為言えませんが今日から約1ヶ月ほどの長期任務のため残念ですが…。」

「それはしょうがない、わかった。」

「本当に申し訳ない。代わりと言ってはなんですが代打の料理人と酒蔵の手配はおまかせを。」

「頼もしい。…もし時間があったら来いよ、クソうまい賄い作ってやるから。」

「ありがとうございます。」

 そう言って彼は軽く装備を整えると早々に出ていった。

「さてこっちも準備しとくか。」

店舗に設置している電話でコネのある人間に応援の要請の連絡をする。まず初めに海外のバイヤーの詰め所に掛ける。

 

ーイギリス人、マシューの場合ー

英【頼むよ〜、マシューの好きなSunday roast*1やスコーンも作ってやるからさぁ。パーティーにも参加してくれヨォー。】

電話口のイギリス人バイヤー、マシュー・ウィルソンは上機嫌で答える。目に見えないが、薄青色の目を細めながら不敵な笑みを浮かべているようだ。

【いいとも。だが君の言っていたグリーンティーと食器の件、もう少しどうにかならないか?】

【少しなら値引きできると思う。それにこっちで作ってる紅茶の試作品も融通するよ。】

【それは良いことを聞いた。善は急げだ、こちらが用意するのはウィスキーなどの酒とラズベリーとブラックベリー、じゃがいも、香辛料でいいかな?】

【ありがとう、マシュー。日にちは追って電報を打っておくからなる早でお願いね。】

【任せたまえ、マイフレンド。期待して待っていてくれたまえよ。】

電話口からのご機嫌な英紳士の声になおさら気合が入った。

 

 

ーアメリカ人バイヤー、パトリックの場合ー

 

【何?!パーティーだと!?それはどこでやるんだい!?】

 

 

電話口のアメリカ人バイヤー、パトリック・シンプソンは非常に興奮した状態でこちらに詰め寄る。白人特有の白い肌を真っ赤にしている様を容易に想像できる。

【落ち着けよ、相棒。まだ慌てる時間じゃない。パーティーに参加して欲しいのもあるけど…ちょっと協力して欲しいことがあるんだ。もちろん礼はきちんとするよ。】

【そいつは良い!で、何が欲しい?トマトは前やったやつあるからいらんだろ?】

【モチモチ。欲しいのは大豆に小麦粉、あとはBBQ用の肉に野菜の調達を頼む。あとはそれ専用のレンガと詳しい人もね。】

【HAHAHA、任せろ相棒。BBQは俺の得意分野さ!簡易式で良ければそこで作ってやるぞ?】

【ありがたいね。実は俺のボスのところでやるんだ。ちゃんと許可も取ってるし相棒達のことも招待するってさ。】

【達?ってことはあいつらも来るのか?】

【モチ(。・ω・。)】

【そりゃいい!アメリカンビッグをあいつらにも見せてやりたいところだったんだ!】

【いいねぇ。んじゃ詳しいことは電報やるから待っていてくれ。】

【おうよ!】

…よし、あと2件。…外国語って意外に疲れよね。特にプランクがあると忘れそうになるから尚更だよね。

 

 

ーロシア人バイヤー、ルカの場合ー

「別にいいぞ、どんなのが欲しいんだ?」

訛りのない日本語を淡々と話すのはロシア人バイヤー、ルカ・ドミニク。日本に移住して5年目とは思えないほどのものである。

「相変わらず流暢な日本語だな。」

「そうでもない。尊敬語?丁寧語とやらは俺には理解できん。」

露【ならこっちなら?】

【それなら得意だ。…別に日本語でも良いのでは?】

【細かいことはいいんだよ。】

【はぁ。…まぁいい。…君には大恩がある。帝国のことも…家族のことも。】

 彼の前職はロシア帝国の宮廷料理人兼仕入れ屋。ロマノフ朝*2の崩壊の兆しがあったのもあり、俺の言葉に便乗して亡命したとのことだ。ついでに家族も一緒に逃げてきたそうだ。…奥さんもいるらしい…羨ましいと思っているのはここだけの話。ロシア人らしくあまり表情に出さないが聖人と呼ばれるほど良い人物である。春君曰く、「カルナさんをロシア人にして幸運値を上げたらこうなる。」そうだ。

【何、俺にとってあんたには色々世話になったし、これからも世話になろうと思ってな。…とにかく間に合ってよかったよ、ルカ。】

【…こちらこそな。…それで何を用意すれば良い?喜んで5割増しで売ってやるぞ?】

【いや、5割増しはやめてくれ。】

【ロシアンジョークだ。いつか恐ロシアって言葉が出そうだな。】

電話口で珍しくも笑うルカ。先見の明があるのか知らないが当時の人間でこの言葉を聞くとは思っていなかった。

【ははは(^∇^)、まさか。】

(言えない、未来でロシアのことをそう言っていたのは言えない(・・;))

 内心、未来のことを言われて焦ってしまった。

【とりあえずコンポート*3とウォッカを用意して欲しい。あとはペリメニ*4やピロシキ*5とかも作りたいからその具材の用意も頼む。あいつらからも色々用意してもらえるから追々用意して欲しい物を電報で伝えるよ。】

【承知した。】

 少しロシアらしい皮肉さを込めながらも嬉しそうな声色であった。

 

 

ー中国人バイヤー、羅思斉の場合ー

「なんダー!灘カぁ!!ナンカホシイモノあるか?!」

「上海蟹がいいなぁ。」

「今度仕入れルカら、待ってるよろし!」

 コテコテの中国人の話す日本語を話すのは羅思斉(ラ・スーチー)、中国人バイヤーである。

 清朝*6の元役人で日本との貿易を担当していた経歴を持っている。

 在日華僑の人間からはかなり人望があり、童磨討伐時の補足説明の華僑の人間の抱え込みに一役買った人物でもある。バイヤーではあるが中華料理の腕が凄まじく、特級厨師(とっきゅうちゅうし)*7でもある。人からは我们伟大的中华厨师(偉大なる我らが中華料理人)と言われている。

【それと本題を話してもいいか?】

【なんだよぉ〜、せっかく日本にいるんだからこっちで喋らせろよぉ。…宴会のことかい?】

【さすがは偉大なる中華料理人、話が早い。実は宴会で飲茶*8もしたいと考えているんだ。高く積み上げた点心に食欲を沸かせるプーアルやジャスミン、烏龍茶なんて最高だろ?】

【なるほど、このスーちゃんにもろもろ手配して欲しいんだな?荷が重いぜ。】

【おいおい、あんたは天才だろ?それに弟子も何十人もいる。これほどすげぇやつが俺の友達なんだ、やって欲しいんだ。】

【いやいや、俺には荷が重い。】

【そんなことはないさ。あんたは1番さ。】

【いやいやそんなことはない。】

【じゃあ、やめー。】

【そこまで言うならやってやろうじゃねぇの!】

【よく言った、それでこそスーちゃん。】

 某ドフラミンゴなファミリーの幹部と男の会話みたいになるのはこの男とのお約束である。

【んじゃ、点心用の包子やチャーハンとかの材料にお茶、人員や機材も用意しとく!もちろん費用はそっち持ちで構わないだろう?】

【大丈夫、大丈夫。うちの上司が出してくれるからな。それにうちの隊士たちも育ち盛りだ、追加の予算も確約済みだ。】

【流石、月々(中国読みだとユエユエ、結月のあだ名)!分かってるね!んじゃ細かいことは任せるからこっちも準備しとくねー!なんかあったら封書とか送って^o^】

【任せて!また今度またお茶でも行こうぜ^o^】

【ありがとう( ´ ▽ ` )。楽しみにしとくな!】

 騒がしくも気さくでノリの良い中国人。たがそんな彼だからこそ店は料理の腕と目利きの良さを与えたのだろうと思うのだった。

 

 

 この1ヶ月で電話料金や葉書、電報とかに金はかかったが多くの人材や酒、材料、茶などが集まった。

 さらにこの費用を普通に賄えるほど竹取産業も急成長を遂げていた。パパ寿郎が務める職人工房、食堂紬、家事代行サービスの「かぐやにお任せ!」、冠婚葬祭、建築、証券と業種が増えている。…財閥も一目置く存在になっているのはここだけの話である。

 そしてお館様のポケットマネーも先見の明と大ちゃんの土地転がしや売れる証券などのお陰で今まで以上に莫大になっている。…もう余裕で鬼殺隊の資金が賄えているのには驚きである。

 …つまりだ、この宴は竹取産業と産屋敷家の総力戦、この総力戦を成功させるのが俺やみんなの腕の見せ所なのだ。

 

 

 

ーあれやこれやと1ヶ月後、中部地方柳川集落ー

 宴の神様の地、柳川集落。神様に愛された温泉が湧くこの地でこの大宴会は行われる。連日の仕込みや設営でかなりくたくただがどうにか……本番を迎えることができた。…少しの仮眠と温泉で疲れを癒やし、身支度を整える。

 バイヤーであり、友が肩を叩く。

「君の言うとおりのものは揃えたよ、マイフレンド。僕らもそろそろ行くよ。」

「HAHAHA!BBQはマカセろー!」

「ロマノフ王家の料理人として、力を見せよう。」

「中国4000年のレキシ!トクトアじわウアルヨ!」

 そして仲間であり、友であり、同志が言葉で心を奮わせる。

「僕らも準備完了です。ライブでも大暴れしちゃいましょう!」

「変態テクのギター、ようやく見せられます!アレも…ゆざっちゃんのおかげでどうにかなりそうです。」

「僕もこれに負けないドラムテク、見せてやりますよ!」

「やっぱりベースはこれでないとですね。…エレキとアンプをまさか作ってたのは驚きです。」

 そう、俺たち…特に技術班と弥太郎氏は十数年も先にエレキギター・ベース、アンプ、マイクを開発してしまったのだ。1931年にアメリカで生まれたエレキギターをまさかここ数十年でパッと出てきた島国ですでに生まれているとは誰も思わないだろう。…もちろん竹取産業で商標登録してある。

 

 

 

 

 時間になると皆が集まりだし、お館様がステージに上がる。皆が先ほどまでガヤガヤしていた空間が嵐の前の静けさのように静かになる。優しいお館様の声が水の波紋のように静かに響く。

 

「みんな、よく集まってくれたね。私たち産屋敷家の使命とみんなの悲願である鬼の殲滅及び、鬼舞辻無惨の討伐は今転換期を迎えている。ここ柳川地区の合同任務の成功に数百年倒すことのできなかった上弦の鬼の一角の討伐のみならず、皆が今日まで命懸けで多くの鬼を殲滅しているおかげで鬼なき平和は着実に近づいてきていると私は確信している。それに今はいないがとある隊士が鬼舞辻討伐の鍵を握る人物との接触をしている最中だ。これほど進展できたのは皆のおかげであり、私の誇りでもある。しかし今日までの間で多くの犠牲を出してしまったこと、その命を助けられなかったことを……傲慢に思うかもしれないが、深くお詫び申し上げたいと思っている。…償いは今後もしたいと思っているけれども、ただそれまでは……私と共に鬼殺の道を歩んで欲しい。」

そう言うと頭を下げる。皆が驚きを隠せないようだが、お館様は言葉を続ける。

「これまでの…ささやかではあるけれどもお礼がしたいと思い、この場を設けさせていただたよ。……そして竹取産業の旗揚げに協力していただいた皆様、この場を借りて深くお礼を申し上げます。この会社は利用をしていただける一般人の方のみならず、仕入れ先や営業先、そして隊士たちが幸せな未来を描けるために設立いたしました。どうかこれからどうぞ、よろしくお願い致します。」

皆の歓喜する声が辺りを包み込む。

「…では宴を始めよう。音頭は終柱の結月にお願いしよう。」

俺に話を振ると皆がこちらを見つめる。どうやらジョッキやコップ、お猪口を片手に準備を済ませたようだった。

「…音頭の前に少しだけ。俺ができるのは皆がお腹が空かないようにすること。柱としての責務は果たすつもりだが絶対に君たちを飢えさせない!お腹が減るって…すごく寂しいと思う。俺は食べることでみんなが満たされ、この組織を支えていくつもりだ。少し青臭く、泥臭い話だけれども…これが俺の理想であり、使命だと思っている。辛くても苦しくても俺たちは生きていかなければならない。…今は…ただ満たされて欲しい。…亡き隊士たちや家族の分も…生きて、幸せを享受して欲しいと俺は思う。」

少し湿っぽくなったがここで切り替える。

「せっかくの宴、楽しまなければ損だ!今日は盆の宴!!生者も死者も今宵は飲んではしゃいでどんちゃん騒ぎ!杯を持て!声を上げろ!お館様の名の下に、今宵は弾けろ!乾杯!!!」

 

「「乾杯!!!」」

 

 皆が一気に杯を煽ると、用意された特大の座卓に料理が次々と運ばれてゆく。日本でお馴染みの握り飯に鮭・鰤大根、卵焼きに唐揚げ、刺身のみならず世界各国の料理や屋台めいたものが開店してゆく。

 

「アメリカノBBQヲしらなイ!?なら今食べルしかないね!大きさ、柔らかさ、タベゴタ!ヨクバリちゃんはイラッシャイ!」

「イギリスの料理は不味いと言われがちだが実は美味しいものが多い。香り高き紅茶と甘くも上品な菓子、休日にしか味わえない豪華な家庭料理に燻して熟成させた名酒。今宵はそんな美味しいイギリスを諸君に味わってもらおう。」

「中国4000年は食ノ歴史!ツクリカタ、ソザイ、料理!スベテガ祖国の研鑽!特と味わうヨロし!」

「今は亡き帝国、ロシアは寒く…そして温かい。そこには美味いご飯が並び、酒を酌み交わしながら極寒を耐え抜く人々の叡智と味が宿っている。馴染みはあまりないと思うが、ロシアの料理もうまいぞ。試さなければ損だ、食ってけ。」

 各国と自国のうまい料理に舌鼓を打ちながら、うまい酒や飲み物で喉を潤す。こちらの笑い声や音楽で宿の人間や観光客も急遽参加し、終いには集落全体がこの宴の沼に身を落とすのであった。(!?)

 

 

ーーーーー

 ここまでが先ほどの凪コール(?)までのあらすじである。

 かなり遅れたがここで宴に出した料理を下記にまとめてみた。

 

 

 

ー日本食ー定番!旨味のヨクバリ御膳

・おにぎり(鮭、梅、昆布、ツナマヨ、たらこ、明太子、おかか沢庵、海苔の佃煮)

・鮭大根、ブリ大根

・刺身の盛り合わせ

・肉じゃが

・牛すじ煮込み

・揚げ出し豆腐

・具沢山夏野菜カレー

・天ぷら

・卵焼き(醤油と砂糖、出汁の味付けに大根おろしを添えたもの)

・唐揚げ(醤油、塩、竜田)

・枝豆ととうもろこし(シンプルイズベスト)

・おはぎ(小豆、きなこ2種、白餡、ごま、ウグイス)

・水饅頭

・日本酒、焼酎とこの二つベースのカクテル

以下省略

 

 

ーアメリカー豪快繊細ヨクバリアメリカン!

・BBQ

・シナモンたっぷりのアップルパイ

・ハンバーガー(具材は肉厚のパテ、トマト、チーズ、レタス)

・アメリカンピザ(具材はご想像でお願いします^o^)

・ポテトチップ

・チリコンカン

・マカロニ&チーズ*9

・ビール、バーボン(アメリカンウィスキー)

etc….

 

 

ーイギリスー薫り豊かなロンドンディッシュ

・フィッシュ&チップス

・ローストビーフ、ローストポテト(サンデーロースト)

・マフィン

・スコーン

・ミートパイ、フィッシュパイ

・イングリッシュマフィン

・スコッチウィスキーやジン、サイダー*10などの酒類

・紅茶

etc…

 

 

ーロシアーロマノフ王家シェフが送る!ロシア御膳!

・ピロシキ

・ペリメニ

・ビーフストロガノフ*11

・コンポート(水割り、ウォッカ割り)

・オリヴィエサラダ*12

・ウォッカなどの酒類

etc…

 

 

ー中国ー私の生まれは香港ネ!本格派飲茶(♂?!)

点心↓

・マーラーカオ(蒸しパン。黄色いフォルムと干し葡萄が特徴。作者も小さい頃から好きな一品である)

・小籠包

・中華まん

・炒飯(シンプルに卵とネギのみの具材。)

・シャーチーマー*13

・桃包*14

・杏仁豆腐、マンゴープリン

・大根餅*15

 

飲み物↓

・烏龍茶

・プーアル茶

・ジャスミン茶

・白酒*16

etc..

 

 

 この料理たちの総称を考えるなら…名付けて!ドドン

 

大正ロマン!世界を食べ尽くすどんちゃん騒ぎの大宴会Part1!

 

 

 なんでPart1かだって?…これからも続く予定だからだよ…。なんせお館様が

「これからもみんなでやろう!!この先も!…それにみんなには…満たされて欲しいんだ。」

そう言いながら潰れてしまったからだ。この言葉を聞いて皆も少し涙ぐみながら賛同したから尚のことだ。

 少し感傷に浸りながら匂いの強いバーボンを煽る。…夜も更け、月の明かりと宴の明かりが辺りを照らす。宴会に参加した人たちは酔い潰れて寝てしまったり宿に帰ったりと起きている人間も少なくなっている。

 俺は…この世界のハッピーエンドを作れるのだろうか…。酔いのせいかそんな考えが心の中を侵食してゆく。…どうしても割烹にいた親父やみんなのことで思い詰めてしまう。ある同僚は自分の育てたものを作る料理屋を作りたいと夢を語り、ある先輩は食べれる野草や珍しいものを本にしたいと語っていた。親父に至っては…旅をしていろんな食べ物を食べて作りたいとー。

 悔しかったろう、苦しかったろう。…生きたかっただろう。そう思うたびに心がミシミシと締め付けられ、強い酒を煽ってしまう。

 生前、第二次世界大戦の頃の話を聞いたことがあった。自分は生き残ったが失った家族の無念や生前の話を聞くたびに胸が苦しかった…。けれどもそれよりも…生き残った人間が失った愛する人たちのことを思うたびに苦しそうな顔を…見ていらなかった。……きっと今の俺は…そんな顔をしているのだろう。

 

 そんな時、大ちゃんからこんな提案を受けた。

「おひとつ何か聞きますか?」

「大ちゃん…。」

「…慰めにもなりませんが……、音楽は時に心を癒すこともあります。」

「…ありがとう、みんな。…じゃあ…ルーズドックスの『夜になれば』。」

「了解です!」

 

 しっとりとしたメロディーと今も忘れられない大切な人への心残りを表した歌詞。本来であればこの曲は国民的野球アニメのエンディングテーマでMVでも心残りがまだある失恋ソングめいた感じだが、今この瞬間は……自分をここまで育ててくれた亡き親父や割烹にいた仲間たちを思いながら……曲を聞くのであった。

 

 

 

 

ー???、孤軍奮闘。弥太郎視点ー

 俺の極秘任務は2つ。ここで起きている鬼のスタンピード*17の阻止と殲滅、そして逃れ者の鬼である珠世と愈史郎の接触と交渉である。前者のスタンピードは無惨によるものではなく、異能の鬼たちが徒労を組み少し多めの村を襲撃、村の家畜化を目的としているのが予想される。そもそも見込みのない奴らに無惨は血を与えないし、このような大々的に行うのは好まない。従って、ブレインとなるやつを中心にこの大騒動を行うことが予想される。…まぁ、上弦の鬼が出ても大丈夫だから問題はないけれど……、問題は後者だ。

 正直、珠世様(坂●真綾ボイス)に会えるのがすごく楽しみだが後者の接触と交渉は難しい。なぜなら俺たちが彼女たちと交渉する理由がこちらの陣営に引き入れることだからだ。自分たちが味方に殺されるリスクを考えればなおさら俺たちの交渉内容は受け入れ難い。落とし所を考えないといけないのだ。お館様からはこちらに敵対したり、隊士が犠牲になるような者でなければこちらに任せると言われている。……スゴクムズカシイデス、オヤカタサマ…( ˘ω˘ )

 だが優先的に見れば前者のスタンピードを止めることからが先だ。PW丸*18や度数の高い酒、火も用意した…。あとは作戦を遂行するだけだ。

 

 作戦はこうだ。まずはPW丸を剃で高速移動しながら集団に投げつける。粉塵が舞い、即効性の藤の花の毒で少しダメージが出ている間に酒と火を使って粉塵爆発(偽・火遁豪火滅却)を引き起こす。そこからは覇気や呼吸を使って殲滅してゆく、と言った感じだ。

 幸いにもこの鬼たちはアホなのか分散せず、固まっているため殲滅も楽そうだ。…約1ヶ月の調査は無駄ではなかった…。

 

 

 

 場所は変わり、鬼たちのいる所で機を待つ…。

 

「行くぞ!!我らが同志よ!あの方が世界を統べるために我らが人間どもを駆逐し、家畜として飼い慣らすのだ!」

「「オォォオオオオオ!!」」

 数百もの鬼が叫び声を上げる。…まるで社会主義国家の万歳みたいだ。それに…なんか彼岸島みたいだ。

(怖)とりあえず計画を破綻させる。素顔を見せないように鬼の面*19をかぶり、飛び出す。

 

 

 

 

 PW丸を投げつけると、次第に辺りは薄紫色の霧が立ち込める。鬼たちも異変に気付き警戒するが…毒で痺れたり呼吸困難を起こしているようだ。剃で空中まで飛び、酒を思いっきり口に含み火をつけた松明に吹きかける。すると辺りは一気に燃え広がり、7割ほどの鬼たちにダメージを与える。

 手持ちの槍を片手に持ち、鬼たちの頭に投げつけると千枚通しみたいに貫通してゆく。

「地獄の炎と共に…、貴様らを殺しに来たぞ?」

「貴様っ!」

「うざい、話すな。」

 

嵐脚

 

 鬼の首を足から繰り出した斬撃で切り落とす。

「…まさか……酒呑童子…。」

「俺のことか?そう呼ばれているらしいな。…であればその一端を見せてやろう。」

 

酒の呼吸 壱の型 酩酊千夜櫻(めいていちよさくら)

 

 陽気に、ふらりと多くの鬼を通り過ぎる。過ぎ去った後には首が地面へと落ちてゆく。その様はまるで夜の桜の花びらがヒラリと舞い落ちゆくようである。そんな桜の花びらは酒にポトリと落ちる様にも似ている。

 

「鬼の首とは風情のかけらもないな。……酔っていても酔いが覚めてしまうほど後味が悪い。」

 一気に片をつける。刀から双刀に持ち替える。

 

酒の呼吸 双刀壱の型 白酒華聯(はくしゅかれん)

 

 この双刀は中華剣。それであれば中華の酒宴の舞を見せるとしよう。

 また1人2人と鬼の命を刈り取ってゆく。舞うように…殺してゆくのであった。

 

 

 鬼を狩り終え、残ったのはただの衣服や武器だけが残っていた。数百もいたはずの鬼は小一時間で全て倒し切った。…もちろん逃げる鬼も1人残らずにだ。

「殲滅完了…。天水(てんすい)。」

鎹鴉の天水を呼びつける

「カァ!!…コレハ…。オマエヒトリガヤッタノカ?」

「…そうだ。お館様に報告してくれ……殲滅完了したことと…。そこにいる逃れ者の鬼と交渉することもな。」

「「!?」」

「…アッ(察し)、ワカッタ。」

察した天水が答えるとまだ暗い空を飛び立つのであった。

 

「出てこい。いるのはわかっている。…俺はあんたらに危害を加えるつもりはない、ただ交渉しに来ただけだ。」

武器を置き、そう言うと茂みから少し困惑した珠世と最大限の警戒をする愈史郎が出てくる。

「どうして私達がいるのがわかったのですか?」

坂●真綾ボイスに内心嬉しさを爆発させていたが、冷静に受け応える。

「気配だ。それに…この集団暴走の情報は察知していると考えたからだ。失礼、名前を呼ばせてもらうよ珠世さん。…珠世さんと愈史郎殿の潜伏先であろう街の目星はつけてある。ここから約3里*20程先のところだな?」

「…ほとんど合っています。」

「貴様っ!なぜそこまで知っている?!」

「なぁに、簡単なことだ。…愈史郎殿、俺はあんたらがこの鬼の集団暴走に何かを関係していると見ていた。なぜ俺がこの件を1ヶ月も張っていたか…、珠世さんの相棒である君はわからないはずがないだろう?」

「…ちっ。」

 すごく嫌な顔だが答えが分かったようだ。

「…私ですか…。」

「そう、貴女だ。あの鬼は貴女と愈史郎殿を狙っていた。…恐らくだが…貴女たちの情報を無惨から得たと推測できる。それに貴女は別嬪さんだ、…言いたくはないがあの鬼たちは無惨に隠れて手篭めにしようとしたのかもしれない。…実に頭の悪いものだがな。」

「!!貴様っ!珠世様がそんな目にー。」

「愈史郎、やめなさい。……ですが見くびってもらっては困ります。」

「…すまない。少し人間の色恋沙汰の解決とかで混同していた。…だが貴女は女性、気をつけたほうがいい。」

「言われなくても珠世様はー!」

「愈史郎、…貴方は鬼である私を心配するのですね…。」

「…鬼であっても元は人。それは2人とも同じ。……特に珠世さん、貴女は後悔しながらも鬼ではなく人として生きている。…その結果が愈史郎殿だ。」

「そうですか…。」

「愈史郎殿、君は幸せ者だ。こんなに美しく、優しい女性と共にいられるのだ。…羨ましいよ。」

「な、何を…。…嬉しくないぞ。」

照れたようにそっぽを向く。…少し嬉しそうなの、俺は知ってるぞ?w

 

 

「ハハ。……さてここからが本題だ。無理強いはしない。だが俺たちの元に来てほしい。貴女たちの力が必要だ。味方からの襲撃はさせないし、安全に過ごせる準備もできている。…それに貴女たちの研究ができる環境も揃っている。」

「…良い提案ですが……、貴方を信頼してもよろしいのですか?」

「貴様…、それで信じると思うか?鬼狩りも所詮、鬼と同じだ。」

「そう言うと思った。…少し仮面をはずそう。これなら一歩前進だ。」

 鬼の面を外して素顔を晒す。少し驚いた顔をしたが、冷静にこちらを見る。だがこちらは顔が熱くなる。…美人にじっと見られるのってやっぱりドキドキする。

「……あの…、なぜ顔を赤らめているのですか?」

「……恥ずかしながら、俺は女性に弱い。鬼ならば問題ないはずだが……。」

「貴様っ!珠世様に下衆な目をするな!」

飛びかかってきた愈史郎を足払いで倒し、耳元で弁明と胡麻を擦る。

“「落ち着け。…お似合いだと思うよ、君たちは。だが誤解しないでくれ、俺は女が苦手なんだ。だからこんな反応をした。…すまない。」”

「お、お、お似合いっ!?…貴様…名前は?」

「…湯沢弥太郎。鬼殺隊隊士だが食堂紬で副料理長をしている。……今料理長が君たちでも食べれる料理を研究しているからいつでも来てくれ。」

「弥太郎か、覚えておこう。こちらこそすまない。」

…お似合いって言葉でこうなるのか。…チョロイ。( ˘ω˘ )ボソッ

「…ふふっ、愈史郎が謝るなんて珍しいですね。」

そんな様子に少し噴き出して笑う珠世さん…、やっぱり美人が笑うといいよね?

「珠世様!?お、俺だって謝ることはあります!」

「……それに弥太郎さん。…信じます。さっきのお話も、その赤面も。貴方のことを信頼します。私達をあなた方の陣営にお願い致します。」

「珠世様が言うのだ、俺もそれに従う。」

「赤面のことは忘れてほしいが……、ありがとう。」ちょうど良いところに天水が戻ってきたのでそのまま報告をする。書状もあったのでそれを読み、伝える。…ざっくり言うと交渉成立時の挨拶のようなものを言ってほしいとのことだ。

「……。…では改めまして、鬼殺隊乙隊士の湯沢です。鬼殺隊の他にも鬼殺隊直轄の竹取産業という会社の従業員もしているものです。私湯沢が所属している食堂紬を始め、さまざまな業務を行なっております。本日この書状には我々の陣営に入るにあたり、珠世さんと愈史郎殿には竹取産業の医薬品・医療部門での勤務や所属となります。竹取産業の社長はもちろん、産屋敷家頭首の産屋敷耀哉です。お館様、もとい社長との面談や契約、所属先のことについては追って連絡をいたします。……とのことだ。この書状を持っていてくれ。恐らく一週間以内にはこちらから使者を送るので、なるべく早く準備を済ませてほしい。」

「わかりました。……ありがとうございます。」

「……。」

「こちらこそ、かたじけない。……信頼してくれたこと…感謝する。…この信頼を返せるよう努力する。」

「弥太郎。」

「…どうした?」

「…珠世様の信頼…裏切るような真似はするなよ?」

「…当たり前だ。」

「…それだけだ、あとは好きにしろ。」

そう言うと少しニヤッと笑う。……信頼してくれたようで何よりだ。最後にお土産を渡す。

「…これ試作品の紅茶の茶葉だ。毒が入ってるかも確認しても構わない。…これが俺たちの信頼の証だ。」

「紅茶ですか!……コホン、わかりました。貴方の誠意を汲みましょう。」

 知っているぞ、この人は紅茶が大好きなことを…w

「恩に着る。」

俺はそのまま帰路へとついたのだった…。想える人がいる、愈史郎が羨ましく思うのであった。

 

 

ー珠世、愈史郎視点ー

 隠れ家に戻った私達はもらった茶葉の毒の有無を確認した後、紅茶を淹れる。結果は毒なしであった。

「…不思議な方でしたね。」

「?どういう意味ででしょうか?」

「…あそこまで鬼を倒していたのに私達を人間のように扱った…、きっと弥太郎さんとその仲間の方々も…。」

「…そうだといいですね。そろそろです。」

愈史郎がお湯で温めたカップに紅茶を注ぐ。柔らかな香りが辺りを包み込み、時折香る柑橘の匂いが爽やかな気持ちにさせる。

「…和紅茶のようです。洋物とは違い、飲みやすいと便箋に書かれています。」

「!!この日本でも紅茶は作っているのですね!」

「恐らくこの和紅茶は造語でしょう。…先程言っていた竹取産業で作っているものだと思われます。」

 

※(和紅茶は実際にあります。洋物より、飲みやすいのが特徴とのことです。)

 

「そうでしたか…、ではいただきましょう。」

 口につけると……、一瞬みかん畑が見えた。鼻から柑橘の香りが抜けると、今度は優しくも濃厚な茶葉の香りが口の中に広がる。

「…まるで美しい海が見えるみかん畑のようです。…四国や紀伊国の景色が浮かんできそう…。とても美味しいわ。」

「……うまい…。」

愈史郎も素直に言うほどだ…。

 早く会ってみたい、この茶葉を作る人たちに…。そして私達も食べれる料理を研究している料理人にも…。…一体この紅茶と合わせたらどうなるのだろうと、年甲斐もなくはしゃいでしまうのであった。

 

 

 

 

 

ー主人公ー

 ここからはダイジェスト。結果から言えば合計3日間ほど宴をしていた。どうにか2日目からは弥太郎氏も参加し、ライブも大盛り上がりしている。あと原作キャラの善逸も一緒にライブをすることに。

 どうやら善逸と兄弟子である獪岳、育ての桑島さんと共に来ていたようだ。……結果はさすが善逸、彼の聴力で耳コピをしてしまう。……もちろん彼には唾をつけておこう…、具体的には音楽部門での入社も視野に勧誘する。

 善逸は即OKを出したが、桑嶋さんに怒られギャン泣き。……まずは鬼殺隊に入ってと頼むとさらに死んだ顔をされた。

 

 この3日間は大成功に終わり、皆満足そうに帰っていった。文字通り、英気を養った隊士たちは次の日からバリバリ鬼狩りをしているようだ。

 俺にできることは何かを再認識する。…笑顔と幸福、それが俺の得たいもの。そして俺はいつもの様に飯を作り、…腹一杯に食べさせる。それが俺のできることだ。……俺は…ハッピーエンドを送ることができるのかと考えてると、バァン!と弥太郎氏に背中を叩かれる。

「何しけた顔してるんですか…。」

「弥太郎氏…。」

「…あれだ、この世は三文小説*21ですよ。…どうあってもほとんどの人の人生って物語は他の人から見れば三文以下…けれどもそれは他人の尺度で自分にとってはそれ以上のものだと思うのです。…他人なんて気にしないで好きに生きてい居んですよ。」

「……そうか。…少しスッキリしたよ、ありがとう。」

「どういたしまして。…それに俺たちは灘結月の味方です。なんかあったら言ってください。少なくとも俺はあんたがハッピーエンドのためなら命を張れます。」

「それは…だめだよ。…命を張るなら弥太郎氏自身のために命を張ってほしい。」

「…わかりました。」

…自己犠牲的な励ましだったが、…心が軽くなった。……なら夢をみてもいいだろう、俺が…俺たちがこの悲しみの連鎖を断ち切り、大円団を目指しても…。…それに

 

「生きているのだったら…神様も殺してみせる。」

 

…もしも神がこの運命を作ったのであれば…、…俺は修羅にでも神殺しにでもなろう。

 

 

 

ー習得トロフィー、フラグ(仮)ー

・産屋敷・アムロ・耀哉ー泥酔お館様ー

・この世の終わりのような凪ー100年先をいくコール

・「宴やりたいの!!うーごかーない!」ーお館様渾身の宴欲

・突然のキャンセルー弥太郎の極秘任務

・マルチリンガルってレベルじゃねぇぞ!!ー真の語学をお見せしよう!

・宴開演!ー少しおセンチなあいさつ

・宴は楽しみ!ー巻き込み型のお祭り騒ぎ

・悲しみの強いお酒ー生きたかった者への想い

・宴料理ー五カ国欲張りご飯

・極秘任務ー酒呑童子の鬼殺し

・邂逅ー珠世と愈史郎

・赤面の素顔ー…ジブンブキヨウナモノデ

・美味しい和紅茶ー思い巡らす美味しい料理

・三文小説ーけれどもそこにあるものは…

・神様、狙われるー神様危機一髪?!

*1
サンデーローストはイギリスの家庭料理であり、名前の通り日曜日の豪華な昼食や夕食のこと。ローストビーフやジャガイモ料理などかなり豪華であるとのこと。またパプやレストランでは日曜限定でサンデーランチというがあり、値段も高いらしいがかなり美味しいらしい。

*2
1613年から1917年までロシアを統治していた最後の王朝。この時期を帝政ロシア、ロシア帝国とよばれている。領土が1番多い時はアメリカ大陸のアラスカを保有していた程である。大国としての名を挙げていたが、約300年続いたが長年の王政の腐敗や圧政、革命によって崩壊した。華やかな時代と思われがちだが、実際は貴族同士の争いは当たり前でしまいには皇帝が幽閉されたり皇帝が自分の子供を殺したりするほどとドロドロとした歴史を持っている。そのためかは知らないが当時の列強諸国の中で技術力などが低いイメージがある。ちなみにロシアで有名なエカテリーナ2世はドイツ人である。

*3
ロシアのベリー系の果物を薄い砂糖水などで漬けた飲み物のこと。アイスやパンケーキに添えられたりされている。

*4
ロシアの水餃子的なもの。中身の餡は肉や魚介で茹で上げた後にバターで和えて、サワークリームで食べる。…作者が現在食べてみたい料理の一つである。

*5
ロシアの具入り揚げパン。お肉とかが入ってる。

*6
中国王朝の最後の元号。この時代は今まで統治していた漢民族ではなく北方の満洲族が中国を統治していた。この頃になると中国は凋落の時代、つまりは国としての力が亡くなり、しまいには列強諸国に食い物にされる。代表的なのは中国というパイを奪い合う列強の風刺画とアヘン戦争で後者ではイギリスのブリカスブリが遺憾無く発揮されている。最高火力のイギリス海軍とイギリス人が持ち込んだアヘンが決め手である。また辛亥革命(中国の共和運動、ざっくり言うと皇帝から民衆に主権を求める革命のこと。)により清朝は解体、アジア初の共和制国家の中華民国が誕生する。

*7
中国最高位の調理師のこと。1988年の飲食服務業業務技術等級標準が制定されるまであった国家資格で現在は一級厨師がこれに当てはまる。本来であれば中華料理歴16年以上で審査の対処になり、それでも受からないと言われているほど難関とのこと。しかしこのスーチーは若干15歳でこの特級厨師となり、清朝最後の皇帝である愛新覚羅溥儀の料理人に抜擢。さらに目利きが良いため直接現地で仕入れや商売も任されている。

*8
点心(軽い茶請け。餃子や焼売、チャーハンなどが挙げられる。)をつまみながらお茶を楽しむ中国の食文化のこと。いわば中国版のお茶会である。広東や香港、マカオで中心に行われている習慣で日本で言うおやつの時間にやる。詳しい作法はググって欲しいが、最初に入れた一番茶で容器を洗う洗杯と呼ばれる作法がある。筆者も中国人の友達から高級烏龍茶をご馳走になった時にこの洗杯をやっていたのが印象的である。

*9
マカロニと濃厚なチーズソースを和えたもの。アメリカのおふくろの味

*10
日本だと炭酸の清涼飲料だが、イギリスだとりんごから作られるお酒の一種。シードルとも呼ばれており、りんごの酸味と甘味がほのかに香る美味しいお酒とのこと。イギリスに行く際は必ず頭に入れておくことを推奨。

*11
ロシアの牛肉料理。ウラル地方の貴族であるストロガノフ家の料理らしい。(諸説あり)20世紀初頭のロシアでレシピが公開された後にソ連時代には一般普及された。見た目からも想像できるがロシアのビーフシチューと考えた方がわかりやすい。これができるとThe料理できる人の扱いをされるのが多くの日本人の認識だろう(偏見)。ちなみに作者がこの料理を知ったのは浦沢直樹の柔道漫画「YAWARA!」である。かなり時代を感じるストーリーだが絵も柔道のシーンの迫力がすごいので一度読んで欲しい作品である。ちなみにこの作品もなかなか飯テロである。

*12
ロシア風ポテトサラダ。角切りにしたジャガイモや肉、野菜、ハムなどとマヨネーズで和えたもの。…サンドイッチにしたら美味しそう(小並感)

*13
日本の雨で穀物を固めたおこしというお菓子に似ているがこの菓子とは違い、甘さ控えめで柔らかく固くないのが特徴。元々満洲族のお菓子で満洲族が中国大陸を治めた清朝時代の時に広まり、今では中国のコンビニにも売られている。

*14
タオパオは桃の形をした蒸し饅頭。中身は白餡で、中国ではこれを誕生日の時に食べるのが習慣である。

*15
茹でた千切り大根とみじん切りにした椎茸や干しエビ、上新粉(うるち米を加工した粉)を混ぜて蒸したもの。

*16
中国伝統の蒸留酒。とにかく度数が高くこの時代だと50度以上のものが多い。ちなみに名探偵コナンではバイカルという名前で登場している。

*17
Stampede、英語で家畜の集団暴走や人間の群衆事故のことを指す。異世界ものではモンスターの大量発生による暴走の時に使われる。

*18
詳しくは第九飯を見てね( ´ ▽ ` )

*19
特殊な木材で作成。デザインは般若に似ている

*20
1里=約4kmなので約12キロ程

*21
安価で粗悪な物語。King Gnuの曲名にもなっている。




〜コソコソ大正次回予告^o^〜
 宴は大成功で終えた灘君たち。お館様も柱の人たちも皆大満足だったみたいだよ!…実は胡蝶姉妹、灘君に酔った勢いでベタベタしたみたいで2人とも後日に悶えていたのはここだけの話w

 さて、次回は冨岡さんの話だよ!
鮭大根をこよなく愛する彼に最高の鮭大根定食をプレゼントすることに…!

次回、
第一二飯 ギユタンインシタオ!ーうれしおいし鮭大根定食!

次回も楽しみに!!( ˘ω˘ )
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