鬼滅の料理人   作:ゆっくりカワウソ

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 前回の投稿からかなり時間が空いてしまいました_:(´ཀ`」 ∠):
た、…大変申し訳ございません!!…今後もかなり不定期になるかと思いましすが、読んでいただければ幸いです^o^

 今回はアラカルトということで原作編までの箸休め的な感じでエピソードを書いてみました(*´∇`*)
 ・胡蝶姉妹が前話でやった行動補足
・伊之助邂逅
 ・宇髄家の結婚式
 ・玄弥と実弥のお話
 ・未来からの転生者たち、お館様にカミングアウトする

という感じになってます(*´∇`*)
 


第十九飯「鬼滅の料理人アラカルト〜原作編までの箸休め」

 

1、胡蝶姉妹のキスの裏側

 

 彼女たちが灘結月に迫ったきっかけは日頃の積み重ねであった。今までの彼が行ってきたフラグ建設もそれに該当するが、今回のカマバッカ式訓練は精神的に追い込まれながらも筋肉が超回復するが如く、精神はさらに金剛石みたいに強くする。自信が付いたこともさることながら彼が時折見せる笑顔や優しさ、さらに合宿ということもあり距離感も近かったのが要因である。

 では観測者諸君、これがフラグ建設士で朴念仁、更には無自覚の胡蝶姉妹特攻持ちの灘結月がやった行動の一部だ。しかと見てくれ。

 

 

〜胡蝶カナエの場合〜

 

 カマバッカ式訓練時は男女平等の下、厳しいトレーニングが課される。それはアイドル育成業務をする彼女も同じ。アイドルとはなんなのか、それを熟知して当人たちに落とし込み、そこから振り付けや歌を教える。今回はアイドルの実務面、つまり歌や踊りがメインのトレーニングである。

 ついこの間まで柱をしていたとはいえ、培ってきた呼吸の技術が使えなくなったためかこれまでのトレーニングよりもはるかに疲労を感じていた。歌と踊りを覚えるのはもちろん、それを同時に行い、夕食前までには披露するという過酷さは彼女の精神を弱らせた。

 そのためか2日目からは彼女らしい朗らかな雰囲気がなりを潜めていた。思い詰めた顔をしていたそんな時だった、灘は彼女に声をかけた。

 

 

「…お疲れさん。」

そう言って汗だくになった彼女にふわふわの柔らかなタオルを渡す。ふわりと石鹸の優しいにおいが鼻口をくすぐり、先ほどまでの黒い感情が幾分かマシになったようだ。

「へ、な、灘君?」

「大丈夫か?…辛いのか?」

「あ、あの…。」

思い詰めた顔をしている彼女に彼は冷たいものを押し付けた。

「…そうか……。…はい。」

「きゃっ!?」

驚いた声を出した彼女が見たのは水の滴る冷たい瓶だった。

「それ飲んでみなよ、うまいぞ。」

 彼は縁側に座るともう一つの瓶の中身を飲んだ。美味そうに飲む様子にゴクリの唾を飲む。彼の隣に座ると瓶の栓を抜くとそこからは檸檬の爽やかな香りが鼻腔をくすぐる。

 一口飲むと、今まで体験したことのない味が口の中に広がった。彼女が飲んだのは現代では珍しくない自家製レモネード、大正の世では珍しい代物である。

「どうだ、うまいだろ?」

「…美味しい。」

 彼の笑顔に見惚れながら、冷たくて甘くて爽やかなこの飲み物をまた一口飲む。

「…よかった。胡蝶さん、元気なかったから……。」

「ええっと…。…どうしてわかったの?」

「うーむ。…君は朗らかに笑う女の子だから……憂いのある表情も素敵だけどやっぱりいつもの魅力的な笑顔の胡蝶さんがいいかなって。」

彼は子供のように笑う…そんな時だった。

「!!」

とくんっと心臓の音が鳴る。体から顔にかけて熱が上がり、火照る顔と耳は赤くなっている。

「?どうしたんだ?具合でも悪いのか?」

顔を近づけた。そんな彼の仕草に緊張からか声が出なかった。彼女の前髪をかきあげ、手を額に当てる。こうなると彼女の心は緊張と恥ずかしさと嬉しさが入り混じったような状態…、つまりキャパオーバー。目を回しながら倒れ込む。

「キュ〜>_<」

「えっ、胡蝶さんっ!?しっかりして!!…仕方ない。」

彼は彼女を抱き上げて寝室まで届ける。その間の彼の抱き上げ方は無論、お姫様抱っこだ。好意のある異性にこのようなことをされているのだ、頭の中はごちゃ混ぜだ。加えて彼の甘く良い匂いや彼の鍛えられた筋肉の柔らかさで…彼女は鼻血まで出していたのだ。…気持ちはわかる(*´ω`*)。鼻血は出さなくても好きな人の良い香りって……ドキッとするから無理もない。

(な、へ!へ?!お、おろしてぇぇぇ!)

混乱する中で彼女はそんな断末魔を心の中で叫んだのであった。

 

「…絶対にわからせるっ。」

 彼女は朴念仁の男に自分を惚れさせたことをわからせようと決意する。決して今までの行為でムラムラしたからなのではない、と彼女はいるはずのない誰かに言い訳をするのであった。

 

↓それから数日後…

 

「姉さん!灘さんに私たちの覚悟をわからせに行くわよ!」

妹のしのぶが彼女にこう提案する。これに乗らない手はないと思った彼女は妹の提案に便乗しようと考えた。

「ならふぁーすときすはしのぶにあげるわ。」

「ふぁーすと……!?ね、姉さん?!」

「ふふ。…まさか姉妹して同じ人を好きになるなんてね…。」

「姉さん…。」

「行くところまでとことん行くわよ、しのぶ。」

「!!うん!!」

まずは綿密な計画を練り始める2人なのであった。

 

「私の心を奪った責任を取ってもらうわよ、灘君♪。」

 

 

 

〜胡蝶しのぶの場合〜

 

 少女は姉同様に悩んでいた。だが彼女自身が幼いのか、はたまた頭が良すぎるが故の理由かはわからないがどうも料理人で自分の悩みを解決してくれた灘結月への気持ちが恋心なのか不整脈なのか、はたまた兄としての尊敬の念なのかが分からないようであった。症状は彼を思うとドキドキしたり、ボーッとしたり、顔が真っ赤になると言ったものである。彼女の同僚で同級生で友人の甘露寺蜜璃氏いわく、

 

「それ絶対恋ダヨォぉ!(鼻血)」

 

と心中で叫んでいた模様。…それに関しては私と君たち観測者諸君も激しく同意であることが予想されるであろう。

 

 そんな彼女もこの気持ちが恋心だと確信するエピソードがある。それが今回参加したカマバッカ式トレーニング3日目での出来事がきっかけである。

 彼女は姉よりもこの仕事に対しては不安はなかった。元々薬学の分野に明るい彼女はアイドルだけでなく、大正の日本にはまだ少ない女性医師を目指していたため目標に対しての高い意欲があり、なおかつ日々の中で不安に苛まれる暇がなかった。

 だが…、不安というものはふとした時にやってくるものである。

 その日彼女はダンスの練習中に足を挫いてしまった。すぐに寝室へと運ばれた彼女はその日の午前中が休みになってしまったのだ。

「…そう言えば…、こんな感じで休むのって久々ね…。」

 ゆっくりと体を伸ばして、蝶屋敷にいる三人娘やカナヲ、さらには亡き両親のことを考えながら休む。

両親との突然の別れを思い出す度に胸が締め付けられ、何もできなかった自己嫌悪と今まで目標にしていた医者の夢にも疑問をもってしまっていた。思春期特有のどろどろした負の感情が渦巻き、しまいには自分の存在すら否定するようになった。

「………私は…いない方が…。」

そう言ったと同時にノックの音が響く。

「……どうぞ。」

扉から出てきたのはお盆には昼ごはんが乗っけてある。彼女は空腹であることを思い出し、盆から香る昼ごはんに生唾を飲む。

「よ、元気か?」

「…ぼちぼちです。……それは…。」

「あぁ、昼飯のご飯とサラダに蒸し鶏。それに好物の生姜の佃煮だ。」

盆を受け取り、手を合わせて食べ始める。

その間、彼は彼女が食べる様子を微笑みながら見ている。

「おいしい……。あの…この生姜の佃煮ってー。」

「それな、しのぶのために作ったんだ。床に運んだ時に少し心配だったんだ。休みなしで働いたり勉強していた時いていたからな。きっと精神的に不安定になると思ったんだ。」

「…結さん…!…その、実を言うと…悩んでいました。…このまま…私はー。」

「…吐き出しなよ。そういう気持ちって吐き出したほうが案外楽になるもんだ。」

「ありがとうございます…。」

彼女は自分の夢や今まで歩んできたことに初めて不安を抱いてしまったことやどうしようもない負の感情や両親、蝶屋敷にいるカナヲや三人娘たちへのホームシックを彼に話した。ポロポロと涙を流し、本来勝気な性格である彼女からは見られない表情だった。

「……そうか。」

「今までこんなこと…なかったんです。…何でこんなに悲しくて悔しくて、イライラするのも…。」

 少女から大人へ変わる転換期。この時期は性別関係なく不安に陥ることが多い。そんな気持ちを察してか、彼は隣で彼女の話を聞いていた。

「今まで頑張ってきたことが無駄になるじゃないかって…私…私…。」

「…無駄なんかじゃないさ。」

「え…。」

「これは俺の親父…養父が言っていたことだ。今まで歩んできたことは無駄じゃない。先の見えない未来の前だと全て無駄に感じることがあるけれどもそれまで歩んできたことはその人の証でもある。…君はまだ若いし、これからだ。……俺は君がどんな未来を描いても応援しているよ。」

そう言って彼女の頭を撫でる。母親のように優しい手で、父親のような微笑みを浮かべている。

「君が頑張ってきたことは無駄じゃない。俺や君の姉さんが証人だ。」

彼女は先ほどまで泣いていた目を大きく開けて、顔を赤くしながら俯く。嘘偽りのない彼の心からの励ましと応援。そして彼に対しての想いが絡まり合う。…そんな彼女はその問いの解を求めた。

 

 

 

「結さん、これは…その…蜜璃ちゃんが私に相談をしてきたんですけど分からなくて…、聞いてもいいですか?」

「おう、まかせろ。」

「……いつもその人のことが気になって目で追いかけてしまったり、その人のことを思うと嬉しくなったり胸が苦しくなったりするそうです。…声を聞いたり体に触れるほどその想いが強くなるためにボーッとすることも…。これって何かの病でしょうか?その…紬の皆さんや結さんは博識なのでこの症状のことを知ってるかと思いまして…。」

 

結(うん、それ絶対恋だ。…相手は伊黒だな…(*'▽'*))

※違う違う。そうじゃない、あんただよ!※

 

「うん…、まぁぼーっとしたり胸が苦しくなるという病気はある。けれどこれは十中八九、この病だ。これは国、人種、生まれ問わずになるものだ。」

「!!それは一体!?」

 

結(友達想いだな。答えを教えてやるか。)

※2度目も言おう、違うそうじゃない!(ㆀ˘・з・˘)※

 

「それは…恋の病だ。女の人が男の人を好きになること、逆も然りだ。」

「こ、…恋ぃぃぃぃい!?!?!?」

そう、この感情の名前を知った彼女は混乱していた。確かに彼に対しての感情は良いもので敬愛や親愛を抱いていたのだ。だがこれが絵物語や小説で見るような恋なのだと言うのが実感できない。なぜならこのように心が締め付けられ、切なくも幸せなこの感情が恋なのだと知らなかったからだ。

「その、よくキュンキュンともいいマスが…。」

「それな。……恋をすると胸が締め付けられたり、嬉しくなったり…この時を言語化したのがキュンキュンだな。まぁ、尊みを感じた時とかにも使うがな…。」

「と、尊み?」

「忘れてくれ。ともかくこの病の厄介なところは治らないことだ。…治す方法はその人と結ばれるか、または自分で押し殺すか…だな。」

「そんな……。」

「まぁ、1番はその人に思いの丈をぶつけてみることが良いかもな。…甘露寺ならその人を惚れさせる魅力があるからな、そう伝えときな。」

「へ?あ…は、はい。(そうだった、私じゃなくて蜜璃ちゃんの体で相談したんだった)」

「でもなしのぶ、それは君のことにも言えることだ。」

「…え?」

 急に彼女へと話のベクトルを変えたため混乱する。彼が彼女の恋心を知ったのではないかと。…しかしそれは杞憂で終わったが彼は指で彼女の額を優しくつつく。

「君も恋をすることがある、だからこそもし思いが有るのであれば伝えた方が良い。…この先の未来は混乱ばかり、だからこそ後悔しない生き方をしなさい。」

頭を撫で、立ち上がると彼はこう言って部屋から出ていった。

「君は美人さんだ。大きくなればもっと美しく妖艶で理知的で魅力的な女性になると思う。…美しさだけじゃない、君の心の優しさや今やっていることは必ずどんな形であれ実になる。俺が保証するよ。だから君は焦らなくても一歩ずつ進んでいけば良いよ。」

彼の優しい笑顔に見惚れながら、彼が部屋から去るのをただ呆けて見ているのであった。

 

 約1分ほど呆けていた彼女は悶えていた。己の恋を自覚したことやさっきまでの彼の近すぎる行動に彼女は怒りに近い、けれども胸が締め付けられるような感覚だ。

「…朴念仁にも程があるわよ…!じ、自分がどれだけ私や姉さんに!」

 彼女同様に自分の姉も彼に恋をしていることを知っている彼女は天然タラシの彼に沸々とこのような感情が湧き上がっていた。

 

「絶対わからせて責任取らせてやるっ!私たちをここまで惚れさせた結さんに一矢報いてやる!」

 

 観測者たちの世界でも流行っている「わからせ」を彼にやろうとしているのだ。…誰得と言われかねないが、彼女たちは彼にハートブレイクをされ続けていたのだ。我慢できなかったのだろう。

「こうしちゃいられないわ!姉さんに相談よ!」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 こうしてあの一件が起き、今度は逆に彼に口づけをされかえって悶々とする一件が起きてしまったのであった。

 ちなみに2人とも同じ人が好きとなったがこれと言った争いは起きなかったとのこと。

 

 

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2、伊之助邂逅ー黄色い衣のアレ、美味しいよね^o^

 

 

 俺たち6人は竹取産業所有の農場へと視察へと向かっていた。なんでも近頃イノシシの被害や猪の頭の人間が出没するとの報告があがっているため、食に関係のある俺たちが視察と対策をすることに…。

 一体、どんな伊之助だろうと俺たちは考えていた。

「しかし、まさか3人とも原作開始前に邂逅出来るとは思ってもいなかったよ。」

「ですねー、ぼくどんな猪頭なのか楽しみですよ!」

「猪は牡丹鍋が良いらしいですね。」

「俺、牡丹鍋食べるの初めてだな!」

「…みんな…伊之助だってわかってるだろ?」

 1人だけ突っ込む弥太郎氏…。

「…まぁ、とりあえず伊之助であることは確定でしょう。俺と結さんが実働部隊、渡と磯野くんは遊撃隊。高島と佐川は農場の警戒と設備確認を頼む。特に高島と佐川は2人で行動ー。」

 

「がーはっはっは!猪突猛進!強い奴の気配が肌にビンビン来てるぜ!」

 開始早々、ターゲットが出るとは思ってもいなかったが…これはこれでちょうどいい。

「なぁ、弥太郎氏。」

「なんでしょう?」

「こいつを躾けていいか?」

「構いませんよ、もちろんー。」

 

「足でやるさ。」

 一瞬で距離を詰めて、蹴りを繰り出す。間一髪で伊之助は避けたが青ざめた様子でこちらに怒鳴る。

「テメェ!ガンガン死の気配を感じさせるな!」

「死の気配…か。あながち間違えではないな。」

「今度はこっちからだ!」

伊之助特有の低い位置からの蹴りを繰り出す。

「甘いっ!」

ギリギリのところで中を舞い、そこから何発か蹴りを喰らわせる。骨に入っていないがダメージは喰らっているようだ。

「ぐはっ!」

(le ventre)(la poitrine)(’epaule)。…イノシシ(sanglier)やジビエの肉は筋肉質で獣くさい。よ〜く血を抜き、匂い消しのハーブを刷り込んでから叩いてやる。柔らかくしてようやく食える段階だな。」

「だから何だ?!てめぇ、さっきから訳のわからねぇことばっかり言いやがって!!山の王を舐めやがって!」

強襲とばかりのタックルをかまそうとする。けれども…俺には通用しない。

「主か。…ならまずはよく血抜きをしてやらなきゃな。」

タックルする伊之助をかわして、脳天に一撃の踵落としを浴びせた。ピクピクと伸びている伊之助にこう言ってやった。

「…安心しな、お前のために弱くしといた…って聞こえてねぇか。」

 

↓猪頭少年。気絶中^o^〜1時間後〜

 

「んがっ!?」

民家の大黒柱にくくりつけられた伊之助が目を覚ます。

「おー、目覚めたか。」

「てめぇ!この縄外しやがれ!それと俺の頭のやつ返せ!」

「やだね、お前もわかるだろ?敗者は勝者に従うってな!」

「テメェ!」

暴れる伊之助を弥太郎氏が威圧する。…おそらく覇王色の覇気だろう。底冷えするような殺気をたっぷり浴びせる。

「テメェ…で、なんだ?」

ダラダラと汗を流し、青ざめた表情をする。治療のために猪頭を外した彼の表情は勝ち気なものから恐怖に震えている。きっと種の生存本能的なアレである。

「まずは自己紹介だ。俺は灘結月、結さんでも灘さんとでも呼んでくれ。…お前の名前は?」

知っているが改めて聞いてみるが、予想通りの反応を示す。

「誰がお前なんぞに言うか!俺様は山の王、嘴平伊之助様だぞ!」

「あっ。」

「あっ。」

「ん?…あっ!?」

「了解、山の王伊之助。今から昼飯を食べるんだが…いるか?」

「誰が敵の施しなんかにー「ギュルルルルルル」。」

「「……。」」

「……。」

「ほぉ…、良い腹のなり方だ。」

俺が用意したのは揚げ物セット。目の前で山菜やエビを衣につけて揚げ始める。空腹時に目の前で食べ物を食べられるのって…一種の拷問だよね?…今の伊之助には十分な拷問だ。

「施しは受けないんだったな?なら俺たちが食っているのを見つめてなよ。」

「な、なんだよ…それは…。」

涎を垂らしながら問いかける。

「食べないお前には教えてやらん。」

サクリと揚がる天ぷらは衣が黄金に輝き、海老は紅に染まり、山菜はその青をさらに深める。揚げたての胡麻油の香りは鼻腔をくすぐる。

「「いただきまーす。」」×6

サクリと音を立てる天ぷらは程よい硬さと素材の柔らかさが口の中でハーモニーを奏でる。さらに鰹節と昆布の黄金だしに甘塩っぱく味付けした天つゆは天ぷらの良さを引き出している。

「うーーん^o^、うまい!」

「本当にそうですね!」

「食感だけならず、天汁の味もクセになる…。素材、衣、つゆ、全てにおいて前世からの研鑽。これはたまりません。」

「ご飯によし、麺によし…さすがです。」

「変態的天ぷら、是旨味の触手なりかな…。」

「…あっくんはちょっと何言ってるかわからないけど、みんなありがー。」

「く、食わせろぉ!俺にその金色の衣の奴、食わせろぉ!!」

食欲と匂いにやられたのか、ヨダレを垂れ流し、混乱した様子で暴れる。

「…本当に欲しいのか?」

「ほしい!」

「なら伊之助、俺たちと友達にならないか?」

「とも…だち?子分じゃねぇーのか?」

「そうだ。…対等に、同じ立場で…だ。友達と一緒に食う飯は美味いぞ?」

「…そうなのか?」

「あぁ。だめか?山の王。」

「〜〜!!しょうがねぇなぁ!全く、手のかかる友達だぜ!」

嬉しさ全開の笑顔を向ける。縄を解くと俺たちが食べていた天ぷらを食い荒らし、ついでに俺たちの元で鬼殺隊隊士になるための修行をすることになったのは後の話である。そして、炭治郎・善逸・伊之助の3人組が「かまぼこ隊」と呼ばれるのも近いのであった。

 

 

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3、宇髄家の結婚式ー現代転生組、人肌脱ぎます!

 

 

 

〜原作主人公組と邂逅し、早くも7ヶ月が過ぎたある日〜

 

「ついに来ましたね。」

「あぁ、とうとう来てしまったな…。春君、今日まで本当にお疲れさん。」

「そんな、皆さんのおかげです。」

そう今日は天ちゃんもとい宇髄の結婚式の日なのだ。新しくできた結婚式場もでき、当日のリハーサルや料理の準備、さらには楽団の準備も完璧に済んだ。

「…それに。」

 

 カツカツと足音を立てながらやってきたのは宇髄の弟、次元*1である。実のところ…宇髄との結婚式相談前には彼との接触と説得(物理も含む)を済ませており、満を辞してこの結婚式で親族代表として出席することに。

「宇髄さん、本日はお兄様のご結婚…おめでとうございます。」

「ありがとうございます。…しかし俺は…。」

「…覚えていますよね?あなたがお兄さんやお嫁さんたちに危害を加えないよう因習から解き放ったとき…あなたを再教育した時のことを…。」

「……もう…殺したくない。…あなた方が俺に心をくれた。……ただ…怖いのです。今までのしてきたことも…この体に染みついた技術が恐ろしい…。」

「……今日はお兄さんの結婚式でもありますがあなたが生まれ変わる日でもあるのです。…その気持ちがあれば大丈夫です。僕らもいますから。」

「…そうですね…。」

「いこうぜ、次元さん。」

「…はい!」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 「これより宇髄家の結婚式を行います。…ご着席の皆様、ご起立の上盛大な拍手をお願い致します。」

 結縁館音楽隊のファンファーレが鳴り響き、拍手はパッと蕾が開く花のように華やかな空間をつくる。

選曲はパッヘルベル「カノン」、暖かな小春日和な11月の晴天の日をイメージしたものである。

 そんな中で歩く4人は少し照れ臭くも堂々とした立ち居振る舞い。…これが嫁3人でなければ素直に祝えるのだが、なんとも複雑な気持ちである。

「次に主賓である産屋敷耀哉様よりご挨拶がございます。」

 4人が座ると同時にお館様が立ち上がり祝辞を述べる。

「4人とも今日まで私たちを支えてくれて本当にありがとう。…今の私からはこれまでの感謝を形にするだけしかできない。…私は…いや私たち産屋敷家はこの数百年……鬼のいる未来しか想像できなかったが…、私の代でその先の未来を描くことができると思っている。…今後とも私たち産屋敷家は天元及びその奥様方に恩返しをしてゆきたい。…君たちが幸せな家庭を作り、さらにその先の未来を生きていけるよう祈っています。…最後に、本来であれば先に出るであろう言葉を君たちに送ります。結婚おめでとう!」

 そう言ってグラスを掲げて4人に向けて祝福の言葉をかける。

「続きましては宇髄家代表より宇髄次元様より祝辞がございます。」

「「「「!!」」」」

4人は青ざめた顔をしている。…彼らにとって天敵であり、忌むべき相手がそこにいるのだ。

忍び装束で走り4人に向けて刀を振り抜こうとする。他の客もざわめき、異様な空気が流れる。咄嗟に嫁3人を庇い、次元の前に立ちはだかるがー。

 

 振り抜いた刀の先は溢れんばかりの花束であった。

 

「なっ…、お前っ!?」

忍び装束を勢いよく脱ぐとタキシード姿の次元がそこに立っていた。

「手品…と言ったな。人を殺すための武器が…秘術のように華やかな花束に変えることができる。…それを知ったのは…兄貴がいなくなった後のことだ。」

そう言って花束を渡し、言葉をつづける。

「兄貴…俺は……人が家族を作り、仲睦まじく過ごすことが尊いことがわかったんだ。あの異常な環境で育った俺は…それが非常識で取るに足らないものだと思っていた。けど違う…今の俺は…兄貴の心からの幸せを願っている。…俺はそれを形にしたい…だからー。」

 

  次の瞬間、小さな破裂音と共に4人のいる場所に純白の花びらが舞い落ちてくる。そして彼らの席に続き、他の列席者のところにも花びらが舞い降る。

「綺麗…。」

「本当ですねー!」

「…まるで雪みたいだ…。」

お嫁'sがそう口にすると、次元は微笑みこう答えた。

「里では申し訳ない事をした。…俺のことは許さなくて良い…だから…兄貴と共に幸せな家庭を築いて欲しい。…兄貴。」

「…なんだ、次元。」

「…結婚おめでとう。じゃあな。」

忍び装束を振り回し、花びらを舞い上げると…彼の姿は消えていた。

「次元…、ド派手にやるじゃねぇか。」

宇髄は悲しげに微笑みながらそう言葉を漏らすのであった。

 

 そのあと式は滞りなく進み、食事のデザートを出す。

「皆様、本日は料理長より新郎新婦より催しがあります。皆様に幸せをお裾分けする西洋の結婚式にお馴染みのケーキ入刀を行います。」

 そう、今回のデザートは俺自らが全て作り上げたウェディングケーキ。中身はオレンジピールやレモンのをメインにしたあっさりパクパク食べれる代物。本来であれば偽物のケーキを使うのだが、そこは俺。やっぱり美味しいものを切り分けて家族になってもらった方が性に合う。

「…おいおいマジかよ!」

 金箔も散りばめたこのケーキに目を輝かせた宇髄や嫁'sに包丁を渡す。

「お前らの幸せはお前らのものだ。…けれども今だけはその幸せを見せつけるくらいのお裾分けをしてほしい。」

そう言ってやると宇髄はニヤリと笑い俺の肩を抱く。

「言ってくれるじゃねぇの!なぁ!…ありがとよ、灘。弟とのしこりもなくなったし、飯もうめぇし…俺は幸せだ。」

「そうかい。…さ、主役たちが動かないでどうする?ささっと4人で切り分けて幸せをお裾分けしてくれや^o^」

「ハハッ、派手に言ってくれるじゃねぇか!」

4人がケーキに刃を入れると皆が彼らに祝福の歓声をあげる。彼らの心からの笑顔を間近に見つめながら、あったかい気持ちが心の大部分を占めた。…だがそれは宇髄のこそっと囁いた言葉で羞恥心に変わった。

「お前も嫁が多いんだろ?先輩として応援してるぜ?」

「なっ!?」

「姉妹を嫁にもらう、なんだかんだ言ってお前も隅におけねぇなぁ(笑)」

悪戯そうに笑う宇髄に「やっぱりさっきの祝福の言葉は無し!」と言いたい気持ちを抑えながら、人差し指で脇腹を突いたのであった。

 

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 式後、宇髄が弟の元で仲良く式の様子を話しているのを彼の弟が主催する奇術団「藤花(とうか)」の団員たちが見ていたのはここだけの話である。

 

 

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4、不死川玄弥の憂鬱^o^

 

 某JKの憂鬱だと思った?残念、玄弥君でした!

と言う冗談はさておき、実は玄弥とはおはぎ騒動の直後から接触しており、既にこちらの警備部門で働いている。そんな彼だが一点、しこりがある。それは兄である風柱の不死川実弥との関係の修繕である。

 「あの…、灘さんこれは…。」

「灘ぁ、てめぇ…。」

おどおどとする玄弥に対して殺気ダダ漏れのサネミン、カオスなこの空間と化した食堂紬。彼らの心情を察するに弟は兄への謝罪と後ろめたさから来る気弱さ、兄は弟が自分が生きる血と死がつきまとう世界を避けさせようとする愛する心からくる殺気というものだろう。そんな彼らにお構いなしで料理を運ぶ俺はニヤニヤしながら見つめる。

「どうもこうも言ったろ?とりあえずしこりは取っておけってな。お前の弟はいつでも話し合いの席を用意する余裕を持っていたんでな、この席を用意しといたんだ。」

「てめぇ、叩っ斬ってやろうかぁ!」

「やめとけ。飯を台無しにしたら死ぬより恐ろしいことするからな、わかってるよな?」

「…チィっ!!」

「玄弥、冷めないうちに食っとけ。そこのバカのように飯を無駄にするような真似をしないだろ?」

「ば、ばかって灘さん…。」

原作時の荒々しさはなく、気弱だが洗練された武人のような雰囲気を持つ彼に大盛りご飯と豚汁、白菜の漬物、秋刀魚の塩焼きを出す。

「ほれ、お前も食えおはぎ柱。」

「誰がおはぎー…!!灘ぁ!それは!」

おはぎ柱の不死川兄に桝に入った小豆を見せる。

「今日は丹波大納言小豆*2のおはぎをご馳走しようとしたんだけどなぁ…どうしよっかー。」

「ください…。」

「あっ?あんだって?」

某喜劇王の高音ボイスを出しながら煽る。

「〜!!く、ください!!」

「素直でよろしい。食ってから出すから食ったら呼べよ。」

ひとしきり揶揄ってから調理場へと戻るのであった。

 

〜玄弥視点〜

 自分の兄である実弥がキレながらも板前でもある灘に懐柔されている様に混乱を覚えながらも、こうして兄に気軽に接してもらえる人物がいることに嬉しさを感じている。

「…玄弥ぁ…。」

 数年ぶりに自分の名前を呼ぶ兄。…弟はいないと言われていた今までの追い払うような反応ではないことに彼は驚いていた。

「…兄…ちゃん…。」

「……悪かった。俺は……お前には嫁さんもらって子供こさえて、幸せな家庭を築いて欲しかったんだぁ。お前を…守りたかった。…だから俺はお前を遠ざけた。」

「俺は…。」

「灘から全て聞いたァ。俺を追いかけて鬼殺隊に入ろうとしたこと、竹取産業の警備会社で働きながら学校に通っていることもなァ。……兄弟揃って死にたがり野郎ってか…。」

 から笑いをしながら目を閉じ…悲しそうな顔をする。

「それは…兄ちゃんにも言えることだよ。」

「……そうだなぁ。……たべるか、冷めちまうぞ。」

「…うん。」

 まだ彼との和解にはまだ時を有する。けれども…この美味しいご飯の温かさのように…この関係性に雪解けが起きるのはまだまだ先のことである。

 不死川玄弥は憂鬱である、だがこの憂鬱はいつしか解決と祝福へと変わるキーワードになることを彼は知らないのである。

 

 

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5、告白ー未来からの転生者

 

 

〜産屋敷邸、お館様の前。前回の善逸任務から1年後の春〜

 

「さて、ここに集まったのは他でもない。……そろそろ話してくれないか?君らは何者で、どうしてそのことに関しては言えなかったのかを。」

 俺たち6人はお館様に自分たちが何者かを知らせなければいけないことになった。

 きっかけは弥太郎氏の竈門家救出任務の報告からだった。彼の隠していた能力、「無限の創造」による無惨の廃人化、無惨そのものの血液を大量確保、それによる鬼化による食人の抑制ワクチン、そして禰豆子による鬼化の弱点である日光克服ワクチンの開発など鬼殺隊にとっては数百年待ち望んだ躍進と悲願の達成に近づけのだ。普通の人間であればまずは死亡する(かまぼこ隊は除く)事柄を弥太郎氏は生きて成し遂げたのだ。疑問を持つことにも無理はない。

 そして俺。お館様がここまで元気になれた大元が俺の作った飯であり、柱としての能力が他の奴らよりも高いということ。他にも春君の演技、大ちゃんの歌と狙撃能力、あっくんの速さ、そして京ちゃんの絵と開発した物…これらがお館様の目に引っかかってしまったのだ。

 人間性に関してはあらかじめ信用しており、これまでの功績も認めてくださっていた。…ただ俺たちの能力はいささか人知を超えたもので人間離れしていたとー。そうお館様が言葉を紡ぎ、俺たちに問う。

「だからこそ私は…、君たちを知りたい。そこまでしてなぜ私たちに協力をしてくれるのか…どうして鬼であった珠世さんのことを知っていたのかを…。」

 

 この場で集まるのは俺への視線。事前にみんなで話し合いの結果、お館様へのカミングアウトは俺がすることになっていたのだ。息を吸い、心を落ち着かせながら話す。

「まずは俺たちを信じてくださったこと、誠に感謝いたします。お館様のご誠実な対応に応えるべく、真実をお教えしましょう。…お館様、私たちの身の上についてはご存知でしょうか?」

「もちろんだ。結月は孤児で灘殿の元で板前の二番を、弥太郎は家具屋の生まれ、大輔は商家の後継、彰英は孤児から大輔の家の丁稚、春は古本屋の息子、そして京一郎は居酒屋の息子…だよね?」

「はい。…ですが我々にはもう一つ…いえ、前世の記憶がございます。」

「弥太郎の件から薄々気づいていた。けれども、その前世の記憶はどうして隠すことがあるんだい?」

もっともの疑問をぶつけてきた。それ仕方ない……、けれども俺たちの前世は…未来なのだから。

 

「そこです。…お館様、我々の前世がなぜ秘匿すべきなのか…それは私たちの前世が

 

今の時代から遠い未来

 

であり、この先の歴史を知っているからです。」

 

「……え?…それはつまり?」

「僕たちはこの時代から約110年後の未来の記憶を持っています。」

大ちゃんがそう紡ぐとお館様は少し取り乱したように額の汗を手拭いで拭う。だが、納得したようにつぶやく。

「…そう…か。だからあそこまで新しい事業を作り、流行らせることが…。」

「そして俺たちが何故、お館様たちに肩入れをするのか。それはお館様たちがたどる未来を絵物語として未来の世界で見て、知っていたからです.」

「……絵物語…。どういうことだい?ではこの世界はー。」

そんなお館様に答えたのは京ちゃんだ。冷静に、かつ端的に返す。

「いえ現実です。ですが僕たちがいた世界とここの世界は別なんです。…ここの世界には鬼がいて、僕たちがいた世界には鬼がいない。それだけのことです。…平たく言えば、[もしも]の世界からやってきたと捉えてもらっても構いません。」

「…そのもしもについては?」

その問いに春君は優しく答える。

「…こっちの世界のもしもで答えます。【もしも】、鬼がいなかったら、竹取産業がなかったら、産屋敷家及びその隊士たちの存在が絵物語の存在だったら…です。」

「…そんな世界が…。」

あっくんは真剣に答える。

「私たちが知っている世界とほぼ事実は一緒でありますが、唯一違うのはお館様たちが絵物語の存在として知られているということです。珠世さんはもちろん、鬼舞辻に関してもその物語の位置登場人物として扱われてます。」

「……そうか…。…みんな…、物語の私は…どうなったんだい?」

「…今よりもずっとお体が蝕まれている状態です。絵物語の舞台は今から約5年後、その時にはお顔の鼻より上の部分にはアザがあり、すでに目が見えない状態となっています。……物語の終盤、お館様はあまね様とひなき様、にちか様と共に無惨に対して捨て身の爆弾で攻撃をいたしました。…その爆発により親方様含め御三方は…。」

 言葉に詰まった。絵物語の内容といえ、身近な人間が死ぬ時の話をするのはかなり気が引けた。

「…次期のご当主であった輝利哉様とくいな様、かなた様…そして私たち6人以外の隊士や柱たち、そして今はこの場にいませんが今後入隊するとある隊士たちによって紆余曲折がございましたが無惨は打ち倒されました。…ですが…犠牲が大きすぎたのです。」

「…やはり…そうなっていたのか…。……一族の汚点を晴らすために何代も何代も…恨みを晴らすべく追いかけた無惨との戦いは……多くの犠牲が…。」

 グッと唇を噛み、震える拳はとても悔しげで怒りに満ちていたのだ。

 

「俺たちはこの結末を知っていることもそうですが、俺たち皆んなに居場所を作ってくれました。だからこそ命を張ってこの結末を変えたかったのです。…鬼殺隊に関わる彼らやお館様、珠世さんや愈史郎殿などの運命を…良いものにするために動いています。」

弥太郎氏は少し悲しげだが、微笑みながらそう答える。

「…ここにいる湯沢同様、俺たちは鬼たちによる恐怖を拭い去り、大団円を迎えることが目標なのです。…それに…この先の未来は本来語るべき内容ではないのです。…お館様がどう判断するかは分かりませんが…、俺たちは…お館様を信じています。…俺たちからも問います。…お館様…俺たちのことをー。」

「結月、もう答えは決まっているよ。」

お館様は優しく、けれども力強くこう答えた。

「皆、…私は君たちの全てを信じ、そして君たちの幸せを享受できるように全力で支援しよう。」

「お館様!」

「…結月が私たち家族を優しく接してくれたこと、弥太郎が不器用ながらも子供たちに良い影響を与えてくれたこと、大輔の型にハマらない柔軟さが組織を支えてくれたこと、彰英の真面目さが程よい緊張感を生み、春の気配りが後輩たちを助け、京一郎の芸術と開発力が人の命を助ける。…そんな君たちと…未来を生きたい。他の子供達とも…また宴をしたい。」

いつもの優しく微笑むような表情ではなく、はにかみながらも心からの笑顔を向けながらそう言った。

「さぁ、今後の話をしよう!君たちの目指す大団円に私も力を貸そう!」

 

 鬼滅の刃大団円計画にお館様が 仲間になった!

^o^テレレレッ、テッテッテー^o^

 

 

 

Next to 原作突入編→To be continue…

 

 

 

 

 

*1
名前がわからなかったためオリジナルでつけました。名前の読み方は怪盗3世の拳銃使いの相棒と同じ読み方ですw

*2
兵庫や京都で古くから栽培されている高級小豆。国内生産1%以下の希少な物でかつての丹波地方では朝廷に献上されていた特産品でもある。実が大きくて柔らかく、上品な甘みが特徴とのこと。




次回、鬼滅の料理人

「かまぼこ隊の初任務!〜夜勤明けの優しい味の定食〜」


 心を満たすは優しい温かさ。

次回も見てね!^o^
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