鬼滅の料理人   作:ゆっくりカワウソ

5 / 24
 活動報告でも触れましたが、投稿が遅れてしまい申し訳ございませんでした_:(´ཀ`」 ∠):
 今回は少し長めの内容となっております。色々グダグダになっておりますので…温かい目で以下略。
 今回も読んでいただければ幸いです。
 それと劇場版…興行収入が300億超えましたね…、スゲェの一言です^o^
原作も神作なのにこれは……(以降言葉が出ないため省略)



第三飯 お館様のおなぁ〜り〜!ーあまね様体調回復御膳ー

 栄養と味の両立は難しい。

 例えばにんじんにはβカロテンが豊富に含まれており、免疫力の強化や視力の維持などに重要な働きをするため子供のみならず大人にも必要な食品であるが、にんじん特有の味のせいで嫌いな食べ物としても現代日本で挙げられている。

 栄養価は高く健康に良い食べ物に限って、苦味やその食べ物特有のクセのある味のせいで苦手というのは今も昔も同じようである。そしてそれをどうにかして美味しく食べてもらえるようアレンジするのが主婦(夫)や給食のおばちゃん、そして俺たち料理人である。クセのある味を和らげ、美味しく食べられるよう常に工夫し、試行錯誤しながら毎日の献立を考えている。そう、それこそ俺たち料理の作り手の腕の見せ所なのである。

 

 さて、そんなことを考えながら現実逃避をしようとしている俺は今どこにいるでしょうか?!(イッ○Q風)ヒントは鬼殺隊で一番偉い人の家!

正解は越○製菓!ではなく…

 

お館様の家デース(白目)

 

 悲鳴嶼さんの一件後、しばらく任務で俺の故郷である地域に滞在していた。無事任務も完了し、指令もないため骨休めをしようとしていたところ俺のカラスである鰤之丞(ぶりのじょう)が現在の俺の状態となる指令を告げたのだ。

「結月、お館様がお前をお呼びだ。」(塩沢○人ボイス)

「え?なんで?!」

「知らんな、たわけ。とにかく今から東京に行け。そこから牛込(新宿)のフジの家紋の家で待機してから隠に連れて行ってもらえ。」

「…マジ?」

「マジもマジ、大マジだ。早く行け、結月。」

 その時の俺の顔はいわゆる"エ○ル顔"をしており、鰤之丞曰く汚ねぇ顔だそうだ。ちなみに鰤之丞は他のカラスよりも話すのが上手いが、某嵐を呼ぶ幼稚園児が描いた救いのヒーローの豚みたいな奴で他のカラスに嫌われているみたいだ。

 

 こうして俺は牛込の藤の家で待機していると、あれよあれよと隠の人に目隠しをされてお館様の家へと向かったのであった。途中「俺クビにならないよね!!?オシエテクレヨォォォ!!」と汚い声を出していたのは内緒の話である。

 

 屋敷の中に通され、目隠しを取られた俺は"The 上様の間”みたいなところの下座で正座をしている。側面の方には如何にも歴戦の戦士みたいな警察官が正座で座っていた。おそらくこの警察官はかなり地位の高い人物であることが雰囲気でわかるが…、絶対前世の子供の頃に間近で見たら泣き叫ぶレベルの怖い顔である。

「親方様のお成りです。」

隠の人が告げ、襖が開く。その声に俺は姿勢を正し、お館様が座るのを待つ。原作よりも幾分が若く、アザはまだないようだ。上座に座るとこちらをまっすぐ見つめて話し始める。

「よく来たね、私の子供、結月。」

お館様に深くお辞儀をし、言葉を紡ぐ。

「お初にお目にかかります。私、前職はしがない板前をしておりました。名は灘結月と申します。お館様、私共隊士の行く末を案じてくださり、誠に感謝しております。ますますのご健勝とご悲願の成就を重ねてお祈りいたします。誠に勝手ではございますが、なにぶん私には学がございません。大変失礼なご挨拶であることをお許しください。」

「ふふ、そこまでかしこまらなくていいよ。君の挨拶はとても丁寧でよかったよ。さて、本題に入ろう。結月、今日君を呼び出した理由ねー。」

(ヤベェよヤベェよ、1/F揺らぎな森川ボイスで言われるのかよ…解雇tsー)

しかし、俺の予想に反した内容だった。

「ここにいる東京府警視庁警部の下田さんへの例の割烹での出来事の事後確認と私の私用で呼び出したんだ。」

「…へ?」

 どうやら解雇通知ではないようだ。…やらかした覚えがあるため少しホッとしている。

 そんな時、時間を気にしたのか下田さんが話し始める。

「産屋敷殿、彼に質問をしたいがよろしいか?」

「ええ、構いませんよ」

「失礼する。灘殿、少しお聞きしたい。割烹にいた鬼の格好と特徴を教えていただきたい。」

「…はい、格好は今流行りの洋服を着て中々小洒落てはいましたが…血や汚れのため所々赤黒く変色しておりました。小太りで一重で私より少し身長が低い男ですが、写真や絵で確認できればよく思い出せると思います。」

「そうか、実はとある華族が一夜のうちに皆殺しになった事件が起きたのだ。その中で行方不明になっていた長男を吾輩たちで追いかけていたのだ。…写真もある。」

 撮られた写真の男は…まさしく親父たちを食い殺した鬼の人間だった頃の姿だ。

「下田さん、この男です。」

「…そうか…、やはりか。ご協力感謝する。…産屋敷殿、先祖の頃より鬼殺隊に助けていただいた恩は忘れはしません。この件はこちらで処理しますのでご安心を。

灘殿、この件はこれにて終わりとする。礼を言う。」

「いえ、ありがとう存じます。」

「こちらこそありがとう、下田さん。これからもよろしくお願いします。」

「えぇ。では、私はこれにて。公務のため失礼する。」

 お館様に頭を下げ、部屋から出て行った。部屋から出たのを確認するとお館様はこちらを見つめる。

「さて結月、今度は私の用事を聞いてくれるかい?」

「はい。」

「ありがとう。まず初めに藤襲山での件はカラスから聞いているよ。炊き出しや3人組での連携の提案、そして異能の鬼や多数の鬼の討伐、見事だったよ。おかげで今年の選抜者の死者は0だと聞いているよ」

「…お恥ずかしい限りです。」

俺のやらかし①、藤襲山での選抜時に炊き出しや参加者の3人組体制の徹底である。3人組体制による共闘の良さなどを説き、提案をしたところ…何と全員がそれを快諾したのだ。…そして炊き出しは俺の料理人の血が騒いだためすることになった。皆口々に「うめぇよぉぉ…こんなうめぇもん初めてだよぉぉ。」「かぁちゃん…かぁちゃぁぁん…グスっ。」、と泣きながら食っていた。終いには7日目が終了した時には「母ちゃん」ってあだ名まで付けられたのだ。この年の最終選別に参加した約6割の参加者は隠や入隊辞退者となったが、皆口を揃えて「ありがとう母ちゃん、母ちゃんの飯うまかったよ。」と笑顔で言われたのは複雑だけど良い思い出である。

「それに討伐後に炊き出しを行って住民達を力付けたらしいね。それに行冥への御馳走の話も聞いたよ。」

 やらかしその②、討伐後の炊き出し会やお礼のお食事会の実施である。一宿一飯の恩は自分の腕で返し、お腹いっぱいにして悲しみを吹っ飛ばそうというある意味エゴめいた考えのもと料理を作ってしまうので、最終的には某海賊王の宴のようになってしまうのだ。宴の後は皆幸せそうな顔をしてくれたのでこっちも嬉しくなってしまうが…、まさかこれもバレてたのすっごく恥ずかしい。自業自得なのはわかってるけど… 鰤之丞…あとで覚えてろよ…。貴様の飯は何故か嫌いな豚肉にしてやる…。

 

 そんなことを考えていると親方様は

「みんな結月が作った料理は美味しいだけじゃなくて力も出たって聞いたよ。…そこでそんな腕前を持つ結月に頼みたいことがあるんだ。」

「え、…私にですか?」

「そうだよ(肯定)。…ダメかな?」

「もちろん謹んでお受けいたします。」

「ありがとう、引き受けてくれて嬉しいよ。実はね、私の妻であるあまねがここ最近体調を崩してね…。医者からは産後や育児による体の変調による体調不良と言っていた。……薬だけでなくもしかしたら食べ物でも改善できるのではないかと考えていてね。それで先程の噂の元になっていた君をここに呼んだんだ。」

「なるほど…、ちなみに奥方様は今どちらに?」

「隣の寝室で休んでいるよ。よければ見てくれないかい?」

「…医者ではないですが、お願いします。」

隣の寝室へ通されると、まだ赤ん坊である五つ子の輝利哉様、ひなき様、にちか様、かなた様、くいな様と少し顔色は悪いが凛とした表情のあまね様が布団の上で休んでいた。彼女は姿勢を正しこちらにお辞儀をした。

「…このような格好で申し訳ございません…。」

「あぁ!そのままで!……私の方こそ忙しい時に申し訳ございません。お子様を産み、育てることはとても大変なことなのです。ゆっくり休むことができる時は休むことが大事です。このまま楽な姿勢でお願いします。」

「そう…ですか。お心遣い、感謝致します。」

そう言って一息つくと、こちらをじっと見つめる。

「…?何か私の顔に付いていますか?」

「いえ…、少しお伺いします。結月殿は…灘殿の御子息とお聞きしましたが…。」

「あぁ…、なるほど。親父は私の本当の父ではございません。親父が旅をしていた時に捨て子だった私を拾ったのです。彼は私に名と料理の腕と心を与えてくれました。失礼ですが親父とは何処かでお会いしましたか?」

親方様は懐かしそうに微笑みこう言った。

「実はね、私とあまねが初めて会食した場所があそこなんだ。そこで親父さんの味が気に入ってね。何度か夫婦で通ったこともあるよ。…君とは会えなかったけどね。」

「そうですか…。お館様…、親父の味はどうでしたか?」

「うん、おいしかったよ。…だから親父さんの意思を受け継いだ人間である君に会えたのはすごく嬉しいんだ。」

そう言ってくれたお館様。俺の腹の中は決まった。

「…そうですか…。お館様、炊事場をお借りしてもよろしいでしょうか?先代花板に代わりこの灘結月、全力で奥方様が元気になる美味しい御膳をお作りしましょう。夕餉にはご用意しますのでしばらくお待ちください。」

「…ありがとう結月、よろしく頼むよ。」

「ありがとうございます、結月殿。」

…親父、俺に力を貸してくれよ。お得意さんを…満足させてやりたいんだ。

 

「さすが産屋敷邸、素材が揃ってる。あとは俺が作ったバターと胡桃、牛乳…そしてレバー…これを使うか。」

 レバーは鉄分が多く、月のものになる女性や貧血のなりやすい人にはもってこいの食べ物だが…、粉っぽさや味のクセが強いため好き嫌いが別れる食べ物でもある。かく言う俺もレバー料理が嫌いなため、嫌いな人でも食べれるよう作るのは必須である。

 ちなみに牛乳とレバーは先日の任務で牧場を経営していた夫婦からもらったものでそこからバターを作ったり、胡桃を都合してもらったりしたのだ。

 

 レバーは食べやすいよう牛乳で臭みを取り、生姜や醤油を利かせ、片栗粉と小麦粉を混ぜてからりと揚げた唐揚げと甘酢餡をからめる。今が旬で鉄分の多いほうれん草を胡桃と味噌の優しい味の和え物(あえもの)に。昆布で出汁を取ったお粥と湯豆腐にする。そして甘味はカボチャをつかって今の世では珍しいカスタードプリンだ。お茶はカフェインが少なく、リラックス効果がある陳皮茶(乾燥させたみかんの皮のお茶)を。

 さて今回のお品書きは以下の通りだ。

 

主食→昆布だしのお粥(梅干し付き)

汁物→湯豆腐

副菜→ほうれん草の胡桃和え

主菜→レバーの唐揚げの甘酢和え

甘味→かぼちゃのカスタードプリン

茶→陳皮茶(みかんの皮を乾燥させてお茶にしたもの、漢方にもなる)

 

 名付けて、"あまね様体調回復御膳"

 今回は産後で体調を崩したあまね様向けの料理であるが、体の弱いお館様にも良いメニューとなっている。これだけで改善できるとは思ってないが、自分の料理がこの2人の命を少しでも長く繋げられれば…、親父にも顔を向けられそうな気がする俺だった。

 

「お待たせいたしました。ただいま夕餉をお運びいたします。」

2人の元にお膳を運ぶと、目を細め懐かしむように料理を眺めていた。

「こちらの御膳の他に甘味も用意しております。…まずはこちらから温かいうちにお召し上がりください。」

2人が先に手を付けたのは湯豆腐からだ。口の中に入れ、ゆっくりと咀嚼する。あったかそうに顔を綻ばせながら、2人で微笑み合う様はまさに絵になる。次は昆布出汁のおかゆに箸をつけた。

 一口食べるとお館様は懐かしむようにこう呟いた。

「あぁ、…親父さんの味にそっくりだ。美味しいよ。」

この一言で俺は救われた気持ちになった。親父や他の仲間たちとの味の研鑽は無駄ではなかったこと…過ごした日々を思い出して泣きそうになった。

 だがそんなセンチメンタルな気持ちを吹き飛ばしたのは原作では見られなかった2人の表情だった。それは2人がお粥の上に乗っていた梅干しを食べた時だった。

「!!…すっぱくて美味しいですね、あなた。」

「そうだね、あまね。!う〜ん、すっぱい!」

梅干しの酸っぱさで口をすぼめる様子は普段見られない雅な2人の年相応のあどけない姿にほっこりしてしまった。

 そして次に手をつけたのはあまね様は胡桃和え、お館様はレバーの唐揚げの甘酢和えだった。

「これは!親父さんとは違った味付けだけど美味しいよ!豪快だけど繊細さも両立した力が湧いて出てきそうな唐揚げだよ!」

少し興奮したようにそう言った。そこまで言ってもらえるのは…少しこそばゆい。一方であまね様は少し広角をあげ懐かしさを噛みしめるように和物を口にしていた。

「こちらの和物、非常に美味です。仄かな甘みの胡桃と優しいお味の白味噌、そしてほうれん草との味の調和が絶妙ですね。灘殿(主人公の義父)の技術を極め、結月殿が昇華した…いわばこの2人がいなかったらできない味付けです。」

「ほう!次はこれも…あまねの言う通りだ。逸品の一言だ。」

「恐れ入ります。」

(やだぁ、お館様とあまね様…どこぞのおっ○い柱みたいにキュンキュンとしちゃう…ウレシイウレシイ。危ない危ない、オカマ落ちしたサ○ジみたいになりそうだった…。)

緩みそうの表情を必死に堪えながら、手応えを感じていた。

「私もこちらの唐揚げをいただきましょう…、少しクセのあるお肉ですが美味しいですね…。結月殿、こちらのお肉はどの部位をお使いですか?」

「こちらは牛のレバー、牛の肝臓を使った唐揚げでございます。肝臓は味の癖があり、粉っぽい味で好き嫌いが分かれる部位でございます。ですが非常に栄養価が高く貧血になりやすい人や血が足りない時には理想的な食べ物なのです。そのため今回は嫌いな方でも食べれるよう調理いたしました。」

「なるほど、これは今の私には必要な食材だったのですね。お医者様に血が足りないと言われていましたのでちょうどよかったのですね。」

「えぇ、ですが食べ過ぎは禁物です。こちらの食材に含まれているとある成分を取り過ぎると痛風と呼ばれる肝臓に関係する大変な病になる可能性が高くなってしまうのです。」

「なるほど。おや、これは…体がポカポカしてきたよ。もしかして生姜を使ったのかい?」

「はい、そうでございます。この唐揚げには下味とタレに醤油と多めの生姜、酒を使わせていただきました。生姜は今の時期には欠かせない体を暖かくする作用がございます。風邪などにかからないよう多めにお入れしました。」

「そうか…ありがとう結月。」

親方様とあまね様は何かを決心したような笑顔をしているようだ…。何を決心したんだろう…(震え声)。

 

 「最後の甘味は今が旬のカボチャを使った英国・仏国発祥のプリンでございます。氷室から出したばかりの冷たいうちにご賞味ください。」

2人はプリンを一口食べると固まってしまった。お館様は何故か目に涙を浮かべており、あまね様は何かを思い出して微笑んでいた。…2人とも黙っているので非常に不安であった。

(不味かったか?!いや、味見もちゃんと大丈夫だったしー。)

そんな時、お館様は目元をぬぐい…衝撃的なことを口にした。

「結月、君を次期柱候補の推薦と産屋敷家直属の料理番に任命する。」

「……へ?」

「これは君の鬼殺と料理の実力を見ての判断した。もちろん他の隊士より任務の負担は減らすけど重要な場面での任務の招集や柱合会議にも出席してもらうと思う。」

つい先日、階級が甲になっていたけど…いくらなんでも贔屓目な気がする…。

「あの… お館様?」

「ちなみにこれは決定事項だけど…いいかな?」

「結月殿、私からもお願いいたします。」

(…こうなりゃヤケだ!)

一呼吸置いて俺は決断する。

「お館様、奥方様、慎んでこの任命をお受けいたします。今後ともよろしくお願いします。」

この答えに2人はパッと笑顔になった。

 

だが俺はこう言いたい…

(ドウシテコウナッタ?)

こんなとんとん拍子で出世するって…、中国人が作った成り上がりゲーのCMのような人生なのかなと思う15歳の初冬であった。

 

その夜ー産屋敷邸寝室にてー

「あまね。」

「はい、あなた。」

「あの御膳…それとぷりん…美味しかったね。」

「えぇ。あのプリンの味…母親を思い出してしまいました。甘くも懐かしい味…、初めて食べたのに…そう感じてしまいました。…膝枕をしてくれた母を思い出してしまいました。」

「わかるよ…。それにね…彼。」

「えぇ。」

「「鬼殺隊の母親になりそうだね(ですね)」」

2人とも同じことを言ったため見つめ合い…、笑う。

「「ふふふっ」」

5人の赤ん坊を起こさないよう静かに笑った。

「びっくりしたよ、まさかあそこまで母性があるなんて。」

「全くです。味だけじゃなくてまさかあんなことまでしてくれるなんて…。あの年の最終選抜を受けた方々が言っていたのは本当のようですね。」

会食後、結月が取った行動は5つ子の子守だった。

"「親方様、奥方様。本日は短い時間ですがご休息を。私、こう見えて割烹で子守りの経験がございます。ここは私にお任せください。またお疲れの際は私にお申し付けください。微力ですがお力になれると思いますゆえ。」

あまねと耀哉曰く、子守をしていたときの様子は天使のようだったとのことだ。5つ子もよく懐いているようで機嫌が良さそうだった。あやしている時も慣れた手つきをしておりすごく優しい目をしていたのも2人は知っている。そしてあまねがよく寝れるように御前にもだした陳皮茶を渡していたのも耀哉は知っている。…2人の中で結月自身の株が爆上がりしているのはここでの話だ。

 耀哉自分の勘ではあるが柚月はすでに自分たちにとって信頼できる人間だと認識している。鬼殺隊士としての能力のみならず人格もお手本になる人間だ。何より料理人として手元に置いておきたいのも理由の一つであることは…夫婦2人の秘密である。

「あまね、私は思うんだ。…彼が最悪な結末を切り裂き、良き未来へと子供たちを導いてくれるって…。」

「えぇ、私もそう思います。」

2人は5人の子供と寄り添いながら、いつの日か訪れる安寧の日々を夢を見ながら眠りにつくのであった。

 

 

ー取得トロフィー&フラグー

・お呼び出しー産屋敷邸に召集命令ー

・汚い高音ークビニシナイデェェェェエ!。゚(゚´Д`゚)゚。ー

・耀哉の頼み事

・警察幹部とお話し合い

・産屋敷家、全員集合ーお子さん初お披露目!ー

・あまね様体調回復御前!ーお館様も!ー

・灘の名を冠する者ー引き継がれる先代の味ー

・強権発動!ー柱候補、お館様専属料理番に任命された男ー

・お館様公認、鬼殺隊の母爆誕\( ˆoˆ )/




大正コソコソ話&次回予告。
 お館様の一件でさらに地位が上がってしまった灘君。今回までですでに甲になっていたので柱まであと一歩という状態に!( ✌︎'ω')✌︎
 やったね灘くん!ついに柱になりそうだよ^o^

 ちなみに灘君の鎹鴉である鰤之丞は代々親方様に仕えた由緒正しい血統を持つ血筋で一族はカラスの中でも一目置かれているとのこと。( ´Д`)
 一族は出世魚にちなんだ名前を持ち、鰤之丞本人の名は曽祖父から受け継いだものなんだって!名前は歌舞伎や落語の襲名とにており、中でもこの鰤之丞と言う名前はいわば現代の歌舞伎役者の市川團十郎(海老蔵が襲名予定)のような名前で、本人もこの名前に誇りを持っているんだよ(*゚∀゚*)
 …もっとも某嵐を呼ぶ幼稚園児が描いた豚と同じ性格のため、周りのカラスからよく“腐れ鰤"と呼ばれる程嫌われている。ちなみに仕事はかなりできるので嫌われてはいても一目は置かれる…エ、ナニソレハ…(-.-;)
 また主人公からは真面目な時以外は"ブリブリノジョウ"や"ブリブリざえもん"と呼ばれており、時々ブチ切れることも…笑^o^

 さて次回は十二鬼月との戦闘回!…作者はうまく表現できるか心配で涅槃顔しながら下書きしてるんだってさ!笑笑(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎
(´⊙ω⊙`)ダイジョウブダヨネ?…泣

 次回、第四飯 終柱(ついばしら)灘柚月就任ー死神と呼ばれた料理人ー
お楽しみに!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。