東方雲狼劇   作:鏡狼 嵐星

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もうテスト期間です。少し投稿が遅れるかもしれません。そこはご勘弁を。
では、9話です。お楽しみください。


亮介の城での仕事

~亮介side~

 

「ごめんね~、姫様だったのよ~」

 

「すまないな、だましていたことはわびる」

 

元仮面の姉、綿月 豊姫と元仮面の妹、綿月 依姫。彼女たちは自分たちの力を試したかったそうだが、試すチャンスがなく、この大会がちょうどよかったらしい。

 

なんともまあ……、暴れたいのならあんたらで戦えばいいじゃん。二人とも強いんだし。

 

「二人で戦えばよかったんじゃないか? リィーリィもとい依姫は強いみたいだから、姉のあんたも相当強いんだろうに」

 

響が俺と同じようなことを聞く。やっぱり疑問になるよな。

 

「もちろん、やったわ~。ただ私よりも依姫のほうが強いからね~。その上、私は遠距離を主体にしてるし依姫は逆。どうしても楽しくないのよ~」

 

なるほど確かに。それは楽しくないし、どうせここにいる人達は相手にならんだろうからな。……あっ。

 

「だったらなぜ俺たち呼んだの? 別に大会でてんだから、俺ら呼ぶ必要ないんじゃないのか?」

 

そういったら、響がハアーとため息をつく。えっ、なんで?

 

「で、大会終わったらだれがあいつらの相手をするんだ? あの大会年一ぐらいのテンポぐらいだぜ?」

 

「……」なんもいえねぇでござる。

 

「お前にわかりやすいように言うなら、普通は倒せないはずの依姫たちを倒した俺たちをこの城で雇って戦ってくれ、ということなんだよ」

 

……なーるほど。それなら理解しやすいn……、って

 

「まじで?」

 

「ええ、そういうこと。あなたたちをここで雇いたいのよ。もちろん、給料とかはあなたたちの好きにしていいわ。どう? 悪い話じゃないはずだけど……」

 

不安そうな顔で永琳が答えた。そしたら響が、

 

「いいぜ。俺らも仕事を探してたとこなんだが、ちょうどいいのがなくてな。ちょうどいいよ、清水は文句あるか?」

 

と、答える。もちろん、俺は首を振る。文句なんかあるかっての。

 

「「「……」」」

 

……あるぇ~? なんか響以外驚愕した顔で固まってるぞ~? なんでだ~?

 

「どうした? 俺ら、なんかおかしなことしたか?」

 

「い、いや~こんなにパッと言うとは思わなかったのよね~。もう少し考えるかと思ったんだけど~」

 

俺の質問に豊姫が答える。いや、普通こんな豪華な城に来るかって言われたら行くと思うんだけど……。

 

「別に俺らの勝手だろうに。それに仕事がもらえるのはいいし、なにより依姫と戦えるのはうれしいからな」

 

響、笑いながら言ってるけどさ……、依姫めっちゃ顔赤いぞ。気づいてやれよ……。まあとりあえず、

 

「んでさ、仕事ってなんなのさ?」

 

「そうね……、まず響に頼みたいのは、私の研究の助手をやってほしいわ。亮介はうちの兵団に入ってもらおうと思うの」

 

「響が研究の助手? またなんでよ?」

 

「だって彼すごく頭いいんでしょ? あなたたちを見る限り響は頭脳系、亮介は行動系だと思ったからね」

 

あ、あっとる。さすがは天才と呼ばれることはあるな。

 

「それに依姫たちの相手ってことだな? おk、そんじゃ亮介は兵団のとこに行ってきたらどうだ?」

 

「そうしようかな。豊姫~、案内してくれー」

 

「わかったわ~。こっちよ~」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

豊姫に案内されてきた場所は城の端にある兵団の訓練所で、ここの兵団は「月見兵団」と呼ばれる最強の兵団だそうだ。

 

さまざまな訓練があって、恐ろしい高さのうんていや軽く一キロはある棒のぼりなどのアスレチックを中心に使い訓練してるらしい。……師範のほうが厳しい、これ絶対。

 

「おほ~、すんげぇな。軽く百人はいるんじゃねえか?」

 

「そうね~、たしか百二十四人だったわ~。その中でも一番強くて団長を務めるのが綿月 直輝、私のお父様なのよ~」

 

「一家そろってバケモンだな。で、その直輝さんはどこn「呼んだか、豊姫~」来たっぽいな」

 

そこへ来たのは中肉高背のダンディな男の人。銀髪でニコニコした顔の30から40ぐらいのいい人そうなひとだった。

 

「君が新人の清水 亮介君だね? うん、いい顔だ。私が綿月 直輝だよ、よろしくね」

 

手を差し出す直輝さん。笑顔を見せているから悪い感じはしない。たぶん豊姫はこの人の遺伝が強かったんだろうな。

 

「よろしくお願いします。これからお世話になります、清水 亮介です」

 

直輝さんの手を握り返す。何故かこのときすごくワクワクしていた。おれも何故かはわからないがとにかくワクワクした。次に何か面白いことが起こるような不思議な感覚がでてきた。

 

「それじゃあ、君の実力を知りたいから副団長の二人と戦ってもらうよ。大丈夫、しぬまではやらないからさ」

 

そういうと奥の部屋に向けて声をかける。するとそこから出てきたのはゴツイ赤髪の男と細い青髪の男が出てくる。

 

「直樹さん、話していた相手とはだrって清水 亮介!?」

 

「あ、ファルムにストロじゃん。おひさ~」

 

話しかけていたファルムが「げっ」と嫌な顔をするし、ストロにいったてはひくように最悪だという顔をした。解せぬ。

 

「何だ知り合いか?」

 

「は、はい。私たちが一戦目でやられた相手です。悔しいですが能力を制限した状態でファルムはやられました。しかも一撃で」

 

その一言に直樹さんは面食らったように驚いた顔をした。まあ、ファルムは挑発して一直線に突っ込んできたし楽に倒せたからな。響にいたっては実力を測ってたし。

 

「本当かい? 亮介君。ファルムを一撃で倒したというのは?」

 

「はい。顔面に一撃入れさせてもらいました!」

 

「……じゃあ、私と戦ってもらおうか」

 

「「「「えっ?」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ルールは簡単。君は僕に参ったと言わせればいい。制限時間は30分だよ、じゃあ始め!!」

 

……結局、直樹さんと戦うことになりました、亮介です。それにしても構えがただもんじゃない。さすが、団長をやっていることはあるな。燃えてきた!!

 

「じゃ、いくぜ! 『零距離 懐』」

 

距離をゼロにして、一気に近づき相手の懐に入る。そしてこぶしを振り上げ……、「そりゃ!!」グフッ!?

 

「なるほど、確かに速い。ファルムが反応でないのも無理はないね。だけど、私にとっては遅い」

 

こぶしを振り上げた瞬間直樹さんは体をひねり、その反動をいかして俺の腹に蹴りを入れやがった。なんちゅう反射神経だ、とてもおっさんのもんじゃねえ……。

 

「すげえな、さすがは最強の兵団の団長だぜ。少しは手加減したほうがいいなと思った俺がバカだったぜ」

 

さすがに今回は手加減なしにしねえとやべえからな。全身全霊をかけてやってやるぜ!!

 

「やってやらあ『獣鬼(じゅうき) 牙爪鉄拳(ブレイカー)』!!」

 

魔力を込めたこぶしと相手の距離をゼロに! さらにこぶしにひねりを加えて、相手のゴールにシューーート!

 

「!? ぐううう!?」

 

見事に直樹さんの体にヒットした感触がこぶしに伝わってきた。よし、たおしt「痛いな~」WHAT!?

 

「すごいね、さすがに私もあそこまでの威力はでないよ。まるで依姫のようだね」

 

「あんらま~、さっきの本気でやったのにな。自信なくすわ~」

 

「いやいや、自信持っていいよ。さっきのは私の能力の『加減を操る程度の能力』のおかげさ」

 

加減? そんなもん操ってどうすんのさ?

 

「そんなもの操ってどうすんのさって顔だね。なに、仕組みが分かれば簡単さ。君の力を減らし、僕の受け止める力に加えたのさ」

 

結構チートだった……。それじゃあそんなにけがしてないのも納得できるわ。

 

「いや~、参った、参った。君の力には驚いたよ。なるべく減らしたんだけど、君の力が強すぎて僕のほうが吹っ飛んじゃたよ」

 

「そりゃどうも。で、どうでした? 俺の力は」

 

「文句なし! それに君を三人目の副団長に命ずるよ。がんばってね」

 

「「「……え、えええええええ!?」」」

 

……一気に大出世。外野のみなさんが凄いほどの声を出して驚いてた。俺も驚いているが、まあいっか。




作「あとがきラジオ、第三回はっじまるよ~」
響「今回のゲストは天照さんです」
天「よろしくお願いしますね、みなさん」
亮「今回は何すんのさ、鏡狼?」
作「別に何も考えてないよ? あとお茶仕入れてきたから飲んでくれ」
響「どっから仕入れてきたんだよ……」
天「私たち天界の特別なお茶をゼウスさんにお願いしてましたね」
作「何で知ってんの!? ひそかにやってたのに!!」
天「嘘を見させていただきました。私に嘘は通じませんよ?」
亮「ねえ、響。鏡狼とは長い付き合いだけどさ、あいつ何者なのさ?」
響「俺が知るか。……ひとつ言えんのはアホだってことじゃねえか?」
天「ですね」
作「みんなしてひどいでござる。……しゃーなしやけど。ほんじゃ、今回のラジオここまで!
  次回はファルム予定だぜ~。またね~」
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