WZ/Ark Commanders Story 作:ノア(マウントベアーの熊の方)
2話
次の日。
朝起きると、自室の前になにやら粘土の大きなブロックようなものに信管のようなものが刺さっている何かを見つけた。
なにこれ、すっごい嫌な気がする。
多分ロゼちゃんとロゼちゃんとこのAK-12のイタズラだろう。
電子ロックだけじゃなくて物理的なロックもつけてて良かった。
ってか俺なにかしたっけ。
ああ、攻撃任務がほぼないロゼちゃんのUAVにサーモバリック爆弾装備させたっけ。
え?それだけで?
まあいいや、ひとまず信管を抜いて…よし抜けた。
そして若干この粘土を引きちぎって信管を装着。
ロゼちゃんの部屋へと向かってドアに信管つき粘土を装着…と。
多分AK-12辺りに外されそうだけどこれでいいや。
あ、そうだ。
忘れてた、食堂行こう。(ここまで脳死)
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「……うん、うまい。」
そう言いながら、僕は朝の和食を食べていると、M500が隣にやって来た。
M500は俺の方を見て、満面の笑みで、
「ハロー、指揮官!」
と、いい笑顔で言ってきた。
可愛い。
「…おはよう、M500は朝飯何にしたの?」
「私?私はねー、ヨーグルトにメープルシロップをかけたやつとスムージーだよ!」
「おおう健康的ぃ、ええやん」
「指揮官は何にしたの?」
「見ての通り、白米と味噌汁、あと鮭の焼いたヤツと菜っ葉の炊いたん」
「THE☆和食ってやつだねぇ…って、その粘土のブロックどうしたの?」
そうM500は俺のお盆の隣に置いてあるブロックを見て言う。
君も戦場でたまに使うでしょ、って思ったのは内緒だ。
「ああこれ?食べる?甘いらしいよ?」
「本当!?いいの?」
「中毒症状やらてんかんやらになっていいならどうぞ?」
「え?なんでそうなるの?」
「だってこれC4だし。ねぇ?」
「えええぇ!?なんでC4の塊がこんな所にあるの!?……爆発しない?」
そうM500は心配そうにC4を見る。
自分の使う道具くらい爆発する方法覚えとこうや。
そう思ったのは内緒だぞ!
「電気で起爆しないと爆発しないよ、燃やせば有害物質出てくるけど」
「へぇ……C4って火で点火してたんじゃないんだ…」
「俺もそれ思った」
そう言って会話を終えると、M500は美味しそうにヨーグルトを食べ始めた。
美味そうに食うなぁこいつ。
そんなことを思っていると、遠くから声をかけられた。
「指揮官、おはようございます、今日のご予定はどうなってますか?」
「ああ、おはよう、SASS。今から朝食?」
「はい、パンにジャムを塗ってきました、ココアもありますよ」
「ええやーん」
「で、今日のお仕事のご予定は?今日の副官は私なので知っておきたいなと思いまして」
真面目だなぁ…と思いつつ、僕はスマホを起動し、今日の予定を見る。
そして大雑把に確認してSASSの個チャへと行くと、今日の内容を時間順に送った。
「スマホに送っといたから食べ終わってからでも目を通しといて、んじゃ先執務室行ってるから」
「了解しました!」
そう言って小さく敬礼をしてくるSASSに軽く手を振り、執務室の鍵を開けて執務室に入る。
そしてPCを起動し、カタカタとキーボードを叩き始める。
時刻は0850、まだ僕の就業時間じゃない。
自由に色々やらかせる。
「えーと…M1A2用の主砲の在庫は…ああ、あるあるこれを1つ使って…ああ、新型砲弾…これは注文しとこうかな…あとは……あ、これ欲しいな……予算もあるし買っちゃえ!」
そんな事をしてニヤニヤしていると、朝食を終えたSASSがやって来た。
「失礼しま……どうしたんですか?指揮官?」
「いやいや、いいものが売ってたからつい買っちゃって」
「はぁ…なるほど?」
そう言って困惑状態のSASSを見て少し笑いつつ、時刻が0900になったのを確認した僕は早速、グリフィンのネットワークに接続し、今日の地上輸送される物資の経路を確認する。
そして第2、第3小隊のメンバーにそれを報告し、1000に護衛を引き継ぐようにお願いした。
そして第1小隊にも別の後方支援任務を0930出発でお願いし、僕は整備部に連絡して、M1エイブラムスのパーツをすぐに出せるように言っておいた。
SASSもPCのキーボードをカタカタと叩き、僕がやるまでもない書類を制作してくれている。
静かな時間が流れる中、唐突にガチャリと部屋のドアが開いたと思うと、そこには砂漠色の服に黒いベストを着た、瓜二つの、AGS-30の戦術人形の3人組がいた。
「「「指揮官!おはようございます!」」」
「みんなおはよう、送った情報は見た?」
「はい、それで質問なんですが、発見されてる敵勢力はいますか?」
「うーん…送った通りの情報しかなくてね、多分いるとは思うんだけど」
「榴弾は対装甲兵力もできた方がいい~?」
「そうだね、一応多目的榴弾も1マガジン分持ってっとこうか、足りなかったらすぐ呼んでね、航空支援飛ばすから」
「ねーねー指揮官!護送中開けてる場所ってありますか?」
「あぁ、ちょうど合流して2kmくらいしたら多分しばらく開けるかな、マンティコアとかの狙撃に気をつけてね」
そう彼女らの質問に答えていると、いつの間にか0925になっていたようで、第1小隊のメンバーが軍さながらの装備を身につけて出撃前報告に来た。
そんな彼女らが元気よく挨拶して部屋を出ていくのを部屋にいたみんなで見送ると、入れ違いのようにドタバタと焦った表情を浮かべた、100式が部屋に入ってきた。
「指揮官!G11が起きてくれません!どうしたら良いでしょう?」
「あれ?416はどうしたん?いつもなら起こしてくれるのに…」
「それが…昨夜タンク指揮官の所のM16に煽られて500mlのスピリタスを1瓶キメたらしくて……」
「待ってそれ人形でも死なない?それに416お酒弱いじゃん!」
そう言って慌ててマスターキーを片手に持ち、416の部屋へと向かう。
そして失礼して鍵を開けて部屋へと突入すると、部屋のトイレで地獄絵図となっている、416の姿があった。
「ああもう!SASS、護衛対象に緊急事態につき護衛戦力が一時的に減るって伝えてきて!」
「り、了解しました!」
そう慌ただしくSASSが執務室へと戻っていったのを確認してすぐに、虫の息のようになって意識のない416を抱き上げ、メンテナンスルームに駆け込む。
そしてメンテナンスポッドに416をセットし、416の意識を電脳空間へと飛ばす。
あとはボディのアルコール分を全て抜いて、異常がないか点検して…
「そのあとは説教かなぁ…」
そんな事を言いながらコンソールで作業をしていると、出撃して移動中のTMPから通信が入った。
『TMPです、416さんが倒れたって聞いたんですけど…大丈夫ですか?』
「今のとこなんとか、ボディの外部に損傷はなさそうだからあんなところやそんな所を見ちゃって殴られる心配はなさそうだね」
『……そんなこと言って、電脳空間に転送したままボディで致したりしちゃダメですよ?』
「いやしないって、僕は相手の許諾がない限りはそういう事しないはずだから」
『本当ですか…?私の読んだ本だと大抵そういう時はシちゃってたんですけど…』
「その本薄かったりしない???」
『え?なんでバレたんですか……?』
「やっぱり…ってそうだ、TMP、君のような耳としっぽって416にもつけれる?」
『え?つけれると思いますけど…416さん怒りませんか?』
「よし、今回のことを反省させるために1週間ほど取りつけてやろう、パーツなら超音速輸送機空中投下速達で1時間ちょいあれば投下してもらえる」
『は、はぁ……』
そうとなれば善は急げだ。
俺は急いでタブレットを取りだし、自律人形のパーツを取り扱っているサイトを開き、欲しいパーツを購入する。
そして超音速輸送機空中投下速達で発送手続きを終え、急いで改造準備を始める。
電脳空間にいる416にはとりあえず無限に褒められる地獄を経験しておいてもらおう。
実際可愛いから無限に可愛さを褒めるパッチを適応しようそうしよう。
まあとりあえずはまだ出撃までに残ってる数分の間に部隊を指揮しよう、そう思い、うちの戦術人形の通信プロトコルを流用したヘッドセットの回線を全体向けにし、マイクのスイッチを入れた。
「第2、第3小隊に次ぐ、出撃可能な子は予定通り出撃、416の隙間はヘリの航空支援で稼ぐ、あと416にはキツいお仕置しておくから安心して」
『第2小隊了解であります!』
『第3小隊了解です!』
そう返事が帰ってきたのを確認し、僕は急いでMi-24PとAH-64Dを手配した。
なぜロシアとアメリカで混ぜたのかって?
いがみ合ってた国同士が共闘するって展開いいじゃん?
さて、そんな事はいいんだ。
フライトレーダーで輸送機の位置を確認して見て見た限り、1000には到着する。
そこから416を改造しておよそ30分。
そこからタンク指揮官のボディであるエイブラムスを整備して長くて3時間。
その後にタージ基地の総司令から第4小隊も作ったら?と言われたので人形の選定の時間がかかる。
まだここまではいい。
UAV改造セットを買ったからそれでUAVにする機体を一機パクっ…銀蝿してこないといけないし、みんながいないうちにこっそりとレストアしてるF-14のレストア作業を進めないといけない。
今日1日は忙しそうだ。
まあ比較的前線より平和なこの基地の生活を楽しんでないわけでは多分ないので、まあよしとしよう。
「さーて…作業開始しますか」
そう言って僕は伸びをして、自分の戦いを始めることにした。
この後けもの娘化パーツを受け取った指揮官は416にぬこ化パッチを適応するという策に出た挙句あまりの可愛さにしばらく悶えていた模様。