WZ/Ark Commanders Story 作:ノア(マウントベアーの熊の方)
それではごゆるりと見ていってください。
「タンク指揮官の戦車素体とロボ素体のメンテと修復完了…416のネコ化データパックのインストールが思ったより時間かかるから…次は銀蝿の時間かな」
そう言いながら、僕はつけていたヘッドセットで、航空無線を聞いていた。
いつも通りの無線を聞いていると、ザッ…という音と共に勝手に回線が切り替わり、緊急無線へと切り替わった。
『ワインレッドよりニ、"ニガーオーガニズムアスホール"へ。緊急CASを要請します。座標はPV3338,4379、オーバー!』
「座標PV3338,4379へ緊急CAS、Copy!あとタンク指揮官にそろそろコールサイン変えるように伝えといて!流石に呼びづらいし汚い!」
『了解、善処します!』
そう言って"ワインレッド"部隊からの無線が途切れる。
それを確認し、回線を別のPMC…という名の専属航空隊へと繋ぐ。
「座標PV3338,4379へ緊急CAS要請、出せる機体出しちゃって」
『座標PV3338,4379へ緊急CAS、機体は自由、Copy. 』
そう向こうの司令部からの無線が終わると、一斉に回転翼機やら固定翼機のエンジン始動音が響き始めた。
そしてしばらくすると、AH-64Dが4機、Mi-24Pが4機、Su-25KMが4機、A-10が4機、AC-130が2機、Su-34Mが2機、F-15Eが2機、煽るかのごとくカラフルなスモークを炊きながら、全速力で向かっていった。
勝ったな、銀蝿ってくる。
そう思いながら、僕は執務室へ向かい、銀蝿れそうな機体を探し始めた。
しばらくして、昼飯を食べていないことを思い出し食堂へと向かい昼飯を食べ、その後は格納庫へ向かってF-14をレストアし始めた。
そしてしばらくして、そろそろみんなが帰ってくる時間となり、僕は、作業着から制服に着替え、みんなの帰還を待っていた。
1700辺りに差しかかると、みんなが帰ってき始め、1800頃には全員で食堂へと向かい、晩御飯を食べることにした。
「でね!出てきた敵の弾を弾いて、12ゲージをぶち込んであげたんだ!」
「へー、盾でガードできてよかったね」
「うん!訓練はしっかりしてたからね!」
「指揮官、100式も今回いい感じに戦えました!」
「おっ、良かったじゃん、まあ護衛任務で敵が出てくるのは良いのかどうかわかんないけど…」
そうM500たちと会話しながらご飯を食べ、僕たちは楽しくその日を終えた。
次の日、僕たちは輸送任務もなく、今日の副官のTMPと一緒にただ要請されたら向かうだけという時間を過ごしていた。
「………なーんか忘れてる気がする」
「へ?何か忘れてましたっけ?」
「うん、なんだったっ……あ」
「指揮官…どうしました?」
「416ポッドに入れたままだ」
「えーと…大丈夫なんですか?それ……」
「多分……とりあえず迎えに行くかぁ」
そう言って席を立ち、僕たちはメンテナンスルームへと向かった。
そして416を起動し、ポッドから出した。
「……にゃあ?」
そうネコミミとしっぽのついた416は頭の上にはてなマークを浮かべたような表情をして首を傾げ、僕たちの姿を見た。
「…指揮官、あの…これ本当に大丈夫ですか?」
「さぁ……?とりあえず思ったよりパッチが効きすぎてるなぁって思うけど」
「えぇ…」
「とりあえず下げるかぁ…」
そう言って僕はもう一度メンテナンスポッドに416を入れ、パッチの適応を少し下げる。
そしてもう一度ポッドから416を出すと、少し幼めになった雰囲気の416が出てきた。
「416ー?大丈夫ー?」
「あ、はい!大丈夫です!」
そう416が言い、僕とTMPは顔を見合せる。
そして僕は無言でヘッドセットをつけて脳波会話モードにし、TMPに回線を合わせた。
『ちょちょちょちょ!大丈夫なんですかこれ!?このパッチ解除したら416さんに殺されますよ!』
『うん、僕もそう思う、どうしよう』
『と、とりあえず解除した時に人質にできる情報でも手の内に入れときましょう!そうじゃないと殺されますよぉ!』
『時々えげつないこと考えるよねTMP。でもそれしかないよなぁ…それでノーカンになるかな?』
『なにがノーカンだ強姦してやりましょう!』
『どうしてそうなる!?』
そんな会話をしている中、416はずっとその場でゆらゆらと揺れていた。
『『かわいい』』
その思考が一致した瞬間、俺とTMPは固い握手を交わしていた。
「…とりあえず写真撮ろうか」
「ですね…」
そう言ってスマホを取りだして写真を撮り、僕たちはその場から解散した。
…とは言っても、執務室でやることは無い。
本でも読むかぁ……
そう思い、僕たちは本を読み始めた。
「…………へー、AUGの9パラバージョンってあるんだ」
「………指揮官、ちょっとお花摘みに行ってきますね」
「あ、了解、行ってらっしゃい」
そう言うと、TMPはブックカバーがついていてなんの本かわからないが、こっそりと本も一緒に持っていこうとしていた。
「TMP、本は置いていったら?」
「えっ!?え、えーとですね……もう我慢できないんです!イッてきます!」
「へ!?なにが我慢できないの!?」
そう言い終わる間もなく、TMPは部屋から飛び出して行った。
「本…我慢できない……いやまさかこんな場所で読むわけないよねぇ……?」
そう呟きながらも本を読み続けていると、TMPが顔を赤らめ、少し息を荒くして帰ってきた。
「………TMP、まさかとは思うけどそれウ=ス異本じゃないよね?」
「え、えーと……その……」
そう言ってTMPは顔を赤らめ、本を隠そうと身体の後ろに回した。
「あー……そういうの読んでもいいけど自室でね?」
「……はい」
そう言って、TMPは赤くなった顔を俯かせた。
そんなTMPの近くへ行き、僕は頭を撫でてやる。
頭を撫でられたTMPは、恥ずかしそうにしながらも、どこか嬉しそうに微笑んでいた。
「…さて!ちょっと気分転換に基地内のカフェにでも行って甘いものでも食べようか!」
「…はい!」
そう元気のいい返事を聞きながら、僕たちはカフェへと向かった。
改行なども含め2434(にじさんじ)文字!
頑張って文字あわせた!()