アニポケ 2年後の物語   作:鉄壁拡散

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ザシアンとザマゼンタ

サトシがウオノラゴンとココガラ、ゴウがガントルとパッチルドンをゲットした翌日、一行はバトルコロシアムのポケモン広場に来ていた。

 

サトシ「おーいみんなーー!」

 

サトシに呼ばれてサトポケ達が集まってきた。因みにサトシのウオノラゴンは他の水ポケモン達と仲良く過ごしている。ココガラも鳥ポケモン達と挨拶をしていた。

 

ゴウ「しかしサトシもいっぱいゲットしてるな。」

 

セレナ「皆サトシを気に入って仲間になったからね。」

 

コハル「そうなんだ。」

 

ザシアン「ウルォーード!」

 

サトシ「あ、ザシアン。」

 

楽しそう会話しているとサトシのザシアンがやって来た。

 

シンジ「お前がガラルでゲットした伝説のポケモンか。」

 

マーマネ「カッコいい!」

 

ゴウ「久しぶりだなザシアン!」

 

ザシアン「ウルォード。」

 

ゴウ「そうだ、出てこい!」

 

ポーン!

 

ザマゼンタ「ウルゥーード!」

 

サトシ「お、ザマゼンタ! 元気そうだな!」

 

ザマゼンタ「ウルゥード。」

 

ノゾミ「ガラルの伝説のポケモンが2体も。」

 

カキ「俺は今、もぉぉれつに感動しているぅぅ!」

 

マーマネ「カキ、落ち着いて。」

 

アルセウス「相変わらず大袈裟だな。」

 

ザシアン「ウルォード。」

 

ザマゼンタ「ウルゥード。」

 

ザシアンとザマゼンタは互いに相棒の存在に嬉しそうに鳴く。

 

マオ「ザシアンとザマゼンタ嬉しそう。」

 

リーリエ「はい。」

 

スイレン「再会、友達との。」

 

セレナ「この2匹、サトシとゴウみたい。」

 

サトシ「2年前のムゲンダイナの事件で力を貸してくれたもんな。」

 

ゴウ「ああ。」

 

ラングレー「それってガラルのポケモンのダイマックス事件のことよね?」

 

ケルディオ『首謀者のローズも未だ行方不明だったっけ?』

 

サトシ「ああ。」

 

ゴウ「今どこにいるのかまだ分からないらしい。」

 

シンジ「その人は確かマクロコスモス社の社長でガラル粒子を未来のエネルギーにしようとしていたのだったな?」

 

サトシ「ローズさんなりにガラルの未来について考えていたからブラックナイトを起こしたそうだ。」

 

ヒカリ「でもやり方がね。」

 

ハルカ「うん。」

 

コハル「そういえばザシアンとザマゼンタとはガラル地方のどこで会ったの?」

 

サトシ「まどろみの森の中でさ。」

 

セレナ「そこって確か余り人が入らない森よね?」

 

サトシ「マグノリア博士に会いに列車でブラッシータウンに行く途中で霧が出て止まった時、ゴウが野生のホルビーをゲットしようとしてうっかり入っちゃったんだよな。」

 

ゴウ「あはは、ごめん(^_^;)」

 

アルセウス「だがそれがあったからこそこの2体と遭遇したのだろ?」

 

サトシ「ああ。霧が出たまま森で迷っちゃったんだ。」

 


 

2年前

 

サトシ「おーい、ゴウ! どこだー!?」

 

ピカチュウ「ピカピカー!」

 

サトシ「どこに行ったんだ?霧も深くなってきたし。」

 

ピカチュウ「ピカチュウ。」

 

???「ウルォード。」

 

サトシ「ん?」

 

ピカチュウ「ピカ?」

 

茂みの中から古傷だらけの青いポケモンが出てきた。このポケモンこそ後にサトシがゲットするザシアンである。

 

サトシ「こいつは!?」スッ

 

スマホロトム(サトシ)

『データなし。謎のポケモン。』

 

サトシは早速スマホロトムで調べるがデータなしと出た。

 

サトシ「ということは、新種のポケモン!?」

 

ザシアン「ウルォード!」

 

そんなこと知ったことかというようにザシアンはサトシとピカチュウに襲い掛かる。

 

サトシ「バトルか、受けて立つぜ!」

 

ピカチュウ「ピーカ!」

 

サトシ「ピカチュウ、アイアンテール!」

 

ピカチュウ「チューピッカ!」

 

ザシアン「・・・。」

 

ザシアンはそのまま動かなかった。ピカチュウのアイアンテールが命中しようとした時すり抜けてしまったのだ。

 

ピカチュウ「ピカ!?」

 

サトシ「すり抜けた!? ということは、幻?」

 

ザシアン「ウルォーード!」

 

突然ザシアンが吠えると霧が深くなった。

 

 

サトシがザシアンと遭遇する少し前、ゴウはホルビーをゲットしたが森の中で迷子になっていた。

 

ゴウ「やべ、サトシとはぐれちゃった。」

 

ラビフット「ビッフ。」

 

当時ラビフットだったエースバーンはやれやれと首を振り呆れていた。

 

ゴウ「どうやって戻ったらいいんだ。」

 

???「ウルゥーード!」

 

ゴウ「ん?」

 

ラビフット「ラビ?」

 

茂みの中から古傷だらけの逞しい身体を持つ赤いポケモンがゴウの前に出てきた。このポケモンこそゴウが後にゲットするザマゼンタである。

 

ゴウ「こいつは!?」スッ

 

スマホロトム(ゴウ)

『データなし。謎のポケモン。』

 

先程のサトシのようにスマホロトムで調べるがデータなしと出た。

 

ゴウ「ということは、新種のポケモン!?」

 

ザマゼンタ「ウルゥード!」

 

ザマゼンタもザシアンと同じようにゴウに襲い掛かる。ラビフットが火の粉で攻撃したりモンスターボールを投げてもザシアンのようにすり抜けてしまう。

 

ゴウ「なんだと!?」

 

ザマゼンタ「ウルゥーード!」

 

先程のザシアンと同じように吠えると霧が深くなるのだった。

 

 

森の奥深くでザシアンとザマゼンタがいた。(ここからはポケモンのみの会話)

 

ザシアン『期待通り、いやそれ以上の少年だったな。』

 

ザマゼンタ『そうだな。』

 

ザシアン『あの電気ネズミを連れた少年の真っ直ぐな目、気に入った。』

 

ザマゼンタ『まだまだ未熟だが、ラビフットを連れたあの少年もいいものだ。』

 

それを最後にザシアンとザマゼンタは消えた。(ポケモンのみの会話終了)

 


 

現在

 

サトシ「そして気がついたら森の出口の近くにいたんだ。」

 

ゴウ「ブラッシータウンに行くための列車にも乗り遅れちゃったしな。」

 

ハルカ「カスミが言ってた通り、サトシってホントポケモンホイホイなんだね。」

 

ヒカリ「それからどうしたの?」

 

サトシ「ダイマックスする時の光が町に降り注ぐのを見てポケモンが勝手にダイマックスしたのを見たんだ。ダンデさんとも出会って一緒にダイマックスしたポケモン達を鎮めることにしたんだ。」

 

ゴウ「俺もその光を見たんだけど、前に会ったソニアさんと再会したんだ。そしてガラルの英雄伝説と酷似しているって言われて一緒に調査を始めた。」

 

サトシ「でもその日は事件の解決はできなかった。」

 

リーリエ「1日では無理ですものね。」

 

ゴウ「次の日、俺とソニアさんはラテラルタウンでザシアンとザマゼンタの石像を見つけたんだ。」

 

サトシ「俺もラテラルタウンに向かう途中だったんだけど、ナックルシティの方から物凄い光が出たのを見て急いでそこは向かった。」

 

シンジ「その光の正体がムゲンダイナだったんだな?」

 

サトシ「ああ。スタジアムの地下にいたんだ。」

 

ゴウ「同じ頃、俺とソニアさんはローズさんの追手から逃げながらザシアンとザマゼンタの力を借りるためにまどろみの森に向かった。」

 

アルセウス「ローズは目的のためには手段を選ばないと聞いたがそこまでとはな。」

 

ゴウ「マグノリア博士も気をつけるように言われたよ。」

 

マオ「ザシアンとザマゼンタには会えたの?」

 

ゴウ「会えたけどまたすぐ消えたっしょ。でも森の奥にある祭壇を見つけた。」

 

サトシ「その時ゴウとソニアさんが見つけたのがこの剣と。」

 

ゴウ「この盾だ。」

 

サトシとゴウは古びた剣と盾を取り出した。

 

ケルディオ『朽ちた剣と朽ちた盾だね。』

 

アルセウス「ザシアンとザマゼンタの真の力が発揮できるものだ。」

 

カキ「随分古そうだな。」

 

サトシ「英雄伝説に出てくる剣と盾だ。」

 

ゴウ「俺はこの2つを持ってナックルシティに急いだ。」

 

ノゾミ「でも邪魔が入ったんでしょ?」

 

サトシ「ああ。ローズさんとオリーヴさんが立ち塞がったんだ。そこで合流したダンデさんはムゲンダイナをゲットして封印しようとしてた。」

 

ゴウ「最初は苦戦したけど俺のラビフットがエースバーンに、サトシのリオルがルカリオに進化したお陰で勝てた。」

 

サトシ「屋上に着いたらダンデさんがムゲンダイナを追い詰めていてゲットしようとしてたんだけど、ムゲンダイナは無理矢理ボールから出たんだ。」

 

セレナ「む、無理矢理!?」

 

シンジ「まだそれだけ抵抗できる力が残っていたんだな。」

 

スイレン「しつこい、そいつ。」

 

ゴウ「そしてムゲンダイナはキョダイマックスしたようなとんでもない姿になったんだ。」

 

ラングレー「とんでもない姿?」

 

アルセウス「その時の映像なら残っているぞ。」

 

アルセウスがスマホロトムを操してスクリーンにムゲンダイナの異様な姿を映した。

 

カキ「こいつがムゲンダイナがキョダイマックスした姿か。」

 

マーマネ「まるで手だよ。」

 

サトシ「ピカチュウにルカリオ、エースバーンの攻撃が全く効かなかった。」

 

ゴウ「絶体絶命のピンチにこの剣と盾がひかり出して、それに応えるようにザシアンとザマゼンタも駆けつけてくれたんだ。そして攻撃も効き始めた。」

 

サトシ「ザシアンとザマゼンタのお陰でムゲンダイナを倒すことができて、ゴウがゲットしたんだ。」

 

ハルカ「良かった。」

 

サトシ「ローズさんはその事件の後自主したけど、それ以来誰も見てないってさ。」

 

マオ「そうなんだ。」

 

ゴウ「次の日、この剣と盾をまどろみの森の祭壇に返しに行ったんだけど。」

 

 

 

2年前

 

サトシとゴウは剣と盾を返そうとまどろみの森に来ていた。

 

サトシ「この奥にあるのか?」

 

ゴウ「ああ。今はあまり霧が出てないけど今のうちに返しておこうぜ。」

 

そうこう話しているうちに祭壇に到着した。サトシとゴウは丁寧に剣と盾を戻す。

 

サトシ「ありがとうな、ザシアン。いつかバトルしようぜ!」

 

ピカチュウ「ピッカ!」

 

ルカリオ「ワウ!」

 

ゴウ「ザマゼンタ、いつかゲットしてやるからな!」

 

エースバーン「バース!」

 

サトシ「じゃ、帰ろっか。」

 

ゴウ「おう。」

 

サトシ達がカントーに帰ろうとしたその時。

 

ザシアン「ウルォーード!」

 

ザマゼンタ「ウルゥーード!」

 

サトシ「ザシアン!?」

 

ゴウ「ザマゼンタ!?」

 

ナックルスタジアムで別れた筈のザシアンとザマゼンタが突然現れた。

 

ゴウ「また会えたぜ。」

 

サトシ「でもどうしてまた?」

 

ザシアン「・・・。」

 

ザマゼンタ「・・・。」

 

ザシアンとザマゼンタはサトシとゴウをじっと見つめて自身の剣と盾をサトシとゴウに渡した。

 

サトシ「え?」

 

ゴウ「これは。」

 

ザシアン「ウルォード。」

 

ザマゼンタ「ウルゥード。」

 

ザシアンはサトシ、ザマゼンタはゴウに寄り添う。

 

サトシ「ザシアン、もしかしてお前、俺と?」

 

ザシアン「ウルォーード!」

 

ゴウ「ザマゼンタ、俺と来るか?」

 

ザマゼンタ「ウルゥーード!」

 

サトシとゴウは互いに顔を見合わせ頷く。

 

サトシ・ゴウ「「よーし、モンスターボール、GO!」」

 

コン……シュルルーン……ポワン…ポワン…ポワン………ポンッ!

 

ピコンッ!

 

スマホロトム(サトシ)

『ザシアンが新しく図鑑に登録されます。』

 

ピコンッ!

 

スマホロトム(ゴウ)

『ザマゼンタが新しく図鑑に登録されます。』

 

 

サトシ「ザシアン!」

 

ゴウ「ザマゼンタ!」

 

サトシ・ゴウ「「ゲットだぜ!」」

 

ピカチュウ「ピッピカチュウ!」

 

エースバーン「バースバース!」

 

 

 

現在

 

サトシ「というわけで俺がザシアンを。」

 

ゴウ「俺がザマゼンタをゲットしたんだ。」

 

セレナ「そんなことが。」

 

ノゾミ「それで、ムゲンダイナはその後どうなったの?」

 

サトシ「マグノリア博士が地下に封印してるよ。」

 

ゴウ「放っておいたら次に何が起こるか分からないからな。」

 

シンジ「確かに制御できなくて暴れられたらたまったものではない。」

 

 

翌日

 

サトシ「じゃあゴウ、コハル。サクラギ所長によろしくな。」

 

ゴウ「ああ。」

 

コハル「うん。」

 

ヒカリ「また会おうね。」

 

セレナ「そういえばゴウッて今リサーチフェローの他に何してるの?」

 

ゴウ「実は俺《プロジェクト・ミュウ》に参加してるんだ。」

 

マーマネ「プロジェクト・ミュウ?」

 

サトシ「本格的にミュウの探索をするために作られたチームのことさ。」

 

シンジ「俺も聞いたことがある。世界中のトレーナーや冒険家を集めて幻のポケモン・ミュウを探索というプロジェクトだ。」

 

ゴウ「俺は絶対にミュウに辿り着いてゲットしてやるぜ!」

 

ノゾミ「ミュウのゲットって大きくでたね。」

 

スイレン「うんうん。」

 

こうしてサトシ達は再びヨロイ島へ、ゴウとコハルはカントーのサクラギ研究所に戻るのだった。

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