サトシとシンジの関係とゴウカザルの物語が終わり、夜が明けたら修行を再開した。本日は1人ずつ分かれて新しいポケモンをゲットしたり技の練習をしたりしている。
サトシはと言うと、
サトシ「ピカチュウ!10万ボルト!ココガラは電光石火で躱せ!」
ピカチュウ「ピッカァ!」
ココガラ「ココー!」
サトシ「ゲンガー!シャドーボール連射!ウオノラゴン!エラ噛みで噛み砕け!」
ゲンガー「ゲーンガー!」
ウオノラゴン「ウララ!」
サトシ「カモネギ!辻斬り!ジュカイン!リーフブレード!」
カモネギ「ギャーモ!」
ジュカイン「ジューイ!」
サトシ「ダクマ!アイアンヘッド!エルレイドは受けとめろ!」
ダクマ「ベアー!」
エルレイド「エル!」
鍛錬平原で新しい仲間達と特訓していた。
他のメンバーはと言うと。
セレナ「マフォクシー!マジカルフレイム!」
マフォクシー「マフォー!」
ハルカ「アゲハント!銀色の風!」
アゲハント「アアアアーー!」
ヒカリ「ポッチャマ!うずしお!」
ポッチャマ「ポーチャー!」
ノゾミ「ニャルマー!シャドークロー!」
ニャルマー「ニャー!」
セレナやハルカ達コーディネーター&パフォーマー組は一礼野原で演技の練習をしており、
スイレン「行こう、ラプラス!」
ラプラス(ス)「クーン!」
スイレンはヨロイ島の海をラプラスに乗って釣りなどをして水ポケモン達と交流していたり、
カキ「バクガメス!火炎放射!」
バクガメス「ガメース!」
シンジ「エレキブル!10万ボルト!」
エレキブル「レキブルウゥゥ!」
ドーン!
シンジ「腕を上げたな。」
カキ「俺はアーカラ島の島キングを務めているんだ。そう簡単には負けないぜ!」
マスター道場の裏のバトルコートでカキとシンジがバトルをしていたり、
マーマネ「凄いねこのウッウロボ!」
ハイド「分かるかい?これを使えばどんな要らない道具でも新しい道具ができるよ。」
マーマネ「シトロンにも見せたいな~。」
マスター道場内ではマーマネがマスタードとミツバの息子・ハイドとウッウロボについて語り合っていたり、
マオ「ここもいい木の実が実ってるねアマージョ。」
アマージョ「アッジョ。」
マオは集中の森でアマージョと食材を探していたり、
リーリエ「向こうに見えるのが悪の塔ですか。」
ラングレー「あっちの浜辺に見えるのが水の塔。ダクマはどっちを選ぶのかしらね?」
リーリエとラングレーは清涼湿原に訪れてこれからダクマの試練がある二つの塔の下見に来ていた。
場所は戻ってサトシがいる鍛錬平原。
サトシ「よし、そこまで!」
サトシの号令にポケモン達も動きを止める。
サトシ「少し休憩したらマスター道場に戻るか。」
サトポケ『おお!』
サトシのポケモン達が頷いたその時、
???「ファーーーイ!」
サトシ「!なんだ!?」
突然の咆哮に驚き上空を見てみると黒い風を放ち炎に似たオーラを翼に纏わせる漆黒の体をした大きな鳥ポケモンが姿を現した。
ファイヤー?「ファーイ!」
サトシ「ファイヤー!?でも、俺が知っているのと違う!」
サトシはスマホロトムで目の前のファイヤーに似たポケモンを調べる。
スマホロトム(サトシ)
『ファイヤー ガラルの姿 邪悪ポケモン
悪・飛行タイプ
邪悪なオーラを炎のように燃え上がらせる。その姿からファイヤーと名付けられ、邪悪なオーラに当てられると精魂がつき果て真っ白に燃え尽きてしまう。』
サトシ「ファイヤーのガラルの姿!?伝説のポケモンにリージョンフォームがいたのか!?」
ガラルファイヤー「ファーイ!」
シュバシュバシュバ!
サトシ「エアスラッシュ!?皆避けろ!」
サトシの掛け声にエアスラッシュを躱す。
サトシ「何で攻撃してくるんだ!?」
サトシが疑問を投げるもガラルファイヤーは容赦なく攻撃してくる。
サトシ「やるしかないか。皆行くぞ!」
突如現れたガラルファイヤーとのバトルが切って落とされた。
サトシ「ピカチュウ!10万ボルト!ゲンガー!シャドーボール!」
ピカチュウ「ピーカチュウ!」
ゲンガー「ゲーンガー!」
最初にピカチュウとゲンガーが先制するがガラルファイヤーは素早い動きで空中を飛び回り、全ての攻撃を回避した。
サトシ「ココガラ!エアカッター!ウオノラゴン!新技のハイドロポンプ!」
ココガラ「ココー!」
ウオノラゴン「ウーノー!」
隙を突いてココガラとウオノラゴンで攻撃を仕掛けるが、ガラルファイヤーはこれも自慢の羽を広げて羽ばたかせた時の黒い風によりかき消す。
サトシ「流石は伝説のポケモン、簡単にはいかないか。」
ガラルファイヤー「ファーイ!」
攻撃を避けたガラルファイヤーは全身を輝かせて突っ込んできた。
サトシ「ゴッドバード!?」
サトシがガラルファイヤーのゴッドバードを迎え撃とうとした時、
シンジ「エレキブル!雷!」
カキ「バクガメス!火炎放射!」
エレキブル「レキブルウゥゥ!」
バクガメス「ガメース!」
そこにサトシの仲間達がやって来て、シンジとカキがエレキブルの雷とバクガメスの火炎放射でガラルファイヤーの行く手を阻んだ。
サトシ「皆!」
セレナ「サトシ無事!?」
サトシ「ああ!」
マオ「良かった。」
ケルディオ『リーリエとラングレーが鍛錬平原の方が騒がしいって言ってサトシが此処にいることを思い出して急いで来たよ。』
シンジ「それより、何だあのファイヤーに似たポケモンは?」
サトシ「ああ、ファイヤーのガラルの姿らしい。」
カキ「ファイヤーのガラルの姿だと!?」
マーマネ「伝説のポケモンのリージョンフォームなんて初めて見たよ!」
ノゾミ「こんな状況だけど伝説のポケモンのリージョンフォームを見ることになるなんて凄いよ。」
リーリエ「でもどうしてサトシを?」
サトシ「分からないけど話を聞いてくれそうになさそうだ。」
ラングレー「説得は無理ってことね。」
ハルカ「やるしかないカモ!」
スイレン「うん!」
ヒカリ「いっくわよ!」
メンバーが勢揃いしてガラルファイヤーとのバトルが再開される。
サトシ「エルレイド!しんくうは!」
エルレイド「エールレイ!」
ノゾミ「エルレイド!こっちもしんくうはだよ!」
エルレイド(ノ)「エールレイ!」
ラングレー「ツンベアー!冷凍ビーム!」
ツンベアー「ベアー!」
シンジ「エレキブル!雷!」
エレキブル「レキブルウゥゥ!」
カキ「バクガメス!火炎放射!」
バクガメス「ガメース!」
ハルカ「バシャーモ!貴方も火炎放射!」
バシャーモ「バシャー!」
マーマネ「クワガノン!放電!」
クワガノン「クワー!」
セレナ「マフォクシー!マジカルフレイム!」
マフォクシー「マフォー!」
ヒカリ「ポッチャマ!ハイドロポンプ!」
ポッチャマ「ポーチャマー!」
スイレン「アシレーヌ!うたかたのアリア!」
アシレーヌ「シレーヌ!」
リーリエ「シロン!吹雪!」
シロン「コーン!」
ドドドドドドドドド!
全ての技はガラルファイヤーに命中したが、ガラルファイヤーは平然としていた。
サトシ「やっぱり大したダメージはないか。」
シンジ「伝説のポケモンにはかすり傷程度だろうな。」
ガラルファイヤー「ファーイ!」
サトシ「またゴッドバードか!」
シンジ「迎え撃つぞ!雷パンチ!」
サトシ「アイアンテール!」
カキ「ドラゴンテール!」
ハルカ「スカイアッパー!」
エレキブル「レキ!」
ピカチュウ「チューピッカ!」
バクガメス「ガーメス!」
バシャーモ「バーシャー!」
バチィン!
ゴッドバードとぶつかり合い、それぞれ後方に下がる。
ガラルファイヤー「ファァーーーーーーーーーーーーーイ!!!!」
サトシ「な、なんだ!?」
ラングレー「一体何をする気!?」
直後にガラルファイヤーは咆哮を上げて翼から溢れるオーラを更に深紅く染まらせて光らせる。
ガラルファイヤー「ファル…ゥゥゥゥゥゥゥ!!」
ガラルファイヤーは勢いよく翼を羽ばたかせ、赤と黒の螺旋状に融合した炎をサトシ達に向けて放った。
ドーン!
サトシ達は吹き飛ばされ、爆風が晴れるとポケモン達はフラフラしていた。
サトシ「今の技は何だ?」
アルセウス『燃え上がる怒りだ。』
そこにポケモン姿のアルセウスが来た。
ヒカリ「アルセウス!?」
シンジ「燃え上がる怒り?」
アルセウス『相手を怯ませることもできるガラルファイヤーだけが覚えられる技だ。』
カキ「世界にはまだ俺達の知らないポケモンや技があるってことか。」
ラングレー「でもまだファイヤーが有利なのには変わりはないわ。」
セレナ「ねえアルセウス、どうしてファイヤーは私達に攻撃を?」
アルセウス『残念だが私にも話そうともしない。こやつは元々傲岸不遜な性格で己の本能に従っているからな。』
サトシ「俺を襲ったのもその本能ってことか。さて、どうする?」
ピカチュウ「ピィカ。」
???『サトシ、ピカチュウ。』
サトシ「ん?」
ピカチュウ「ピカ?」
マオ「サトシ?」
ハルカ「どうしたの?」
サトシ「今、声が・・・。」
ピカチュウ「ピーカ。」
スイレン「声?」
ノゾミ「聞こえなかったけど・・・。」
???『サトシ!ピカチュウ!』
サトシ「また!」
ピカチュウ「ピカ!」
ピカーン!
するとサトシとピカチュウは光に包まれる。
目を開けるとサトシとピカチュウ以外皆止まっていた。
サトシ「ど、どうなってるんだ?」
ピカチュウ『分からない。』
サトシ「ってピカチュウ、今喋った?」
ピカチュウ『え、本当だ!?何で?』
???『私が力を与えたからだ。』
サトシ「え?」
サトシとピカチュウの目の前には騎士をイメージしたロボットがいた。
サトシ「ロボット?」
ピカチュウ『・・・。』
サトシ「ピカチュウ?」
ピカチュウ『僕は彼を知っている。』
グラディオン『私の名はグラディオン。正義と平和を守るウェブナイトだ。』
サトシ「グラディオンって【電脳冒険記ウェブダイバー】の?」
ピカチュウ『何故か分からないけど、ずっと前にも僕は彼と戦っていた気がする。』
グラディオン『そうだ。ピカチュウ、君は私のウェブダイバーの生まれ変わりなのだ。』
サトシ「ピカチュウが生まれ変わり!?」
グラディオン『そう、そして私は君達の活躍を数々見てきた。素晴らしき絆を見せてもらった。』
サトシ「なんか照れるな。」
ピカチュウ『うん。』
グラディオン『そして私と”彼”が時を止めて君達の前に現れたのだ。』
サトシ「彼?」
すると巨神をイメージした巨大ロボットがグラディオンの隣に立つ。
ダイタリオン『我はダイタリオン。グラディオンと同じくウェブナイトであり時の神。』
ピカチュウ『ディアルガも時の神って呼ばれてるけど。』
サトシ「でも何で今になって?」
グラディオン『強敵に立ち向かい、君達の最後まで決して諦めない気持ちが我々を目覚めさせたのだ。』
サトシ「じゃああのガラルファイヤーが突然襲って来たのは?」
グラディオン『残念だが私にも分からない。だが奴は空から君達を見た瞬間興味を示したとしか言えない。』
サトシ「そうなのか。」
ピカチュウ『でも挑まれたからには絶対に勝つ!』
サトシ「そうだな!」
グラディオン『それならプラグイットと叫ぶのだ。私も力を貸そう。』
サトシ「分かった!一緒に高みを目指そうぜグラディオン!」
グラディオン『おう!』
そして再び時間が動き出す。
サトシ「よし!行くぞピカチュウ!」
ピカチュウ『うん!』
ハルカ「え?」
セレナ「今、ピカチュウが喋った?」
シンジ「あいつのピカチュウ、テレパシーが使えたか?」
カキ「いや、普通に鳴いていたが。」
仲間達がピカチュウに困惑するも、ピカチュウは拳を突き上げて先程の言葉を叫ぶ。
ピカチュウ『プラグイット!』
ピカチュウがプラグイットと叫ぶとグラディオンが現れる。
グラディオン『ピカチュウ!』
ピカチュウ『うん!ウェブダイブ、グラディオン!』
ピカチュウがジャンプするとグラディオンは光の粒子となりピカチュウと融合する。そしてピカチュウはグラディオンを思わせる鎧を纏い、顔に仮面のグランアーメットを被る。
グラディオンピカチュウ『これが新しい僕、グラディオンピカチュウだ!』
【グラディオンピカチュウ】誕生である。