ここはガラル地方、今この地方にバトルコロシアムが近づいていた。
バトルコロシアム
サトシ「見えて来たぜ、ガラル地方!」
ラングレー「久しぶりに来たわね。」
サトシ「ムゲンダイナの事件の傷跡もすっかりなくなってるよ。」
ケルディオ『ザシアンとザマゼンタが力を貸してくれなかったらどうなってたことやら。』
サトシ「そうだな。あの時はありがとうな、ザシアン。」
ザシアン「ウオォーールド。」
セレナ「サトシ、調べたところシュートシティでこれからダンデさんとキバナさんのエキシビジョンマッチがあるんだって。」
サトシ「本当か!」
ヒカリ「キバナさんって?」
ラングレー「ガラルのドラゴンタイプのジムリーダーらしいよ。」
ハルカ「チャンピオンとジムリーダーがバトルするんだ。」
セレナ「2人はマスターズエイトでもあるのよ。」
マオ「マスターズエイト?」
アルセウス「ポケモンワールドチャンピオンシップス。通称PWCSのランキング8位以内のトレーナー達のことだ。」
リーリエ「そしてその1人でPWCSの世界最強王者が、ガラル地方のチャンピオンのダンデさんでしたね。」
サトシ「ワタルさんもその1人らしいぞ。」
ハルカ「ワタルさんも!?」
ヒカリ「確かドラゴン使いでポケモンGメンのカントーの四天王チャンピオンだったわね。」
ケルディオ『サトシ、寄ってく?』
サトシ「そうだな。よし! ヨロイ島の前にエキシビションマッチを見に行くぞ!」
マオ「賛成!」
リーリエ「いいですね。」
アルセウス「私も興味があるな。」
一行はシュートシティに着いた後バトルコロシアムを降り、変装してシュートスタジアムに入った。
シュートスタジアム
観客席
サトシ「流石エキシビションマッチ! 人がいっぱいだ!」
セレナ「有名人同士だからね。」
ハルカ「凄いかも。」
ヒカリ「どんなバトルになるのかしら。」
ラングレー「楽しみね。」
マオ「早く見たいな。」
ケルディオ『ダンデ VS キバナか。』
アルセウス「これは面白い対戦カードだな。」
リーリエ「あ、始まりますよ。」
バトルフィールド
司会『皆さん、お待たせいたしました。遂にエキシビションマッチの開幕です! それでは選手の入場です。まずはガラル地方リーグチャンピオンダンデだ!』
ダンデがバトルフィールドに入場する。
ダンデ「盛り上がって行くぞ!」
観客席から大歓声が響き渡る。
観客席
サトシ「流石ダンデさん。凄い人気だ。」
セレナ「私達も結構有名だけど。」
ハルカ「あの人は桁違いかも。」
バトルフィールド
司会『続いて、ダンデのライバルにしてガラル地方最強ジムリーダー、キバナだ!』
反対側からキバナが入場する。
キバナ「いーはぁー!」
再び観客席から大歓声が響き渡る。
観客席
ラングレー「キバナさんも相変わらず派手ね。」
ヒカリ「ちょっと変わってるかも。」
マオ「そうだね。」
バトルフィールド
キバナ「ダンデ! エキシビションといえどお前の無敗記録をここで終わらせる!」
ダンデ「俺はどんな試合でも負けないぜ! 今回も勝つのは俺だ!」
ダンペー「これよりチャンピオンダンデとジムリーダーキバナのエキシビションマッチを始めます。使用ポケモンは1体。どちらかのポケモンが戦闘不能になれば終了。両者ポケモンを!」
キバナ「荒れくるえよ! オレのパートナー、スタジアムごと奴を吹きとばす! 行けジュラルドン!」
ポンッ!
ジュラルドン「ジュラ!」
観客席
サトシ「やっぱりキバナさんはジュラルドンか。」
セレナ「ジュラルドン?」
セレナはスマホロトムを取り出す。
スマホロトム(セレナ)
『ジュラルドン 合金ポケモン
鋼・ドラゴンタイプ
磨きあげた金属のような体は軽いうえに硬いが錆びやすい。雨が苦手で洞窟に棲む。』
ラングレー「確かにドラゴンタイプ臭いわね。」
ヒカリ「ディアルガと同じタイプなのね。」
リーリエ「炎タイプの技はあまり効かなくて氷タイプとフェアリーに強いポケモンということですね。」
バトルフィールド
ダンデ「さあ、チャンピオンタイムだ! 行け、リザードン!」
ポンッ!
リザードン(ダ)「グオォォォォ!」
観客席
ハルカ「リザードンだ!!」
マオ「カキが見たら興奮しそう。」
ケルディオ『サトシのリザードンといい勝負できそうだね。』
アルセウス「それを言うならアランも黙っていないと思うぞ。」
バトルフィールド
ダンペー「それでは始め!」
ダンデVSキバナ
キバナ「ジュラルドン! メタルクロー!」
ジュラルドン「ジューーラ!」
リザードン(ダ)「グオォォ!?」
司会『メタルクローリザードンに命中! 効果はいまひとつだが強力だ!』
観客席
ラングレー「なんて攻撃!」
マオ「しかも早い!」
アルセウス「よく育てられてるな。」
バトルフィールド
ダンデ「反撃だリザードン! ドラゴンクローだ!」
リザードン(ダ)「グオォ!」
キバナ「鉄壁!」
ジュラルドン「ジュラ!」
ガキィン!
ジュラルドン「ドーラァ!」
リザードン(ダ)「グオォ!」
ジュラルドンはリザードン(ダ)のドラゴンクローを鉄壁で防御力を上げて受け止めて跳ね返した。
観客席
ハルカ「固い!」
リーリエ「かなりの防御力ですね。」
バトルフィールド
キバナ「もう一度メタルクロー!」
ジュラルドン「ジュラーー!」
司会『ジュラルドン、再びメタルクローで接近する!』
ダンデ「穴を掘るで躱せ!」
リザードン(ダ)「グオォ!」
ジュラルドン「ジュラ!?」
司会『リザードン! 穴を掘るで躱した!』
キバナ「やるな。」
観客席
リーリエ「あのリザードン、穴を掘るが使えるのですか!?」
ヒカリ「そんなリザードン見たことない!」
ケルディオ『確かにリザードンは空を飛んでいるからイメージつかないけど。』
アルセウス「自身の弱点である電気タイプと岩タイプの対策として覚えさせたのかもしれん。」
バトルフィールド
キバナ「どこから来る?」
ダンデ「今だリザードン!」
リザードン(ダ)「グオォ!」
ジュラルドン「ジュラーー!?」
キバナ「ジュラルドン!」
ジュラルドンの真下からリザードン(ダ)が飛び出し、ジュラルドンにダメージを与える。
ダンデ「畳み掛けるぞ! 瓦割り!」
リザードン(ダ)「グオォォ!」
キバナ「迎え撃てストーンエッジ!」
ジュラルドン「ジューーラ!」
リザードン(ダ)「グオォ!?」
ダンデ「リザードン!?」
反撃のストーンエッジを喰らうリザードン(ダ)。
キバナ「さあ、これはどうする? 鉄蹄光線!」
ジュラルドン「ジューーラ!」
ジュラルドンは両腕を地面につけ、ラスターカノンのような光線を放つ。
ダンデ「火炎放射!」
リザードン(ダ)「グオォォ!」
鉄蹄光線と火炎放射が衝突するが徐々に鉄蹄光線が押し始めリザードン(ダ)に命中した。
リザードン(ダ)「グオォォ!?」
ダンデ「リザードン!?」
司会『鉄蹄光線リザードンに命中! これは効いたか!?』
観客席
リーリエ「凄い威力です!」
ハルカ「あんなのに当たったら一溜まりもないかも!」
アルセウス「だが、ジュラルドンの方も大きいリスクを伴った。」
ヒカリ「どういうこと?」
ケルディオ『鉄蹄光線は鋼タイプの技で強力だけど、ブレイブバードやフレアドライブと同じように自分にもダメージを受けるんだ。だから威力が高い分ダメージも大きい。』
ラングレー「それじゃあ!?」
アルセウス「ああ。あのキバナという人間、一か八かの賭けに出たな。」
サトシ「でもダンデさんのリザードンがここで終わるとは思えない。」
ケルディオ『だね。』
バトルフィールド
ダンデ「リザードン。」
キバナ「さてどうなったか。」
土煙が晴れるとダメージを負いながら立っているリザードン(ダ)の姿があった。
リザードン(ダ)「グオォォォォ!」
ダンデ「いいぞリザードン!」
司会『リザードン! まだ立っている!』
キバナ「そうでなくてはな! そろそろ行くぞ!」
シュウゥゥゥン!
観客席
マオ「モンスターボールに戻しちゃった。」
サトシ「ということはキョダイマックスか。」
ヒカリ「え、ジュラルドンもキョダイマックスできるの!?」
バトルフィールド
キバナはジュラルドンをモンスターボールに戻すと右腕に着けているダイマックスバンドから光が放たれてジュラルドンのモンスターボールに集まり、そのモンスターボールは巨大化した。
キバナ「ジュラルドン! キョダイマックス!」
ポンッ!
キバナは巨大化したモンスターボールを勢いよく投げるとジュラルドンが飛び出し、体が巨大化して首が長く伸び上がり、首の一部と腹部から背中までの組織が窓ガラスの様なクリスタル状になり、摩天楼にそびえる高層ビルのような姿となった。
キョダイマックスジュラルドン「ジューーラーーー!」
観客席
サトシ「何度見てもすげぇ!」
セレナ「これがジュラルドンがキョダイマックスした姿!」
バトルフィールド
ダンデ「ならばこちらも答えなければならない!」
シュウゥゥゥン!
観客席
ケルディオ『ダンデもリザードンを戻したよ。』
アルセウス「来るか。」
ダンデもリザードンをモンスターボールに戻すとダイマックスバンドから同じ光が放たれてリザードンのモンスターボールに集まり、光を浴びたモンスターボールは巨大化した。
ダンデ「行くぞ! キョダイマックス!」
ポンッ!
ダンデが勢いよく巨大化したモンスターボールを投げるとリザードンが巨大化して炎の翼を燃やして雄叫びを上げる。
キョダイマックスリザードン「グオォォォォーーーーー!」
観客席
ラングレー「凄いわ!」
ケルディオ『ここからはキョダイマックスポケモン同士のバトルか。』
アルセウス「面白くなってきたな。」
バトルフィールド
キバナ「ジュラルドン! ダイロック!」
キョダイマックスジュラルドン「ジューーラ!」
キョダイマックスジュラルドンは地面から巨大な岩の壁を出現させる。
ダンデ「リザードン! ダイナックルで砕け!」
キョダイマックスリザードン「グオォォォォ!」
キョダイマックスリザードンは拳を握り正拳突きを叩き込んで岩の壁を粉砕した。砕かれた岩は観客席に落ちそうになったがシールドが張られていたため被害は出なかったが技が相殺された時の突風と衝撃波が発生した。
観客席
アルセウス「観客席にはバトルの被害が出ないようにシールドが張られているようだな。」
サトシ「安全に試合を観るためだな。」
ケルディオ『これなら安心だね。』
バトルフィールド
キバナ「ダイスチル!」
キョダイマックスジュラルドン「ジューーラ!」
キョダイマックスジュラルドンは前足を地面に叩きつけると鋼の柱を出現させてキョダイマックスリザードンを狙う。
ダンデ「キョダイゴクエン!」
キョダイマックスリザードン「グオォォォォ!」
キョダイマックスリザードンは咆哮を上げ、炎の翼を大きく羽ばたかせ前に振り下ろす。すると炎の翼は火の鳥となって飛び出して急旋回して鋼の柱を粉砕する。そしてキョダイマックスジュラルドンにダメージを与える。
ダンデ「さあ! そろそろクライマックスだ! リザードン! 止めのキョダイゴクエン!」
キョダイマックスリザードン「グオォォォォ!」
キョダイマックスジュラルドン「ジュラーーー!?」
キバナ「ジュラルドン!?」
キョダイマックスリザードンは再びキョダイゴクエンを放ち、キョダイマックスジュラルドンに直撃させる。
ジュラルドン「ジュラァ。」グルグル
ジュラルドンは通常サイズに戻り、目を回していた。
ダンペー「ジュラルドン戦闘不能! リザードンの勝ち! よって勝者!! チャンピオンダンデ!」
観客「わあぁぁーーーー!」
司会『決まった! 激戦を制したのはダンデだ! またもや無敗記録更新です!』
するとリザードン(ダ)も通常サイズに戻った。
ダンデ「リザードンよくやった。」
リザードン(ダ)「グオォ。」
観客席
サトシ「ダンデさんが勝った!」
セレナ「凄い。」
ラングレー「これが世界最大の王者の実力!」
ハルカ「まだ興奮が治まらないかも!」
ヒカリ「サトシはいつかあの人バトルするのが目標なのね。」
サトシ「ああ。よーーし! 絶対に勝ち上がってダンデさんに挑むぜ!」
マオ「応援してるよ、サトシ」
リーリエ「頑張って下さい。」
ケルディオ『気合入ってるねサトシ。』
アルセウス「どのようなバトルが見れるか楽しみだ。」
バトルフィールド
キバナはジュラルドンをボールに戻してダンデに近づく。
キバナ「今回も勝てなかったか。だがいつかお前を越えるぜ!」
ダンデ「いつでも来い!」
2人はお互いに握手した。こうしてエキシビションマッチは幕を閉じた。
予告
遂にヨロイ島に上陸したサトシ達。
サトシ「此処がヨロイ島か。」
再会するライバル。
シンジ「久しぶりだな。」
サトシ「シンジ!」
新たなポケモンとの出会い。
サトシ「俺サトシ。よろしくな。」
ダクマ「ベアア。」
そして新たな力。
サトシ「これがリザードンとゼクロムの新しい力だ!」
リザードン『
ゼクロム『閉ざされた世界を貫く我が新風! ヴァレルロード・ゼクロム!』
リザードン『行くぜ!
ゼクロム『喰らえ!