狩人達と魔術師達の運命、それからあらゆる奇跡の出会い   作:Luly

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戦闘まで行けませんでした。

裁「こうして話数は増えていく…」


第91話 森の精霊と何者かの襲撃

私は倒れ込んだあと、何とかして身体を起こした。

 

「……!?ルーパスちゃんっ!?」

 

そこには私に覆い被さるように倒れているルーパスちゃんの姿。背中を何かに斬られたかのように大きめの傷がある。

 

「……っつつ」

 

「ルーパスちゃん!大丈夫!?」

 

「平気……って言いたいところだけど防具貫通してるから平気レベルを越してる。……アレ相手に、レザーα一式だと分が悪いね。」

 

レザーαで分が悪い───?

 

〈なんだ、これは…?生体反応はある。あるんだ。なのに───その姿がない!これは……?〉

 

ドクターの言葉に辺りを見渡すと、いつの間にか霧が立ち込めていた。

 

「隠蔽魔法はかけた……とりあえず、治療するよ、ルーパスさん。」

 

「ありがと、ミラ……」

 

「……それにしても、さっきの声は…」

 

レンポくんがそう呟く。

 

「…いるのか?ミエリ。」

 

「いるよ?」

 

レンポくんの言葉に返す声。私がその方向を向くと、足を縛られた小さな女の子がいた。

 

「やっほ~、レンポ。」

 

「ミエリ……!お前、どこにいたんだよ!?」

 

「そこ、かな?」

 

ミエリちゃんが指差したのは宝箱。…なるほど、ミエリちゃんが封じられたしおりが宝箱にくっついてたのかな?

 

「えっと…貴女が預言書の?」

 

「え…うん。」

 

「そうだ。こいつが次の主、リッカだ!」

 

「ふ~ん……うん、よろしくね、リッカ!私はミエリ。宝具名は“森の精霊(ミエリ)”だよ。」

 

その言葉に私は頷く。

 

「……ん、治療完了。」

 

「ありがと、ミラ。…リューネ。流石にアレ相手に下位防具上位防具は分が悪い……って言いたいところだけど、一撃でネコタク出勤になるまでのダメージは負ってない。でも確かに今の私の防護と同じ160じゃ足りないと思うから───せめて防護200。もっと言うなら300以上が良いと思う。」

 

「300以上か…まぁ、出来なくはないが。」

 

そう言うとリューネちゃんとルーパスちゃんはアイテムボックスを開き、防具を変え始めた。

 

「……これでいいか。」

 

「ん、こっちも決まったよ。」

 

そう言うルーパスちゃんの姿は…なんか、少し花嫁さんっぽい感じがある気がする。頭以外甲冑だけど。リューネちゃんは…なんか、踊り子さんっぽい?…ええっと…

 

 

ルーパス・フェルト

武:レイ=ファーンライク(鋭利180 氷属性値390 精密0 接撃 強撃 毒 睡眠 カスタムなし )

頭:ゼノラージヘッドα(耐毒珠【1】)

胴:ゼノラージハイドα(達人珠【1】)

腕:ゼノラージクロウα(達人珠【1】)

腰:ゼノラージスパインα(心眼珠【1】)

脚:ゼノラージフットα(達人珠【1】)

護:達人の護石III

特:癒しの煙筒

 

発動スキル:ひるみ軽減Lv.3 特殊射撃強化Lv.2 毒耐性Lv.1 強化持続Lv.3 属性やられ耐性Lv.3 見切りLv.6 超会心Lv.1 心眼/弾導強化Lv.1 冥灯龍の神秘

装備ステータス:鋭利180 氷属性値390 精密30 接撃 強撃 毒 睡眠 防護360 火耐性値-15 水耐性値15 雷耐性値15 氷耐性値15 龍耐性値-20

 

 

 

リューネ・メリス

武:マギアチャーム=ベル(鋭利180 氷属性値280 精密0 最大痛撃色青 百竜強化・属性強化【氷】III 耐毒珠【1】)

頭:なるかみのこうべ

胴:なるかみのむなさき

腕:なるかみのかいな

腰:なるかみのこしもと

脚:なるかみのおみあし

護:風立の護石(笛吹き名人Lv.1)

花:猟香の花結・三輪

 

発動スキル:毒耐性Lv.1 攻めの守勢Lv.1 高速変形Lv.1 雷紋の一致Lv.5 抜刀術【技】Lv.1 体術Lv.1 破壊王Lv.1 ガード性能Lv.2 砲術Lv.1 ランナーLv.1 回避性能Lv.1 笛吹き名人Lv.1

装備ステータス:鋭利180 氷属性値280 精密0 最大痛撃色青 防護380 火耐性値13 水耐性値8 雷耐性値27 氷耐性値-12 龍耐性値-17

 

 

……見たことない文面が並んでるんだけど…それにルーパスちゃんの方…最大痛撃色はどこに……?

 

「爆弾持った?」

 

「あぁ…一応だが。使わないとは思うが…」

 

「いつも大体使わないで終わるからねぇ…ミラ。」

 

「何?」

 

「リッカ達の事…それと洞窟が崩れないように補強とかお願いできる?」

 

「……ん。でもなんで洞窟も…?」

 

「アレは暴れるからな…」

 

「…なんとかできるから、心配そうな顔しないで、リッカ。」

 

あ…気がつかれてたみたい。

 

「行ける?スピリス。」

 

「問題なくですにゃ。」

 

「どうだ、ルル。」

 

「笛の準備は万全にゃ。旦にゃさん達の準備が終わればすぐにでもにゃ。」

 

その言葉にルーパスちゃんとリューネちゃんは頷いて、ミラちゃんの方を見た。

 

「……準備ができたなら一瞬隠蔽を解除するよ。」

 

「……相棒、リューネさん。これを…」

 

そう言ってジュリィさんが渡したのはお団子。それが、8本。

 

「これは……うさ団子?」

 

リューネちゃんのその言葉にジュリィさんは首を横に振る。

 

「……リューネさんに聞いて再現してみてるんですが……どうもうまくいかないんです。食事効果は出るみたいなんですけど…」

 

「……ふむ。1つ、もらうよ。」

 

リューネちゃんが一本取ってそれを一口。

 

「………確かに、ヨモギ殿のものとは違うな。だが、これはこれで良いのではないだろうか。」

 

「え……」

 

「料理というものは人それぞれだからな。一人一人の個性というものが現れる。まぁ、たまに食べられないようなものもあるとは思うが。ヨモギ殿はヨモギ殿。ジュリィ殿はジュリィ殿だ。すまないがお茶はあるかい?」

 

「あ…はいっ!」

 

「ルーパスも座って食べたらどうだ?」

 

「…うん。そうだね。」

 

ルーパスちゃん達はその場で正座してお団子を食べていた。

 

〈……敵が近いというのになんかほのぼのしてません?〉

 

「腹が減っては戦はできぬ、とか言うからなんとも…」

 

〈言いますけども…〉

 

そんな話をしている間に食べ終わったみたい。ちなみにスピリスさんとルルさんの装備はこんな感じ。

 

 

スピリス

武:ギエナネコソードα(近接鋭利40 遠隔鋭利25 氷属性値260 精密0)

頭:ゼノネコヴェールα

胴:ゼノネコドレスα

 

装備ステータス:近接鋭利40 遠隔鋭利25 氷属性値260 精密0 防護120 火耐性値-6 水耐性値-4 雷耐性値4 氷耐性値4 龍耐性値-8

 

 

 

ルル

武:ベリオSネコ包丁(近接鋭利155 遠隔鋭利155 氷属性値200 精密15)

頭:なるかみねこみぐし

胴:なるかみのねこぐも

 

装備ステータス:近接鋭利155 遠隔鋭利155 氷属性値200 精密10 防護260 火耐性値4 水耐性値2 雷耐性値8 氷耐性値-6 龍耐性値-8

 

 

 

……今気がついたけど、リューネちゃんとルルさんの防具にある“なるかみ”ってもしかして“鳴神”───雷神様?

 

「…さぁ、行こうか。」

 

「うん。お願い、ミラ。」

 

「……隠蔽魔法を解除するよ。」

 

そう言ってミラちゃんが杖を振ると、膜が割れた───ような気がした。それと同時に、強い警鐘。ルーパスちゃん達が私達から離れると、もう一度ミラちゃんが杖を振って、膜みたいなのが張られる。それと同時に警鐘が止んだ。

 

「……」

 

ルーパスちゃんは真剣な表情で弓に矢を番える。

 

「…来るぞ」

 

リューネちゃんがそう呟いた直後、スゥッ…っと突然、その場に月白色の存在が現れた。

 

「え……なんで?なんで……()()()()が?」

 

ミラちゃんがそう呟いた。

 

「───バギャァァァァ!!

 

「「「「───っ!」」」」

 

ルーパスちゃん達が耳を塞ぐ。そういえば、耳栓が発動してなかった───

 

「こうやって戦うのは随分と久しぶりだな……月迅竜“ナルガクルガ希少種”───またの名を“ルナルガ”!!」

 

「行くよっ!」

 

「あぁっ!」

 

リューネちゃんが応えると同時に何かを投げる。その投げたものは思いっきり爆音を発した。

 

「音爆弾……!」

 

「───バギャァァァァ!!

 

現れたそのモンスターの目は、赤く光っていた。




ちなみに最後のは怒り咆哮です。

裁「ナルガクルガ希少種に音爆弾って確定で怒るんだっけ。」

らしいけどね…

セプテム修正後に召喚するサーヴァントは?

  • 剣士、剣士、魔術師
  • 魔術師、騎兵、剣士
  • 槍兵、狂戦士、弓兵
  • 暗殺者、剣士、剣士
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