狩人達と魔術師達の運命、それからあらゆる奇跡の出会い 作:Luly
裁「それとお気に入り80件ね。」
ほわぁ…
「そら。洞窟の果てまで行ってきてやったぞ。」
そう言ってギルがルナルガとキマイラの亡骸をステンノさんの前に雑に放る。
「…まずは、お見事ですわ、勇者の皆様。私に用意した洞窟を突破するなんて。……ですが…これは?」
「下らぬ虚言など要らぬ。この獣2体、そして洞窟にいた兵。すべて、貴様が用意したものであろう?」
その言葉を聞いたとき、酷く驚いたような表情をした。
「……いいえ。合成の獣はともかく、そちらは私が用意したものではありませんわ。」
「…何?」
「……えぇ、認めましょう。確かに私は洞窟に兵と合成の獣を用意しましたわ。ですが…この獣は知りませんわ。」
そう言ってステンノさんが指し示したのはルナルガ。…どういうこと?洞窟内にいたルナルガを、ステンノさんが知らない…?
「ふん、それが真実だという証もなかろう。」
「これに関しては真実ですわ。言葉だけでは足りないというのでしたら、私の霊基にでも誓いましょう。」
「……むう…」
あ、ギルが黙り込んだ。
「あら?何、あんた死体持ってきたの?」
「あはははは!!」
いつの間にか、二人のサーヴァントが近づいてきてた。って、この声は…
「エリザベートさんとタマモキャットさん…?」
「はぁい、また会ったわね。」
「あはははは!!人参はあるか?」
〈タマモキャットの方は完全に狂っちゃってるか…意志疎通は難しいかもね。〉
エリザベートさんの視線がネロさんに向いた。
「…魔力を感じない…あんた、まさか人間?」
「何を訳の分からぬことを。美少女ベースでなければ斬っていたぞ。余は当代の皇帝、ネロ・クラウディウスである。……む?その親しみのある視線はなんだ。」
「いや……忘れていいわ。いえ、忘れて。……うっそ、生ネロじゃない…」
「「「「「生?」」」」」
「何が生か!」
あ、数人被った。
「あはははは!!」
〈地獄絵図かな?フランスの時より酷いぞ…?〉
「……ところで、二人はどうしてここに?」
アイドルとメイド(で合ってる?)さん。なんでいるんだろう。
「あぁ…洞窟を掘らされてたのよ。このカミ様の指示で、ね。」
「ふむ…βテスター、というやつか?ということは貴様等はビーターか?」
「ギル、“ビーター”ってユーザー側の試験者を指す“βテスター”と不正行為実行者とかを指す“チーター”を掛け合わせた言葉だから微妙に違うよ?…たぶん。」
「……よく分かるな、マスター。」
「数日前にSAO読んでたの見てたし。」
読んでたんだよねぇ…原作SAO第1巻。意外だったけど。たまに私達がやってるゲームに参加してきたりするし。ちなみにプレイヤーネームは“AUO”、“ギル”、“AUO-P”のどれかだった。
「…しかし、霊基に誓うとはいえ信用ならぬな。」
「…強制的に吐かせようか?」
ミラちゃんがそう呟いた。
「できるのか?」
「あんまり好きじゃないけど一応。」
「ふむ…頼む。」
「はいはい…」
そう言ってミラちゃんはステンノさんの前に立った。
「…私の目を見なさい。」
「……?……ッ!?」
見た直後、ステンノさんが慌て始めた。ミラちゃんはというと目を離そうとするステンノさんの頭をしっかりと掴んで目を強制的に合わせる。
「───!─────!!」
声にならない悲鳴。しばらくそれが続いたあと、力が抜けたようにぐったりと座り込んだ。それを見て、ミラちゃんはステンノさんの頭から手を離す。
「できたよ。」
「……ミルド、貴様何をした?」
「“強制暴露の暗示”。洗脳系の一種なんだけどね。この暗示にかかると嘘を隠せなくなる。本当のことしか言えなくなるの。」
真実薬だ…
「じゃあ…始めるよ」
「うむ。」
「───問1。汝、我らの入りし洞窟を作った者か。」
「───はい。」
「───問2。汝、洞窟にいた合成の獣を知る者か。」
「───はい。」
「───問3。合成の獣について知ることを答えよ。」
「───名をキメラ。魔神テュポーンと怪物の母エキドナの娘。神代ではベレロフォンに倒された獣。」
確か…ミラちゃんはまだギリシャ系に詳しくなかったと思う。
「───問4。洞窟の奥にあるという宝。全部でいくつか。」
え…なんでそんなこと……?
「───2つ。1つは少女が描かれた緑の紙に封じられた箱。私や他の神々でも開くことができなかった謎の箱。もう1つは私が用意したもの。中にはタマモキャットがいるはずだった。」
少女が描かれた緑の紙───ってミエリちゃんのしおり?
「───問5。汝はナルガクルガ希少種を知っているか。」
「───いいえ。神代でも姿を見たことがありません。今この場で見たのが初めてです。」
「…だ、そうだけど?」
「ふむ……ミルド、これは貴様ではなくとも応答するのか?」
「するよ。次は問6からだね。」
「ならば……問6。貴様は何をミラ・ルーティア・シュレイドに見た?」
ミラちゃんに、何を見たか……?そういえば、なんか怯えたような感じだったもんね。
「───白き竜。こちらを見つめる赤き双眸は、私に白き竜を思い起こさせましたわ。その竜の力は恐らく、神にも劣らないでしょう。」
赤き双眸───?ミラちゃんの目って右が赤、左が緑の虹彩異色だよね?
「…ふむ。何か心当たりはあるか、ミルド。」
「…………さぁ、どうだろうね。でも私達の世界で白い竜って言ったらフルフル原種や白疾風ナルガクルガ、パオウルムー原種にベリオロス原種その他諸々…あとは古龍になるけどミラルーツとシャガルマガラとかじゃないかな。」
「そうか。多いのだな、意外と。」
〈話はそこまでにしよう!そこにサーヴァント反応が近づいている!!〉
「アタシ?」←サーヴァント
「ン?」←サーヴァント
「うん?」←サーヴァント
「え?」←サーヴァント
「なんですか?」←デミサーヴァント
「「にゃ?」」←サーヴァント
「ウォン?」←サーヴァント
「はい?」←サーヴァント
「何?」←サーヴァント
「…?」←サーヴァント
「あ?」←宝具
「ん~?」←宝具
「ほう?」←サーヴァント
「……」←神
〈違う、君たち以外の───ってなんだこのサーヴァントの大渋滞は!神霊含めて14騎いるって何さ!!ともかく、海から来るぞ!〉
海から───?
「ネロォォォォ!!」
「叔父上……!」
カリギュラさんだった。
「捧げよ、そのから───だっ!?」
こちらに向かってきている最中に何かによって吹き飛ばされた。
「マスターめ達であの皇帝を討ち取ってこい。我とミルドはこの神に用があるのでな。」
「あ…うん」
〈……私も行きます、マスター。〉
その言葉にうなずいて、メドゥーサさんを召喚する。
「……英雄王。どうか、温情を…」
「悪いようにはせぬよ。よく護れ。」
その言葉を最後に、私達はカリギュラさんのもとへ向かった。
……で、しばらく戦ったあと、戻ってきたら……
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいめどぅーさほんとうにごめんなさいすなおになれなくてごめんなさいいじめてしまってごめんなさい……」
「……はぇ?」
なんか……明らかにカリスマブレイクっていうか…人格崩壊したステンノさんがいた。
「ミラちゃん、何したの?」
「ん~…私は煌黒龍の威圧当て続けたの。英雄王は……ごめん、言わせないで。」
「あ…うん。」
そのあと、ステンノさんから情報貰えたけど…完全に人格変わってない?あれ。威圧感なくなってるんだけど…
煌黒龍の威圧は神をスタンさせられるという設定です。
弓「ふむ…」
セプテム修正後に召喚するサーヴァントは?
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剣士、剣士、魔術師
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魔術師、騎兵、剣士
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槍兵、狂戦士、弓兵
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暗殺者、剣士、剣士