狩人達と魔術師達の運命、それからあらゆる奇跡の出会い   作:Luly

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遅くなりました……

裁「なんでよ……」


第96話 腹痛がする

ズキッ…

 

「……」

 

まただ。警告の激痛───まだ、弱いけど。今日、この先に───何かが、ある。それとお兄ちゃん曰く、マリーの固有結界は9割出来てきてるらしい。

 

「■■■■■■───!」

 

相対するはバーサーカー。他の骸骨兵やゴーレムはルーパスちゃん達が相手してくれてて、こっちにはマシュとアル、ジャルタさんにナーちゃん、預言書だけ。

 

「おいジャンヌ!炎が足りねぇぞ!」

 

「分かってるわよそれくらい…!」

 

「なら良いんだけどよ───封印状態のオレの炎くらい上回って見せやがれ!」

 

「言われなくとも……!」

 

そう言ってジャルタさんの炎の勢いが上がる。同様にレンポ君の火の勢いも上がっていく。

 

「…せあっ!」

 

マシュが盾に体重をかけて二連───そのあとに盾を支えにして跳躍。その跳躍した先にナーちゃんが氷を生成してその氷に盾の先を突き刺して再跳躍。その跳躍の隙にジャルタさんとレンポ君が炎を起こし、アルとミエリちゃんが風を起こす。…ミエリちゃんが使うのは“森属性”の魔法なんだけど、一応風も使えるみたい。

 

「今よっ!」

 

ナーちゃんが叫ぶと同時にバーサーカーが凍りつく。

 

「砕きます!はぁぁぁっ!!」

 

結構高い位置まで上ってたマシュが、盾の面になっている部分を向けて空中から落ちてくる。以前のシールドバッシュと同じ───だけど今回はもっと高い…!

 

「■■■■■───!!!」

 

「畳み掛けんぞ!合わせやがれ、ジャンヌ!燃えやがれ!宝具稼働───」

 

「指示すんじゃないわよ!!これは憎悪によって磨かれた我が魂の咆哮───」

 

「仮想展開。其は我が仮想の側面、攻撃の概念を現す仮想───」

 

「一斉にいっくよ~!森の息吹をここに!宝具稼働───」

 

「繰り返すページのさざなみ……押し返す草のしおり───」

 

「真名、偽装登録───宝具、展開します!」

 

〈宝具の一斉起動───大丈夫かい、リッカちゃん?〉

 

ドクターが心配そうに声をかけてくる。

 

「以前よりは大丈夫。…ありがとね、マシュ。」

 

「いえ…私はあなたのシールダーですし…それに、他の皆さんと比べたら護ることしか出来ないので。」

 

「攻撃することだけが戦いじゃないから、良いと思うよ。」

 

そう言った直後、宝具が起動する。

 

「いっけぇ!“炎の精霊、その力此処に振るえ(ヴィオスフレイム)”!!!」

「“吠え立てよ、我が憤怒(ラ・グロンドメント・デュ・ヘイン)”───!!!」

「真名疑似登録!“疑似展開 仮想宝具/時間歪曲(ロード・タイマーディストート)”───!!!」

「“森の精霊、その力此処に振るえ(ラフナプリズン)”!それ~っ!」

「全ての童話は、お友達よ!だって私は、“誰かの為の物語(ナーサリー・ライム)”───!!!」

「“仮想宝具 疑似展開/人理の礎(ロード・カルデアス)”───!!!」

 

炎が、槍が、歪んだ時間が、森の力が、お菓子が───それら全てがバーサーカーに殺到する。…結構エフェクト凄いからこれがゲームだったら処理落ちしたりして……

 

「これで───どうよ…!」

 

「…いや、まだ生きてやがるな。ちっ、しぶといやつだ。」

 

なら───もう一人。こういうときは、直感に従う───!

 

「お願い、“イスカンダル”!!」

 

「─!」

 

そうして召喚されるサーヴァント───ライダー・イスカンダル。

 

「お、おぉ?いきなり余を喚ぶとは思わなんだ。少し待たれよ。」

 

そう言ってイスカンダルさんは手に持ってたバアムクーヘンらしきものを食べきった。

 

「あ、あんた…それ…!私が作ったバアムクーヘン……!不味かったんじゃ……」

 

えっ

 

「うん?美味であったぞ。だがまだ発展途上であろう、精進するのを進めるぞ。…さて、待たせた。」

 

「……イ…」

 

い?

 

「イスカンダルゥゥゥ……!」

 

突如バーサーカーが興奮しだした。

 

「……ほほう?お主、“ダレイオス三世”か。」

 

ダレイオス三世───えっ。アケメノス朝ペルシアの最後の王?

 

「イスカンダルゥゥゥ……!!!」

 

「まさかまた逢うとは───だが、お主は既に瀕死の身。すぐにでも終わらせるのが良かろうて。もしももう一度出会い、お主が万全の状態ならば───な。」

 

「………」

 

「……魔力の残りは大丈夫かのう、マスター。」

 

私はその問いにうなずく。

 

「がはははは。…全く、此度のマスターは強き女子よ。ならば、余も応えてやらねばな───さぁ再び集え、共に最果てを夢見た猛者達よ!此処に刻む轍は我らの誉れ!!」

 

「フンンンムオオオオオン!!」

 

突如出現する軍隊と骸骨達───

 

「“王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)”!!AAAALaLaLaLaLaie!!」

 

「フンンンムオオオオオン!!」

 

それらが激突し、全てを蹴散らしていく。

 

「………!」

 

その宝具の圧が私達にも襲いかかる。だけどそれは、マシュが盾で守護してくれてる───!

 

「マシュ───お願い、頑張って!」

 

そう言うと同時に私の手から令呪が一画消える。

 

「…!はいっ!」

 

令呪でブーストされた防御は、イスカンダルさんの宝具が終わるまでその衝撃を耐えきった。

 

「……願うならば、彼の者とも酒を汲み交わしたいものだ。」

 

ダレイオス三世がいなくなったその場所で、イスカンダルさんがそう呟いていた。

 

 

イスカンダルさん達がカルデアへと帰ったあと。私達はブーディカさんが敵に捕らえられたことを知った。




うみゃー……地味に体力ない

弓「そう言えば貴様は持久力等低い方であったな。」

う…

セプテム修正後に召喚するサーヴァントは?

  • 剣士、剣士、魔術師
  • 魔術師、騎兵、剣士
  • 槍兵、狂戦士、弓兵
  • 暗殺者、剣士、剣士
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