狩人達と魔術師達の運命、それからあらゆる奇跡の出会い   作:Luly

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弓「マスター、ルーラーは……」

ん~?

裁「すぅ…」

弓「……眠っておるのか。」

眠っている、っていうか強制的に眠ってもらった、が正しいかな。

弓「…ふむ。」


第三特異点 封鎖終局四海オケアノス 定礎復元
第113話 悪夢


どこかの室内───

 

その場所に、3人の男女がいた。

 

「いい加減にしやがれ!」

 

黒髪の少年から怒号が上がる。歳は───11ほどだろうか。

 

「あんた達がどんな立場だろうと関係ねぇ!子供は親の所有物じゃねぇんだよ!!」

 

少年の言葉に親らしき男性が口を開く───しかし、その声は聞こえない。

 

「───くそったれが!」

 

大きな音を立ててその少年は出ていった。

 

「───使えぬ奴め。」

 

「えぇ、そうですね。彼は使えない───全くもって使えない。」

 

「……おかあ、さん?」

 

目を覚まして母親に話しかける少女がいた。歳は───恐らく、7。

 

「あら…起きたのね?」

 

「…気持ち悪い……」

 

「なら休んでいなさい。」

 

「うん…」

 

少女は近くにあった布団に入り込んだ。

 

「…使えない子達。あっちがダメならこっちはと思ったのだけれど。あっちは反発する、こっちは軟弱。どうしたものかしら…」

 

「───」

 

少女はその言葉を聞いていたという───

 

 

 

side リッカ

 

 

 

「…。」

 

私は端末のアラームを止めて身体を起こした。

 

「…嫌な夢を見た気がする」

 

思い出せないけど……すごく、嫌な夢を見た。そんな微妙な感覚が残ってる。

 

「……フォーウ」

 

「………おいで」

 

フォウ君は恐る恐るといった感じで私の膝の上に乗った。

 

「……3つ目、か。」

 

私はフォウ君を撫でながらベッドに身体を横たわらせて天井を見つめた。

 

「フォーウ」

 

「あて…」

 

フォウ君に蹴られた……

 

「フォーウフォウ。」

 

「早く行け、って?……分かった。どのみち、次に進まないと未来はないもんね……」

 

私は着替えを取ろうとクローゼットに近づく───時にバタバタ音が聞こえた。

 

「───起きてるか、リッカ。」

 

「お兄ちゃん?」

 

「起きてたか。すまんが少し遅れる。俺が行く前に準備できたら少しの間待っててくれ。」

 

「あ……うん。」

 

私がそう答えると、足音が遠ざかっていった。

 

「……何かあったのかな。」

 

「さぁな。次の特異点で何かあったんじゃね?」

 

「前の時と同じ順番なら次はネアキがいる、と思うんだけどね~…」

 

「ネアキか……リッカ、寒さ対策大丈夫か?」

 

「寒さ……」

 

そういえばネアキさんって氷の精霊だっけ。トルナック氷洞とか相当寒そうだったし、寒さ対策必要かな……?一応、寒冷地用服装一式が1組くらいならアイテムポーチに入るって話だけど。ジュリィさんがそう言ってた。

 

「……一応これでいいかな。」

 

とりあえず、冬用の上着4着をアイテムポーチにしまう。

 

「……あとは着替えて……」

 

カーテンを閉め、中で制服に着替えて髪型を整える。

 

「……これでよしと。おいで、フォウ君。」

 

「フォーウ!」

 

……なんで私の胸にダイブしてくるんだろう。

 

「さぁ、神話の続きと行こうぜ!」

 

レンポ君の言葉に頷いて、私は自分の部屋を後にした。




さてさて、オケアノスはどうなるかなぁ……

オケアノス終了後に召喚するサーヴァントのクラスは?

  • 騎兵、槍兵、弓兵
  • 弓兵、弓兵、弓兵
  • 暗殺者、裁定者、剣士
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