狩人達と魔術師達の運命、それからあらゆる奇跡の出会い   作:Luly

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早めに書き上がりました。

裁「おはよ…」

あ、おはよ。

裁「…UA23,000越えてるよ…」

はわわわ……

裁「最近忘れるよね…」


第115話 水着の出番は唐突に

転移して目を開けると───

 

 

そこは、海の上空だった。

 

「ちょっ…最初から…!?魔術礼装変換(コーデチェンジ)、“魔術礼装・水着”!!」

 

「霊衣変換、“常夏の水着”───!」

 

私とマシュは水着に着替えて水面に、ルーパスちゃん達狩人陣はそのまま落下。ミラちゃんは水色のオーラを纏って落ちて、ギルは小さめの船に乗り、アルは緑色のオーラを纏って水面に立った。

 

「あ……泳げるみたいですね」

 

「そうみたい…」

 

少し立ち泳ぎしていると、ミラちゃんとルルさん、スピリスさん、ガルシアさんは水面に上がってきた。

 

「あれ?」

 

ルーパスちゃんとリューネちゃん、ジュリィさんがいない……?

 

「まさか……ルーパスさん、リューネさん、ジュリィさんって泳げないのですか?」

 

「そんにゃはずにゃいのですにゃ。」

 

ルルさんが即座に否定するけど全く上がってくる気配がない。

 

「…私、見てくる。」

 

「あ、先輩!私も行きます!」

 

私はマシュと一緒に海の中に潜った。ミラちゃんが光を貸してくれたからそれなりに明るい。

 

『…マスター、あそこ…』

 

マシュが指差した方向に、3つの人影。

 

「……聞こえるか、ルーパス」

 

「いや聞こえないけど……でも、分かる。」

 

え……こんな状況下で喋れるの?

 

「視認しないでも分かるほどのこの水中に漂う龍気。間違いないよ。この特異点───()()()()()。」

 

「水の中に住まう古龍───大海龍“ナバルデウス”、か?」

 

「……分からない。けれど、これだけは確実に言える───ここにいるのは、1体だけじゃない。禁忌種や辿異種はいないと思うけど、少なくとも2体の龍気を感じる。」

 

2体……

 

「2体か……見つけ次第討伐、か?」

 

「…するしかないだろうね。本来ならギルドを通さないとだけど…この世界にギルドはないし。……あ、酸素が切れる。」

 

「ほら、“イキツギ藻”。」

 

「ありがと。」

 

イキツギ藻?

 

「……さてと。上に上がるとするか。すぐそこで見ているリッカ殿達もそろそろキツいだろう?」

 

え……!?

 

『気づいてたんですか!?』

 

「あぁ、リッカ殿達が僕らのことを心配してここに来るところまで既に気づいていた。水の中でも音は通るのでね。…さて、戻ろうか。どうやら水上で何かが起こっているようだ。」

 

「あ、ジュリィが喋ってないのは水中に慣れてないだけだからあまり気にしないでね。」

 

『そ、そうなんだ……』

 

逆にどうしたら水中で喋れるようになるのかとか結構聞きたいことはあるけど、とりあえず水上を目指す。

 

「水中戦の感覚取り戻さないとかな~…あとはジュリィにも水中戦教えないといけないかな?」

 

「そうだな……ロアルドロスやラギアクルスがいるとちょうど良さそうなんだが。というかジュリィ殿の師は……」

 

「一応私とソードマスター。そういえば…ソードマスターは会って一言目が“ふむ…大きくなったな、ルーパス嬢。”だったのはよく覚えてる。でも私、新大陸に行くまでソードマスターと会ったことないはずなんだけど。ていうか、一期団の人たちなんでか知らないけど全員私とリューネのこと知ってるんだよね。」

 

「僕のこともか!?」

 

「うん。それも小さい頃のね?」

 

「何故だ……?」

 

「さぁ…?」

 

そんな話をしていたら既に水面が近くなっていた。

 

「……ぷぁっ!」

 

「……ぷはぁ…」

 

あ、ルーパスちゃんとリューネちゃんは側で私達のこと見てる。長時間息継ぎなしで潜るって結構大変…

 

「あ、お帰りリッカさん。」

 

声の方向を見ると杖を持った白い───少し緑っぽい?羽の生えたミラちゃんがいた。……ミラちゃんがいる場所が上空だから水面に浮かぶ私達から見るとスカートの中覗き込むような感じになっちゃってるけど。何かの術式で保護してるのか真っ黒に塗りつぶされてた。そしてその近くには少し小さめの船───船?

 

「……とりあえず、ミラちゃん。その羽は?」

 

「アルヴヘイム・オンライン、だっけ。そこから術式構想を得て組み上げた飛翔術式。」

 

そういえばカルデアにいるとき“ソードアート・オンライン ロストソング”プレイしてたね、ミラちゃん。よく読んでたのもフェアリィ・ダンス編だったっけ。よく見ると歌妖精族(プーカ)の羽と色と形が一緒。

 

「そこの船は?」

 

「……実際に見た方が早いよ。“フライト・プルーム ver.シルフ”」

 

そうミラちゃんが唱えると、私達の背中に緑色の羽が生えた。これ───ALOにいる風妖精族(シルフ)の?

 

「“フライト・コネクト”」

 

その詠唱とともに私達がミラちゃんと同じ高さまで浮き上がる。その高さでちょうど船の上が見える。その上で倒れ伏す人。その人たちの姿、これは───

 

「“海賊”?」

 

「うん。私達の世界にもいたけどギルドに協力するんじゃなくて略奪しようとする海賊だね。一応麻痺させて自由は奪ってるけど。」

 

ま、麻痺……

 

「…とりあえず船の上に上がったら。その服装のままこの時代を翔んでるのも目立つよ。軽く応戦してるときに勝者は敗者を好きにしていい、みたいなこと口走ってたから一応勝者になる私達はこの人たちを好きにしていいってことだろうし。」

 

「……ミラちゃんって知らない人が見たら普通の子供に見えるもんね。」

 

ひとまず私達はその海賊さん達の船に降りて、海賊さん達から見えないところで着替えた。ルーパスちゃんはレイア一式からウルムー一式、リューネちゃんはレウス一式からフルフル一式、ジュリィさんはシーカー一式からエコール一式っていうのに変わってた。

 

「…お待たせ」

 

「そこまで待っておらんがな。」

 

あ、ギルとアルも合流した。姿が見えなかったのは船内にいたみたい。

 

「あ、姐貴…?この方々は……?」

 

「……その姐貴っていうのやめてほしいんだけど…この人達は私の知り合い。手を出したらただじゃ済まさないよ。」

 

「へ、へぇ!肝に銘じますっ!」

 

わぁ…すごいことになってる

 

「えっと…その。貴方達を制圧したのは彼女ですが私からお聞きしてもよろしいですか?」

 

「へぇ、俺たちに答えられることでしたら…」

 

「ではお聞きします───どなたか、この海がどこでどんな状況なのか分かる方はいらっしゃいますか?」

 

マシュがそう聞くと、その海賊さんは頭をかいた。

 

「いやあ……それが俺たちにもさっぱりなんでさぁ。気がついたらこのあたりで漂流してたんでさ。羅針盤も地図もまるっきり役に立たねぇし、何がなんだか分からなくなったらとりあえず出会った獲物を襲うしかねぇでしょう?海賊の習慣として。」

 

「ということは……自分達の安全性も確保できてないのに私達を襲ったってこと?」

 

「オウサ、ハイホ~♪だって~♪それが~♪海賊~♪」

 

「……どうしましょう、先輩。歌われてしまいました……」

 

「馬鹿なのか?」

「「馬鹿なの?」」

 

あ、リューネちゃん達の言葉が結構刺さったみたい。

 

「えっと…何か当てはあるの?」

 

「へ、へぇ。一応、馬鹿ではありますが当てもあるでさぁ。この近くに海賊島があると同業に聞いたんで。食料も水も心もとなくなってきたんでひとまずはそこを当たろうかと…」

 

「海賊島…ですか?やはり、そこには海賊が多くいるのでしょうか…」

 

「へぇ、海賊島なんで。」

 

「……どうしましょう、先輩。」

 

〈海賊島……今のところ手がかりと言っていい手がかりがない以上、そこに進むしかないかもしれませんね…〉

 

……フォータさんって私の指輪の中にいるのたまに忘れるんだよね。

 

「───ミラちゃん。」

 

「分かった。勝者は敗者を好きにしていい───その決まりに応じて、勝者としての権利を使用します。面舵をとりなさい。進路はその海賊島に向けて。」

 

「アイ、アイ、サー!」

 

「アイ、アイ、マムです!」

 

あ、そこちゃんと突っ込むのね。ミラちゃんはよく分かってなかったみたいだけど。




ちなみに“魔術礼装・水着”は“ブリリアントサマー”とは別物です。

弓「スキルは決めてあるのか?」

いや…決めてない。

オケアノス終了後に召喚するサーヴァントのクラスは?

  • 騎兵、槍兵、弓兵
  • 弓兵、弓兵、弓兵
  • 暗殺者、裁定者、剣士
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