狩人達と魔術師達の運命、それからあらゆる奇跡の出会い   作:Luly

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うーん…うまく行きませんね

裁「疲れてる?」

それはないと思うけど。


第116話 海賊島に現れしは

しばらく航海を続けると、島が見えてきた。

 

「あれが海賊島?」

 

「へい、姐貴。」

 

「…そっか。ありがと、この先は大丈夫。」

 

そう言ってミラちゃんが杖を振ると、赤い飛竜───リオレウスが召喚された。

 

「…ふん、ここまでの航海ご苦労であった。そら、持っていくがいい。」

 

ギルが金色の波紋の中から結構な量の金塊を落とした。

 

「うぉっ…!?も、もらってまっていいんでさぁ!?」

 

「持って行け。」

 

「へ、へい!…あの、姐貴……?」

 

「私に許可なんてとらないでいい。私からは何も渡せるものなんてないから…彼から渡してもらうようにお願いしてある。」

 

「へ、へい!ありがたく戴きます!」

 

『全員乗って。』

 

その思念に私達が頷いてリオレウスと次に召喚されたリオソウルに乗る。…全員軽装にしたけど重いよね、これ?

 

「…じゃあ、また。」

 

「姐貴もお元気で!」

 

その会話を最後にリオレウスとリオソウルは飛び立った。

 

「……」

 

「先輩?ボーッとしてませんか?」

 

「……ううん、大丈夫。ただ…すごく広いな、って。」

 

〈特異点全体が海のような状態ですからね…海に詳しい人が見つかればいいんですが。〉

 

「そうだね…」

 

そんな話をしていたら、いつの間にか島に到着していた。

 

「さて…と。」

 

リューネちゃん狩猟笛……あれは狩猟笛なの?包帯を巻いた何かにしか見えないんだけど……

 

「あ、“フルフルホルン”。」

 

フルフル……って確かあの白い飛竜種だっけ?

 

 

───ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア……

 

 

「え…楽器の音じゃない?」

 

「フルフルホルン系列の吹いたときの音はフルフルの咆哮だから。」

 

なにそれ……?

 

『…耳を塞いでおくといい、高周波を放つ。』

 

リューネちゃんがそう思念を伝えてきた。言われる通り私達が耳を塞ぐと、それを確認してリューネちゃんが笛を吹いた。

 

 

───ギィン!

 

 

「ギャァァァァッ!!」

 

悲鳴?

 

『やっぱりいたか…普通にして大丈夫だぞ』

 

その思念に私達が耳から手を離すと同時に、リューネちゃんが悲鳴のした方を見に行った。

 

「リッカ殿、こっちに。」

 

手招きされてそっちに向かってみると、赤いバンダナを巻いた海賊が気絶していた。

 

「……なんで気絶してるの?」

 

「高周衝撃波。旋律の1つなんだが……強めの衝撃波を放つものだ。だが、本来フルフルホルンにはこの旋律がない。」

 

「え、じゃあ…」

 

「“百竜笛【如意自在】”───それがこの笛の名前だ。百竜武器と呼ばれるこの武器は外装を変えることが出来る。外装を変えると音も変わるのさ。」

 

そうなんだ…

 

「さて…英雄王、彼を起こせないか?」

 

「ふむ?構わぬが…よいのか?」

 

「僕らに対して明確な敵意…というか、卑下たような気配を向けていたのが11、興味の気配を向けていたのが1。その1が彼だ。」

 

「……何故分かる?」

 

「まぁ、気配を読むことには慣れているのでね。」

 

「ふむ。まぁ、信じるとするか。」

 

そう言ってギルはその海賊を起こした。

 

「あ、あっしはいったい…」

 

「聞こえるか、賊よ。」

 

「…!」

 

「答えよ。この島に状況を把握している人間はいるか?」

 

「……あ、あ~……でしたら、姐御でねぇかと。」

 

「姐御…ですか?それは一体───」

 

「へっへっへ……聞いて驚け、我らが栄光の大海賊、“フランシス・ドレイク”様だ!」

 

フランシス・ドレイク───エリザベス朝のイングランドのゲール系ウェールズ人航海者、海賊(私掠船船長)、海軍提督で、イングランド人として初めて世界一周を達成した人───だけど。“姐御”?

 

「ふむ、星の航海者か。よし、その者の根城へと案内せよ。」

 

「へ、へい!」

 

……とりあえず、私達はそのフランシス・ドレイクさんのところに行く事になった。




にゃー……

弓「……マスターが壊れたぞ、ルーラー。」

裁「あー……直しておくよ。」

弓「物のようにいいおって……」

裁「これに関しては直すとしか言えない。治癒が効くわけでもないから。マスターを動かすシステムの問題って言ってたし。」

弓「……マスターは機械か何かか。」

裁「人間には変わりないけど色々システム動いてるらしいからね、この世界。マスターの心情の中にある仮想世界───それがここの定義だし。」

弓「……そうであったな。」

裁「……ていうかなんで2話分になってるの?」

弓「ふむ。正のアーチャー!」

正弓「呼びました?」

弓「マスターに代わり、物語の投稿数を正常に戻せ!」

正弓「あ、はい。───管理者権限起動、存在定義変換開始…正のアーチャーから正のキャスターへと存在定義を変質。……完了。それではやっておきますね。」

裁「お願い。……ギル。マスターと同じ力を使うことが出来るのって正のアーチャーさんだけじゃなかったよね。」

弓「うむ……やれやれ、よく分からんな、やはり。」


───2021年6月22日 18時11分、同じ話が存在したのを修正いたしました

オケアノス終了後に召喚するサーヴァントのクラスは?

  • 騎兵、槍兵、弓兵
  • 弓兵、弓兵、弓兵
  • 暗殺者、裁定者、剣士
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