狩人達と魔術師達の運命、それからあらゆる奇跡の出会い   作:Luly

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うーん……

弓「直っておったのか。」

まぁね。展開が思うように浮かばないのどうしよう…


第117話 森の中の海賊

「この森を抜けたところに、大海賊フランシス・ドレイクの隠れ家がある。テメェ達はもうおしまいさ。ドレイク姐御の手にかかれば、テメェ達なんか……」

 

私達はさっきの海賊の案内で森の中を進んでいた。

 

「…どう?フォータさん。」

 

〈…ダメですね。マスターとの直通通信は通じてますがカルデアとの通信は繋がりません。現在復旧中なのですがもうしばらくかかるかと……〉

 

「そっか…」

 

フォータさんの話によると、特異点に着いたときから通信が途絶えたままみたい。復旧は急いではいるけどそこまで進んでないみたい。観測自体は出来てるらしいんだけど…うーん……

 

「フォーウ…」

 

「あらやだ可愛いこの生き物。そして美味しそう……」

 

「食べたら潰しますよ?どこを、とは言いませんけど。」

 

「ヒェッ…口調は丁寧なのに姐御みてぇなこと言いやがるこの姉ちゃん……」

 

「……」

 

「その光のねぇ目で見つめんのやめてくだせぇっ!…くそっ、海賊とあろうもんが姐御でもねぇただの娘になんでここまで恐怖させられなくちゃいけねぇ……?」

 

そういえば、私の目に光がないってよく言われるんだけどなんなんだろう……?

 

「リッカ、フランシス・ドレイクって?」

 

「フランシス・ドレイク───エリザベス朝、って言っても分からないよね。私達の来た時代から60年位前のイングランドっていう国のゲール系ウェールズ人…えっと、北西ヨーロッパの先住ケルト民族みたいなウェールズ国民の航海者であり、海賊であり、海軍提督の人。確か…マシュ、この時代は…」

 

「西暦1573年、ですから彼は生前の人物なはずです。世界を開拓した偉大な英雄の1人で、人類史においてもっとも早く生きたまま世界一周を成した航海者───それが彼です。」

 

「船長みたいな感じかなぁ…」

 

「船長さんって確か…新大陸と大陸の交易を担当している人だよね?」

 

「そ。40年かかってやっと安定したから交易が成立したんだよね。船長は1期団の人だね。」

 

あ、一応調査団の情報はルーパスちゃんと大団長さんから聞いてるんだよね。えっと、1期団っていうと……

 

「選りすぐりのエキスパート達…だっけ。」

 

「ん~…まぁ、そうだね。基本的にそれぞれ特化してるものがあるから他の調査団よりは能力の方向がバラバラかもね。」

 

「あー……そうなんだ。」

 

「うん。」

 

「……実際、ドレイクは国家に公認された私掠船の長でしたが、それであっても海賊は海賊です。これまで出会ってきた海賊の生態からして、ろくでもない人物である可能性は大いにあります。」

 

「ふむ…それはどうかな。彼の性格なのか、はたまたドレイク殿の性格なのかは知らないが、僕らに対して敵意は向けてても不快なものは向けていなかった。海賊だといっても、略奪するだけが海賊の定義じゃないはずだが。」

 

〈定義としては海上で略奪行為を行う盗賊を指します。ですが、歴史上でも稀に国公認の海賊というものはあるのです。理由はどうあれ、海上で略奪行為を行う盗賊が海賊というものだということは変わりません。〉

 

「…そうか。」

 

「ですから、恐らくは大食漢で大巨人、タルを片手で掴んで一気呑みするような豪傑だと想像されます。」

 

「……そうなのかな。」

 

「先輩?」

 

さっきから案内してくれてる海賊が言ってる“姐御”───これがずっと引っ掛かる。姐御っていうのは、女性に使う言葉じゃないかな…

 

「…と、着いたぜ。ここがフランシス・ドレイクの居城よ。姐御!姐御ー!!敵……じゃねえや、客人です!!姐御とじ話がしたいと!」

 

話してる間に着いたみたい。……にしても、この特異点に来てからずっと私の直感が反応してるのは何故だろう───

 

「ああん?…ったく、人が気分よくラム酒を呑んでいる時に───」

 

……うん?

 

「で、客人?海賊かい?」

 

「えーと……多分違いやす!自分等よりちょい上品なんで!」

 

「ちょい?なんだそりゃ。なら役人かい?それとも貴族でもかっさらったかい?」

 

「えと…多分どれとも違うんじゃねぇかと。1人はキラッキラのピッカピカ、別のやつはすっげぇちっこいんですけどただ者じゃねぇ感半端ねぇというか!」

 

「なんだいそりゃ…まぁいい、入ってきな!」

 

そう言われて私達はアジト…でいいのかな。その中に通された。……この声、私の聞き間違いじゃなければ───

 

「…で?ボンベの言ってた客ってのはあんたらかい?このろくでなし共になんのようだい。」

 

「…あなたが……“フランシス・ドレイク”、ですか?」

 

「それ以外に何に見えるっていうのさ。」

 

予想的中───フランシス・ドレイク。アーサー王やネロさんと同じように、伝承とは違って女性だった。




喉が痛い……

裁「大丈夫?」

持病発症と共に風邪でも引いたかなぁ……はぁ。

オケアノス終了後に召喚するサーヴァントのクラスは?

  • 騎兵、槍兵、弓兵
  • 弓兵、弓兵、弓兵
  • 暗殺者、裁定者、剣士
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