狩人達と魔術師達の運命、それからあらゆる奇跡の出会い 作:Luly
弓「ネタ切れ気味か。」
うん…あ、PC帰ってきました。初期化してwindows入れ直したあとなので色々と再設定しないとです…
「これが契約書ね。私と英雄王、別々の契約内容だからよく目を通しておくこと。」
私が手渡したのは私達の世界で使われてる契約書2枚。普通の紙だからそこまで拘束力ないけど、今用意できるのこれくらいだったし。
「随分ときっちりしてるねぇ。まぁ、はっきりしてるのは嫌いじゃないけどさ。」
「相手との契約締結とかは慣れてるからね。実家だとやることほとんどなかったからお父様のお仕事手伝ってたし。ただの紙だから拘束力はないけど、英雄王に関しては裏切ったら処刑とかされかねないから気をつけて。」
「ミルドの言う通りよな。裏切りは万死に値すると知るがいい。」
「裏切るなんてしないさ。一度契約したからにはその契約は終わるまで守る。受け取ったよ、上官様方。」
「……む。上官という響き……どことなく味気なくはないか?」
気にすること?
「気に入らないってのかい。ん~……ならギルガメッシュは総督。ミラは技術顧問なんてどうだい?」
技術顧問、ねぇ。
「ふ、よいではないか。ならば我の事は総督王と呼ぶがいい!」
「別に私はどう呼んでもらってもいいんだけど…まぁ、いいか。よろしくね。」
「はいはい、気に入ったようで何よりです総督王サマに技術顧問サマ?……で。1つ、聞きたいんだけどさ。」
「ん?我等の格好の事か?」
一応私はあの女神さんの島からローマに帰ってきたときにしてた服装と同じものにしてる。英雄王は少し海賊みたいな感じになってる。ていうか金色のコートって……爛輝龍が人になったら英雄王みたいな感じにでもなるのかな。あの子、女の子だけど。
「いや、そうじゃなくてさ───なんだいこの船は!?これがアタシの船だってのかい!?なんか、めっちゃ豪華になってんだけど!?全員に個室とバスルームとか、アタシ達に貴族の真似事でもしろってのかい!おまけになんだいこの装甲と武器は!こんな重装備どっから持ってきた、ってかどうやって取り付けた!?」
「………あー…」
そういえば、装甲は全部術式とユニオン鉱石を含めたもので覆って、武器に関しては全大砲に属性付与術式刻んだあと、撃龍槍を搭載したんだっけ。ちなみに私達の世界にも撃龍槍や破龍砲ってあって…まぁ、使うことはあまりなかったかな。で…内装に関してはほぼ全部英雄王に任せてたから……
「これじゃあ豪華客船じゃないか…女王様でも召し抱えるのかい?」
「ここにいるミルドは将来の女王だが?」
「いや違うから。確かに第一王位継承者だけどそれ破棄してるから。次代当主は私の妹だから。」
流石にそこには突っ込むけど。
「まぁいい、我等王族が身を預ける船ならば、それは豪華でなくてはいけないだろう?名前もよいしな。ゴージャス・ハイドであったか。」
「
「……ったく。ホントに気前のいい上官サマだこと。…っていうか、なんであんなにアタシのバスルームは豪華なんだい?」
「え?」
「む?」
いや…当然じゃない?
「ドレイクさんって女性でしょ?流石に男性と同じ待遇はダメでしょ。内装にはほとんど口出ししなかったけど流石にそこは口出しさせてもらったよ。」
「まぁ、ミルドから言われずともやるつもりではあったがな。」
「───は?ちょ…は?ちょい、ちょいと待ち。アタシが、女だって?」
「無論、侮辱しているわけではないぞ。そも、我等がカルデアの陣営は女が多い。女であろうと男に勝てないなどということはないのであろうよ。」
「…へぇ…ふーん……」
……?顔が赤い?
「いい男じゃないのさ、あんた!」
「───ぬぅっ!」
うわ痛そ…
「…それ以前に、貴様は既に1度時代を救っているからな。当然の報酬であろうが。」
「構築が面倒でも強めの術式を刻んだのもそれが理由だし。」
昨日の話によると、渦から出てきたアトランティス───そして大洪水で世界を流そうとした海神ポセイドン。それを、この人は海賊の信念を理由に蹴散らした。その時に昨日言ってた大きな魚を見たみたい。写真を見せて聞いたらやっぱりナバルデウスだったみたい。ルーパスさん達には話してあるから、出会ったら任せるしかないかもしれない。私の世界のならともかく、この世界のナバルデウスが話を聞いてくれるかどうかは賭けだし。
「これ、あんたのものなんだろう?奪ってみるかい?アタシから。」
「必要ない。わざわざ所有権を主張するのも面倒なのでな。加えてそれは貴様が明確な勝者として得たもの。歴史を乱した道化共のように勝利もせずに得ているのとは違う。貴様に預けるぞ。」
「ヒュウ、太っ腹だねぇ。この先もたんまり振る舞っておくれよ?」
「何度も言わせるな。それは貴様の働き振り次第よ。」
「ミラちゃ~ん!ギル~!」
私達より低い場所から呼ぶ声。見ると、リッカさんとマシュさん、そして狩人達が私と英雄王の方を見ていた。
「…先行ってるよ」
そう告げて私は手すりを軽く飛び越え、そのまま下まで降りる。
「わぁ…お嬢様でも結構あんなことするの?」
「普通はしない……あぁ、王宮を脱走するのに使ってた子はいたかな。私の場合は色々と1人でやることが多かったからね。」
「王宮の脱走って…」
「───ほう。思った通り、似合っているではないか。」
いつの間にか英雄王が私の隣にいた。そういえば、今のマシュさんは白いワンピース、リッカさんは黒いワンピース。無銘さんは青いブラウスに紫のスカート。ルーパスさんはレザー一式でリューネさんはベルナ一式、ジュリィさんはシーカー一式だっけ。
「あ、ギル…」
「……どうした、マスター。浮かぬ顔をしておるな。何か悩み事か?」
「……嫌な予感がするの。」
「ふむ……“予感”というものは不確定ではあるが見過ごせないものであるからな。気を張っておくとしよう。」
「ありがとう、ギル。」
「……あの、英雄王。この服装は…?」
「ふ、貴様らは年頃の娘であろうが。着飾りの1つでも覚えずしてどうする?我直々に選んだが、やはり少女の服装選びというものは難しいものだな。似合うとは思ってはいたが造形が単純にすぎる。」
あ、あれ英雄王が選んだものだったんだ。
「よしっ!じゃあ出航と行こうじゃないか!野郎共、錨を上げな!!」
「…あ、姐御!海賊船が近づいてきてやがります!」
「あぁ?」
「……魔力反応の塊?」
その船に乗ってるのは人じゃない。“魔力”の塊。
〈あれは───あれは、この海に残った残留思念です!簡単にいえば、幽霊の一種になります!〉
「ゆ、ゆうれ───」
〈実体はあるので物理で殴ってよし、です!〉
「あ、実体あるんだ。ならいいや。」
「なんだ、幽霊は苦手か?」
「うっさいよ!野郎共、錨は上がったな!?ついでにあの船に向けて大砲ぶちかましな!!」
「おうっ!」
それと同時に大砲の音。赤い光を纏った弾が海賊船に向けて飛んでいって───
ゴォッ!!
弾が火を吹き出し、水の上にいるというのに船が思いっきり燃え盛った。
「………ヒュウ。なんだいありゃあ。」
「“火属性付与刻印術式”。
「わぉ…面白いねぇ。敵に回さなくて正解だったかねぇ…さぁ、いくよ野郎共!」
〈汚物は消毒だー!〉
「フハハハハハハ!!そうさな、汚物は消毒するべきよな!」
……私にはよく分からなかった。
今週も頑張りました……
裁「お、お疲れさま……?」
UA24,000突破ありがとうございます……
裁「あ、今回は忘れなかったね」
オケアノス終了後に召喚するサーヴァントのクラスは?
-
騎兵、槍兵、弓兵
-
弓兵、弓兵、弓兵
-
暗殺者、裁定者、剣士