狩人達と魔術師達の運命、それからあらゆる奇跡の出会い   作:Luly

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一応言っておきますけど、ルーパスさんとジュリィさんはFate/の世界にいます。

弓「この様なところで帰ってしまえば良く分からなくなるであろう。」

まぁね…


第122話 島

「姐御!島です、島が見えます!東北東方向です!」

 

「あぁん?島?」

 

「確かに島が見えますね。…ドクター?」

 

〈ああ、島にはサーヴァント反応があるね。〉

 

「ドレイク船長。島には例の通常の大砲を受けても倒れない超人がいます。」

 

「ふーん…馬鹿共は下がらせた方がいいかねぇ。技術顧問サマ、何か策はあるかい?」

 

ドレイク船長がミラちゃんに聞くと、ミラちゃんが茶色の弾を取り出した。

 

「“滅龍銃弾”───ルーパスさん達の持ってる滅龍弾をこの世界の銃に適合するように改造したもの。海賊達の銃に最適化してないから手作業で改造してる影響で生産が追い付いてないけど、1人5発までなら用意してある。」

 

「…5発、ねぇ。なら温存しておいた方がいいか…野郎共、あんたたちは船を守りな!アタシとリッカ達で行ってくるからね!」

 

「了解でさぁ!お帰りをお待ちしてますぜ!」

 

「一応反撃障壁術式は組んであるから大丈夫だとは思うけど…」

 

反撃障壁って……ミラちゃんってどこまで術式のバリエーションあるの?

 

「……あ、そういえば。今思い出しましたけど、少し前に妙な噂を聞いたんすよね。」

 

妙な噂?

 

「なんでも、この海のどこかに魔法か何かを使う少女がいる、とかって。」

 

「魔法を使う少女……魔法少女ってこと?」

 

「さぁ……噂でしかないんで、確実かどうかは…」

 

「特徴とかはないのにゃ?」

 

「…確か、特徴は確か水色の服装に黒い長い髪、緑色の目…んでなんか美しく、貴族っぽい雰囲気を纏ってたとか…」

 

「水色の服装に黒髪、緑の目…まさか……」

 

「ミラちゃん?」

 

「……いや、なんでもない…」

 

…ちょっと不安になったけど、私たちは島に降りた。

 

「……慎重に進みましょう、マスター。サーヴァントが敵なのかどうかまだ分かりません。」

 

「せっかくだ、何か賭けでもするかい?」

 

「賭け?」

 

「あぁ。総督は置いていくとして、あんたらはどっちに賭ける?この島に財宝があるかないか、だ。」

 

財宝……

 

「我を除いたのは良い判断よ。我が見るは真理、最初から答えが分かるなど面白くないであろう?」

 

「それもあって一旦あんたは置いといたのさ。で、どうする?」

 

私は…

 

「財宝がある方に賭ける…かな」

 

「マスターがそういうなら…私も財宝がある方に賭けます」

 

「僕は…マスターの勝ちに賭けようか。」

 

「私も同じように…」

 

「……リッカさんに任せます」

 

「参ったねぇ…全員同じじゃ賭けが成り立たないよ。こりゃ、私の負けかねぇ。欲しいもんはあるかい?」

 

欲しいもの……?

 

「特にない……」

 

「私もですね。強いて言うなら、こうして協力していただけるだけで十分です。」

 

私マシュがそう言うと、ドレイクさんが笑った。

 

「かーっ!参ったねぇ…タダでいいとは滅茶苦茶高いじゃないか。厄介だねぇ。」

 

「は、はぁ…?私達はなにもいらないと……」

 

「……あぁ、そうか。」

 

「先輩?」

 

なんとなく、ドレイクさんの言いたいことが分かった気がする。

 

「ドレイクさんは商人───なら、お客の満足する商品を見つけないといけない。」

 

「リッカの言う通りだねぇ。タダでいい、望みがないっていうことは今現在満足するような商品がないってことにもなるだろう?なら商人であるアタシはあんた達の望むものを見つけださなきゃならないのさ。香辛料?秘宝?それとも金属?望むものがないなら望むものを探さないといけないのさ。」

 

「覚えておくがいい、皆の者。無欲より高いものはないぞ。無欲とは即ち買えぬものだとな。」

 

「…まぁ、分からなくもないが。さて、とりあえず探すのが先決だろう?」

 

リューネちゃんがそう言うと同時に、リューネちゃんとドレイクさんが同じ場所に向けてボウガン───ボウガン?と銃を撃った。

 

「…気がついたかい、リューネ。」

 

「妙な音がしたのでね。一応僕が撃ったのは睡眠弾だったが。…しかし、反動が重いな。」

 

「ところでリューネちゃん…その武器は?」

 

どうみてもランプ……?

 

「“マジナイランプ”…霞龍派生のライトボウガンだが。霞龍派生の武器は少々特徴的なものが多いのだよ。」

 

へ、へぇ…

 

「……おや?リューネ、あんた腰が何やら光ってるけど…」

 

ドレイクさんの言う通り、リューネちゃんの腰───正確にはアイテムポーチが青白く光を放っていた。

 

「……?何か光るものでも入れていただろうか……」

 

そう呟きながらリューネちゃんが取り出したのは、真ん中に青い石が嵌め込まれた良く分からない模様のついた石だった。

 

「───」

 

「なんだい?それは。」

 

「───いや、気にしないでくれ。こっちはルーパスの物だし。…さぁ、行こうか。」

 

……なんか露骨に話を逸らされたような……?




短めですみません。

裁「いつまでかかるのかなぁ…」

クラス決まんない……

弓「まだ悩んでおったか…」

オケアノス終了後に召喚するサーヴァントのクラスは?

  • 騎兵、槍兵、弓兵
  • 弓兵、弓兵、弓兵
  • 暗殺者、裁定者、剣士
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