狩人達と魔術師達の運命、それからあらゆる奇跡の出会い   作:Luly

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ぬ………

裁「壊れた…」

ぬ…

弓「壊れておるな。」


第132話 黒髭惨状

出航前の噛みに私が恥ずか死を耐えてる最中───それは現れた。

 

「姐御!前方に船一隻───例の俺らを追い回していたヤツでっせ!」

 

順調な航海を阻むかのようにそれは現れて───

 

「うえぇ…あいつらよ、私を追い回していたのは!!」

 

───約数名の精神を削ったみたい。

 

「知ってるんですか、ドレイクさん?」

 

「あぁ…この海に来てから何度か追い回されてねぇ。ここで会ったが百年目、水平線の彼方へ吹っ飛ばしてやろうじゃないか!」

 

「ふむ…女神よ。貴様は後ろに引っ込んでおれ。宝が前に出るなど奪えと言っているようなものだ。」

 

「え、えぇ……そうさせてもらうわ。」

 

そう言ってエウリュアレさんは私達の後ろに隠れた。

 

「あの旗───どこかで。」

 

「ふむ…ドレイク」

 

「あ?」

 

「此度の戦い、我はほとんど手出しせぬ。主にマスターと貴様らだけで立ち会ってみよ。」

 

「へぇ?品定めするってのかい?」

 

「左様。貴様らがどれ程使えるか、見せてもらうとしよう。」

 

「あいよ。さぁ、行くよ!マシュ、リッカ!」

 

「はいっ!」

「う、うん…!」

 

「きやすぜ!」

 

 

それから───船員達の姿が見えるレベルで近づく。乗員は、紺色のコートを着た男性、黒い衣装の小さめの女性、赤い衣装の巨乳女性、緑色の服の男性。それからエイリークさん。

 

「………」

 

「聞いてんのかそこの髭ぇ!」

 

船長が怒鳴ると同時に、ピピッ、という音がした。

 

〈や、やっと復旧した……!全員、無事かしら!?〉

 

「ふむ、オルガマリーか。復旧ご苦労であった。」

 

〈いきなり落ちたからビックリしたさ!観測は出来てたからよかったけどさ…!〉

 

「次は不測の事態にも対応できるように励むがよい。」

 

〈はい!激励受け取りましたよこんにゃろー!〉

 

〈周囲の状況は把握しているわ!全員気をつけて、相手は世界最高の知名度を誇る海賊よ!!〉

 

「世界最高の───知名度。」

 

そのマリーの報告と───

 

「はぁ?BBAの声など全然聞こえませぬが?」

 

世界最高の知名度を誇る海賊───恐らく黒髭、エドワード・ティーチだと思われる人がそう言い放つのはほぼほぼ同時だった。

 

「───はっ?」

 

「え?」

 

「……ふん。」

 

……エスナ。龍属性Lv.4の付与、大砲にお願いできる?

 

属性付与……ですか?Lv.4ということは…60+30+30+30で…龍属性値150ですが。

 

属性値の計算初めて聞いた気がする。

 

〈彼の名は“エドワード・ティーチ”───どうしたの?みんな。〉

 

「BBA……やっぱりそう…?あ、こっちは大丈夫だよ。」

 

マリーの心配そうな声に答えて、成り行きを見守る。

 

「───いま、なんつった?」

 

「だからぁ───BBAはお呼びじゃないんですっての!何その無駄乳、ふざけてるの?あ、でも傷はいいよね。そう言う属性はアリ。でもねぇ…年齢がちょっとね?せめて半分くらいなら許容範囲なのですがね。拙者、なにせBBA属性は範囲外なものでwヌルフフフフフww」

 

殺せんせー?

 

「フォーウ……」

 

「………」

 

「船長?船長。───返事がない、ただの屍のようだ…(精神的に)」

 

まぁ、分からなくもないけど……

 

「しっかりして、船長!」

 

「気を引き締めて。傷は深そうだけど……」

 

「あっ!あれよ、特に私に執着してきたの!!」

 

私達の前に出るエウリュアレさん───ちょっと!?

 

「ばか野郎!宝って言われてたヤツが姿を見せてどうすんだ!」

 

「この、たわけが!!貴様が姿を見せたということは────」

 

「ひょぉぉぉぉぉぉ!!エウリュアレ氏、エウリュアレ氏ではありませぬかぁぁぁぁ!!」

 

「あっ……」

 

「……はぁ。だから言ったのだたわけめ……」

 

呆れるギル。…まぁ、分からなくもないけど。

 

「ウッヒョォォォォォ!拙者でござるぞエウリュアレ氏!遠い遠い昔からある言い伝えからエウリュアレ氏を愛しておりました黒髭でございます!初めて出会ったあの日のようにまたエウリュアレ氏との恋におちた黒髭ですぞ───!」

 

どっかで聞いたことあるような……

 

「あぁもうかわいい、カワイイ、kawaii!!prprしたい!prprされたい!もはやこの出会いは星に定められた運命なのですぞ───!!」

 

「もうやだ……」

 

棒読みちゃんの速度1コマンドみたいな感じだったんだけど……

 

「うぅ……!」

 

そのエウリュアレさんの前に、アステリオスさんが立つ。

 

「は?ちょっと、そこのでかいの!邪魔、邪魔なのでござる!地上波放送や動画の仕事する隠し絵ですかな!?」

 

あー……あれ入れるの意外と面倒なんだよね。たまに仕事してないときあるし。ていうかたまに入れ忘れてスカートの中見えてたりもするし。実際白く塗りつぶすとかした方が楽だと思う。

 

「あ、この小説R18にすれば黒髭×エウリュアレ氏の愛の小説ワンチャンある?」

 

「───ふむ。ならば紡ぐ者に聞いてみるか?黒い髭よ。」

 

「マジ?マジで?聞いてもらえるんですかな!?もしかして本当にワンチャンあるんですかな!??」

 

「さて、な。」

 

ギルが波紋から受話器を取り出した。……なんで受話器?

 

「……繋がるといいが。」

 

「繋がらなかったとしても恨みませんぞ───!」

 

 

p,p,p,prrrrrrr───

 

 

なんか普通にコール音してない?

 

 

prrrrrr───ブッ

 

 

〈………はい。〉

 

聞こえてきたのは女性の声だった。

 

「む…繋がったか。問おう。貴様がこの世界を紡ぐ者か?」

 

〈……はぇ?……はい??え…?ちょっと待って……?はい??〉

 

相手の人すごく困惑してるのが伝わるんだけど……

 

〈えと……え?待って……?なんで繋がってるの……?こっちから回線開いた記録もないのに……!そもそもどうやって繋いだの、こっちと中は時間が違うのに……!!〉

 

「貴様は我の用件に答えるだけでよい。まずは答えよ、貴様がこの世界を紡ぐ者か?」

 

その相手の人は少し唸ってからため息をついた。

 

〈……はい。私が世界の紡ぎ手───この物語の創り手です…名は……そうですね、今は“Luly(ルリィ)”とお呼びください。私の名ではないですが…〉

 

「ふむ。成功はしたようだな。では問おう。黒髭───エドワード・ティーチと女神エウリュアレのR18小説を書くことは可能か?」

 

〈───〉

 

沈黙が降りる。

 

〈───前例がなさそうですね。結構難しいかと…〉

 

「ノォォォォォォォォ!!!」

 

〈ただ、やろうとすれば出来るかと…〉

 

「ほう?」

 

〈問題は私がR18描写が苦手なことですけども。〉

 

「……貴様、年齢は」

 

〈今年で20…ともかく。書くとしても少し考えさせてください。〉

 

「…だ、そうだ。どうする、黒髭。」

 

「待ちますぞぉぉぉ!!」

 

「そうか。話は終わりだ、切るぞ。」

 

〈待っ───〉

 

 

プツッ

 

 

「……唐突すぎる……」

 

「面倒ならば切ればよかろう。」

 

ひどいと思う…

 

「それに、あやつとはそう遠くない将来に実際に出会うであろうからな。」

 

「……ん?」

 

騒いでいた黒髭さんがマシュに目を向けた。

 

「な…なんでしょう。」

 

「………◯ッ!ごまだれ~!合格ぅ!」

 

ごまだれ……なんで知ってるの?音程ぴったりだし…

 

「そこのなすびちゃん、名乗るでござる!さもないと───」

 

「な、なんですか……?」

 

「今夜拙者眠るとき、君の夢を見ちゃうゾ♪」

 

「マシュ・キリエライトです!デミ・サーヴァントです!」

 

即答……

 

「マシュ……マシュマロ……IN-美……ヌルフフフフフww」

 

「先輩、助けてください…!皮膚に発疹ができて皮膚呼吸ができなくなってしまいそうです!」

 

「あはは……やっぱり一般感性には辛いのかな、あれって……」

 

そう呟きながらマシュを撫でる。

 

「ありがとうございます……先輩は大丈夫なのですか?」

 

「平気。ああいう感じの人も友達にいたから。歌ってみた、踊ってみた、モーション読取にモデリングとかやってくれたのそういう人だったからね。今となっては全部一人で出来るけどさ…汗とかすごかったし、太ってたりもしたけど、大抵気配りとか出来るし技術も豊富ないい人達だったから、たまに一緒に戦争行ってたよ。」

 

「せ、戦争……?」

 

「ふむ。マスターはさぞクラスで人気であっただろうな。」

 

「彼氏はいなかったよ。」

 

「先発、落ち込まないでください!」

 

「大丈夫、落ち込んでないから。」

 

「───しかし、だ。マスターは今真理を口にしたぞ。外面に惑わされてはいかぬ。ただの無能が英雄となるものか。ヤツは愚者を演じる者、自らを無能に見せる達人のようなものよ。」

 

その人と触れ合わないと本当の性質は見えない、だよね。

 

「───んん?そこの白髪ショートちゃん!」

 

「……僕かい?」

 

「おおうww僕っ娘!いいねぇ、いいねぇ!そっちの白髪オッドアイ幼女もグッド!二人とも名を名乗るでござるよ!」

 

「リューネ・メリス。ハンターだ。」

 

「ミラ・ルーティア・シュレイド。サマナー。」

 

「んんんー!なんかちょっかいかけたらぶっ飛ばされそう、だがその危険な感じがイイ!」

 

ドM?

 

「ふん、聞くに耐えぬな。」

 

「ぬぉぉぉ!?」

 

お、黄金のたらい……?

 

「速やかに死ぬか冥府に旅立つか。好きなほうを選ぶがよい。」

 

「それどちらもデッドエンドなのですぞ……むむむ……(´・ω・`)」

 

ん~……そうだなぁ…

 

「黒髭さ~ん!」

 

「んん!?むむっ、見れば静かそう、ですが根暗というわけでもないカワイイおにゃのこが!デザインもクラスに一人はいる博識キャラ的な感じ!?オレンジの長い髪が美少女度アップ!んんww良いですなぁ!」

 

地味に見抜かれてるような…まあいいけど。

 

「Yesロリータ───!」

 

「Noタッチ!!───はうあっ!?」

 

「な、なによ今の……」

 

引っ掛かった。実際、こういうオタク系の思考の人ってちゃんと信念みたいなのもってることあるから。この人はいい人みたい。

 

「これで大丈夫。YesロリータNoタッチ───愛でたり手を出すのは妄想に留め、本当の子供にやっちゃいけない、ってことね。」

 

「むむむ……仕方ありませんな。紳士協定に同意してしまった以上、拙者がエウリュアレ氏に手を出すことは出来ませんな。」

 

ほらね。

 

「───撃て」

 

船長?

 

「撃て!大砲、ありったけ!さもないとあんたらを砲弾の代わりにして撃つ!!」

 

属性の調整は終わっております。張り切ってどうぞ!

 

「アラ?BBAちゃんおこ?おこなの??」

 

「船を回頭しろ!あんのボケ髭を───地獄の底に叩き落としてやれ!!」

 

船長がド怒りです───大丈夫かなぁ。




……なんでこっちに繋がったの……

裁「大丈夫?」

ちょっと待って……予想外すぎる事態だから……色々整理させて……

弓「ふむ……」

……ルーラー。正のアーチャー、正のランサー、正のセイバーの三人にこれ伝えてきて……

裁「あ、うん……」

オケアノス終了後に召喚するサーヴァントのクラスは?

  • 騎兵、槍兵、弓兵
  • 弓兵、弓兵、弓兵
  • 暗殺者、裁定者、剣士
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