狩人達と魔術師達の運命、それからあらゆる奇跡の出会い 作:Luly
裁「……正のアーチャーさんも寝るんだ…」
弓「ここ数週間ずっと寝ていなかった故な……どうやって起きていたのか謎であるが。」
裁「正のアーチャーさんって人間だよね?」
弓「…疑わしくなってきたぞ」
「……さて。悪いがマスター共を待たせているのでな。手短に終わらさせてもらうぞ、大英雄。」
ギルガメッシュがそう言い、ヘラクレスと相対する。
「そういえば…どこかでの聖杯戦争の折、我と貴様は対峙したことがあったな。あのときは我が害する側。貴様が護る側であったか。まこと、サーヴァントとはままならぬものよ。顕現した環境によって立場が変わるなど。よもや、我と貴様の立場が逆転するとは。これだから運命というのは面白い、とでもいおうか。」
「■■■■…」
「知性がないことが不服か?まぁ、仕方なかろう。貴様のような大英雄、知性を…理性を消さねば破滅の側に立つことはなかろう。」
「何をごちゃごちゃと言っている……!ヘラクレス!さっさとそのゴミを殺せ!!」
そのイアソンの言葉にギルガメッシュがため息をつく。
「やれやれ……よほど余裕がないと見える。ならば、我等に相応しい舞台を用意してやろうではないか───開くがいい。“
その宣言とともに、その世界が塗り替えられる。
「■■■■───!?」
「……わぁお。」
「ひゃぁっ!」
「………!!!」
困惑するヘラクレス、絶句するヘクトール、悲鳴を上げるメディア、言葉を発せないイアソン。塗り替えられたその世界は、まさに黄金の世界ともいうべき場所。
「固有結界全力運用───まぁ、これが固有結界かどうかはおいておくとするか。」
敵のステータスは下げられ、ヘラクレスは鎖で縛られ、ヘクトールの動きは封じられ。メディアは鎖で縛り上げられ、イアソンは手足+口を封じられる。
「さぁ───終幕と行こうではないか。
その式句と共に数多の武具が投影される。
「ゆけ。」
その武具達は、全てヘラクレスへと向かう。
「■■■■───!!」
「かつての我はアーチャーであった。しかし。今は原典にも無きレアクラス、“
そう呟き、ギルガメッシュは弓を構える。
「原初を告げる───世界を裂くは我が乖離剣。オルガマリーのような結界構造でない故、全力ではないが───之で十分であろう。」
そう言いながら、ギルガメッシュは弓に赤い矢を番える。
「射出角固定。“
その宣言とともに矢が放たれ───ヘラクレスへと中る。
「■■■■────!!!!」
「ふむ。残り2つで耐えたか。しかし、貴様の身体にはまだ武器が刺さっているぞ───
ギルガメッシュが放った武器は全て投影品───故に、炸裂させても問題は特に無い。その炸裂で、ヘラクレスの命がまた1つ砕けた。…ついでに、ヘラクレスは海に吹っ飛んだ。
「このようなものか。さて……」
ギルガメッシュがイアソンを見る。
「嘘だろ……俺のヘラクレスが……」
「…せいぜいマスターにでもけしかけるがいい。まぁ、あのマスターを攻略できるかは知らぬがな。」
そう言って、ギルガメッシュはその場を去った。
弓「ふむ。
裁「可能性…」
弓「左様。本来、サーヴァントは成長というものがない。プレミアのクラスはその成長の機会を新しく与えるのよ。肉体的にも、精神的にも…な。故に、本編の我は新たな宝具を作り、神嫌いをある程度克服し───そして、贋作者を認めているというわけだ。ちなみに、このプレミアのクラスで召喚されるのは、かつてどこかの聖杯戦争で顕現したことのある者に限られる。故に無銘たるアルターエゴやハンター共にこのクラスが当てはめられておらぬのだ。」
裁「へぇ…」
オケアノス終了後に召喚するサーヴァントのクラスは?
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騎兵、槍兵、弓兵
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弓兵、弓兵、弓兵
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暗殺者、裁定者、剣士