狩人達と魔術師達の運命、それからあらゆる奇跡の出会い   作:Luly

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正弓「……これ、大丈夫ですかねぇ。」

裁「さ、さぁ……?」


幕間 い つ も の 。
第160話 狩人の召喚を試行中


「……ん」

 

「お、起きたか。おいマシュ、リッカが目覚めたぞ。」

 

「本当ですか!?よかった…」

 

マシュ……?

 

「昨日の夜のこと覚えてるか、リッカ。」

 

「昨日の夜……えっと…」

 

昨日は確か……マシュとお兄ちゃんとでダークソウルしてて……で……

 

「あぁ……寝落ちしたんだっけ。」

 

「一気にガクンと落ちたからマシュが心配してたぞ?お前限界ギリギリでやってたろ。」

 

「うん…ごめん……」

 

「とりま、飯用意してあるから食ってこい。あと軽く風呂。どっち先でもいいぞ。」

 

「お風呂入る……大浴場行ってもいい…?」

 

「いいぞ。」

 

その言葉を聞いて私は着替えを用意し、お兄ちゃんの部屋から入れる異空間にある大浴場の脱衣所に向かう。今まで着ていた服を脱いで、洗濯物籠に入れる。近くにあるボタンを押すと籠ごと地面に沈んで何処か───まぁ、洗濯機のある場所になんだけど───に運ばれ、次の籠が現れる。お兄ちゃん曰く“この空間かなり複雑でかなり広いからこうでもしねぇと作業大変なんだわ”って。

 

「ふぅ……」

 

お風呂に浸かって一息。思えば、特異点終わった後はいつもお兄ちゃんの部屋で起きてる気がする。

 

「…先輩」

 

「……?マシュ?」

 

いつの間にか、マシュが近くにいた。ボーッとしすぎて気がつかなかったみたい。

 

「ご一緒、いいですか?」

 

「…いい、けど。大浴場は私のものじゃないんだし…それよりも、迷わなかった?」

 

「六花さんが迷わないように…ええと。“ベクトルコンダクト”?を使ってくれたので。」

 

……あー……

 

「漫画の技を再現したんだね…」

 

「そうなのですか?」

 

「“ベクトルコンダクト”───SOUL EATERシリーズに出てくるメデューサの魔法の1つだね。確か初出は12巻…ていうかそれ以降で使われたことってあったっけ…」

 

「どういう魔術なのですか?」

 

「うーん…原作だと“魔法”って括りになるけどこの世界じゃ魔術なんだろうね…えっと、“あらかじめ付けておいた見えない印を可視化する術”、だったかな。」

 

「なるほど…矢印が見えたのはそういうことですか。」

 

「ん……」

 

ふと、お風呂場に設置されてる時計を見ると、時刻は08:30を指していた。

 

「……私そろそろ上がるけどマシュはどうする?」

 

「あっ、でしたら私も上がります。」

 

そうして私達は一緒に上がって、髪を乾かしてからお兄ちゃんの部屋まで戻ってきた。

 

「ん、戻ってきたな。マシュの服はアドミスにやってもらってる。そら、席につけ。朝御飯…まぁ作ってから時間は経ってるが大丈夫だ。」

 

「すみません、気を遣っていただいて…」

 

「いや、男と女の洗濯物別にするのが基本じゃね?」

 

 

───ガッコンガッコンガッコン───

 

 

洗濯機のある場所の方から大きな音が聞こえてきた。それを聞いてお兄ちゃんがため息をついた。

 

「……洗濯機が暴れてやがる。ちと様子見てくっから飯食っとけ。」

 

「あ、うん…」

 

私が答えるとお兄ちゃんはすぐに洗濯機の方に向かった。

 

「…食べよっか」

 

「はい…」

 

それから暫く黙々と食べていると、お兄ちゃんが戻ってきた。

 

「すまん、今戻った。…いただきます」

 

「……六花さんもちゃんと手を合わせるんですね。」

 

「ん?珍しいか……って、そうか。いつも俺は先に食べ終わってるもんな。」

 

確かにお兄ちゃんがこの時間まで食べてないのは珍しい気がする。え、なんで分かったかって?私とマシュ以外用にお兄ちゃん用らしき配膳がされてたから。

 

「……例の通信システムの組み込み作業やってたらいつもの時間過ぎちまってよ。せっかくだしリッカ達と一緒に食うかと思ってな。」

 

「……問題はないのですか?」

 

「昨日フォータが言ったようにウイルス関係は発見されなかった。それと、あの時フォータが気がつかなかったブラックボックスが1つ発見されたんだが、フォータもアドミスもそれを開封することはできなかったみたいだ。」

 

「ブラックボックス……」

 

「なんでも生体認証で開くブラックボックスみたいなんだが……肝心の認証に使われた生体情報の記録がない。記録がないもんはどうしようもねぇ。無理に破壊してシステム自体が壊れてもどうしようもねぇしな。」

 

そうなんだ……あ、そういえば。

 

「ねぇ、お兄ちゃん。」

 

「ん?」

 

「宝具を衝突させたときが第十三刻針以降だと危険、とか言ってたよね。」

 

「ん?あぁ。第十三刻針からは異常刻針(オーバークロック)だからな。第十二刻針までの通常刻針(ノーマルクロック)とは訳が違う。」

 

「オーバークロック…ですか?」

 

そのマシュの問いを聞いたとき、疑問気な表情をしてから納得したように頷いた。

 

「そういや詳しくは話してなかったな。刻時制限機構は大きく分けて3つの段階がある。1つめは第一刻針から第十二刻針までの通常刻針(ノーマルクロック)。まぁ基本的に安全な段階で、正反対の性質をもつ宝具を衝突させても損傷が少ない段階だ。2つめは第十三刻針から第二十四刻針までの異常刻針(オーバークロック)。安全ではあるが正反対の性質をもつ宝具を衝突させたときが危険になる段階だ。そして3つ目がそれ以外の刻針段階(クロックレベル)───例外刻針(エクストラクロック)だ。」

 

「「“エクストラクロック”?」」

 

「あぁ。第零刻針(ゼロ)第二十五刻針(トゥウェンティフィフス)なんかがこれに当たる。」

 

「第二十五刻針?」

 

「第二十五刻針───固有技能(ユニーク)ですね。」

 

いつの間にかメイド服姿のアドミスさんが近くに座っていた。

 

「例えば私は“支配”の固有技能を持ってます。まぁこれはアドミニストレータなので。支配の固有技能は自らが絶対の支配者となる場所を作り出す、という感じでしょうか。」

 

「へぇ…あ、お茶ありがとう。」

 

「いえいえ。」

 

「……基本的に使われるのは第一刻針から第十二刻針までの通常刻針(ノーマルクロック)と第零刻針だけだ。アドミス達の刻時制限機構(クロックリミッター)はかなりの制限がかかってる。ちなみに異常刻針(オーバークロック)までは修復できる自信はある。」

 

それは───逆に言うと、それ以降は修復できる保証はないということ。それ以降───第二十五刻針以降は。それを聞いてアドミスさんは少し暗い顔をしてた。それを見たお兄ちゃんがアドミスさんの頭を撫でる。

 

「心配すんな。今は異常刻針(オーバークロック)までしか修復できねぇが、いずれどんな状態でも修復できるようにするからよ。お前らが望む限り、どんな状態からでも修復できるようにな。」

 

「……はい、マスター。」

 

「ん、この話はこれで終わりな。…ごちそうさまでした。」

 

いつの間にかお兄ちゃんは朝御飯を食べ終わっていた。私達も急いで、それでも喉に詰まらせたりしないように食べると、お兄ちゃんが“んな急いで食わんでもいいのによ。暇ならダクソでもしてな。”って苦笑いしながら洗い物してた。

 

「ええっと……“山羊頭のデーモン”戦からだっけ。」

 

「……先輩、このゲーム好きなんですか?」

 

「うん…あれ、意外?」

 

「はい…このゲーム、怖いじゃないですか…」

 

「慣れないと怖いよね……“死にゲー”って言われるジャンルのゲームだし…」

 

「死にゲー…ですか。」

 

「死んで覚えるゲームのことを大体死にゲーって言うの。」

 

「まぁ一発目がダクソは少しキツかったか?“しょぼんのアクション”でもやらせりゃよかったかね。…まぁ、持ってねぇけど。」

 

お兄ちゃんが手を拭きながらこっちに戻ってきた。

 

「PCに入ってないの?」

 

「あー……実は知り合いにしょぼんのアクションが入ったパソコン貸しててな。その途中でこの人理焼却だ。」

 

「あぁ……」

 

「……あ、倒しましたね」

 

アドミスさんがそう呟く。ふと画面を見ると山羊頭のデーモンを倒してたところだった。マシュは素性を“騎士”、贈り物は“小さな生命の指輪”にしたみたい。ちなみに私は大体素性は“聖職者”で贈り物は“遠眼鏡”。お兄ちゃんは素性は“盗人”で贈り物は“老魔女の指輪”かな。

 

「…ん?放送のスイッチが入りましたね。」

 

え……

 

〈全職員に通達!これより管制室へ集合!遅刻厳禁!〉

 

放送から流れるアスラージさんの声。それにお兄ちゃんが小さくため息をついた。

 

「……声がでけぇよ。まぁいい、行きますか。」

 

お兄ちゃんの言葉に頷き、私達は管制室へと向かった。

 

 

「よし、遅刻もないようだな。」

 

「声でけぇよ…くっそ響いたぞ。」

 

「む……それはすまねぇな。」

 

「で……召喚か。サークルのメインシステム起動してくるわ。」

 

そう言ってお兄ちゃんは管制室の席に座る。私は召喚室の方に向かった。

 

〈で……今回は誰が召喚されるかねぇ。〉

 

「個人的には1名来てほしい者がいるのだが…」

 

「あー……あの子ね。」

 

あの子…って誰だろう。

 

「ふむ……どのような者が来るか楽しみだな。それでは回せ!」

 

〈とりあえず触媒はリューネだな。ええと……サークル展開、回転開始───〉

 

「…思うのだが僕が触媒になる意味はあるのか?」

 

〈さーな。実際その辺マジで分からんからな。“縁がある”ってだけで具体的な根拠は全くといってないらしいからな。なんなんだかねぇ…っと?キャスターが来るぞ。心当たりは?〉

 

「……キャスター…ということは笛使いかギルドガールのどちらかか?ギルドガールは数名心当たりがあるが笛使いはいないな…」

 

〈なるほどなぁ…戦力にはならなさそうかね。〉

 

「……いや。喚ばれるのが彼女達ならあるいは───」

 

そう言っている途中で召喚が終わる。

 

「「……ここは?」」

 

「───」

 

なんというか……巫女さんみたいな感じの2人の女性。片方の人の服装はローマでリューネちゃんが着てたような…

 

「……あぁ、確かに“彼女達なら”、とは言ったがね……本当に出てくるなんて思うか……これがフラグというものなのか……?」

 

リューネちゃんの様子が少しおかしい……?それと同時にその2人の女性がリューネちゃんの方を向いた───やっと気がついたけど、この人たち───普通の人間じゃない。

 

…琉音さん?

 

行方が分からなくなったとは聞いておりましたが……ともかくご無事なようで何よりです。

 

「「ですが、どうしてこちらに?」」

 

すまないが、それはこちらの台詞だ“ヒノエ”殿───そして“ミノト”殿。

 

〈ウヒョーッ!エルフ耳!エルフ耳だぁぁぁ!〉

 

〈うっせぇぞロマン。つーかエルフ耳ならメディアがいるだろうが。〉

「ちょっと静かにしてくれないか、ロマン殿。」

 

〈……はい。〉

 

すまないが後で詳しく話すから待っていてもらっても良いだろうか?

 

分かりました……うさ団子とかありますか?

 

……ヒノエ殿にとってそれは重要なのだったな……ヨモギ殿のものには劣るがそれらしいものならある。すまないがジュリィ殿、2人を食堂まで連れていってもらえるだろうか。

 

分かりました。こちらです。

 

その2人はジュリィさんに連れられて管制室を出ていった。

 

〈…なぁ、リューネ。〉

 

「うん?」

 

〈今の2人は……人間じゃないよな?〉

 

その問いにリューネちゃんは小さくため息をついてから頷いた。

 

「あぁ。彼女達は“竜人族”と呼ばれる種族だ。僕達“人間”やルル達“獣人族”とはまた違った別種族。種族としての特徴は…そうだな。君達も見ただろう。尖った耳と4本指の手足。あれこそが竜人の特徴と言えるだろうね。」

 

へぇ…

 

「…ちなみに彼女達、普通に強いぞ。」

 

「〈え?〉」

 

「彼女達はギルドガール───受付嬢なわけだが、それ以前に“里のツワモノ”と呼ばれる強者でもある。実力は上位ハンターになることだってできると言われている程だ。と、いうか2人ともハンターを目指していた時期があったらしいからな。武器に関してはヒノエ殿は弓、ミノト殿はランスだ。」

 

「ええっと……上位ってことは……」

 

「あぁ、単純に言えば僕らの1段階下だな。僕らはG級ハンターなわけだし。」

 

「でもリューネ、私達の実力って確か……」

 

「そこなんだよな……どう答えたらいいものか。」

 

そういえばリューネちゃん達は自分の方が上だからって下の人を見下すとかはしないみたい。そんなことをしている暇があるなら少しでも技術を教え込んだ方がいい、っていうのがリューネちゃん達の考えなんだって。

 

「まぁ、かなり強いと思ってくれればいいさ。次に行こうか。」

 

〈ん~……とりあえず触媒をルーパスに切り替えてみるか。〉

 

「サークルの前に立てばいいんだっけ。」

 

〈んぁ、まぁな。…サークル展開、回転開始…霊基形式検索───ん?早速引っかかったな。ええと…〉

 

そういえば…

 

「お兄ちゃん、いつも思うんだけど…」

 

〈あん?〉

 

「召喚される前にサーヴァントのクラスってわかるものなの?」

 

〈…あぁ。そういうことな。実は召喚されるときにそれらしいクラスのパターンが観測されるんだ。ちなみにさっきの姉妹の場合はキャスターのパターンが超強かったが召喚後に調べたらキャスター、アーチャー、ランサーの三種複合クラス。珍しいが2人で1基のサーヴァントってやつだ。〉

 

「2人で1つ…ダブル…?」

 

〈まぁそうなるわなぁ。…ん?結果出たぞ、霊基パターン、ハンター!〉

 

「ハンターだと!?」

 

ギルが身を乗り出した。

 

「誰が来るんだろうね…」

 

ルーパスちゃんがそう呟いた時、召喚が完了する。

 

───きゃぁっ!…あいったた…

 

そこにいたのは1人の女性…女性?女の子、って言った方が正しい気もするけど。なんというか…凄く、若い。

 

…あれ?ここは…?

 

竜人語であることからルーパスちゃんたちの世界の人なのは間違いない、と思うけど。誰だろう…?

 

───さん

 

「ルーパスちゃん?」

 

───お母さんっ!

 

──────えっ?

 

うん…?あれ、ルーパス…?それにリューネも。どうしてここに?

 

それはこっちのセリフだよ!どうしてお母さんがここにいるの!?

 

うん、聞き間違えじゃないみたい───って。

 

「〈〈〈お母さん!!?〉〉〉」

「母だと!?」

 

私、お兄ちゃん、ドクター、マリー、ギルの5人が驚く。

 

「え?うん。私のお母さん。」

 

「え…えっと、この女の子が?」

 

「うん。私、お母さんと一緒に歩いてると姉妹のように思われるから。」

 

えええええ……あの、すっごい若い。

 

?ルーパス、この人たちは?

 

ええっと…私の…なんて言ったらいいんだろう。友達?

 

どうして疑問形…?

 

ちなみに目測で身長が145cmくらい。年齢は……大体22歳くらいだと思ったけど。ルーパスちゃんのお母さんってことは30歳越えてる……よね?

 

ええっと…いいですか?

 

「…!はい、なんですか?

 

あ……言葉が通じる人がいるんだ。ええっと…ルーパスからちょっとだけ事情は聞きました。人類史…だっけ。それが燃やされたとかって……人の生活を守るために戦ってた人間としてはさすがに見過ごせない。ほとんど引退した私だけど、それでもよければ。

 

あ、ありがとうございます…!えっと…お名前は?

 

私がそう聞くと、小さく微笑んでから口を開いた。

 

私は“ルーナ・フェルト”。こんな姿だけど一応42歳。年上だからって堅い喋り方じゃなくてもいいよ。

 

「よ、42歳!?」

 

〈嘘だろ、全く見えねぇっ!?〉

 

私とお兄ちゃんの反応にルーパスちゃんのお母さん───ルーナさんがクスリと笑った。

 

よく言われる。私の家系は結構実際の年齢より若く見られる人が多いんだよね。特に女性は。

 

……あれ?そういえば私、お父さんのお母さんには会ったことあるけど、お母さんのお母さんには会ったことない気がする…

 

あれ、そうだっけ。戻ったら会いに行こうか。

 

うん!

 

…まだまだ未熟ではありますが、娘共々よろしくお願いします、カルデアの皆様。

 

こ、こちらこそ…!

 

というかこちらが力を借りてる立場だからな。よろしくお願いしますはこっちの台詞だわな。

 

まぁ、確かに。とりあえず、ルーナさんはルーパスちゃんの隣で召喚儀式を見学するみたい。

 

「ふむ……ギルド・カルデアというのもいいのではないか?ミルド。」

 

「なんで私……まぁ、ギルドに詳しい人がいればできるだろうけど、私もそこまで詳しくないから……」

 

「ふむ。」

 

〈次回すか……サークル展開、回転開始───アカシックレコード接続状態良好。……霊基特定、これは───キャスターか。心当たりは?〉

 

「ない。」

 

〈……即答かよ。〉

 

「まぁライダーの彼女がキャスターで出るとも思えないしな…」

 

「彼女?」

 

“アユリア”ちゃんのこと?狩猟笛使いっていったら彼女くらいしか思い浮かばないよ?私。

 

ルーナさんから名前が出た。アユリアさん……?

 

「ちょっとした知り合いかな?狩猟笛使いなんだけど…彼女ならライダーのクラスで来ると思うよ?」

 

「そう…なの?」

 

「十中八九そうだろうな。仮にライダー以外で来たとしてもライダーに強い適性を示すだろう。」

 

そんなことを話している間に、召喚が終わった。

 

にゃ~……何が起こったにゃ~…

 

……アイルー?

 

君は───

 

にゃ?……リューネさんと、ルーパスさんだにゃ?

 

「知り合い?」

 

私がそう聞くと、リューネちゃんが頷いた。それと同時にルーナさんが声をかける。

 

久しぶりだね、ハクム村の厩舎アイルーさん。ルーパスから厩舎管理職を引退したって聞いてたけど元気だった?

 

そういうルーナさんもお元気そうにゃ。風の噂でハンター業ライダー業共に引退したと聞いておりましたがにゃ。

 

私は元気だよ。ただまぁ、前線にあまり出なくなったのは事実だし。実質引退したって言っても間違いではないかなぁ。もうほとんどは娘のルーパスかリューネに任せてるし。

 

ふむふむですにゃ…

 

そう言いながらその厩舎アイルーさんは去っていっちゃった。……えっ。

 

「名前聞いてない…!」

 

〈……仕方ねぇ、一旦ここで終わるか。さっきのアイルー捕まえて名前聞いてから再開だ。〉

 

その言葉に私達は頷き、管制室を後にした。




正弓「ちなみにお母さん、並びにご本人はダークソウルシリーズをやったことはありません。」

弓「おい……」

正弓「色々あって出来ないそうで。」

裁「色々…ね。」
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