狩人達と魔術師達の運命、それからあらゆる奇跡の出会い 作:Luly
裁「眠そう。大丈夫?」
正弓「えぇ、まぁ…それに、お母さんもそろそろ復帰ですから私も頑張りませんと……」
裁「マスターが……」
そこからは激戦になった。
元々ヴァルハザク自体が脆いのか、討伐まではあまり時間はかからなかった。
……だけど。
「ォォォォォ………」
「ちっ、また復活しやがった!」
討伐回数4回。それでも、未だクエストクリアに至ってはいなかった。何度も何度も復活する恐怖。多分、何かが足りないんだろうけど……私にはその何かがわからない。
「ルーパス!」
リューネちゃんの声にルーパスちゃんが指笛を吹く。それと同時に射出される撃龍槍───やり方がよくわからないけど指笛がスイッチになるように設定されてるみたい。その撃龍槍が深々と刺さってヴァルハザクがダウンする。
「───
起き上がったヴァルハザクに双剣が投げられ───それをヴァルハザクが弾く。
「
うわぁ……ギルが思いっきり挑発してる……
「ォォォォ!!!!」
「
噛みつきにきたヴァルハザクに大量の刀剣類を撃ち込むギル。ミラちゃんが乾いた表情をしてるってことは───アレ、全部竜殺しの逸話持ちの武器なんじゃないかな……
「ウォォォォォォン!!」
「
器用なのかどうか分からないけど、ヴァルハザクに突き刺さってる刀剣類だけを爆発させた。
「ちぃっ、やはり竜殺しの武器でも浅いか───だが!ヘラクレスの命をも狩ったこれならばどうだ!
巨大化した双剣を手にギルがヴァルハザクに接近し、斬りつけた。
「これが!我の!“鶴翼三連”よ!どうだ、贋作者!」
〈……現実逃避はもうやめだ。この英雄王はおかしいと断定しよう。だが、おかしい故か話が通じるのもまた事実か。そして───なぁ、英雄王。それはオレの技術なんだが?〉
「貴様に出来て───」
〈我にできぬわけはなかろう、か。流石に聞き飽きたぞ…まぁいい。鶴翼三連を放ったのはいい、が───〉
「…うむ。」
「ォォォ……」
〈「ほぼ無傷か。」〉
〈流石に凹むんだが?〉
「我に言うな、我に。…よし、贋作者。カルデアに帰還した後、鶴翼三連の強化策を練るぞ。」
〈了解した。…それはいいが、貴様は目の前の戦闘に集中した方がいいだろう。〉
「ふん、既にヘイトはアスラージめが奪い取っていったわ。ヘイト管理上手すぎであろう。」
〈……英雄王。リッカに引きずられているのかゲーム脳化してきてないか?まぁいい、敵視が大団長に向いているのは間違いないみたいだからな。〉
確かにアスラージさんに攻撃が集中し始めている。……ここまで35分。
『ルーパスちゃん、衝撃注意!』
『え?』
響音桃花旋律の重ね演奏で発動させる旋律効果、“連音響周波【打】”。その旋律効果詳細は“旋律効果が届く範囲にいる全ての狩猟笛から旋律を揃えることなく響周波【打】を発する”。
「ォォォ!?」
「わっ!」
私の試作型天文台横笛IIIはもちろん、叩きつけた直後のルーパスちゃんの爆鱗鼓バゼルライドからも響周波が放たれ、その衝撃がヴァルハザクを襲う───それで体勢を崩したのを見逃さず、リューネちゃんが竜の一矢を、ミラちゃんが集束砲を放つ。
『麻痺入るよ!宝具用意!』
ミラちゃんの念話にサーヴァントのみんなが構える。
「───ッ…ッ!!」
「麻痺入った!」
「うし、これで終わりだバケモンゾンビ!」
いやそれどういう意味?
「我は王に非ず、その後ろを歩む者───彼の王の安らぎの為に、あらゆる敵を駆逐する───!」
「目覚めよ、星の流れ。開かれよ、夜の息吹───神秘のごとし夜天に煌めく星々───!!」
「これは憎悪によって磨かれた我が魂の咆哮───!」
「繰り返すページのさざ波、押し返す草のしおり───!」
「無限に広がる無数の世界、カラカラ回る時の本棚───!」
「その肉体───貫く!」
「術理、摂理、世の理、その万象───一切を原始に帰さん!」
「太陽神と月女神に捧ぐ───」
宝具の詠唱を始めたのを見て漆黒薄紅薄紅桃花、薄紅薄紅薄紅の旋律を重ね演奏して全員に強化をかける。全体にかかる効果じゃないマスタースキルは、全体に強化をかける代わりにその性能が…結構落ちる。旋律効果倍加で元の性能に一歩届かない感じ。
「“
「第二宝具───“
「“
「全ての童話は、お友達よ!」
「私はきっと、アナタの心を掴むでしょう!」
「“
「“
「“
それぞれの宝具がヴァルハザクに殺到する。ルーパスちゃん達はこの後の事を考えて少し休憩してる…けど。
「………ォォォ……」
「いよっし!やったか!?」
ヴァルハザク討伐状態、5回目。あとモードレッドさん。その言葉はフラグです。
正弓「2話で収まってないんですよねぇ…」
裁「あはは……」
ロンドン修正後に召喚するサーヴァントは?
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魔術師、弓兵、暗殺者
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魔術師、魔術師、魔術師
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剣士、弓兵、狂戦士