狩人達と魔術師達の運命、それからあらゆる奇跡の出会い   作:Luly

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正弓「トルソル戦ですか……」

裁「あれって結構単調だよね。」

正弓「まぁ…そうですね」


第194話 遺跡の守護者

あれからしばらく遺跡を進んで。私達は守護者の間ににた場所に来ていた。

 

「……ふん、奥は奈落か。動こうとしなければ落ちるものでもなかろうに、この遺跡を作ったやつの考えが分からんな。」

 

アンデルセンさんがそう言う。奈落の奥、黒い機械のようなのに張り付いている黄色いしおり。

 

「あれだよ!」

 

「よっしゃ!これで四精霊は全員だ!」

 

レンポくんがそう言うと同時に、そのしおりが近づいてくる。

 

「なんだ…?」

 

「心霊現象か何かの類いですかな?」

 

シェイクスピアさんがそう言うと、強く光を放ってからしおりが小さな人へと姿を変える───目を封じられし雷の精霊、ウル。

 

「───あぁ。姿は見えなくとも感じます。おひさしぶりです。皆さん。そして、はじめまして。預言書に選ばれた者よ。…それにしても。前回からかなり長い時間の眠りになりましたね。いえ、眠りから覚めない方がよいのでしょうけれど。」

 

ウルさんが近づいてくると、周囲に音が響き、赤い光に照らされる。遺跡の扉は閉まり、退路は絶たれる。

 

「……おや。私を失ったことで、遺跡が警戒モードに入ったようですね。」

 

「……っ!」

 

警戒モードに入った……ということは…!

 

「この遺跡は、旧世界に存在した遺跡をティア自ら再現した施設。全ては貴女のような次なる預言書の主のために。ですが…貴女はまだ預言書の力を完全には扱えていないようですね。長すぎる眠りの中で預言書の力が弱まったのも原因でしょうが……」

 

奈落を背後にし、落ちてきた大岩───いや。

 

「あれは───なんだ?」

 

「───“トルソル”」

 

シリル遺跡ボス、守護神像トルソル。ちょっと倒しかたが面倒な相手。

 

「みんな、戦闘態勢!今の攻撃方法は直線ビームと腕の振り回し!!直線ビームは当たり判定長く続くから気を付けて!」

 

「ふむ。戦い方を知っているようですね。ならば1つだけ教えましょう。旧世界のものを再現したからか、トルソルの神秘はかなり高いのです。貴方達でも防御は砕けないと考えてください。」

 

「っ、追加で攻略情報!トルソルは攻撃のときにコアを露出する!外が無理なら───」

 

「内部を叩く、と言うわけですな!」

 

「1つ聞くぞ!魔術やお前達の精霊魔法で内部を叩くことはできるか!?」

 

精霊魔法……?えっと……あっ。

 

「わ、私───トルソルと精霊魔法で戦ったことない!!」

 

「検証不足だと!?くそっ、役に立たん!」

 

「普通に攻略するなら飛び道具が効きやすいからね!ていうか普通精霊魔法で攻略しようとなんてしないよ!?そもそもはっきり言っちゃえば今のレンポくん達の精霊魔法ってまだ弱いんだからね!?」

 

「ぐっ」

「うっ…」

『……』

 

「……まぁ、枷がある時点で弱いのは事実ですから反論できませんね…」

 

「ティアの時も枷を外すのに結構時間かかったもんね~…」

 

あ、ティアさんって枷外してたんだ。……あれ、何度かやったけどすごく時間かかった気がする。あれコードポイント3700とかまで上げないと外せないんだよね。

 

 

ウォォォォォン

 

 

稼働音。その音に、私達は背後に跳んだ。

 

 

バシューン

 

 

うん、音がゲームそのままなんだけど。そのビームが放たれた大本、露出されたコアに矢が放たれていた。放ったのは、ルーナさん。

 

「……やっぱり私じゃだめかな。」

 

弾かれた矢を見てルーナさんが呟いた。

 

「いえ、タイミングの問題でしょう。」

 

「おい、動くぞ!───ちっ」

 

アンデルセンさんがペンを投げる───え?と思ったらトルソルを火の柱が包んだ。

 

「ボサッとするな!退路が断たれた今、アレを倒さなくては帰ることもできんぞ!」

 

「そうですな!とはいえ、我々は避けることに徹しますがね!」

 

「……ヘイト、アンデルセンさんに向いてるよ?」

 

「なにっ!?」

 

トルソルのヘイトはアンデルセンさんに向いていて、そちらに向かって動き出そうとしていた───というか、ビームを放とうとしてる。

 

「アル!」

 

「カーレン!」

「───“ストリーク”!」

 

アンデルセンさんが指を鳴らすのと、アルがストリークを放つのは同時。それを受けて、トルソルは黒くなった。それを見てコードスキャン、色が戻ったのを見てコアに蹴りを叩き込む。すると、またトルソルは黒くなった。

 

「ギル!トルソルを奈落に叩き出せる!?」

 

「任せよ!───ふんっ!!」

 

ギルがトルソルに接近し、奈落の方へと蹴り飛ばす。…うん。さすがサーヴァント……あんなの絶対私じゃ出来なかった。

 

「終わりか?」

 

「にしては赤く光っておりますが…」

 

シェイクスピアさんがそう言うと同時に、トルソルが降ってきた。

 

「行動追加、魔法弾!気を付けて、追尾してくるよ!!」

 

そこからしばらく戦い続けた。




正弓「最近短めなのはあまりきにしないでくださいね」

裁「眠い……」

弓「寝たらどうだ?咎めるものはおらんであろう。」

裁「う……」

ロンドン修正後に召喚するサーヴァントは?

  • 魔術師、弓兵、暗殺者
  • 魔術師、魔術師、魔術師
  • 剣士、弓兵、狂戦士
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