狩人達と魔術師達の運命、それからあらゆる奇跡の出会い 作:Luly
裁「そうだっけ…」
私の前にあるのは機械の大群。
ヘルタースケルター───それらの大群。
「この……数が多いっ!!」
「ルーパス、そっちに数体行ったぞ!」
「スピリス、援護!!」
「はいにゃ!!」
ハンターの皆さんは、それを難なく撃破していきます。
「出番があまりないわね、マシュ?」
「……えぇ、そうですね。フランさん。」
こういう光景を見ているとよく思う。先輩に私は必要ないんじゃないかって。私がこの作戦で一緒にいるのは迷惑なんじゃないかって。…私が、先輩の足を引っ張っているんじゃないかって。だって、私よりも優秀なサーヴァントはいくらでもいるんだから。人と英霊が融合し、
「マシュ殿、そちらに行ったぞ!」
「…っ!?はいっ!」
敵が私の前に来た───リューネさんの叩き漏らし?いいや、別にいい。今重要なのは敵が目の前に来たということ。ならば、余計なことは後で考えればいい。
「……っ!」
ヘルタースケルターの攻撃を受け、逸らす。私の盾は大盾で、剣も持っていないから先輩や無銘さんみたいにパリィからの致命はできない。
「たぁぁっ!」
盾を使って跳躍し、急襲突きとフォールバッシュの要領でヘルタースケルターに盾を叩きつける。余計なことは考えないでいい。動きをもっと研ぎ澄ませる。相手に対する立ち回りを最適化する───
「機械なだけあって───硬いですねっ!!」
未だ機能停止にならないヘルタースケルターに向けて盾の先を突き刺す。そのあと引き抜いてから飛び込みながら一撃、さらに軽く一撃いれてその次に体重をかけた一撃───“飛円斬り”と呼ばれるそれ。隙を少なくするように突きを叩き込み、後ろに引くと共に回転しながら一撃。立ち回りとしては操虫棍のもの。ルーパスさん達曰く、盾とは言えど身軽な私ならばチャージアックスのような立ち回りではなく操虫棍が合っていそうなのだとか。操虫棍の動きを基礎に、片手剣やマグネットスパイク、大剣のような動きを取り入れる───それがルーパスさん達の至った結論。
「これで───いい加減、倒れてくださいっ!」
高所から急襲突き。急襲突きは外付けの魔力放出装置をブースター代わりにして加速させてます。本来の操虫棍は噴射機構があるそうですが、私にはそんなものありませんから…
「…っ!」
後ろから嫌な予感を感じて盾を後ろに回す。ガツン、という音がして振り向くと、二体目がそこにいた。一体目は沈黙し、動く気配はない───攻撃対象を二体目に切り替える。
「せぁぁっ!」
防御の構えを取りながら突進、体制を崩したところに飛円斬り。ヘルタースケルターに盾を突き刺して跳躍し、フォールバッシュで押し潰す。そこから回避して次の攻撃に備える。
「……あっ!?」
次の攻撃に私の盾が弾かれる。攻撃の重さによって私の手が痺れる。
「───あ」
身体が動かない。
「…っ!マシュさんっ!?」
ジュリィさんの声が聞こえます。恐らくは私への警告でしょう。動かなければ攻撃をもらう。けれど……身体が、動かない。
「せん、ぱ───」
「───やれやれ。リッカの言う通り、というところですか。」
ごめんなさい、と言いかけたときに声が聞こえた。
「まだ諦めるには早いですよ。リッカもこちらに向かっています。」
男の人の声。首はまだ動くため、その声の方を向くと───目隠しをした、金髪の小さな人がいた。
「あまり話している時間はありませんね……預言書」
「
男の人の近くに浮遊していたのは赤い本───預言書。
「雷よ!“
男の人が雷を放ち始める。預言書が宝具と言ったということはこの人は───精霊。
「───
放たれた雷は私の前にいたヘルタースケルターを機能停止にした。
「……」
───強い。私だと苦戦していたヘルタースケルターを、たった一撃で。
ドゴンッ!!
「!?」
直後の轟音に驚愕し、そちらを向く。いつの間にかジュリィさんは近づいてきてくれていて、麻痺を治してくれた。
「───せん、ぱい……?」
轟音の方にいた人影。それは───大きな鎌を片手で持った先輩だった。
正弓「これで預言書四精霊の枷付き状態の精霊魔法出し終えた気がします。」
裁「ちなみに枷無し状態もいずれ出てくると思う……」
ロンドン修正後に召喚するサーヴァントは?
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魔術師、弓兵、暗殺者
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魔術師、魔術師、魔術師
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剣士、弓兵、狂戦士