狩人達と魔術師達の運命、それからあらゆる奇跡の出会い   作:Luly

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最近体力が抜けます。

弓「そうか。」

そしてサーヴァントが思い付かん……


第249話 疾走せし猛犬

“槍の示す方向へ”。その指示に従って私達はその方向に向かっていた。あの手紙には“待ち人がいる”ともあったし。

 

「……ジュリィは早いなぁ」

 

ルーパスちゃんが呟く。確かに、結構早く移動してるはずなのにジュリィさんの姿は見えない。

 

「何処かで追い抜いてる可能性とかあるのかな、ルーパスちゃん。」

 

「さぁ…どうだろ。もしかしたら空にはいないかもしれないし、今も空にいるかもしれない。…でもまぁ、空にいるんだったら隠れ身の装衣で隠れてるんじゃないかな。」

 

隠れ身の装衣……か。

 

「……それにしても、何あの2人。」

 

「……まぁ、クーだし。そういう伝承はあったと思うからこうなってもおかしくないんだろうけど…」

 

曰く───鳥より速い天翔けるかのような愛馬、より速いのがクー・フーリンである。

 

「置いてっちまうぞ、お前らぁ!」

 

「勘弁してくれないか……レアとレスティに無理させたくないんだ、僕達は。」

 

「私も同じく。ネルルに無理させたくない。」

 

ルーパスちゃんと私、スピリスさんはルーパスちゃんのオトモンであるリオレウス───“レスティ”さんに。リューネちゃんとマシュ、ルルさんはリューネちゃんのオトモンであるリオレイア───“レア”さんに。ミラちゃんとナーちゃん、ガルシアさんはミラちゃんの使い魔であるネルギガンテ───“ネルル”さんに騎乗して移動してる。ギルはヴィマーナを使ってて、アルはクーと一緒に並走。…そして、問題のクーは私達の前を疾走してる。

 

「…はぁ。大丈夫、レスティ?」

 

ルーパスちゃんの声にレスティさんが応える。余裕、というような声音。

 

「……分かった。じゃあ、少しだけ速度を上げよっか。私達が振り落とされないくらいで。」

 

その言葉にレスティさんが応え、私達の移動が早くなる。

 

「おっ、本気だしたか?んじゃ、全力で行くぜ!」

 

そう言って加速するクー。ルーパスちゃんがそれを見て大きなため息をついた。

 

「……どうする、ルーパス。」

 

「どうする、って言われてもね……」

 

「このままだと突き放されるままね、これ…」

 

「……父が申し訳ありません。ですが……私の父はやはり凄いのですね。」

 

そう声をかけてきたのは水色の髪の美少年。長髪で細身、顔も女性っぽいところから女の子にも見えるけど、本人曰く“一応男です”とのことだった。男の娘ってところかな?

 

「“コンラ”は気にしなくていいと思うよ。クー・フーリンが悪いんだし。」

 

「は、はぁ…」

 

コンラ。クー・フーリンの息子。誓約(ゲッシュ)によって実父であるクー・フーリンに殺されることになった享年10歳未満の少年。さっき、移動を開始する前にクーがルーン魔術を使ったら召喚できた子。クー本人にも女の子に思われたくらいだから、生前と顔立ちとかが変わってるんだと思う。

 

「……レスティ、私達への影響は気にしないでいい。レスティの無理しない範囲で全力で飛べる?」

 

ルーパスちゃんがそう言うと不安そうな表情をした。

 

「リッカ、私にしっかり掴まっててね。…お願い、レスティ。」

 

「………」

 

強く頷いて、羽ばたく。一気に速度が上がる───

 

「わわっ…!」

 

慌ててルーパスちゃんの腰に腕を回す。

 

「ふははは!真、犬の名にふさわしい健脚よ!しかしマスターの前だ、我も負けられぬな!マスター、我は先に行くぞ!」

 

「え!?」

 

どうやって───

 

「A・U・O───ワープ!」

 

そう思ったとき、ギルとコンラくんの乗ったヴィマーナが消えた。

 

「!先に転移したみたい!」

 

「嘘っ!?」

 

ギル……!負けず嫌いなのは何となく分かったけど転移は大人げないと思う!!

 

「風が強い……でも、ちょっと楽しいわ!」

 

「ナーサリーさん…はい、私もそう思います…!」

 

…まぁ、マシュとナーちゃんが楽しそうならいいのかな。そう思っていたらいつの間にかキャンプについていて……なんか、銃声が聞こえた気がする。

 

「……銃声、ですよね?今の。」

 

「銃声…よね。」

 

「……うん、銃声だと思う。」

 

同じ速度で移動してたからリューネちゃん達ももういる。リューネちゃん、ルーパスちゃん、ミラちゃんの3人はここまで飛んできてくれた3匹の身体を撫でてるけど。

 

「ごめん、リューネちゃん。ちょっと。」

 

「うん?あぁ、分かった。…すまないね、レア。後でまた遊んであげよう。」

 

その言葉にレアさんが一声鳴くと、レアさんの姿が消える。ミラちゃんが絆石のフレームの方を少し弄って、獣魔側での合意があった時に召喚・送還ができるようにしたんだって。

 

「さて…どうしたかな、リッカ殿。」

 

「ごめんね、触れ合い中に。ええと……あっちのキャンプの中の音って聞き取れる?」

 

「ふむ……“何度も言わせないでください、ドクター・ラッシュ。嘔吐剤を飲ませる治療、塩化水銀を飲ませる等といった対処と私の銃、どちらが最新式ですか?”……こんな言葉が聞き取れたが?」

 

……あぁ、何となく誰が手紙に書いてあった“待ち人”なのか分かった。




眠い……体力…

裁「コンラくんとか懐かしいな……」

イ・プルーリバス・ウナム修正後に召喚するサーヴァントは?

  • 槍兵、魔術師、剣士
  • 剣士、剣士、魔術師
  • 魔術師、槍兵、槍兵
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