狩人達と魔術師達の運命、それからあらゆる奇跡の出会い 作:Luly
はいはい…いつもありがとね
運命の選択 ラーマの特殊コードの解除
(0) ゲイ・ボルクに関係のあるコードのみ
(3) 生前の呪い含めた全てのコード
それじゃあ、遅くなったけれど…選択の結果を始めよう。ギルとリカも投票終わったし。
運命の選択 ラーマの特殊コードの解除
(0) ゲイ・ボルクに関係のあるコードのみ
(6) 生前の呪い含めた全てのコード
パチン、と自分の顔をはたく。
「───落ち着け。落ち着け───まずは、重要なのを選別すること。」
特殊コードのうち、どれが優先度が高いか。まずはそれを知るべきだ。
瀕死の少年王 ラーマ
| 炎 | 炎 | 炎 | 運命 | 運命 |
| 呪縛 | 病 | 炎 | 鉄 | 傷 |
| 正義 | 正義 | 光 | ||
| 犬 | 犬 | 石 | ||
| 離別 | 望み | 望み | 望み | 闇 |
「───傷は除外」
傷は除外。何故ならこれは優先度が低いからだ。治したところで即座に傷つくのならば治す必要がない───言い方が悪かった、治しても即座に傷つくのなら、それは根本的な解決には至らない。セイバーさんの術式や、ナイチンゲールの治療のように完全に癒すまでには至らない。根本────“原因”を取り除くのが最優先だ。
「離別───違う。病───高確率。呪縛───高確率。…落ち着け。」
宝具を起動する。…預言書の力を真に使うための預言書の宝具。“
「“傷”は“活力”の通り名に変化させ。“病”は“望み”のコードで囲む。」
問題は、病が現在囲めないこと。…なら
「……よし」
メンタルマップに触れる。ホログラムのように浮かび上がり、私の前に透明な壁のように可視化される。
「───ふー………」
集中しろ───1つでも間違えたら成功しないと思え。…そんな、予感がする。
「……始める」
「うむ。介添…生命維持は我がやろう。解呪、転写共に現在ないのでな。」
ギルの言葉に頷き、巨大化したメンタルマップに触れる───
「……ッ!!」
直後、激痛。お腹じゃなくて、頭。これは───負荷だ。ウルさんが言っていた───“貴女の身体は預言書の力が弱まっていた影響か、未だ世界の理を書き換えるのに適していません”、と。つまり、“世界の理”を書き換えるのに未だ適していない私にかかる膨大な負荷が、私の身体内部では処理しきれずに頭痛として現れている。
「上等……だよっ…!」
幸い、意識は保てる。手先の感覚、身体の感覚も失われていない。だけど、時間をかけすぎればかけすぎるほどこの頭痛は酷くなると思う。そして、意識が保てなくなってこれが終わったあと。…暫くはこの理の書き換えができないっていうのも───なんとなく、わかる。全ての特殊コードを解除するというのなら、時間との勝負だ。1つでも間違えれば、ラーマさんとシータさんは逢うことができなくなる……!!
「“正義”のコードは…今は、いらない!」
私がそう呟きながらメンタルマップの外に正義の2マスコードを弾くとメンタルマップ外に浮遊する。…なるほど、メンタルマップ外がコードストック欄、か…!
「まず、呪縛から……解除、するには…」
呪縛。アヴァロンコードにはなかった特殊コード。普通ならしらみ潰しに組み合わせていくものだろうけど……今は時間がない。攻略本にあった組み合わせで有効そうなのを試していくしか…!まずは───
「創造の、コード……」
創造。コードの組み合わせの1つ。ファナちゃんの“なりたい自分”。使うコードは───炎、森、氷、雷、望み、知恵、運命。なら、足りないのは森、氷、雷、知恵。メンタルマップを閉じてページをめくる。
「───あった」
知恵はドクターに、雷はテスラさんに、森はルーナさんに、氷は蒼空さんに。幸いなことに、全部2マスコードだった。それぞれ取り外して、元々ストックに入っていた正義のコードはドクターのメンタルマップに。もう一度ラーマさんのメンタルマップを開いてコードをいれていく。
「……ダメだ、違う」
コードの名前は“創造”になったものの、違った。違うコードだ───
「……おい、リッカ」
「…何?」
「コードを“清浄”にしてみろ。もしかしたら…」
清浄…?確か、氷、光、銀、正義、魚。光と氷はともかく正義はまた探さないとだし、魚に至っては心当たりが今のところない。金、銀、銅はギルのメンタルマップにあったからいいとして、まずは魚を探さないと。
「魚……魚……あった」
辿り着いたのは“アオアシラ”のページ。ミラちゃん達の世界の獣魔達は“固有コード”と“通常コード”、“固定コード”でメンタルマップが分けられているけど、私が今回必要なのは通常コードの“魚”。通常コードのメンタルマップから魚の4マスコードを抜き取り、代わりに炎の4マスコードを入れる。
「……ん?……なんか、アシナが火属性持ったんだけど!?」
アシナ…確か、ミラちゃんが使役するアオアシラの1匹。あぁ…効くんだ、やっぱり…あとで謝ろう。
「銀はギルから……いい?」
「勝手に持って行け。書き換えられたところで我には分からん。」
ギルのメンタルマップから銀の1マスコードを借りてラーマさんのページに戻る。
「これで……!」
不要なコードは抜き取って別のメンタルマップに、必要なコードのみにして“清浄”と作り出す───
「……っ!やった!」
“呪縛”のコードが消滅した。これで傷は解除できるはず。
「リッカ!次は“治癒”のコードを試してみて!」
ミエリちゃんの言葉に頷き、“治癒”に必要なコードを思い出す───森、光、知恵、猫。猫ってことは───
「アイルー達にあるかな…づっ!」
頭痛が酷くなってきた。まずい、想像以上に負荷がかかる…!
「アイルー……アイルー……あった!」
“風切る猫 スピリス”。“怪力の猫 ルル”。ルルさんのページに猫のコードはあった。猫のコードを抜き取って自由のコードを入れておく。
「これで、揃った…!」
ラーマさんのメンタルマップに入れる。余計なものは取り外す。すると───“傷”と“病”が同時に消えた。それと同時にラーマさんは急速に傷が修復されていった。
「お、おぉ…!」
「あと、1つ……!」
残るは、“離別”。
「離別……離別?」
……どうやって、解除すればいい?呪縛とはまた違う、原作になかったコード。でも、呪縛の場合はそれに対抗できそうなコードの組み合わせがあった。でも、離別は?
「……マスター?」
手が止まった私にギルが声をかけてくる。
「……離別の、解除…どうすれば……」
「……ふむ。マスター。」
「……?」
「我が一度聞いた言葉を聞かせてやろう。…愛は求める心。そして恋は、夢見る心。恋は現実の前に折れ、現実は愛の前に歪み、愛は、恋の前では無力になる。」
「現実は……愛の前に歪む…」
……なら。もしかしたら───
「……燃える」
ウルさん?
「リッカ。“炎上”のコードを入れてみてください。…愛とは燃え上がるもの、ですから。」
「…う、うん」
炎上───炎、炎、炎、炎、炎、銀、銀。アシナさんのところに入れた炎のコードを取ってきてもいいけど、さっき見かけた気が……
「……っいた!」
ページをめくっていて見つけた。マリーだ。炎のコードが3マスと2マスと2マスの計7マス。“魔法の所長 オルガマリー・アニムスフィア”。“業火の”になっててもおかしくなさそうだけど他の属性が負けてないのか…!
「…っ、借りるねマリー!」
〈好きに持っていきなさい。絶対に救いなさいよ。〉
頷いてから炎のコードを抜き出す。ラーマさんのメンタルマップに戻って入れる───
「……!?」
特殊コードが解除され───ようとして解除されない。また解除されようとして解除されない。
「なんだ、こりゃ…!?」
「解除と呪詛がせめぎあっている…?これは…」
「どうすればいいの…?」
もしも、何かが足りないとしたら……それは一体なんだろう。こんな反応をしている以上、コード自体はあってるはず。
「……あれ」
頭痛のする中ページをめくっていて───ふと、見つけた。
汚れなき姫少女 シータ
| 氷 | 氷 | 森 | 運命 | 運命 |
| 鳥 | 自由 | 森 | 鉄 | 光 |
| 自由 | 自由 | 光 | ||
| 猫 | 猫 | 闇 | ||
| 離別 | 望み | 望み | 望み | 闇 |
「これって……」
ラーマさんの、奥さん?会ってないのに、なんで……
「……ドクター」
〈なんだい?〉
「シータさんがコードスキャンされてる。どうしてだと思う?」
〈……いや……ごめん、分からない…〉
……それもそっか
「……夢」
愛、ではない。求める心でもない。“夢見る”に変える。
「………っぁ…!」
そろそろ限界───それでも、闇のコードを抜く。氷のコードを抜く。森のコードを抜く───
「───」
視界が狭まる───あと、1つ。自由のコードを、抜いた。
「───カ!リッカ!!」
「───せよ、マスター!!」
レンポ君と、ギルの声が───とお、く……
裁「そういえばマスター、この頃の預言書ってメンタルマップ5×5なんだったね。」
ん…アヴァロンコード原作だと初期は3×3なんだけどね。力は弱まってるけどメンタルマップは弱まってるどころか成長してるっていう謎な状態になってるみたいね。
イ・プルーリバス・ウナム修正後に召喚するサーヴァントは?
-
槍兵、魔術師、剣士
-
剣士、剣士、魔術師
-
魔術師、槍兵、槍兵