狩人達と魔術師達の運命、それからあらゆる奇跡の出会い 作:Luly
裁「知ってた。」
アルカトラズ島───
「……なんでここ、ワイバーン多いんだろうね。」
「…さぁ。」
私達は龍気を追ってこの島まで来ていた。…この島の森の中が一番龍気が強いんだけど。
「“アルカトラズには手を出すな”…そう言われたけど、ここまで龍気が強かったらそうもいかないよ。ひとまず、視界に入らないように動いてるけどさ…」
「龍気に関しては全て任されているのが幸いか。英雄王もこちらの方が上回ると言っていたことだしな。」
リューネの言葉に頷く。
「まぁ、英雄王にも何か考えがあるんだろうからとりあえず龍気の発生点だけなんとかしよっか。」
「そうだな。……ところで」
「……うん。」
私は視線を感じていた方向に目を向ける。
「…何か用?溟龍“ネロミェール”。」
その名を呼んだ途端、木々の奥から姿を現す巨大な影───溟龍“ネロミェール”。
「ヒュルルギュィ…」
「ネロミェール…話には聞いている。水を操る古龍だそうだね。…龍気の原因はこのモンスターかい?」
「ううん、違う。ネロミェールよりももっと強い龍気がある。…案内、してくれる?」
私がそう聞くと、ネロミェールは私達の前を通り、森の奥へと歩き始めた。少し行った後、私達の方を振り向く。
「ヒュルルギュィィ」
「…ついて来い、ってことかな?」
「だろうな。…やれやれ、レド殿だったら言葉も分かったんだろうが…僕らには分からないからな。」
「ミラもつれてくればよかったかな。私達じゃ碌に治療もできないし。」
「それもそうだな…」
言ってても仕方ないから、とりあえずネロミェールについていく。…その巨体からして恐らく最大金冠…の、一段階下くらい?そのネロミェールは森の中にあった洞窟をするすると進んでいく。
「タマミツネのような体の使い方するな…」
「そうだねぇ…ん?」
ガサリ、という音がした…気がする。
「…リューネ、今の聞こえた?」
「あぁ…何か音がしたな。…進行方向は同じようだが。」
「…敵だったら撃退するよ」
「そうだな…ひとまず警戒は怠らない方がいいだろう。」
警戒を強めながらネロミェールの後ろをついていく。
「……リューネ、大丈夫?」
「問題ない。…ルーパスと一緒なおかげで安定しているからね。」
そう言われるのは素直に嬉しい。
「……ルーパス」
「ん?」
「……いや、何でもない」
……?なんだったんだろう。
「…ヒュルルギュィィ」
声に気がついて目を向けると、ネロミェールの傍に倒れているモンスターがいた。…え?このモンスターって───
「───“バルファルク”!?」
「いや、“奇しき赫耀のバルファルク”だ!何故ここに…!」
「…キィィ」
…バルファルクの声が少し小さい………え?待って、何これ…!?
「何この怪我!?」
異常すぎる…!バルファルクの身体を“負傷”させた、というより“破壊”されたかのような怪我!こんなの、撃龍槍でも付けられる怪我じゃない!!こんな怪我を負わせるサーヴァントなんて───
「「───あっ!!」」
───いや、いる!1人、心当たりがある!こんな怪我を負わせられるサーヴァントの、宝具───
「「───“
“
「でも、これって───どうすれば…!」
「───生命の粉塵で延命できるよ」
その声に驚いて振り向く。
「───古代竜人」
「やぁ、また会ったね。迷い込んだ奇しき赫翼を持つ彗星の竜がこのまま命を終えるのはかわいそうだ。君達が訪れるのを待っていたよ。」
待っていた…
「…これ、あげる。その竜の延命に使うといい。」
そう言って渡されたのは“生命の大粉塵”。…ひとまず、リューネにサインを放つのを指示した後、私はアイテムボックスを開いた。
「ひとまず、英雄王が来るまで応急処置…!」
足りるかどうか、分からないけど。それでも、見捨てたくはないから。
ふぁぁ…眠い
弓「コーヒーでも淹れるか?」
ん…モカでお願い
弓「承知した。…マスターはモカが好みか?」
ん~…どうだったかな……私、あまり気にしたことってないから…
イ・プルーリバス・ウナム修正後に召喚するサーヴァントは?
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槍兵、魔術師、剣士
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剣士、剣士、魔術師
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魔術師、槍兵、槍兵