狩人達と魔術師達の運命、それからあらゆる奇跡の出会い   作:Luly

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……

裁「マスターが真っ白に…何かあった?ギル。」

弓「さてな。」


第273話 竜の歌姫

夜。いつの間にか時間は過ぎて、1日が終わろうとしている時間。

 

「ありがとうね、マスター。」

 

「ううん、いいんだけど…結構急だなぁ、って」

 

「…せっかくなら、みんなに聞いてもらいたいもの。」

 

私の前にいるのはエリザベートさん。…カルデアの。

 

「…だからって、私も一緒に歌う必要はない気がするけど…うん、エリザベートさんがそうしたいなら協力するよ?」

 

「…突然でごめんなさい。喉、大丈夫?」

 

私は頷いて、月さんに念話を送る。そうすると、周囲の風景が少し変わる。

 

『お二人に伝えておきますね。準備が出来ましたら近くにある三色のパネルに乗ってください。この固有結界の準備エリアですから、そこ。』

 

月さんの声が響く。

 

「…準備エリアなんてあったんだ、この固有結界。」

 

「アタシも知らないわね。…準備はいい、マスター?」

 

頷いて三食のパネルに乗る。表示されたウインドウに書かれた“ライブスタート”に触れると、私の意識が引っ張り上げられる感覚がする───

 

「「…!」」

 

そこは、一面花畑。“歌姫の聖域”───そう呼ばれる固有結界の姿。その花畑に、私達は姿を現した。

 

「…来たか。」

 

「…集まってくれて、ありがとう。わざわざ時間の無い中、ごめんなさいね。」

 

その花畑には私達の陣地にいる全員がいた。…特異点のエリザベートさんの姿も。

 

「時間を作ってもらったのだもの、全力で歌わせてもらうわ。」

 

「…私いる必要…って、あれ?」

 

そこまで言って気がついた。…私、服装変わってる…!?

 

「…あ、なんか変な術式作動しましたかね?固有結界出れば元の姿に戻ると思いますけど。」

 

「…そ、そうですか…」

 

とりあえず何故かマイクもあるし、歌えると言えば歌える。…何を歌うのか聞いてないけど。

 

「…それでは、聞いてちょうだい。…“ODDS&ENDS”」

 

そうエリザベートさんが告げると、その曲が流れ始める。“ODDS&ENDS”…2012年の曲だっけ。

 

 

※ 歌詞利用許可されてなかったので全カットします。申し訳ありません……(作者)

 

 

「……どう、だった?」

 

「……」

 

歌を終えてエリザベートさんがギルに聞く。

 

「ルーパス。リューネ。金ぴか───アタシの歌は、どうだった?」

 

少なくとも、私には真剣に歌っていることが伝わった。…エリザベートさんが込めた思いも。そういう、固有結界なのかもしれないけど。

 

「…あぁ、良かったよ」

 

「…!」

 

「認めよう、君の歌は良かったと。僕達が君の歌に求め、願った形はこれだと。」

 

リューネちゃんの言葉にルーパスちゃんが頷いた。

 

「エリザベート・バートリー。ありがとう、私達が密かに貴女に課したクエストを達成してくれて。」

 

ルーパスちゃんが近づき、アイテムボックスから何かを出す。

 

「これは私達から貴女に。…こんなのしか、作れないけど。」

 

「あ……」

 

頭に乗せた、小さめの花冠。あの花…確か、ルーパスちゃん達の世界にある“星見の花”と“ドスビスカス”?

 

「これからもどうか頑張って。ネロと一緒に、ね?」

 

「……ええ!」

 

それからは、固有結界の中で自由に歌って───夜は騒がしく過ぎていった。




…………

裁「……灰になりかけてない?」

弓「ふむ……月は現在出張中だ。我らには何も出きんな。」

裁「…だね」

イ・プルーリバス・ウナム修正後に召喚するサーヴァントは?

  • 槍兵、魔術師、剣士
  • 剣士、剣士、魔術師
  • 魔術師、槍兵、槍兵
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