狩人達と魔術師達の運命、それからあらゆる奇跡の出会い 作:Luly
月「…接続が弱くなってますね。20%…」
裁「…大丈夫でしょうか、マスターは…」
月「…私からは何も言えませんね」
「さぁ、始めるわよ!」
「好きにしろ。」
「もう、素っ気ないんだから…まぁ、いいわ。」
メイヴが聖杯を掲げる。
「顕れなさい、戦士達。その力、合わせ1つの巨なる力となりなさい。出でよ、“
その詠唱は確かに効果を発揮し───アメリカ中央からホワイトハウスにかけて、魔神達が顕現した。
「さぁ、どこからでもかかってきなさい!逃げも隠れもしないわ、私はここにいる───!!」
「…驚いたな。テメェのことだ、敵陣ど真ん中に落とすとかやると思ったんだが。」
「あー……実は1本だけ落としたのよ。ほとんど力のないものを、開戦の狼煙のようにね。それでも耐久性は上げていたはずなのよ?…顕現した瞬間狩られたみたい。」
「そうか」
「…でも、いいのよ。これで第一の関門は突破したに等しい。向こうも恐らく気づいているでしょう───この魔神達を狩り尽くさなければ私に挑むことなどできないと。」
そう言ってメイヴは西を見つめる。
「突破してらっしゃい、クーちゃんを落とした女。それすらできなければ私と戦う権利などないわ。…あ」
「あん?」
「……名前聞いておけばよかった。その女の名前…」
「……んなもん戦い終わってからでも聞きやがれ。」
そのクー・フーリンの言葉にメイヴは首を横に振る。
「ダメよ、決闘なのだもの。決闘には名乗りが必要でしょう?そうでなくとも、恋敵の顔と名前は覚えておかないと…ね?」
「…好きにしろ。それより───あっちも動くぞ」
クー・フーリンの言葉にメイヴが頷いた。
「食べちゃダメよ、ボレアス。そんなもの、身体に悪いわ。焼くだけになさい、炭にするか灰にするかはあなたに任せるわ。アルバ、あまり環境に干渉させすぎないように注意すること。下手すればこの特異点が崩壊するもの。属性エネルギーが抑えきれなくなったら合図を出しなさい、私が他の人々を護るわ。」
ミラ・ルーティア・シュレイドが───否、ミラ・ルーティア・シュレイドの身体を使うミラルーツが黒龍と煌黒龍に指示を出す。その姿を見ながら英雄王が口を開いた。
「我らの真上に落としてくる程度はしてくると思っていたのだがな。黒龍めが焼き尽くした一本だけとは、なんとも拍子抜けよ。」
「マスター達が今まで戦っていた魔神達よりも遥かに弱く、ただ耐久が高かっただけのようよ?舐められているのか、それとも…」
「宣戦布告か、か…」
小さくため息をつき、通信を見る。
「マリー、六花、ダ・ヴィンチ、エジソン、テスラ、香月、ミク。各々、準備は万全か?」
〈はい、問題ありません。〉
〈こっちも問題ない。ダ・ヴィンチ、あんたは…〉
〈問題ないよ!いやぁ、音を使うなんて策が出るなんてね!ペコペコラッパ要請しててよかったよかった!〉
〈私とテスラの方は問題ない、それよりも気になるのは歌だ、長時間歌を響かせ続けるなどできるのか!?〉
〈問題ないよ。私という英霊が、どんな力を持っているか。…というか、
〈“歌”でこそ、その真の力を発揮する!当然でしょ?〉
その黒い少女の言葉にミクが頷く。
〈代わる代わる、歌い続けていれば…長期的な運用、できるよ。〉
「…そうか。ところで───」
英雄王が黒い少女に視線を向ける。
「…貴様が、香月の言っていた“ユナ”だな?」
〈そうよ?“MHCP001-AR”、コードネーム“YUNA”…って、これはただの後付けだけどね。ユイやストレアと似てるのは気にしないでくれる?説明ちょっと面倒だから。〉
「…“ソードアート・オンライン”か」
〈そ。今の姿だからこんな話し方だけど、別の姿だとちょっと変わるかな…香月、終わった?〉
〈ええと……はい、大丈夫です。…後を、よろしくお願いします。〉
〈はーい!じゃあ、行こっかミク!〉
〈はーい!〉
それを最後に通信が切れた。
〈……じゃ、俺達も準備だな。この辺りで失礼するぜ。〉
「気張れよ、貴様らが要になる。」
〈はい。…貴方も無理をなさらず、ギル。〉
そうして全員の通信が切れる。
「…やれやれ、どうなることか。」
少しして、アメリカ中央上空───
「この辺りかな。」
「うん、それじゃあ…最初は、どうする?」
「開戦…ううん」
ユナとミクが空中に浮かび、最初の曲を決めようとしていた。
「……よし、最初はあれにしよう!」
そう言うと同時にユナの周囲を浮いていた存在がユナの前に来る。
「お願い、“アイン”!」
アインと呼ばれたその存在は確かに頷いた。
今回はここまで…
裁「やっぱり最近遅くない?」
う…
イ・プルーリバス・ウナム修正後に召喚するサーヴァントは?
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槍兵、魔術師、剣士
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剣士、剣士、魔術師
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魔術師、槍兵、槍兵